【戦うゴー宣ファン】親という現場

10月27日付で配信した

◆小学6年生のゴー宣ファン、その後

 

そのコメント欄にて以下のような意見がありました。

 

 

だから子供にそんな戦いさせたら児童虐待だろ。
親か誰か止めてやれよ。

 

 

この投稿に対して、管理人カレーせんべいは反論を投稿しました。が、

本日、この小学6年生の女の子のお母さんから、以下の投稿がありましたので、ご紹介いたします。

 

 

・・・

 

 

ウサコエ (日曜日, 31 10月 2021 16:05)

 

いつもお世話になっております。

 

子育て14年目くらいになりますが、

親としての私の対応が正しかったかどうかは、おそらく子供自身が大人になった時に、子供自身が判決を下すのではないかと思っています。

 

時には矛盾していることも言ったり、お互いの体調や機嫌に振り回されて、勝手に私の機嫌が悪くなることもしょっちゅうですので、もしかしたら、子供達が大人になった時、私への判決は厳しいものになるかもしれません。

 

うちの子たちはいろいろ社会のことがわかってくる年代になってきたので、そういう話も少しずつしつつあります。

ただ、いろんなことに対して自分の考えを持つには、とにかく「本を読めよ」と伝えています。

 

「いろんな種類の本を読め、右も左もあっちもこっちも。世の中にはいろんな人がおっていろんな考え方がある。お母ちゃんが間違ってることだってあるだろうよ。自分で考えて判断できる大人になってほしい」と言うことはよく伝えていることです。

 

もちろん本だけではなく、嫌が応にも現実の社会との付き合いは自分たちの肌で実感することになるのでしょう。

 

幸いにも二人とも本を読むことが好きな子達です。

ジャンルも増えてきましたので、これからもいろんな本を読んで欲しいと願うばかりです。

そのあとは子供たちが自分たちで決めることかなと思います。

 

さて、

学校での対応について、私が留意したことは、

「子供は、自分の親が先生や友達の親と揉めることを決して望んでいない」

ということです。

 

うまく付き合わなければ、それこそ過酷な精神的苦痛を子供に与えることになると私は考えます。

 

子供を守るために、ある程度の意見は伝えるが、基本的には学校と親御さんと揉めるつもりはさらさらない、というところです。

 

だから、会話も考えて、詰め寄ることはしない、意見を聞くし、意見を言う、楽しく話を進めることもお互いが理解をするための手段として重要なことだと考えます。

 

日本人の”和の精神”を大事にする考え方かもしれません。

 

10月30日の大阪LIVEの井上先生の言葉を借りますが、科学的に「気配り遺伝子」が活発に作用しているのかもしれません。

 

それには結果としていいこともあれば悪いこともある、とも思います。

 

 

特に小学校について思うことですが、親が見えない学校の中の子供たちは、大人が考える”社会”というシステムとはかけ離れたカオスの世界があるように思います。

 

親が見ないほうがいい”子供達と先生たちだけの世界”がそこにはあり、小学校という親から離れた時間の中で、子供たちは実にいろいろなことを考え、学んでいる・経験していると思っています。

 

私としては、関与・監視してはいけない領域と捉えています。

 

よほどのことがない限り、子供たちには、いろいろあるだろうが、その中でいろいろ考えて欲しいと思います。

 

 

で、うちの娘ですが、マスクの件について「戦っている」と表現した私に対して、「ちょっと、私ね、ちっとも戦ってないけど。」とシラっと言います。「あ、そうなんか。」と母は言います。

 

クラスには仲の良い男の子がいて、その子とはワクチンの話なんぞもよくするようですが、その子も最近マスクを外すようになったとも言っております。

いじめられているという実感なく、学校には楽しく通っています。

勉強も休憩時間も楽しいと言っています。

 

マスクのことでいろいろ言われることはあるにせよ(とりあえず今回で言われなくなったようです)、子供がそれを取り巻く状況について”親からの虐待”と捉えるかどうかは子供にもよる、という気がします。

 

いろんな子供がおります。

うちの娘がもっとマジメな子供だったら、マスクを外すような周りと違うことはできなかったかもしれません。

 

子供の一番の味方は親だと勝手に思っている私ですが、今のところ娘に精神的なダメージがあるようには見受けません。

(あ、娘よ、もしあるっていうんだったらこの投稿を読んだ時に突っ込んでくれ。あるいは大人になってからお母ちゃんに相応の制裁を加えるがいい。)

 

こうしてカレーせんべい様に取り上げていただいたことで、賛同してくださる方がいたり、

自分のところはこうだよと言う情報が流れたりすれば、今の子供たちを取り巻くマスクの現状が見えてくる気がします。

 

私に対しての反論ももちろんあると思います。

 

なんたってネット投稿ですから、覚悟を持ってポチッとしてます。(ペンネームなので覚悟もクソもないかもですが・・それなりにドキドキします)

 

 

マスクを子供たちがつけ続けることや子供がワクチン接種をすることについては、とにかく普通ではないと思い、黙っているわけにはいかなかった。

 

そして、それは子供も感じていることですので、こうしてこのサイトやTWなどで何度か投稿して声をあげることにしたわけであります。

(TWは行数が限られるんですね、今回初めて知りました。ここは文字制限がなくて助かります。)

 

いろいろなご意見が貴重です。

これからもよろしくお願いいたします。

長々と失礼いたしました。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

きっと私はこの投稿を、この先、何度も読み返すことになると思います。

学ぶべきことが多い内容だと思いました。

 

日常の中に思想があり、現場の中に実践がある。

 

私が心から尊敬する人は、魅力的な大言を語る人ではなく、

葛藤しながらも前進する『日常との格闘者』なんだと改めて実感しました。

 

 

 

【関連記事】(コメント欄にもご注目ください)

 

小学6年生の女の子、たった独りの戦い

 

小学校で「マスクをしていない人に注意をする係」が作られようとした

 

小学6年生のゴー宣ファン、その後

 

子どもたちを取り巻く今のコロナ環境について


 

 

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コメント: 5
  • #5

    ペチカ (水曜日, 03 11月 2021 01:14)

    単純に自分が小学生の頃にこの女の子と同じような境遇だった場合に本意貫き同調圧力に抗えるか、、、抵抗は見せるかもしれないけれど、仲が良い友達とか周りが受け入れてくれないと、きついだろうなぁ、と思いますから、この女の子はある種の芯の強さに加えて周囲からもある種認められている?存在なのかもしれないなと想像します。

    カレーせんべいさんはこの女の子、母親であるウサコエさんにはある種熱い想いがあるというのは伝わってきますし自分も孤軍奮闘?していると想像してしまうこの女の子は偉いなぁと思う一方、確かに大人としての立場から今の社会に対して思考停止の大人達等に対してどうしようもない絶望感に包まれているので、、住まわれている地域で良いインフルエンサーになってくれるといいなぁという一方的な思いもあるのも事実です。

    しかし、考えてみればアイヒマン氏が訴える趣旨?も分からなくは無いです、いくつかのコメント拝見しただけなのでまだ分からない部分もありますが氏はある種独特な考えに基づいてコメントされている方だなと思います、自分の想像ですが、氏は大人が作り出したデタラメから子供を守れ、という事を言っておられるのかなと思うのですが、最初の言葉は短く本意が伝えきれていない、文書の解釈は受け手によって変わりますから、その辺りは丁寧さは必要なのでしょう。

    最初の短いコメントにカレーせんべいさんが少々感情的?に反応されるのは非常に良く解ります、自分も以前その様に反応したので、、、苦笑

    その後、アイヒマン氏からは氏独自の視点からの少し丁寧な説明があったと思います、ある種独特の考えだとは思いますが、そこをスルーされるのはどうかなとも思いました。

    ちなにみ、この女の子及びお母さんを自分も心から応援しておりますし大変参考になるご意見、勉強になります、自分もささやかながら公共の場、スーパー、電車、等々、個人宅等一部プライベートな所以外ではもう一年近く一切マスクはつけていませんし(さすがに飛行機内ではつけましたが、、、苦笑)、自分のためと言うよりも本当に幼児や小さい子供のマスク姿を見るのがとても嫌で、、思考停止大人はもう殆ど諦めてますが、、(笑)

    時々珍しそうにチラ見する人は居ますが、誰も何も言ってきません、恐らく本心では付けたくないというのが見て取れるマスクずらしもいますし、、苦笑

    全くの他人ではなくコロナ脳の知人としゃべる時もノーマスクで喋りますし気を遣うのもやめました、多少意見をする時もありますが、何を言っても大体すれ違いになるので相手も特に指摘してきませんし、自分もあまり突っ込みません、、、少し変な空気になる時もありますが、、、苦笑

    車を運転していて対向車の車内マスク率で何となく世間のコロナ脳の率が分かります、、以前はもう本当に車内でもマスクつけている人が多かったけれど、今は地域によりますが2~4割はマスクを車内ではつけていないかなという印象です。

    ただ心の底ではお前ら大人がヘタレだから幼児にまでマスク強要が進んでいるんだという怒りの気持ちがどこかにあるので、公共の場で、だれか上から目線で注意してくれないかなぁ、そうしたら待ってましたとばかりにその辺りをじっくり穏やかに?議論する気満々なんですけれど、、、誰もしてきません、、、苦笑

    多分少々おかしい、やばいやつだろうと思われているのかもしれません、、、、

    先日の選挙でも投票所へもいつものようにマスクせずに行きましたが、やはり入り口の案内係がマスク手袋状態でマスクをお持ちですか?と聞いてくるので、いや持っていないよ、と、それでしたらこのマスク差し上げますのでつけてもらえますか?と、、、箱からマスクを取り出した、、、実はその2週間前にも暮らす地域の市長選挙があって投票に同じようにノーマスクで行ったのですが、その時も同じように入り口の案内係りの人にマスクは持っていますか?と聞かれ、いや、持っていないよと答えた。

    すると、それではと用意してあったマスクがたっぷり入った箱を持ってきて、よろしかったら差し上げますので、と丁寧に来られて、、、そこで議論するのもどうかと思ったので、はい、どうもと素直にもらって一応つけて、投票を済ませた訳だけれど、、その2週間後の選挙でも又同じ投票所に来るという事になって、その時に、又同じ?マスクの箱を持ってきてマスクをそうぞと一つくれた訳だが、見ると自分がもらったマスクは箱の中の最後のマスクで、、、あれ?自分以外にもマスクをもらっている人がいる、、、

    つまりつけないで来ている人間も要るんだぁ、、、そうかぁ、仲間がいたかぁ、と妙に感心しました(笑)

    想像ですが、恐らく受付の人にしてもそこに居る人達は誰かに指示されたり或いは自主的にしても仕方なくしている人達かもなぁと思いますし、そういう人達に対してマスクの害悪云々を指摘しても変な感情を生み出しかねないので、まぁそこは大人の対応?で、君らも大変だよねぇ色々気を使って対応してと受付の人(この時は若い男性だった)に労いの言葉をかけて投票を済ませて帰りました(苦笑)

    最近は時々ノーマスクで散歩している人もちらほら見かけるし、まだまだ少数ですが少しでも増えてくれればいいなと今後も自分はノーマスクで行きたいと思います、、、それで、いつか普通にノーマスクで皆と会話したいですねぇ、、

  • #4

    スピライト (月曜日, 01 11月 2021 19:43)

    この小学6年生の女の子は「小学6年生の女の子」ではありません。「12歳の女性」です。
    社会には50歳をはるかに過ぎた男の子、女の子がたくさんいます。
    親の評価は親が死んだ後、その子が評価します。
    世の中の全ての人間は(誰かの)子供です。
    親になる人間、ならない人間、なれない人間が存在します。
    親になれたことに幸せを感じながら日々過ごしています。

  • #3

    ウサコエ (月曜日, 01 11月 2021 15:53)

    皆様のコメント感謝いたします・・恐縮であります・・。

    子どもたちが独り立ちするまでは「お母ちゃんは何が何でも生き抜いてやる」と誓っており、今日も15分昼寝してから仕事してます。大変元気な落ち込まないおばちゃんであります。

    今後もカレーせんべい様はじめ、皆様には厳しい目で投稿をご確認いただけたらと思います。。
    皆様の情報がタイムリーなことがいっぱいですので、それらもしっかり目を通して見極めていけたらと思っております。
    今後もよろしくお願いいたします。

  • #2

    jaune brillant (月曜日, 01 11月 2021 11:14)

    ウサコエ様、本当に素晴らしいです。私には来年小学校に入学する娘がおり、子供の学校生活と学校そのものにどのように関わるべきかについて、不安がありました。まずはウサコエ様の姿勢を肝に銘じようと思いました。そして、私の対応がよかったかどうか、将来、子供に決めてもらいます。
    私もカレー様と同じく、何度もこの投稿を読み返すことになると思います。座右の文章にさせていただきます。ありがとうございました。

  • #1

    ネモ (日曜日, 31 10月 2021 22:01)

    お母さん、ほんとうによくやってらっしゃいますね。
    お母さんがどこかで抑圧して、苦しんでおられないか、はらはらしながら読んでおります。自分をどこまでも労わってくださいね。

    外野がなんと言おうと、どんなことがあっても、お母さんがお母さんらしく在ることが、人間が安心して自己を表現できることが、もっとも大事なことです。それが、保証されない世の中で、勇気あるメッセージの共有を有難う御座います。「愛は傷つかない」のです。だから、お母さん様も堂々としていてください。
    応援しております。