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週刊SPA!1月26日号 ゴーマニズム宣言 第111章 「医師会と指定感染症」(座談会後編)


 

タッチ&ゴー

このコーナーでは『ゴーマニズム宣言』の最新話を読み終えた読者が、間髪入れずの「タッチ&ゴー」で感想を語り合います☆

《収録参加》

え:えみりん

カ:カレーせんべい

  

《収録》

2021年1月19日

  

週刊SPA!1月26日号

ゴーマニズム宣言 第111章

 

「医師会と指定感染症」

(座談会 後編)

 

 

え:今週のゴー宣で日本医師会の中川が『季節性インフルエンザが激減するほどの感染防止対策をとっているにもかかわらず、新型コロナの感染拡大を防ぐことができない』として新型コロナの方がインフルエンザよりも感染力が強いと強調したと書いてありました。

 

 

カ:またお叱りを受けるかもしれませんが・・・、私はこの中川が言ってる部分に限定すれば、同じ意見です。

 

 

え:うーーん、でも小林先生は『完全なるアホだ!ウイルスが激減したのは「ウイルス干渉」のために決まっているじゃないか』と述べてますよ。

 

 

カ:私は「決まってない」と思っています。

 

 

え:ほ~~。

 

 

カ:私に誤りがあれば教えてください。せっかくアホやし、私の意見なんてどうせ間違ってるのだから(苦笑) 確かに「2020年1月から3月までのインフルエンザ感染者数」であれば、新型コロナによるウイルス干渉が原因であると理解できるんです。

 

 

え:カレーさんは、一体何が疑問なのですか?

 

 

カ:私が引っ掛かるのは「2020年の過去の話」ではなく「2021年のこれからの話」です。

今年2021年1月から3月のインフルエンザの感染が激減すると思います。そしてその理由を「ウイルス干渉」だけでは説明できないと私は思っているんですよ。

 

 

え:なぜですか?

 

 

カ:ウイルス干渉による効果って【新型コロナに感染している2週間程度はインフルエンザに罹らない】という程度だと考えているからです。 そもそもこれが私の認識不足なのでしょうか?

 

 

え:今って、インフルエンザに感染したとしても、きちんと検査してもらえるのでしょうか?

 

 

カ:あーーー、それは確かにそうですね。今年のインフルエンザ感染者の実数は「真実の数値」かどうかは怪しいです。

ただ私は「新型コロナの感染防止対策が、既存のインフルエンザに対して強力な予防策になっている」と常識的に感じるわけです。

 

 

え:カレーさんは「マスクに効果がある」って言いたいわけですか?

 

 

カ:ふふふ。また私が『マスクには効果がある』なんて言ったら、怒られるから絶対に言わない(笑)

いや、誤解されるのが嫌だから言っておくと、今、電車に乗ってマスクしていないのは私だけですよ。

 

 

え:では、手洗いやソーシャルディスタンスが、インフルエンザ対策になっていると言うわけですか?

 

 

カ:その通りです。新型コロナの感染予防対策がインフルエンザの感染を抑制していることを否定するとしたら、それは不自然に感じます。それは別に認めて良い話だと思います。ついでに言うと【新型コロナの方がインフルエンザよりも感染力がある】というのも私は認めています。そもそも「ウィルス干渉」によってインフルエンザが抑えられているならば「新型コロナの方がインフルエンザよりも感染力がある」は前提になると思いますしね。

 

 

え:今週のゴー宣では『そもそも1億人に感染したって1人も死なないなら何の問題もないだろう』と書かれています。

 

 

カ:そうそう、そこが肝心なところですよね! つまり「感染力の強さ」なんて何ら警戒する必要がないということです。要するに、新型コロナとインフルエンザ、一体どっちが強毒性のあるウィルスなのかってことですから。

 

 

え:新型コロナは子供を殺さないですからね。

 

 

カ:もし「新型コロナに感染していればインフルエンザにならない」と言うのであれば、新型コロナに感染していた方が断然お得ですね(笑)

 

◆◆◆

 

カ:最後のページの『著しく自由を制限された子供たちを救う仁術は要らないと言うのか!?』と言葉は重たいと思いますが・・・、そもそも「仁」という概念自体、今の日本人から廃れてしまったのだと思います。

 

 

え:結局みんな、自分の利益しか考えてないですね。

 

 

カ:『経済』の語源は「経世済民」ですから「世の中を治めて人々を救うこと。」が本来であり、それは「仁」という概念がベースにあると思うんです。

 

 

え:日本医師会は自分たちの影響力と存在感を高めるために、仁も経済も破壊しているわけですね。

 

 

カ:仁が無い奴らはきしょいねん!  私はそういう人種には一切近づきたくない。空気感染でうつる気がする。差別したいからソーシャルディスタンスをとりたい。顔も見たくないからマスク着用してて欲しい。

 

 

え:カレーさんも、言ってることムチャクチャですね(笑)

 

◆◆◆

 

え:今週のゴー宣で、よしりんがしてるマスク面白かったですね。

 

 

カ:面白かったです!これは本当にあるマスクなんですか?

 

 

え:顔のたるみを矯正する小顔マスクなんですって。

 

 

カ:見た目は、布マスクなんかより、はるかに効果がありそうです(笑)

 

 

え:もしこれ付けてたら、お店でも怒られへんのかな?

 

 

カ:それは十分あり得ますね。《マスクは一体、どこまでがマスクなのか!?マスクの限界を探る!!》というバラエティー企画をホームページでやってようかな?(笑)

 




【コメント欄】

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ゴー宣についての感想をお寄せください。

コメント: 5
  • #5

    チャチャ (金曜日, 29 1月 2021 10:14)

    >>4カレーせんべいさん
    返信嬉しいです★
    私も肌感覚で同意見です!
    子どもがいるので除菌抗菌にはまる時期があったのですが、待てよと…。
    菌やウイルスにさらされない環境って…動物との触れあいや土遊びのよさって…。
    今のコロナ騒動も『うつさない、うつされない』ではなく個人の免疫力の問題で、弱ったら病気になるだけではないのか?と最近は思います。
    マスク着けて!と子どもには言わず、むしろ外すよう言ってて世間に抗ってます…。でも咳エチケットは口うるさく言ってます。
    我が家はインフルエンザと同等の対策で十分との認識です。

  • #4

    カレーせんべい (木曜日, 28 1月 2021 18:47)

    >>3 チャチャさん
    「マスクの効果」としては、湿度を保ったり、手で顔を触れるのを防ぐ効果があるというのも、コロナ禍以前から耳にしますよね。

    私はインフルエンザが激減した理由は、
    マスクよりも「ソーシャルディスタンス」と「咳エチケット」が大きいと素人感覚で思っています。

    しかしながらチャチャさんのおっしゃる通り
    《体が一切ウイルスや菌にさらされない、となると免疫機能を鍛えるチャンスを失うわけで結果として弱体化するのでは》というのは全く同感です!!

    たとえば幼稚園に入りたての子供は、
    風邪をもらいに幼稚園に通うようなものですし、
    一年中風邪をひきながら免疫機能がきたえられていくのだと思います。

    もちろん私は医学的なことを体系立てて言えませんが、
    肌感覚としてそう思っています。

  • #3

    チャチャ (木曜日, 28 1月 2021 18:32)

    インフルエンザの流行らない理由…ウイルス干渉も考えられますがやはりマスク着用もあるのでは…?と。
    素人考えですが、マスクすることで湿度が保たれインフルエンザウイルスが活性化されないのかなあと…。
    しかし、体が一切ウイルスや菌にさらされない、となると免疫機能を鍛えるチャンスを失うわけで結果として弱体化するのではと危惧しています…。
    特に子どもにはあまり良くない環境だと感じます。

  • #2

    metalすらいむサラダ味 (月曜日, 25 1月 2021 23:45)

    カレーせんべい様、周囲を殺気立たせない様にマスクはするべきです!
    しかしながら鼻毛と言うフィルターよりマスクの方が防御力はありますよ
    と言うか敵は、ウイルスでは無く我々自身の健康管理なのでは?
    特に口鼻の乾燥、アルコール摂取後の体調不良が原因の風邪引きありません?
    この時期は鼻にメンソレータム 口にメンソールなガムを歯で2つに割り口に含みマスクして就寝してます。喉乾きで目が覚めることが激減しました。
    カレーせんべい様の生活習慣知らずに記してますが、ウイルスや菌による風邪等引かぬよう❗

  • #1

    和ナビィ (日曜日, 24 1月 2021 22:45)

    数年前重い病気になった時、優れたお医者さんに診て頂き手術してすっかり回復しました。丁寧な診察、周到な手術準備、---患者の事を第一に考え治療するのを使命としておられることが自然体のように伝わってくる40代の先生でした。

     後遺症も残らず、後日の診察で「先生のおかげで治りました。前よりずっと軽く階段も上がれます。」と心からお礼を言った時「よかった、よかったねー」---先生の嬉しそうな満面の笑顔を忘れません。
     まさに今回のゴー宣にあった【人を救うを以て志とすべし】(貝原益軒「養生訓」)の医師。信頼と感謝でいっぱいです。

     それを思うと、テレビ露出で≪医療切迫≫を印籠にして国民を脅し続け我慢を強いる医師会長らは断じて医者ではない!。かのコメンテーターや“専門家”と同質の気持ちの悪い「自己確認欲」を噴出しているのだと思います。

    >か: 「患者を診るのが医者の仕事」だと思います。 え:それをしないわけだから「医者じゃない」

    全くその通りです。本質が全く医者ではない人物が代表の顔をして、あろうことか人々を居丈高に人を脅している・・。

     その醜さ・みっともなさが余すところなく描かれている医師会長の似顔絵です。また、使えるベッドの割合も、無症状&軽症者までもズズズ、ズズズ、としょっぴいていくコマも一目で現状が伝わります。絵の力は凄いです。

     お待ちかね、今回のマ・ス・クは、何と美容・顔矯正用?!のが登場。雑誌などでこういうバンドの通販見たことあるけど、“面の皮”を引き上げたからってたるみがとれたり小顔になったりするもんでしょうか? (^へ^);。

     「人の面」なんてとてもバンドくらいでどうこうできるもんじゃないでしょ。デカいツラァした奴、ひったるんだ奴、シワシワ、ふくれっ面、・・・生身の面は隠そうとしてもありのままに「ぶぁくはつ」するのみ、何物にも堰き止められないんであります☆。

     おぼっちゃまくん好きの子にこの美容マスクよしりんの絵を見せたら「わー、【ちん仮面】みたいだー」ですって;;。ちょうど【影茶魔の逆襲】(文庫版第6巻、アニメ#138~#140)を観たばかりでした。