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週刊SPA!1月12日・19日合併号 ゴーマニズム宣言 第110章 「コロナ君とわし」(座談会後半)

 

タッチ&ゴー

このコーナーでは『ゴーマニズム宣言』の最新話を読み終えた読者が、間髪入れずの「タッチ&ゴー」で感想を語り合います☆

《収録参加》

え:えみりん

カ:カレーせんべい

  

《収録》

2021年1月5日

  

週刊SPA!1月12日・19日合併号

ゴーマニズム宣言 第110章

 

「コロナ君とわし」

(座談会 後編)

 

 

え:今週のゴー宣の最後のページで『基礎疾患のある老人を死に導いてくれる』というのを読んだ時に、この『死に導いてくれる』という言葉は、ごく前向きでポジティブに感じました。

 

 

カ:なるほど!たしかにそうですね。前向きでポジティブな言葉ですね。

 

 

え:ただ、この言葉を理解できない人が多いような気もしています。

 

 

カ:『死に導いてくれる』という言葉は、小林先生の死生観から発せられた言葉だと感じました。確かに、死を身近に感じたことがない人間には理解することができないとも思いますね。

 

 

え:『小林よしのりは「老人は早く死んだらいい」と言っている』と、悪意で受け取る人もいるんやろうなぁ。

 

 

カ:よしりんも70歳の老人やっちゅうねん!!

 

 

え:いやいや、まだ70歳にはなってないです!(笑)

 

 

カ:そもそも誰だって死ななきゃ老人にはなります。 だから死は自分のことです。

 

 

え:コロナ君が『人は必ず100%死ぬんだからね』と言ってましたが、それを忘れたらダメですよね。

 

 

カ:もちろん「自分の死をどこで覚悟するか」は本当に大変なことで、宗教か哲学が要ると思います。だからこそ『死に導いてくれる』という言葉は深いわけです。「言葉の力」というか「力のある言葉」だと感じました。

 

◆◆◆

 

え:コロナ君が『コロナ以外の死に方なら許すけど、コロナで死ぬことだけは許さないってどういうこと?』って言ってましたけど、コロナで死ななければ、経済苦で自殺する人が増えてもいいと言うことになるのかな?

 

 

カ:そうですね、結果的にそう言ってますよね!今の日本は生命至上主義的な風潮がありながら、一方では、コロナ以外の死には寄り添わない。明らかにおかしいです。

 

 

え:コロナ死だけを特別視しているのはなぜでしょう?

 

 

カ:それはおそらく「コロナで死亡者3000人」と聞いて、「災害で死者3000人」と同じように受け取ってしまっているんだと私は思います。

 

 

え:どういうことですか?

 

 

カ:災害は『非日常の死』ですし、子供も大人も老人も無差別に唐突に死にます。確かにそれは大変なことですよ。しかしコロナ死というのは『日常に存在する死』に過ぎないわけです。

 

 

え:そうですね。風邪のウィルスなんて仕方がないことですもんね。

 

 

カ:今週のゴー宣に『風呂で溺死する人は毎年5000人。ヒートショックで死ぬ人は17000人』と書かれていましたが、これらは日常に存在する死であり、ごく「自然」なことなんです。

 

 

え:お風呂で2万人以上も亡くなっていたんですね。

 

 

カ:実は、私の親戚も、80代でしたが、お風呂場で倒れて亡くなりました。

 

 

え:そうでしたか。

 

 

カ:それは突然だったからビックリしたけど、誰も「事故死」とは思わなかったです。それは「天命」であり、それらも含めて「寿命」だと思ったわけです。

 

 

え:それが普通の感覚だと思います。

 

 

カ:「おぼあちゃん、最後はツラかったのかなぁ?」とか「でもお正月にみんなで会えてよかったね」とか言いながら送ったわけです。

 

 

え:高齢の人がウイルスに感染したら、免疫力も低いだろうし、基礎疾患があればなおさら、死にいたることは自然なことですよね。

 

 

カ:僕たちだっていずれは老人になるわけで、その番が確実に来るわけだから。仕方がないものは仕方がないですよ。

 

 

え:やっぱり、コロナ死だけを特別視するのは、全然優しさじゃないと思いました。

 

◆◆◆

 

カ:しかも、今週のゴー宣にも『コロナ禍の去年1年の超過死亡は減っている』『高齢化が進む日本でもっと死ぬはずだった老人が去年は死ななかったんだがな』と書いてありました。

 

 

え:これは、コロナのおかげでインフルエンザが流行らなかったからでしょうか?

 

 

カ:それもあるでしょうね。しかし、コロナのせいで病院に行けなかったり、手術ができなかった人も多いはずなのに、それを差し引いても死者の数が減っていたとは驚きです。

 

 

え:生命至上主義者なら喜ぶべきことですよね。

 

 

カ:そうなんですよ!真の生命至上主義者ならば「コロナのおかげであまり人が死ななかった、バンザーイ」にならないとオカシイですね。

 

◆◆◆

 

カ:私が印象に残ったのは『専門家って危機を煽って存在感を高める人だよ。安心なんて絶対言わない』というセリフです。

 

 

え:危機を煽っているマスコミも同じですね。

 

 

カ:自分の存在感を高めるために、有りもしない危機を煽って、既成事実に仕立ててしまう人は、本当に、至る所にいます。

 

 

え:また政府が緊急事態宣言を出すと言ってますが、意味が分からないです。

 

 

カ:緊急事態宣言は『バカのドミノ倒し』によって出されたのだと考えます。最初にドミノを倒したのが専門家です。

 

 

え:なるほど。

 

 

カ:それをバカなマスコミが煽って、バカな国民が煽られて、バカな政府が突き上げられて権力を発動する。

 

 

え:その「バカの正体」って一体何なんでしょう?

 

 

カ:要するに『公が無い』ということです。専門家もマスコミも知事も「自分の存在感を高めたい」という”私的な動機”で煽り、国民も「自分の命が大切」という”私的な動機”で煽られ、政府も「権力体制を維持し続けたい」という”私的な動機”で緊急事態宣言を出すわけです。

 

 

え:もう不安な気持ちしか無いです・・・。

 

 ◆◆◆

 

カ:最後は、なんか明るい感想を語り合いましょうか?

 

 

え:そうですね。コロナ君が玉川徹を『あいつ、進化できないタイプだね』と言ってたのが面白かったです。

 

 

カ:コロナ君、案外毒舌やな~(笑)

 

 

え:これはメッチャ笑った。

 

 

カ:コロナ君が、よしりんになついているのも面白いよね。

 

 

え:『コロ~ナ!コロコロコロコロ~ナ!』は泣き声になってるし(笑)

 

 

カ:『よしりんだけがボクのことを分かってくれるだね!』ってなついてるね(笑)

 

 

え:コロナ君というタイトルで絵本が出たらいいですね(笑)

 

 

カ:それいいなぁ。子供達にも読んでもらいたいです。

 



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