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週刊SPA!7月14日号 第91章「東京の抗体保有率0.1%」

東京の抗体保有率0.1%


 

タッチ&ゴー

《収録参加》

え:えみりん

た:たっちゃん

カ:カレーせんべい 

  

《収録》

2020年7月7日

 

週刊SPA!7月14日号

ゴーマニズム宣言 第91

 

「東京の抗体保有率0.1%」  

 

え:今週のゴー宣を読んで、『免疫』には『自然免疫』『獲得免疫』『交差免疫』とそれぞれ種類があると初めて知りました。

 

カ:私も初めて知りました! 目から鱗が落ちました!

 

た:『自然免疫』は生まれながらに備わっているもので、白血球やリンパ球などの免疫担当細胞が、体内に入ってきた細菌やウイルスなどの異物を認識し攻撃する。

『獲得免疫』は細菌やウイルスが二度目に体内に侵入してくると、すでに記憶されている免疫が反応・結合して抗体を作る。

『交差免疫』は獲得した免疫反応が、別の似た病原体に対しても働く、というものなんですね。

 

え:日本やアジアでは西洋に比べてコロナによる死亡者数が少ない理由として、古代から何度も何度も疫病が流行って免疫が強化されてきたからということを初めて知りました。

 

た:『自然免疫』が強化されている、また、『交差免疫』が新型コロナを食い止めたのではないかと描かれていましたね。

 

え:「免疫も受け継がれているモノ」だと感じました。

 

カ:なるほど。 免疫には「歴史」があるわけで、「お国柄」だってあるということですよね。

 

え:また、別の角度から、ブラジルやアメリカで死者が多い理由は「貧困」が関係しているということがわかりました。

 

た:ブラジルのファベーラと呼ばれるスラム街では、水道もなく、盗電で生活しているんですね。

 

カ:日本と比べるとインフラの格差がすさまじい。

 

え:免疫という体質的な問題だけではなくて、貧困によって栄養価の高いものを食べることができなかったり、医療を受けられなかったりすることで死者が多くなる国があるんですね。

 

カ:そうか。免疫の継承という「歴史的な縦の軸」と、インフラの整備という「社会的な横の軸」が国によって異なる以上、新型コロナによる被害状況も国ごとに異なると言えますね。

 

◆◆◆

 

え:一昨年、熱中症が原因で亡くなった人は『1,500人』だと聞いて驚きました。新型コロナでの死亡者数は5ヶ月間でまだ1,000人弱だけど、熱中症の方が多いんやってビックリしました。

 

カ:正月に餅詰まらせて死ぬ人も1,000人を越えるらしいですよ。

 

え:お餅を詰まらせて亡くなったり、熱中症で亡くなったりする人数はテレビで報道されないですよね?

 

た:少なくとも新型コロナのように、毎日毎日は報道されないですね。

 

カ:私は、餅にせよ、熱中症にせよ、死亡者数は報道した方が良いと考えます。ただし『本日の、餅をノドに詰まらせた人』とかはイチイチ報道しなくていいわけですよ(笑)

 

た:そんなのニュースにしてたらキリがないですよ(笑) だからやっぱり「死亡」や「重症」の人数が重要というです。

 

え:新型コロナではいちいち「感染者数」を報道するから、恐怖心が蔓延するのだと思いました。

 

◆◆◆

 

え:あと気になったのは「本来、ウイルスというものは、宿主を殺しちゃったら自分も共倒れだから、より共存しやすいように変容していくものなんですよね。そうなると第2波はもっと弱毒性になるんじゃないかな?」というところ。

 

カ:どのように気になりましたか?

 

え:感染した人間が死んだらウイルス自身が死ぬから、そうならないように適応していくんだなと。

 

た:ウイルスもかしこいですね。

 

え:ただその適応が「今より危険な性質に変容する可能性」もあり得るわけだから、やっぱりなんでもかんでも受け入れるグローバリズムは危険だなと改めて思いました。

 

カ:コロナ騒動がおさまったとしても、ウイルスと人間の戦いは永遠に続くわけですからね。

 

◆◆◆

 

カ:たっちゃんは今週のゴー宣を読んだ感想はいかがですか?

 

た:今週は「よしりん先生がタクシー運転手さんとコロナについて会話する」というスタイルですが、こういうのって日常でもよくありますよね。

 

カ:はい、あります。たとえば散髪中だったり。私は監査時の合間に、公認会計士さんと雑談することがあります。

 

た:タクシー運転手さんが「インフルは1万人も死んでいるんですか?」って言う場面があるじゃないですか。僕は会社の人たちにインフルエンザと比較してどうのこうのって話をしたら、その内の1人が、「え?インフルエンザって人死ぬんですか?」って言ってました(笑)

 

カ:まぁ若い人の感覚からするとそんなもんかもしれない(笑)

 

た:でも、うちの社長にそうやって話したら、「いや。本当はコロナで亡くなってるけど、情報操作でインフルエンザで亡くなったことにされた人が膨大にいるんだ」と、根拠のないことを言い出すんです。

 

え:それは陰謀論みたいですね。

 

た:それに比べたら、このタクシー運転手さんはちゃんと話を聞いて、ちゃんと考えてて、偉いなぁと思いました。

 

カ:その陰謀論を論破するヒントが今週のゴー宣に描かれていますね。

 

え:え、どこですか?

 

カ:それはタイトルにもなっている【抗体保有率0.1%】のところです。東京で言うと「コロナに感染していた人は累計で14,000人しかいなかった」というのが客観的数値で示した科学的根拠なんです。

 

え:なるほど。

 

カ:その感染者14,000人のうち重症化している人はさらに少ないわけです。重症者から死亡する人の割合もさらに小さい。つまり「死者の数はごまかしていない」ということが、別の角度から立証できるわけです。

 

た:確かにそうですね。

 

カ:私は経理マンとして決算を何度もくぐり抜けていますが、監査人は私たちが提出する資料だけで、数字が正しいかどうかを見ていないです。別の角度から数値を読むことをします。 たとえば同業他社と比べて売上に対する費用や利益の割合に異常が無いかどうかをレビューしたり、あるいは前年度推移から内訳に異常がやごまかしがないかどうか、そういう包括的なチェックもするわけです。

 

え:それも「総合知」かもしれませんね。

 

◆◆◆

 

た:「抗体保有率0.1%」については、報道はされてるけどいまいち意味が浸透していない気がするんですよね。

 

カ:全くその通りです。

 

た:それよりも、今ちょっと多く検査したら、ちょこちょこ出てきてるから「第2波が来た!」って言ってるじゃないですか。

 

カ:感染者数ばかり言ってますけど、重症者数はさらに少ないですし、死亡者にいたっては0人の日が続いてます。 これじゃあコロナで死にたくても死ねないよぉ!(笑)

 

た:あと僕が気づいたのは、「コロナは大して危険じゃないよ」と言ってる人は、世間的にピックアップされないにしても、何人かはいるじゃないですか? だけどその中で「グローバリズムが危険だ」と言ってるのは、よしりん先生ぐらいだと思いました。

 

カ:なるほどーー。確かに。

 

た:多くの人が「グローバリズムは歴史の必然」みたいに受け止めてる感がありますよね。

 

カ:だけど今回のコロナ騒動で変わらざるを得ないと思います。経済面から見ても、グローバリズムはコントロールしきれないリスクを孕んでいることを人類は学んだと思います。

 

◆◆◆

 

カ:私は正直・・・「抗体陽性率は高くあって欲しいな」と思っていたんです。

 

た:僕はもっと高いと思ってました。

 

カ:私は抗体陽性率は高ければ高いほど良いと思ってました。ところが最初に抗体陽性率が報道されたときは「0.6%」という数値が出ましたね。そのとき「あぁ、これはちょっと都合悪いな・・・」と思っちゃいました。

 

え:なぜカレーさんは抗体陽性率が高ければ高いほど良いと考えたんですか?

 

カ:私の頭の中では、【感染者は全国で2万人。もし抗体保有率1%だったら120万人が感染したことになる。すると120万人の内、たった2万人しか陽性者が判明していないわけだから、残りの98%以上は知らぬ間に感染して、知らぬ間に抗体を作ってたことになる。すなわち「コロナは雑魚ウィルス」である!】という理屈が成立すると思ったんですよ。

 

え:なるほど、その理屈の為には、抗体陽性率は高ければ高い方が良かったんですね。

 

カ:そうなんです。だから抗体陽性率が0.6%、さらには0.1%と低くなった報道を見て、どう考えるべきか悩んだんです。 確かに玉川徹や岡田晴恵が言うように【まだ流行る余地がある】という言い方だってできると正直思ったんです。つまり「今は、自粛のおかげで0.1%に抑えられたけど、今、気を緩めると諸外国みたいに10%までいくぞ!」という理屈が成立すると私は焦りました。

 

え:そうだったんですね。

 

カ:でも、もしそれが真実なら、今頃、とっくにリバウンドが来てますよね?

 

た:あー、確かにそうですね! 自粛解除したら指数関数的に感染が広がるはずですよね。

 

カ:ところがそうはなっていない。だからやっぱり「抗体保有率0.1%」に対する正しい分析は、今週のゴー宣にあるように「新コロは自然免疫だけで片付いていた可能性がある」ということだと思うわけです。

 

え:全然流行ってなかったし、今後も大して流行らないということですね。

 

◆◆◆

 

カ:『免疫』という言葉。ふだん当たり前に使ってますけど、改めて考えてみると面白いなぁと思います。

 

た:「免疫とは、『疫』(病気)から『免』(免れる)防御システムのことで『自然免疫』と『獲得免疫』がある」と描いてましたね。

 

カ:これは「人生にも通じるものがある」と思いませんか? 男にとって「女性に対する免疫」は『獲得免疫』だと思います(笑)

 

た:前々回、僕の同僚が参加したとき、みんな後半愚痴ばかりでしたが(※内容的に全カットしました)、あの社長の飲み会の誘いは最初は嫌で嫌で仕方がないんですけど、何度か頑張って行くことによって免疫を獲得するわけなんです。

 

カ:ほら、そうでしょう? ほんでさ、その社長からの理不尽で獲得した免疫は、次は副社長からの理不尽にも通用しますからね。これが『交差免疫』です!(笑)

 

え:冗談なのか、正しいのか、だんだん分からなくなってきた(笑)

 

◆◆◆

 

カ:4ページ目の左端、これなんだろう? 子供の落書きみたいな絵。

 

た:アマビエ? アマエビ?

 

え:妖怪の『アマビエ』ですね。

 

カ:なにそれ? 知らーん。

 

え:病気に効く魔除けで、「その姿を書き写すことで疫病の流行を防ぐご利益がある」とされているんです。

 

カ:この絵は正しいの? すごく雑に描いてない?

 

た:昔からこの絵で残っているので、正しい絵です。

 

カ:そうだったのか。私はてっきり、よしりん企画が『コロナ論』の追い込みであまりに忙しくて、みなぼんが慌てて描いた絵だと思ったよー(笑)

 

◆◆◆

 

カ:このコマに描かれている「奈良の大仏」と「祇園祭」は、疫病を鎮める願いから始まっているわけですよね。ところが私が5月に奈良の東大寺に行ったとき、コロナウィルスのため大仏殿は立入禁止だったんです。

 

た:えーー。

 

カ:そして祇園祭は、コロナウィルスのために中止です。

 

た:疫病が流行らないようにってやるはずなのに。

 

カ:「宗教って一体なんなの?」と言いたくなる。なんて根性ないんや、宗教。お前ら全然信心深くないじゃん。

 

え:うーーーん。

 

カ:言い過ぎ、無礼は承知の上です。だけど私は「宗教心よりエセ科学が勝ってる」のが気に入らないんです。「みんなが健康祈って集まったら三密になるから危険だ」という発想は一体何なんだろう?

 

た:冷静な判断ですね。

 

カ:神も仏もない唯物論、と言ったら流石に言葉が過ぎますか。でも私怒ってます。これは何も奈良や京都だけじゃない、全国で同じようなことが起きているんでしょうね。

 

◆◆◆

 

た:今週のゴー宣は、いろんな話が詰まってるんで、すごい気合の入った章やなって思いました。

 

カ:そうですね。コロナを怖がってる人に語りかける内容だったから、私らが身近な人たちを啓蒙する上でのヒントが沢山詰まった回でしたね。

 

え:「新コロはインフルエンザのミニミニ版だ!」という決めゼリフも説明するときに分かり易いですね。

 

カ:だからね。ゴー宣を読んだ私たちがウイルスを見習うべきですよ! 身近な人から『コロナ論』をどんどん普及させて、増殖させていったらいいんですよ!

 

た:じゃあ我々で「再生実効生産数 10.0」を目指しましょうか(笑)

 




コメント: 13
  • #13

    和ナビィ (日曜日, 19 7月 2020 10:01)

    あっ、すいま千円;;
    第92章座談会の感想をうっかりこちらに投稿してしまいました
    そちらに投稿し直ししました

  • #12

    和ナビィ (日曜日, 19 7月 2020)

    >免疫の継承という「歴史的な縦の軸」と、インフラの整備という「社会的な横の軸」が国によって異なる以上、新型コロナによる被害状況も国ごとに異なると言えますね。(カレーさん)

     おお、ここにも自分が立っている場所の「縦軸・横軸」があるとのご指摘、この視点は大事ですね。これを欠いてグローバルコロナ?!に煽り煽られて浮足立つ愚が蔓延しているのが「今」なのですね。

     第92 章のテーマはまさに「死生観」でした。今回のコロナ禍に関する論だけでなく、皆さん同様長くゴー宣を読んで来ると、当初からすべての【ゴーマニズム宣言】の底には深い「死生観」が流れていることを強く感じます。
     そしてそこには上記の「今自分が立っている所の座標---その縦軸・横軸を把握する」視点が必ず示されます。

     最たる「戦争論」然り、「大東亜論」然り「卑怯者の島」然り「原発論」然り、・・・枚挙に暇がないとはこのこと、というかそのその強靭な裏打ちのもとに先生はすべての作品を著してこられたのだとあらためて思います。

    (ゴー宣関係だけじゃない。「おぼっちゃまくん」だってギャグマンガだって、大笑いしながらいつの間にかそれが滲んでいる、沁み込んでいることに気付かされます。)

     いつの日か先生は【ゴー宣スペシャル・『死生論』】をお描きになるのではないかと、読者を続けるうちに思うようになっていました。今回のコロナ禍はまさに人々の「死生観」を炙り出し、その有無・質が騒動の元凶だということが露わになってきました。

     今のその戦いのさ中、来月発表される【コロナ論】、そして激しく進行中のSPA!ゴー宣コロナ論自体が【ゴー宣スペシャル・『死生論』】そのものかもしれない、と思います。この第92 章もその大きな一章と思いました。


     カレーさん、お父様がしたためられた『終末医療について』 真理と思いました。
     これを深く肯きながら読んだ主人が「うん、そうだ。俺もその通りにしたい。これを印刷しておいてくれ。」と言うので「あらためて自分の言葉でお書きなさいまし(^^)b」と申しました。

  • #11

    皿うどん (月曜日, 13 7月 2020 23:04)

    「ここんとこがノーベル!」は「世紀末研究所」で出てきたギャグですね。
    「ゴー宣」でも使ってましたね。

    SPA!「ゴー宣2nd」91章の「自然免疫」「交差免疫」「獲得免疫」の話は、
    私も免疫学について無学だったので初めて知った言葉でした。為になりましたね。

  • #10

    カレーせんべい (月曜日, 13 7月 2020 10:47)

    >>9
    暗号のような文章で、私には意味がよく分かりませんが、
    確かに、よしりんがノーベル賞を受賞したら恐怖でやんすねぇ(笑)

    よしりん漫画のギャグで
    「ここのところがノーベル!」
    っていうの、なかったかな?(笑)

  • #9

    metalすらいむ塩ムスビ (月曜日, 13 7月 2020 00:42)

    カレーせんべいさま。諸刃の剣なコメントにメッセージ頂きありがとうございます。コロナ論、同じく心待ちしてます。酷な質問させて頂きます、よしりん(失礼)先生が、ノーベル賞作家になったら皆さん、どの様な恐怖心を抱くのでしょう? そして、どのように克服しようと思います?それは実行出来ますか? 原稿用紙枚数は1枚が限度です。………混乱してたんですよ……記載当選なかったから油断してましたが、いやな予感って当たるんですね(沈)

  • #8

    カレーせんべい (日曜日, 12 7月 2020 10:36)

    >>7 希蝶さん
    ゴーマニズム宣言をそのまま見せると、
    そういう反応になる人もいるかもしれませんね。

    理想的なことをいえば、
    「ゴーマニズム宣言を読んで、感じたこと、学んだことを自分の中に落とし込んで『自分の言葉』にして発信する」
    ことができたなら、言葉は人に伝わるのだと思います。

    ただし、言うのは簡単で、
    私自身は、まだまだそこには至っていません(苦笑)

    「自分の話を相手に聞いてもらうこと」は、
    そもそも自分が相手に信頼してもらっていないといけないわけで、
    それには日々、信頼を積み重ねる精進が必要だと感じる次第です。

    ・・・これまた言うのは簡単で、私自身、まだまだですがね(苦笑)
    精進、精進♪

  • #7

    希蝶 (日曜日, 12 7月 2020)

    久々にコメントします。先日、カウンセラーとゴー宣の運転手の回の話をしたら、
    「それは小林よしのりさんの言っていることでしょう」ですまされてしましました。
    このサイトとは直接関係はないですが、ハンセン病の話やもくれんさんのブログなども見せたりしましたが、「そういう考え方もあるけれど」とか「分からない」でおしまい。せめて「分からないから考えてみる」とか「分からないから教えて欲しい」にはならないのでしょうか。そのカウンセラーの人も呼吸器に病を持っているというので、仕方がないとも思いますが。私も短気なのでしょうか?

    すみません。ちょっと愚痴っぽくなってしまいました。

  • #6

    カレーせんべい (土曜日, 11 7月 2020 23:38)

    >>4 mayuさん
    そのお坊さんが言葉に絶句しました。
    「元々日本は世界に比べて飲食店が多すぎる。これを機に選別されれば良い、潰れても仕方ない」
    お坊さんが「選別」なんて発想をするとは、そんな馬鹿なことありますか!

    苦労して店を出し、
    工夫してお客さんに喜んでもらい、
    それで生活している人がいる。
    それで家族を養っている人がいる。

    コロナ禍で廃業する店や会社だって、
    たまたまその時に体力が無かっただけで、
    もしもコロナ禍さえ無ければ、もっともっと活躍できる運命だった人が沢山いたはずなんです!

    『人生」に置き換えてみても、
    人は、夢や希望に満ちて前進できるときもあれば、
    何をやってもうまくいかず、絶望して死にたくなる状況に陥るときもある。
    誰だって人生の中で浮き沈みはある。誰だって心当たりはあるはず。

    だから一時の外的要因で「選別」なんてされていいはずがないだろう!
    それくらいのこと、宗教者なら分かれよ!!
    どっちが坊主だよ…。
    って、私は頭が坊主なんですがね(苦笑)

    mayuさんは緊急事態宣言の中でも積極的に外出して飲食店を応援したとのこと。
    実践をされていて偉いと思います!!
    お店からしたら、一番しんどいときに、お客さんが来てくれるのはホント助かりますよね。

    東大寺の閉鎖や祇園祭の中止に関しては、
    確かにおっしゃる通り、韓国の宗教団体「新天地」でクラスターが起きたことも影響がありますね。
    宗教界としては「何かあったときの責任が取れない」という判断をせざるを得ない部分もあると、私は大人として理解はしています。

    ただ、なんだろう、このモヤモヤは?

    信仰心や死生観が見えず、
    世間の空気に迎合しているように思えて、
    イライラするのかもしれません。

    もしこの国が侵略戦争への道を歩みだしても、
    宗教界はまったく止める力はないんじゃないかと、
    今回のコロナ想像を通じて感じた次第です。

  • #5

    カレーせんべい (土曜日, 11 7月 2020 22:54)

    >>2 和ナビィさん
    よしりん先生が運転手の気持ちに立って
    「わしが話すことがまるでトンデモ説みたいに聞こえるのかもしれない。」
    というシーンがすごいなって思ったんです。

    メディアによって恐怖を煽られた人の立場から、
    自分の発言を検討してるところが、
    さすがよしりん!と思いました。

    今回のような作品は、専門家にはできないといいますか、
    「庶民に届ける言葉」とでもいいますか、
    俄然、新作のスペシャル本『コロナ論』が楽しみになってきましたo(^o^)o

  • #4

    mayu (土曜日, 11 7月 2020)

    私も宗教者に対してモヤモヤしていました。
    韓国の宗教団体「新天地」で感染者を出した事がニュースで取り上げられたりしていたので、宗教団体もビビってしまったのだと思いますが、それにしても、ステイホームを唱え、寺社を閉め、「来るな!寄るな!集まるな!」と怯え、コロナ差別に加担しながら「命って大切♪」とか「絆が大事♪」とか言われるとゾッとします。
    先日、お坊さん(コロナ脳)と会う機会がありましたが、飲食店が次々と潰れている事を話していたら、「元々日本は世界に比べて飲食店が多すぎる。これを機に選別されれば良い、潰れても仕方ない」と言っていて、ドン引きでした。
    「緊急事態宣言中、私は一生懸命外食して、飲食店が潰れないように応援してましたけどね…」と答えました。
    どっちが宗教者だよ…。

  • #3

    カレーせんべい (金曜日, 10 7月 2020 17:19)

    >>1 metalすらいむ塩ムスビ さんへ
    はじめまして。
    初コメント、どうもありがとうございます(^^)/

    『コロナ真理教の軍門に下った』
    という表現はピッタリですね!!

    宗教界も、財界も、芸能界も、
    ほとんどみんなコロナ真理教の軍門に下っています。

    仮にこの国が、大義なき侵略戦争で全体主義化する日が来るとします。
    そうすると宗教界も、財界も、芸能界も、普段口にしている信念は捨てて「世間の空気」に靡くんじゃないかと私は疑っています。

  • #2

    和ナビィ (金曜日, 10 7月 2020 14:51)

    たまたま乗ったタクシーの運転手さんに、乗車中の世間話のようにやりとりしながらコロナについて易しく・優しく・丁寧に解説なさっていくのがこの章でした。

     今のマスコミ報道の中で暮らしているごく普通の人々の代表・典型をこの運転手さんが担当?!しておられるのだと思いました。あんな煽り、不正確で恣意的な報道ばかりの中にいたら運転手さんのような気持ちになるのが当たり前だと思います。

     この章を読む人は、自分自身がこの運転手さんであるかのような気持ちになるのではないでしょうか。素直にありのままに耳を傾ければ胸に落ちると思います。「これにて安堵―ナツ♪」と。

  • #1

    metalすらいむ塩ムスビ (木曜日, 09 7月 2020)

    はじめまして 宗教の話題ですが、コロナ真理教の軍門に下ったと見てます。