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週刊SPA!3月3日号 第75章「慰安婦と反日種族主義」

慰安婦と反日種族主義


 

タッチ&ゴー

《収録参加》

え:えみりん

シ:シュウ

し:しんちゃん

た:たっちゃん

カ:カレーせんべい

  

《収録》

2020年2月25日20時30分~21時20分

 

週刊SPA!3月3日号

ゴーマニズム宣言 第75章

 

慰安婦と反日種族主義」 

 

た:SPA!ゴー宣第75章「慰安婦と反日種族主義」を読んで、えみりんさんの感想はいかがですか。

 

え:よしりん少女像の人形が、あんなにちっちゃいのにびっくりしました。

 

た:びっくりしましたよねー!

 

え:「慰安婦」の本の表紙の「よしりん少女像」は、小林よしのり先生と並んでいるので等身大サイズと思っていました。本当はあんなにちっちゃいなんて、上手に写真撮ってるなと思いました。

 

た:僕も等身大で発泡スチロールとかでできてるのかなと勝手に思ってたんですけど。

 

カ:私はなぜかブロンズ像だと思い込んでました。

 

シ:でもまだ否定はされてないじゃないですか?「これはよしりん幼女像だ」と言ってますよ。

 

え:じゃあ、よしりん少女像の方は等身大サイズであるという可能性は、まだあるということですね(笑)

 

た:いや。よしりん少女像はあの大きさなんですけど、隣のよしりん先生がミニチュアという可能性もあります。

 

カ:あははは、おもろい。その可能性は否定できない。もはや何が真実か分からんようになってきたね(笑)

 

◆◆◆

 

え:今回のゴー宣を読んで、反日種族主義という本の中身を初めて知ることができました。中身をちゃんと知ることができて良かったです。

 

た:そうですね。

 

え:韓国の人が、小林よしのり先生と似たようなことをおっしゃっていて驚きました。ここまで言う人がいてるんだなと思いました。

 

た:今週のゴー宣の中で、みなぼんさんは「歴史検証の方法ではこの本の執筆者とよしりん先生は全く同じですね。史料を正確に読む、それに尽きますね。」と評しています。

 

え:いわゆる従軍慰安婦問題は「日本軍」だけが加害者扱いを受けていて、それは韓国民の感情だけでバッシングしているっていうのがすごくよく分かりました。

 

カ:米軍慰安婦や韓国軍慰安婦も存在していたわけですからね。

 

え:本当は「人権の問題」ではないと感じました。

 

た:こういう歴史の真実に向き合う本が韓国で出たっていうのが凄いですよね。

 

え:すごいです。しかもベストセラーになってるんですね。

 

た:10万部以上売れてるって書いてましたが、韓国って人口は何人でしょうか?

 

カ:5000万ちょっと、日本の約半分です。

 

シ:それで10万部も売れているんですね。

 

た:僕もえみりんさんと同じ感想で、韓国内で、自国の歴史と向き合う本が出版されたという話はどこかで教えてもらってたんですけど、内容までは知らなかったので、今回のゴー宣で知ることができてよかったです。

 

し:昨年9月に開催された「オドレら正気か?公開生放送in大阪」で、『反日種族主義』について言及したのは僕です(笑)

 

カ:そうでしたかー!!

 

し:ゴー宣的には、僕が一番最初に電波に乗せたんです(笑)

 

た:それはすごい質問したってことですよね。

 

シ:「反日種族主義起源説」は、しんちゃんさんにあるということですね(笑)

 

◆◆◆

 

し:昨年9月の時点で『反日種族主義』は、韓国語版だけの出版で、日本語版は出ていませんでした。

 

た:そうだったんですね。

 

し:今も10万部売れてるとはいえ、大半の韓国人はその話で同意してるかって言ったらそうじゃないと思います。だからここから世論がどう動くかが注目されます。

 

カ:今週のゴー宣によると、誠実に史料検証をしている本のようですね。

 

し:そうですね。知的誠実性のある文章だと感じました。

 

カ:その点は、小林よしのりに似ていると思います。

 

し:この問題に関わらず「自分の利益のために歴史を捻じ曲げる、事実を捻じ曲げる」という人間は相当多いというのは日々感じています。だからそういう輩はいずれ天罰が下りますように、と願いましたね。

 

た:トッキーさんのセリフに「数年前までの韓国では出版すら考えられなかった本」とありましたが、韓国内で何か空気が変わったということでしょうか?

 

し:それはどうでしょうか。ただし風穴を開けるキッカケにはなるのかもしれないです。ひと昔だったら作者は捕まってるんと違いますか?大統領がみんな捕まるような国ですからね。

 

カ:私は韓国の世論のことは分かりません。ただ韓国政府が反日反日と繰り返していることに、市民の中に疑問や反発心みたいなものが溜まってたからこそ『反日種族主義』がベストセラーになったと推測しますが、いかがでしょうか?

 

し:いや、僕が思うにですけど、韓国はポピュリズムやと思うんですね。それは大衆主義という意味で。元々は支持率を上げるために反日を使っていたのに、反日感情をうまく利用できなくなってきた、コントロールできなくなってきた。だから政治の方が、大衆の反日感情に従わざるを得なくなってきている。逆に言うと反日を出さないと支持も得られないわけで、主従が入れ替わってしまったと考えます。

 

カ:確かに以前まではそうだったと私も思っていました。しかし、『反日種族主義』が韓国でベストセラーになったということは、それを市民が支持してるということではありませんか?

 

し:ベストセラーといっても10万部ぐらいでしょう?

 

カ:日本で言えば20万部です。これは市民が支持しなければ売れない規模だと思います。

 

し:まあ売れてるとは思うんですけど、でも人口的に10万部っていうのは、浸透してるとみなせるのでしょうか?

 

カ:史料検証を誠実にしている本を、一定数の市民が支持しているということは、韓国政府のポピュリズムに対する、韓国民の疑問と不満の表れではないか・・・というのが今時点の私の勘です。

 

し:韓国の反日というのはイリーガルな範囲まで来てしまってるし、自分らのイデオロギーを押し通すためには不都合な真実を捻じ曲げるわけじゃないですか。それに対してやっぱり誠実な人間は、「別に日本が好きなわけじゃないけど、こんなんはちょっと武士道に反するな」とか、そういう感じになっていると思いますけどね。

 

カ:「日本のことは嫌いやけど、そこまで事実を捻じ曲げるのはダセーな」という感覚でしょうか?

 

し:その通りだと思います。

 

カ:その感覚はよく分かります。そのフェアネスが韓国で多数派になることを祈ります。

 

◆◆◆

 

た:シュウさんは、今週のゴー宣を読んで、感想はどうですか?

 

シ:1ページ目、よしりん幼女像にデレデレしてる小林先生の顔を見て、ページをめくったら、先生すごい真剣な顔で。このギャップがまたすごいなと思いました(笑)

 

し:ページを読み飛ばしたかなって思いますよね。展開が急激すぎて。

 

シ:これは小林先生の狙い通りですね。

 

た:やられました(笑)

 

シ:ゴー宣の感想としては、日本でも韓国でも、誠実に資料を読んで誠実に検証する人はいるんだなって思いました。

 

し:逆に言えば、日本でも自分らの結論ありきで論文捻じ曲げたりする人間はいますからね。医学の世界でもしょっちゅう捏造で批判される人もいますからね。これはどの分野でもそうなんでしょうけど、そういう輩は結構多いと感じます。

 

シ:日本の政府を見てても知的誠実性とか全然ないですからね。だから韓国人だからどうとか、そういう話でもないんですよね。

 

し:声の大きさで事実を捻じ曲げてくるという態度が僕は許せない性質です。どのジャンルであろうがそれは腹が立ちます。ましてや歴史や科学という分野は、実際のデータの積み重ねが命だと思いますから、それで自分にとって都合の悪い真実が出たとしても、それはそれで受け入れないといけないと思うんです。

 

カ:今週のゴー宣の中でも、そういうコマありました。「もしわしだって、日本の立場やそれまでの自分の主張にとって不利なことが史料で証明されたなら、それを歪曲して隠す方が恥ずかしいと思うからな」と。

 

し:ほんとそうだと思います。

 

シ:僕は、今週のゴー宣を読んで『反日種族主義』を読んでみたいと思いました。

 

カ:私も買って読んでみようと思いました。

 

シ:さっきポチろうと思ったんですけど、ちょっと待てよ、と。カレーさんがホームページにリンクを付けてくれたとこで買おうと思いました(笑)

 

カ:有り難いお言葉!ホームページからAmazonに入って購入してくれたら、書籍の場合は3%が紹介料としてホームページに入金されます。

 

シ:それから、韓国軍の慰安婦の話で、朴パンド軍曹のエピソードも考えさせられました。

 

カ:これは一つの物語ですよね。戦場で命を捧げた兵士。その兵士を慰めてくれた慰安婦には感謝するしかないですよ。

 

シ:経験をさせてくれた、男にして死なせてくれたというのは、感謝せんといかんですよね。

 

カ:兵士にせよ、慰安婦にせよ、その背景は人それぞれにあったわけでよね。大きな視点から見れば、それこそが人間の営みですよね。

 

◆◆◆

 

カ:たっちゃんは、感想どうですか?

 

た:印象的だったのは「突撃一番」ですね。当時はこういうのやったんですかね。

 

カ:え、なんですか、それ?

 

シ:コンドームの話ですね。

 

た:戦時中は敵国の言葉使ったらアカンという話あるじゃないですか。それが理由かどうかは知りませんが、ネーミングがおもろいなって思いました。

 

カ:あ、この漫画のコマ、コンドームに「突撃一番」と書いてますね!気づかなかったです(笑)

 

た:あとは慰安婦の人とか軍隊の人とかのエピソード。人間っていうのがなかなか奥深い、簡単に言えるようなものじゃないじゃないですか。だけど、世の中には性風俗で働いてる女の人のことを「女性の人権が蔑ろにされている」と言う人がいるじゃないですか。なぜそう考えるのか、未だ分からないです。

 

し:いやもう性風俗=悪になってるのが怖いですよね。

 

カ:性を売ることが絶対悪というのは、キリスト教の感覚ですよね。

 

◆◆◆

 

た:カレーさんも何か感想を。

 

カ:私が印象的だったのは「朝鮮戦争の際には韓国軍が特殊慰安婦を設立している。その仕組みや運用は日本軍のものとほとんど同じだ」というところです。考えてみれば朝鮮戦争は大東亜戦争終結の5年後ですよね。だから当たり前といえば当たり前ですね。

 

し:逆に、戦争と性に無縁な軍隊はないからね。

 

カ:戦場の性の問題は、第二次世界大戦以前にも存在したはず。ところが「戦後も韓国には、韓国軍慰安婦、民間慰安婦、米軍慰安婦がいた。けれども韓国人が非難するのは日本軍慰安婦だけ!」なのは、反日イデオロギーが介在しない限り、どう考えても辻褄が合わないんですよね。

 

し:まあそうですよね、意図的な狙いがないとこんなことにはならない。

 

カ:そのイデオロギーの原因こそが、韓国のいびつな「反日種族主義」だと思いました。日本としても、それをどのように糺していくかだと思います。

 

し:日本が糺すというか・・・たとえば日本人もアメリカには寛容だけど、中韓にはものすごくネガティブなイメージ持ってる人間が沢山いるわけですよね。自分の都合でヘーコラしたり、めちゃくちゃ強い態度に出たり。

 

カ:確かに、少なからずそういう人はいますね。

 

し:自分らの都合を歴史的な事実より優先してしまうからそういうことになってしまうんであって。こういうことで嘘ついたやつにペナルティを与える制度が欲しいですけどね。

 

カ:もう一つ感想としては、韓国を論じるには、韓国のその民族なり歴史なり知らないといけないと思いました。

 

た:どういうことですか?

 

カ:この「従軍慰安婦」というのは「後に作られた人工的な問題である」と理解すべきだと考えます。対処するには一つ一つ絡まった糸を解いていくイメージです。

 

た:なるほど。

 

カ:先週のFLASHよしりん辻説法で掲載されていましたが、玉川徹みたいに「被害者と加害者」で分けて、「被害者が納得するまで謝罪しないといけない」というような意見は、いかに平和にとって害であるか、日本人全員が理解しないといけないと思いました。

 

し:玉川徹なんて、むしろ韓国のことを何も考えてないと思いますよ。

 

カ:その点、小林よしのり先生は、今週のゴー宣でこのように述べています。「韓国を論じるには、韓国を救うつもりでやらねば、単なる嫌韓ヘイトになってしまう。だが、まず偽善で韓国の『反日』に共感する態度だけは、絶対に許してはならない!」と。

 

し:男でも「君の気持ちが分かるよ」とか言うて、本当は何も考えてへん奴よーいるじゃないですか?そんな奴は女の子とやらしいことやりたいとしか考えてへんねん。

 

た:それは、しんちゃんの実体験でしょうかね?(笑)

 



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