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月刊WiLL11月号掲載 「少女像は神聖不可侵じゃない」


た :たっちゃん(男性)

カ :カレーせんべい(男性)

し :しもP(男性)

お :おかわり(女性)

 

月刊WiLL11月号掲載

ゴーマニズム宣言

 

「少女像は神聖不可侵じゃない」

   

カ:今回はWiLL11月号掲載ゴーマニズム宣言「少女像は神聖不可侵じゃない」ですが、しもPさんはいかがでしたか?

 

し:「SPAで不掲載の作品」ということで、読む前から「一体何が掲載拒否に繋がる表現だったのだろう?」という点に注目していました。

 

カ:なるほど。そして読んだ後の感想はどうでしたか?

 

し:正直、「いつものゴー宣の表現やん」と思いました。

 

カ:私も、この作品を読んで、過去のゴー宣で登場した『チョンマゲよしりん』を思い出しました。

 

し:チョンマゲよしりん(笑)確かに、表現としては、その流れですね。

 

カ:『所左派高校』や『親米でござる!』などと茶化しつつ批評する、それって『風刺』ですよね?今回も同じことだと私は思いました。

 

し:そうですよね。SPAがこの作品のどの部分を問題視して、掲載を見合わせたのか、僕にはよく分からなかったです。

 

◆◆◆

 

カ:たっちゃんは今回の作品を読んで、どうでしたか?

 

た:僕は最初の3コマまででメッチャ笑いました。

 

し:分かるわー(笑)

 

た:この表情で「いつの間にかそう呼ばれているサムゲタン!」ですからね。

 

し:この「よしりん少女像」の表情はマジメやもんね。

 

た:『「ニダ」「スミダ」までは分かるけど、なんで「サムゲタン」やねん!』と笑ってしまいました(笑)

 

し:語尾がメッチャ面白かったですね。

 

た:読み終わったら韓国料理が食べたくなりました(笑)

 

カ:私も鶴橋に行きたくなりました(笑)だから全然「ヘイト」じゃないんですよ。

 

し:韓国料理が食べたくなるくらいですからね。

 

た:ただ「チョモランマ」は騙されかけましたけどね。韓国と関係ないやんと(笑)

 

カ:PUFFY(パフィー)の「アジアの純真」の歌詞と同じですよね(笑)チョモランマはチベットだから。

 

た:肩に鳥が乗ってるのも、よしりん先生が冗談で描いたのかと思ったら、本物の少女像にものっていたんですね。鳥。

 

カ:僕もこの作品を見てから少女像の写真をネットで探して「ホンマにのってるやん。鳥。」って初めて気づきました(笑)

 

◆◆◆

 

た:カレーさんの感想はどうでしたか?

 

カ:私は「バスに乗ってる少女像」をイジってたのが面白かったです。

  

し:後半の方に描かれていましたね。

 

カ:ニュースで「バスに乗っている少女像」を見た時に、流石に「アホちゃうか?」って笑ったんですよ。

 

た:「なんでバスに乗ってるねん!」ってツッコミたくなりますよね(笑)

 

カ:「バスに乗ってる少女像」の異様さを見た時、私は『オウム真理教の選挙出馬』を思い浮かべたんです。

 

し:「しょーこー、しょーこー、しょこしょこしょーこー。」ってやつね(笑)

 

カ:どちらも「カルト」だし、ここまで来たら「ギャグ」に見えませんか?

 

た:実際、僕らは「しょーこー、しょーこー」をギャグにして笑ってましたよね。

 

カ:つまり「しょーこー」はギャグにして笑えたのに、「少女像」はギャグにして笑えないとしたら、それはオカシイと思います。

 

◆◆◆

 

おかわりさんがSkypeグループに参加)

※Skypeとは「パソコン上で使われる無料通話サービス」のこと。

 

し:あ。おかわりさんが来ましたね。

 

た:本当だ。おかわりさん、こんばんはー。

 

お:みんな、なんで画面に顔出しながら会話してんの?アホなん?

 

カ:アホとちゃうわ(笑) パソコンの画面上でも、顔を見ながらしゃべった方が、伝わりやすいのよー。

 

お:私は絶対イヤや。

 

カ:しもPさんはお風呂上りなんやて。シャンプーのニオイするやろ?

 

お:せえへんわ!(笑)

 

た:ここからは、おかわりさんも参加で、よろしくお願いしまーす。

 

お:よろしくお願いしまーす。

 

◆◆◆

 

お:聞きたいんやけど、愛知の少女像って、どこが芸術なの?一体なにを表現してんの?

 

し:そうよねぇ。

 

お:公のお金を使ってやることなん?

 

し:これって、何か「タイトル」「作品名」とかってあるんやろか?

 

カ:もしかしたら「ただ少女像を置いただけ」じゃないかな?

 

お:少女像って、世界中にいっぱいあるらしいよ。中国にも、台湾にも,オーストラリアにも、アメリカにも、カナダにも、フィリピンにも、ドイツにも。

 

カ:それは「運動」で世界中に置いてるんやろうね。

 

お:そっか!じゃあ、愛知では「芸術の為にわざわざ作った」のではなくて「運動の為に置いた」ということになるよね?

 

カ:確かにそうなるよね!

 

お:ポスターみたいなもんなのかな?

 

カ:「ポスター」かぁ。おもしろい表現を使いますね。「こういう問題があるというのをPRしたい」だけだから、ポスターに近いですよね。

 

◆◆◆

 

カ:私は以前、「表現の不自由展」について『慰安婦像を展示したり、昭和天皇を侮辱することは、はたして「表現」と呼べるものなのか?』という意見を投稿したことがあるんです。

 

し:メーリングリストに投稿されてましたね。

 

カ:それがゴー宣道場のブログにも取り上げて頂けたんですが、トッキーさんからは『侮蔑だろうがデマだろうがプロパガンダだろうが「表現」ではある』とコメントがあったんです。

 

た:なるほど。

 

カ:確かによくよく考えてみれば「慰安婦像」を置く行為も「表現」ではあると思います。ただし「芸術」ではない。「プロパガンダ」です。

 

た:それはどういう目的を持ったプロパガンダなんでしょうか?

 

カ:おそらく「日本でも、慰安婦像を置いて、慰安婦問題に対して、心痛めている日本人がいますぅ」「公平な日本人は、慰安婦は性奴隷だと思っていますぅ」と言いたいだけの政治的アピールだと思います。

  

し:つまり、プロパガンダを「芸術」という名を借りて展示したわけですね。

 

カ:愛知の少女像展示は「クソ左翼の表現」に過ぎないと思うんです。ただそうであっても、憲法上の問題からは「表現の自由を公権力が侵してはいけない」ということなんですよね。

 

た:たとえプロパガンダだったとしても、「表現」は「表現」であるということですね。

 

カ:おかわりさんがさっき言った「公のお金を使ってやることなん?」と問われたら、確かに問題があるとは思います。ただ、まぁ、そういうことは、今までも、いっぱいあったことですからね。

 

◆◆◆ 

 

お:今回、SPAがこの作品を不掲載にした理由ってなんなんやろうね?なんか予想できる?

 

た:しかも原稿完成2日前に「ボツ」にしたわけですよね。

 

カ:私は「サラリーマン的発想」から推理するのですが、SPAは「ヤれる女子大ランキング」を掲載したことで猛抗議され、謝罪に追い込まれたわけじゃないですか?

 

お:うん。

 

カ:で、会社としては「謝罪」をしたからには、必ず『再発防止策』を作るわけです。

 

お:ほう。

 

カ:おそらくその時に『ガチガチのガイドライン』を作ってしまって、そこに今回の作品が抵触したんだと思う。

 

た:なるほど。

 

カ:だから「再発防止策ができるたびに、どんどん自由が制限されてしまっている」のだと私は推理しています。

 

お:うーーん。SPAからしたら「めんどうくさい」というのがあるんじゃないかな?

 

カ:「めんどうくさい」とは、どういう意味合いですか?

 

お:抗議されて、それに対応する労力が「めんどうくさい」んだと思う。

 

カ:あーー。それが出版社サイドの根本にありそう!

 

お:ゴー宣でも取り上げられた「四本指は描けない」という自主規制が問題になったことがあった。

 

カ:あれは確か「四鬼」と4本指立てるところを5本指になったというシーンですよね。

 

お:編集の人に「自主規制はどうなんでしょう?小林よしのり先生はこのように描いていましたが?」という話をしたんだけど、「抗議に対応する時間があったら、さっさと取り下げて、別のことに力を注いだ方が効率が良い」というようなことを言ってたな。

 

し:その意見について、どう思いながら聞いていたんですか?

 

お:そのときは「うーーーーーん、そうなの?うーーーーーん。」って思いながら聞いてたけど。

 

し:要するに出版社にとって、抗議への対応は「めんどうくさい」ということなんですね。

 

お:でもさ、もっともっと広い視野で考えてみれば、そういうことの積み重ねで、表現の幅が狭くなり、表現の自由が失われていくのだと思う。

 

た:なるほど。まったくその通りですね。

 

◆◆◆ 

 

カ:今回、SPAが「しょうジョジョうは神聖不可侵じゃない」を

 

お:言えてへんし!

 

カ:あぁ、そうや、言えてへんよ!今のところ誰一人「少女像」ってちゃんと言えてへんからね!!!

 

た:(笑)

 

し:(笑)

 

◆◆◆ 

 

カ:今回、SPAが「少女像は神聖不可侵じゃない」を掲載しなかった理由、しもPさんはなぜだと思いますか?

 

し:「少女像」をパロディにすること自体がダメだったのかな?

 

カ:だとしたら、SPAにとって「少女像は神聖不可侵である」という認識だったことになりますね(苦笑)

 

し:そうなりますね。

 

カ:よりによって「少女像は神聖不可侵じゃない」というタイトルのゴー宣をボツにするって・・・それにこれは、さっきの『4本指』のケースよりもエグいです。

 

お:全然規模が違うよ!!

 

カ:一部の表現を変更するわけじゃなくて、作品1本丸ごとボツにするのですからね!

 

お:ないわー!ありえへん!

 

カ:しかも小林よしのりは、一度、SPAを出ていってますよね?

 

た:小林よしのり先生が「表現に対しては命がけでこだわる作家」だと、SPAはよく知っているはずですよね。

 

カ:だから逆に、個人を責めても仕方がなくて、出版社という会社組織の構造的な問題かなぁと思ってます。

 

し:来週のSPAゴー宣で「なぜ不掲載なのか」について描くらしいので、注目ですね!

 

◆◆◆ 

 

た:今回の作品、「慰安婦問題」を論じている中身の部分については、どのような感想を持ちましたか?

 

し:貧しい時代があり、家族の為にも売られていく、慰安婦にならざるを得ない女性がいた歴史があった」とよく分かりました。

 

お:描かれているのは「事実の列挙」だと思ったよね。

 

し:そうですね。だから慰安婦というのは「日本兵に誘拐されて、強制されたわけじゃない」と、この作品を読んで多くの人に知ってもらいたいです。

 

お:「強制連行」とかって、まだその話、生きてるの!?

 

し:慰安婦問題の真相を知らない世代が出てきた今だからこそ、小林先生も改めて描かれたのだと思いました。

 

カ:慰安婦問題の真相を知らない世代が出てきた」ということで、私がやっかいに感じるのは「広義の強制性」という言葉です。

 

お:あーーー。

 

カ:売春が仕事として認められていた時代があったわけなんだけど、それに対して今の価値観を持ち込んで「強制だ!」と「女性の尊厳を傷つけ、搾取していた!」と言ってしまう感覚が現代人にはあるんですよね。

 

お:それって感情的な意見よね。

 

し:確かに感情的と言われればそうなんだけど、ただ何も知らない状況から慰安婦の話をパッと見聞きしてしまうと、今の価値観を持ち込んで判断してしまうメンタリティーというのは、分からなくもない。

 

た:そういう感覚は一般庶民にはありがちですよね。

 

カ:だからそれに対抗するためには「法の不遡及」や「事後法で裁いてはいけない」ということを一般常識として広げつつ、理性や知性として意識的に持っておかないといけないと思います。

 

お:そういうのって、学者が言うべきなんとちゃうの?

 

た:そうですよね。

 

お:なんで誰も言わへんの?ちゃんと言ってるの小林先生だけとちゃう?

 

カ:ただ、一時期と違って、韓国人の慰安婦に同情する日本人はいなくなったとは思いますけどね。

 

お:そうなんかなー?

 

カ:だって、やっぱ、あれだけ少女像作りまくって、バスにまで乗せてる映像を見たら「なんだこりゃ?なにかが変だぞ!」と思って、同情なんかできないって(笑)

 

し:明らかにやり過ぎたよね(笑)

 

カ:だって、バスに乗ってるねんでっ!銅像がっ!(笑)

 

お:おもしろくなってしまった(笑)

 

カ:いっそ、日本の戦略として、あらゆる所に少女像を作らせたらええかもね。そのうち大喜利みたいになるよ(笑)



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