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FLASH10月1日号『よしりん辻説法』説法三十三「玲子の魂永遠なれ」

 

FLASH10月1日号

『よしりん辻説法』説法三十三

 

「玲子の魂永遠なれ」 

   

カ:今回は『よしりん辻説法』説法三十三「玲子の魂永遠なれ」ですが、いかがでしたか?

 

た:奥山玲子さんという人の半生を描きながら、「京アニ」放火殺人事件の犠牲者を追悼されていました。これはすごい作品だと思いました。

 

カ:私は「よしりん辻説法」の連載を読んで、はじめて涙を流したかもしれない。

 

た:泣かれたんですね。

 

カ:無残に殺された京アニスタッフの無念。遺族の悲しみ。それらはあまりに深くて・・・。

 

た:才能があって一生懸命に頑張ってた人達が、あんな犯人に一瞬で殺されるなんて・・・言葉が無いです。

 

カ:この無念や悲しみは、癒されることは無いかもしれない。だけど、もし、今回の小林よしのり先生の作品が天国にまで届くなら、慰めや救いになると思うんです。

 

た:ラストのページ「彼ら彼女らの魂は、現世の新たなアニメーターたちに宿って受け継がれていくに違いない」というシーンですね。

 

カ:志を継いだ次の人間がその道を進むことで、死んでしまった人の「生きた証」や「戦った意味」が現れてくるかもしれない。

 

た:そう信じたいですね。

 

カ:はい。そのような『希望』をもって犠牲者を追悼した場面を見て、自然と涙がこぼれました。

 

◆◆◆

 

た:僕は、奥山玲子さんという人のこと、まったく知りませんでした。

 

カ:私も知りませんでした。女性アニメーターの草分け的存在だったんですね。

 

た:そして今回の辻説法を読んで、昔は、会社における女性差別が相当ひどかったんだと思いました。

 

カ:そうだったみたいですね。

 

た:「結婚したら退職する」と誓約書まで書かされていたことには驚きました!

 

カ:ただ、誓約書まではいかなくても、僕が入社した頃は「女は結婚したら退職する」という暗黙の雰囲気がありました。

 

た:それはいつ頃ですか?

 

カ:平成14年、2002年でした。製造業には、まだそういう雰囲気が残っていたのだと思います。

 

た:僕の会社は従業員数が少ないですから「希望するなら残れるよ」という雰囲気ですけどね。

 

カ:それは意外。むしろ従業員数が少ない方が、結婚はともかく、出産する場合は、辞めてもらわないといけない雰囲気になるのだと思ってました。

 

た:なぜそう思われるんですか?

 

カ:要するに、1年以上もキャリアが止まるわけで「職場復帰するまでの間、一体誰がどうやって仕事の穴をカバーするのか?」というリアルな問題に直面するからです。

 

た:なるほど。そのあたりは会社側が意識的に整備しなければいけないところでしょうね。

 

カ:ただ、今回の辻説法読んだら「旦那さんの方に嫌がらせの矛先が向いた」とのこと。こうなると、どう考えても「不当な差別」です!!

 

た:逆に、会社側はそんな差別を理由に解雇してしまうことは、損失にはならないのでしょうか?

 

カ:うーーーん。私が思うに『村社会の利益』を得るのだと思います。

 

た:どういうことですか?

 

カ:『「村の常識に反する人間」をイジメることで「組織として結束できる」』というプラス面があるわけです。

  

た:「逆らう者は排除される」という雰囲気ですね。

 

カ:そこが日本の集団主義の悪い面ですね!

  

◆◆◆

 

カ:あと会社の不当に対して「労働組合が立ち上がる」というところが、これも時代を感じますね。

 

た:そうですね。今は、労働組合とかって、どうなんですかね?

 

カ:名前は出せないけど、関西設営隊のあるメンバーは会社側に水面下でリストラに追い込まれたのに、労働組合は全く助けにはならなかったと聞きました。

 

た:そんなことがあったんですか!

 

カ:それもかなりの大企業ですよ。そのケースに限らず、今や、労働組合と経営陣は癒着関係ですね。

  

◆◆◆

 

た:ところで今回僕が笑ったのは「染谷将太が演じたモデルが宮崎駿」「中山大志が演じたモデルが高畑勲は」で【イケメンすぎであーーーる】というところ。これは面白かったぁ(笑)

 

カ:「宮崎駿と高畑勲の似顔絵をリアルに描いているところ」に、私はよしりんの悪意を感じ取りました!(笑)

 

た:よけいに【イケメンすぎであーーーる】が活きてくるわけですね(笑)

 

カ:そのくせ、よしりんは「小林よしのり伝」がドラマ化されたらイケメン俳優の起用を希望されているやんか!(笑)

 

た:りか坊さんのツッコミに対して「いいんだ。わしが満足すれば!」っておっしゃってますからね(笑)

 

カ:確か昔、橋田壽賀子は、自分の半生をドラマにしたとき、自身を演じる主演に安田成美を起用したんですよね(笑)

 

た:いや、そういうのありますよね(笑)

 

カ:でも全然いいと思います!逆に「そこ、リアルで、どうすんねん?」というツッコミは入れたないですから(笑)

 

た:自伝ドラマで「リアルなキャスティング」というのも、やっぱり視聴者は見たくないですよね(笑)

 

◆◆◆

 

た:だけど実は僕、家にテレビが無くて、ドラマは見てないです。

 

カ:え、家にテレビがないんですかっ!それは、やっぱり貧困で?

 

た:いや、別に貧困が原因で家にテレビが無いわけじゃないですよ!というか「やっぱり」ってなんなんですか?

 

カ:ただいまの失言、謹んで取り消します(笑) 私も朝ドラなんかは見てないです。

 

た:サラリーマンは出勤時間ですし、朝ドラを見るのは無理ですよね。

 

カ:ワイドショーも見れませんから「玉川徹」も見たことないです。

 

た:だから【よしりん辻説法】では、自分が知らないドラマや女優俳優、アナウンサーなど、文化面の情報を得られるのが、楽しいし、勉強にもなって良いですよね。

 

カ:あ!そういえば「小林よしのりライジング」に【カルチャークラブ】というコーナーがありましたね。

 

た:そのコーナー。よしりん先生は絶対に忘れてますよね。だって、たった1回しか配信されてませんから(笑)


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