投稿者:ポコ太郎さん
帝国データバンクが26年1月に実施したアンケートによると、企業の52.3%が正社員不足で、この人手不足は4年連続とのこと。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e396a2dd3a190527bfadb5148211b7c8a65df4d
また人材不足による倒産が25年で427件(3年連続過去最多)であり、5年連続増加傾向となっています
特に人手不足の割合が大きな業界は、大きい順に、
・建設業(69.6%)
・情報サービス業(69.2%)
・メンテや警備(67.2%)
・リース賃貸業(66.0%)
・運輸倉庫業(65.8%)
…の順番となっており、エッセンシャルワーカー、労働集約型の業種が慢性的な人手不足に陥っているようです
今はどの業界も仕事はそこそこにあるものの、
人手が足らないので受注を絞り、
受注が伸びないから売り上げは頭打ち、
そうなると賃金が上げられなく、
賃金が上がらない企業は人を募集できない
という、マイナスのスパイラルに入り込んでいるようです。
逆に人手があれば増収を目指せる企業は少なくないようです。
また零細企業では事業継承する人がいないために廃業されるのもよく見かけます
今後も正社員の人手不足は高水準で推移するでしょうし、
現役世代の高齢化や引退により、
人手不足感は当面続くと思われます
また、大きな背景として、
19年から始まった「働き方改革」による残業・休日制限もこの流れに拍車をかけていると感じており、
残業してでも働きたい、稼ぎたい人が働けないことも考えられます
従来は残業が年720時間まで構わなかったのが、
今では360時間まで、
また月の残業が80時間まで良かったのが、
45時間と半分に制約されています
逆に、超売り手市場が続くために、
20~30代のホワイトカラーは、ほとんどの人がビズリーチなどの転職サイトに登録しているとも言われています
日本は企業の9割以上が中小零細企業であり、
これらの企業が大手を支えていたり、
独自の技術力をもっていることが日本の強みの一部でもあったのですが、
その強みが瓦解しつつあります。
移民問題が解決策の一つなのは十分承知しているものの、悩ましい流れとなっています。
打開策は簡単ではないのは理解していますが、
この社会を支える流れをどう立て直すか、それぞれの立場で考えていきたいです
(カレー千兵衛のコメント)
この投稿、明日のYouTube生ライブで話そうと思います。
ポコ太郎さん、ありがとうございます。
・・・
私も一昨年、とても優秀な人材を2名入れたのですが、
その内の1名から「転職を考えている」と告げられました。
中小企業の経理部門ですから4名でギリギリ。
毎日必死に回しているところを、
またしても人材を探し、またしても1から育てるとなると、、、
これはもはや致命的です。
とてもじゃないけど、そんな労力は、もう二度と割けない。
「人材育成は命がけ」という単純かつ絶対的な事実を、
どいつもこいつも分かっていない!!!!!!
たとえば、医者が手術で使う医療器具を作る職人がいる。
まさに命を担う道具。
それすら技術の継承ができずに廃業している。
これは「移民を入れればOK」とか、
「移民を入れなければ産業が回らない」とか、
それは本質ではないです。
かつての日本が経済大国になれた理由は、
①「金のタマゴ」と言って、若者を大切にしたこと。
② 能力はあるのに、貧しさから進学できない人材が、現場で大活躍したこと。
③「年功序列型賃金」と「終身雇用」が、人材流出を防ぎ、多くの職人を排出できたこと。
「人を大切に育てる」ということを忘れて、
人の人生を雑にあつかい、
何が、経済成長だ!
何が、愛国心だ!!
・・・と私の乏しい人生経験から愚考する次第です。
人それぞれ、人生哲学はあるでしょうね。
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大阪の一会社員 (木曜日, 26 2月 2026 22:25)
私は、就職氷河期をまともに食らった人間の一人なので、最近の世の中の動きが、当時とリンクしている部分が、気になります。
小泉構造改革が、盛んに叫ばれていた当時…
リストラという名の人減らし、
IT革命とやらが、流行りましたが、
現在も、若手人材の確保、持続可能な成長の名のもとに、私のような中高年層のリストラが行われ、
AIの活用を盛んに煽っています。
恐らく、今の支配層はAIを生産性向上を名目としたリストラの道具として、舌なめずりしているのでしょう。
そして、個人の適性を無視して、俗に言うエッセンシャルワーカーへの強制移動を画策しているのでしょう。
最近の世間の動きを見ると、
日産自動車やパナソニックの役員連中は、多額の報酬、役員退職金を手にする一方、
工場の閉鎖、多数のリストラを敢行。
三菱電機のように、多額の利益を出しながらサステナブルな成長を建前に、希望退職を敢行。
権力をたてにした、支配層の食い逃げ戦略は、見苦しい限りです。
カレー様の様な、「公の精神」など微塵も感じられません。
かくいう、私の職場でも…
私の様な管理職になれていない社員の給料を、若手人材の確保、将来の持続成長の名のもと、月単位で数万円カットするという方針を立てました。
その一方で、役員、管理職の報酬は上がり、その上、管理職連中と経営陣は、労を労うという名目で会社の経費で一人数万円単価の食事会と洒落込んでおり、
公の精神など微塵もなく、立場をある種の利権、権力としか見ていない事柄が目立ちます。
まあ、私の様なものは、20代、30代と違い、中々、転職できないという事で足元を見られているのでありましょう。
これらの様な、
「相互不振社会」「少子化対策」ならぬ「少子化政策」を何度も何度も、言葉を変え、手を変え、品を変え…
数十年にわたり、未だにやり続けている事が今の日本の惨状を産み出した、と思います。
それなのに、
生産性がどうたら、こうたらと未だに下っ端の責任にばかりする日経新聞などの大手マスコミの論調、風潮が、私は気にいりません。
ポコ太郎 (木曜日, 26 2月 2026 18:04)
先日、人は情報を「聞いて理解する」タイプと「読んで理解する」タイプに分かれるという投稿をしましたが、そのときにご紹介した、経営学の父、P・F・ドラッカーは、「従業員は資産(資源)である」と明確に述べられていました。
以下にドラッカーの考え方を記しますで、今夜の喫茶談義の刺身のツマにしてください。またドラッカーは非常に示唆に富んだことを我々に伝えてくれています。たぶんどの言葉も腹落ちすると思います!
① ドラッカーの基本的な立場:
ドラッカーはマネジメントにおいて「人こそ最も重要な資源(resource)」であり、組織の成果を生み出す主体だと位置づけた。
ドラッカーは「知識労働者(ナレッジワーカー)」を最も重要な資産と呼び、企業価値の源泉としている。
また、ドラッカーは以下のようにも述べている
「人件費はコストではなく投資である」
「マネジメントの役割は人の強みを成果に変えることだ」
これらから、従業員を「費用」ではなく「価値を生む源泉」として扱っていたことがわかる
② なぜドラッカーは「従業員=資産」と考えたのか:
1. 知識社会では“人の知識”が生産の中心になる
工業社会では設備・機械が中心的資産だったが、知識社会では問題解決力、判断力、創造力、生産性といった人の能力こそが価値を生むため
2. 付加価値は“人”が決める
ドラッカーは、成果とは「知識を使って価値を生むこと」であり、これは人間にしかできないと強調
3. 「コスト」として扱うと組織が衰退する
人件費削減を中心に考えると、長期的には組織の競争力が下がると警告
③ 誤解が生まれる理由:
会計上は「人件費」は費用として扱われる。しかしドラッカーは経営視点に立ち、「人は費用ではなく価値創造要因である」と区別していた
また、知識労働者の生産性を決める6つの要因として以下を挙げています。
① 何を成果とするかを明確にする
→ 仕事の目的は上司ではなく本人が理解すべき。仕事の主役は「個人」
② 自己管理(セルフマネジメント)
→ 自分の強み、時間、成果を自ら管理する
③ 継続的学習(イノベーション)
→ 学び続けることが必須、生涯学習が必須となる
④ 質の向上
→ 知識労働は量より質が重視される
⑤ 組織文化・価値観の整合性
→ 価値観が共有されないと生産性は上がらない。組織は個人の強みを活かす場になる
⑥ 知識労働者に「敬意」を払う
→ 尊重されない環境では成果が出ない
和ナビィ (木曜日, 26 2月 2026 10:32)
経済の仕組み、現状、何がどう動いているのか、‥自分の普段の暮らしの中だけではなかなかわからないことばかりです。ポコ太郎さんのご投稿やそれについてのコメントを読むにつけても「あぁ、そういうことだったのか」と驚いてしまいます。
>「人を大切に育てる」ということを忘れて、人の人生を雑にあつかい、何が、経済成長だ! 何が、愛国心だ!! (カレーさん)
≪経済≫って「経世済民(けいせいさいみん)」の略と聞きました。世の中を治め、人民の生活を救うことだそうな。上記の言葉、まさに!。
さっき間違えて「けいこくさいみん」と打ったら機械ながら「警告催眠」と表示され、ワッ;;でした。
今夜のライブの展開、一層興味深く楽しみにしています。
御新茶魔 (木曜日, 26 2月 2026 00:07)
人間をコストと見て安く使おうとして、非正規雇用を増やし、結婚や子育ては金持ちだけの贅沢品にして少子化を激化させたツケですね。長期雇用のための日本の経営者の知恵に気付かずアメリカナイズしちゃったから砂粒の個が働く方向へと近づいて行ってるなあ。まして、ネットの発達で在宅ワークが増え、顔合わさんもん。
ポコ太郎 (水曜日, 25 2月 2026 23:58)
カレーさん、取り上げていただきまして、ありがとうございます♪♪♪
この投稿をしてから、いろいろと考えました。
それは、倒産や廃業が本当に悪いことなのか??という問題
そもそも、資本主義の本質は、
①淘汰(失敗した企業は倒産するべし)
②所有の絶対性(企業は資本家のモノ)
が原理原則なのですね
それから考えれば、日本的資本主義は、封建制と社会主義、それに資本主義と浪花節がエッセンスとして味付けされたエセ資本主義なのかなぁと
しかし、日本的な職業観や倫理観は、そこから来ていると思うし…
明日は参戦できませんが、ボクの投稿、寄稿が少しでもお役に立ちますように!!
中国のSNS攻撃のことに興味をもったのて、イタイ・ヨナト著「認知戦 悪意のSNS戦略」と、移民問題の続きとして、産経新聞取材班編著「国会議員に読ませたい 移民と日本人」を今日購入したので、またレポートします
あと、トマトさんがご紹介いただきました「混迷の国ベネズエラ潜入記」も
国会議員に読ませたい…は、川口市内のクルド人問題をメインにルポされているようです
あと、モーガン・ハウセル著「The art of spending money」も大変面白い本だったので、追々ご紹介いたします