投稿者:和ナビィさん
4年前の東京オリンピックの時は各競技無観客で行われましたが、今回は連日国立競技場を大観衆が埋め尽くしていました。
世界のアスリートが集い、声援の中で競技は展開しました。
世界陸上9/20、女子5000メートルの決勝に田中希実が出場しました。
美しい走りはもちろんのこと、その澄んだ目・濃い眉、真っ直ぐの眼差しがとても印象的な方です。
力を出し切ってゴールした田中。
しばらくは動けないくらいでしたが、やがて立ち上がりトラックを後にする時、各方向の観衆に向かって丁寧に深々と何度か感謝の礼をしていました。
そして階段を上がってインタビューの場所へ。
「2度とないんじゃないかというくらい日本人の方に見に来ていただいて、一生に一度の経験ができた。
ここまで多くの方々が応援してくださっているんだということもずっと実感わかないまま4年間を過ごしてきてしまったので、すごく心細かった。
けれど、今回の世界陸上でこんなにもたくさんの方々が陸上や陸上に取り組む選手を愛してくださってるんだということを知って本当にうれしくて
だからこそ、この4年間、日本選手みんな苦しんだと思うんですけれど…
出られた選手、出られなかった選手、報われた選手、報われなかった選手、みんな本当にすごく幸せな時間を過ごせたと思います。本当にありがとうございました」
聴きながら目頭が熱くなりました。
≪たくさんの人々が熱意込めて見守っていてくれる。応援してくれている。その中で力いっぱい競技に臨む。≫----それがどんなに尊いことなのか、その感謝の思いの大きさに打たれます。
アスリート田中希実、その目・自然に湧き上がる立ち居振る舞い・その言葉、美しいです。
「こんなに足元フラフラで…」 倒れた直後でも…礼を忘れぬ田中希実の所作が「世界に届いて」X感銘
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ans/sports/ans-581952
田中希実 脚には血の跡…攻めの走りに充実感「等身大の実力は出せた」
(カレー千兵衛のコメント)
田中希美選手、めちゃくちゃ好きです!
見た目はもちろん、内面がステキです。
とてつもない努力家。
同時に、ものすごく繊細。
和ナビィさんがおっしゃる通り、熱意を込めて応援してる人への感謝を伝える姿勢に、私も感動しました。
感謝を力に変える人って、アスリートでも、他でも、「強い」と思います。
・・・
あと私がボロ泣きしたのは、コーチであるお父さんについて語った場面です。
父とやっていることで、賛否両論あるんですけど、
私にとっては父とやることが、一番、私の等身大の力を引き出してくれる存在だと思っているので。
ただ、最大限の力を引き出してくれてコレというのが・・・
父の力を証明できなかったというのが・・・
そこが悔しいです。
父の指導力はこんなもんじゃないゾということを世の中に言いたいですし。
何年でも待ってくれるというのが親子の強みだと思うし、
でもそこに甘えないことが私の大人への第一歩だと思うので
待ってくれるではなくて、私が引っ張っていくつもりで、
もっと父をアッと言わせるような走りがしたいです。
・・・
田中選手にはかなり厳しい言葉も投げかけるコーチとしてのお父さんですが、
ここまで強い信頼関係があることに、、、心打たれます(涙)
脚のケガ(スパイクが接触したことによる流血)は心配ですが、
今回の経験がさらなる「強さ」に繋がると信じています!
田中希美選手
これからも応援しますo(^o^)o
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