投稿者:真っ暗くん
「《核武装の議論》核保有しても紛争は存在するし、核を使用しないのはなぜか?」の続き
(核を使用できるタイミングの一つとして)「自国の政治体制が変えられてしまう瀬戸際」
これは通常兵器を使用した戦闘行為、あるいは戦争の延長にある事から通常兵器を装備した武装機関による防衛力の充実が不可欠で、核はその手段の一つに過ぎないのではないでしょうか?
むしろ、核を装備して使うタイミングを見過ごすと核が使えないと相手国から舐められてしまい、返って戦況の悪化によって内政干渉を招いて和平、停戦と引き換えに政治体制を変えられてしまうリスクが高まる危険性があります。
(核を使用できるタイミングの一つとして)「自国の国民が看過できないレベルで殺される瀬戸際」
こちらも同じで通常兵器の使用によって自国の国民が被害に遭った、あるいは遭われる恐れがある事を名目に核を使用したとしても、日本が核保有をしたばあい、少数にとどまる事から相手国、または相手国の同盟国からの報復による核攻撃を受けてエスカレーションラダーが上がってしまい、自国が壊滅してしまいます。
日本が核兵器を使用する場合、ロシア、中国またはこれら国々の同盟国となるでしょうから、現在の国際情勢からして自国の核を使用が許される場合が、相手国から核攻撃を受けた時に限るという現状からして「自国の国民が看過できないレベルで殺される瀬戸際」は核兵器を使用する上ではあまりにも曖昧な大義名分と言わざるを得ず、もし使用した場合は自国が国際社会から孤立した状態で核の報復攻撃で自国が壊滅してしまう道しか残されないと見ます。
「ベトナム戦争でも、イラク戦争でも、ウクライナ戦争でも、相手国を殲滅することが目的ではなかった」
ベトナム戦争はベトナム共和国を支援してベトナム民主共和国(ホーチミン政権)を始めとするインドシナ半島からの共産主義勢力の殲滅を目的としましたし、イラク戦争もかつての対日戦争とおなじく、相手国であるイラクの政治体制や憲法を変える事を目的として戦争をしています。
イラク戦争中、米国がイラク戦後の統治を日本占領を手本に計画していた事からも明らかです。
ウクライナ戦争もプーチンがウクライナを自国領と見なしている事からもウクライナをロシアの都合の良いように政治体制や憲法を変える事を目的としてウクライナを殲滅しようとしている事は火を見るよりも明らかでしょう。
核兵器を持つにしてもそれは軍事行動における戦術、戦略に基づく兵器を運用する手段に過ぎず、保有するに見合った戦術、戦略、そして国際社会における地位向上を目的とした外交政策の一環である軍事行動に沿っていなければ国益とはなりません。
(一旦後略)
(カレー千兵衛のコメント)
一番最初の問いについては、全ておっしゃる通りだと思います。
それは現実に、核保有国は、通常兵器の武装も強化し続けていることからも証明可能だと思います。
外交の延長線上で”手段”である戦争は、通常兵器で行うものです。
戦争の”目的”が「殲滅(残らず滅ぼすこと。皆殺しにすること)」は、絶対に無いと言えませんが・・・ほぼ無いでしょう。
なぜなら「国益」にならないからです。
だから核兵器ではなく、通常兵器で戦争をやるわけです。
・・・
ベトナム戦争・イラク戦争・ウクライナ戦争の目的について。
私は「相手国を殲滅することが目的では無かった」と申し上げておりますが、
「相手国の政治体制を変えること」と「相手国の殲滅」を混同されているのは、
なにかの取り違いでしょうか??
・・・
ディベート対決のようになってしまっては勿体ないので、要点を絞りますね。
「核武装の効果は限定的」だと私は認識しております。
具体的に核武装の効果は以下2つ”だけ”だと考えます。
① 核攻撃を防ぐ
② 国家滅亡の危機を防ぐ
→無条件降伏・憲法改正・国体の解体など
核兵器は基本的には「使えない兵器」です。
身も蓋もない話ですが「核兵器は使ったら終わり」なんですよね。
「核兵器を使用した場合、自国が壊滅する」という真っ暗くんの御意見は、実は、私も同意なのです。
それでも、核抑止力は存在します。
核抑止力とは
「それでも、核兵器を、打ってくるかもしれない」と相手国が恐怖するかどうかです。
ポイントは「恐怖するかどうか」です。
上記の①と②に限って言えば、それをクリアしていると考えますが、その点については如何でしょうか?
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真っ暗くん (木曜日, 14 8月 2025 06:05)
#6 ピエールさん
度々コメントありがとうございます。
「核武装に関して、コストや技術等、ミクロな視点の考えが深まりました」
何を根拠に「ミクロ」と断言しているのかわかりません。
「できるように前向きに行動したり、考えたいです」
それは自主防衛の事でしょうか、それとも単独防衛の事でしょうか?核兵器の開発と配備はこれらの目的の手段に過ぎませんよ。
「例え他人から見て、そのような場所が倒産したり他部署との統合が避けられないような環境だとしても。」
目的に沿っているのであれば他部署の統合や倒産のリスクも視野に入れる事もありますが手段と目的の履き違えによる、目的に沿わない代物に固執してしまえば行き着く先は倒産や他部署への統合しかありませんし、これらの結果以外は何も残りませんよ。
何のために日本の核兵器開発、核武装が議論の課題に挙がっているのかもう一度見直してみましょう。
ピエール (水曜日, 13 8月 2025 21:21)
核武装に関して、コストや技術等、ミクロな視点の考えが深まりました。が、やはり日本が核武装が不可能で、核武装すれば孤立するというのが未だに納得できません。ストンと胃に落ちてこないような、そんな感じです。
できない、できない、だからやらない。そんなことより、できるように前向きに行動したり、考えたいです。
例え他人から見て、そのような場所が倒産したり他部署との統合が避けられないような環境だとしても。
真っ暗くん (水曜日, 13 8月 2025 20:04)
#4 ピエールさん
「軍事力のバランスを保ち続けて空白を生じさせないようにする為に、核武装しなければないのでは?」
通常兵器の身では空白が生じてしまう場合、その手段としての核武装はあり得ますが、それは現在の日本では当て嵌まりません。あるとすれば国際社会における信頼がイランや北朝鮮並みになり、孤立して単独防衛に舵を切らざるを得ない時と判断します。
「他国依存ではなく、自分の力で自国を守らなければなりません。ならなおのこと、時間がかかろうが核武装を急がなければ!!」
いまのウクライナは勿論、台湾、韓国、アメリカも譜含めて自分の力で時刻を守らなければなりませんが、いずれも単独防衛ではありません。目的が同盟国と対等な関係における自主防衛ならば核武装は余りにも日本の国際社会における立場や近隣との軍事情勢からして非現実的と見なします。
自主防衛と単独防衛は違うのです。
「だから核武装してはいけないんだ!」
核武装は北朝鮮やイランのように国際社会における信頼の低下による経済制裁をける事も視野にいれた単独防衛に舵を切る場合と見なしていますがそれ以外での核武装は国際情勢からして国力低下を招く事はあれど国益にはならないと見ています。
「通常兵器 or 核武装の二者択一になるのが分かりません。」
簡単な事でどんなに予算を計上しても通常兵器に回す予算が核兵器の開発費、生産費、維持費にリソースが回されるからです。これ故に通常兵器の充実を取るか充実させるべき通常兵器を削減して核兵器に回すかの二者択一になるのです。国力の問題ではなくリソースを含む物理的な問題です。
「真っ暗くんは、どういう状況になれば、核武装に賛成なのでしょうか?」
北朝鮮やイランのような経済制裁も含めた国際社会における信頼度の低下と孤立をも視野に入れた単独防衛に舵を切る時です。これは現在の日本の科学技術力を含む国力と日本の国際社会における立場から判断した結果です。
「じゃあできるようにする方法を考えろ!と怒られます。」
そんな会社は倒産するか、部署でしたら部署の閉鎖、他部署との統合、もしくは運営の改善を強いられるでしょうね。または人事の総入れ替えもあり得ます。国家が有する科学技術力からしてできないのですから仕方がない。無理なものは無理ですし、国際社会における地位向上を目的とした外交政策の一環とする軍事行動としての同盟国と対等な関係による自主防衛なら猶更です。
単独防衛と自主防衛は違うのです。
今回のコメントを作成する時に参考にした動画を添付しておきます。ご参考までに。
核兵器さえあれば通常兵器はいらないのか?
https://www.youtube.com/watch?v=3_8MRRvAgN8
ピエール (水曜日, 13 8月 2025 18:22)
#3 真っ暗くん
軍事力のバランスを保ち続けて空白を生じさせないようにする為に、核武装しなければないのでは?
「同盟国をはじめ外交政策も今のままとはいかんでしょうし、同盟国が今以上に日本を支援してくれるという保証もなければ根拠も薄い(というかほぼない)」
真っ暗くんもご承知の通り、他国依存ではなく、自分の力で自国を守らなければなりません。ならなおのこと、時間がかかろうが核武装を急がなければ!!
真っ暗くんは「防衛空白地帯発生の危険性を時間短縮で乗り切るために1~数年の核武装が必要」→1~数年では核武装は無理!→だから核武装してはいけないんだ!
…というご意見ですよね。正直、全く納得できません。
また、なぜ 通常兵器 or 核武装の二者択一になるのが分かりません。防衛費を増額したら良い。国債発行すれば良い。通常兵器拡充+核武装の予算を盛り込むだけです。
「自国の核兵器を維持する為に自国の通常兵器へのリソースが制限され、それがウクライナにおける軍事支援の足枷にもなっている」という話、初耳です。よければ情報元教えてください。
ウクライナの件など、他にも納得できないことがあるのですが…真っ暗くんにお聞きします。真っ暗くんは、どういう状況になれば、核武装に賛成なのでしょうか?
真っ暗くんは「核武装自体には反対しない」と言いながら、できない理由をつらつらと並べたてていますね?できるようにする、建設的な議論をしたいです。真っ暗くんは核武装に反対なのかな?と思ってしまいます。
できない、できない、だからやらないというのは好きではないです。会社でも、じゃあできるようにする方法を考えろ!と怒られます。
どういう状況になれば、真っ暗くんが核武装に賛成するか教えてください。
真っ暗くん (水曜日, 13 8月 2025 13:01)
#2
ピエールさんコメントありがとうございます。
それとお手数ですが「真っ暗くん」でおねがいします。「さん」はお控えなさるようにお願いします。
「5年、10年かかっても良いのでは?」
その間、近隣諸国が傍観、黙認してくれればよいのでしょうが、同盟国をはじめ外交政策も今のままとはいかんでしょうし、同盟国が今以上に日本を支援してくれるという保証もなければ根拠も薄い(というかほぼない)という事から5年、10年の間、核の開発をしている間もどうやって日本の核兵器の配備に向けた核開発によって著しく変動してしまっている世界情勢の中で軍事力のバランスを保ち続けて空白を生じさせないようにするのかというもっと大きな課題が残ります。
1年~数年と言う短期間での核兵器の開発、配備は日本の核兵器開発によって生じる世界情勢の変動の中での軍事バランスの欠如における防衛空白地帯発生の危険性を時間短縮で乗り切るためでもあるのです。
「通常兵器を拡充し、同時に核武装の準備をする両面作戦では駄目でしょうか?」
これは物理的に不可能です。通常兵器を充実させるか、通常兵器の充実に使えるリソースを削減して核兵器に回すかの二つに一つしか選択肢はありません。これは核保有国ならどこの国でも同じで、通常兵器と核兵器の間でリソースをバランスよく配備する為に苦慮をし続けています。自国の核兵器を維持する為に自国の通常兵器へのリソースが制限され、それがウクライナにおける軍事支援の足枷にもなっている事は想像に難くありません。
「ウクライナも、核を持っていれば侵略されなかった可能性があります」
ウクライナが核兵器の廃棄に踏み切ったのは維持が困難で廃棄以外に道がないと欧米をはじめとする諸外国に知れ渡ってしまったからです。もし、ウクライナが核兵器の保有に固執していればイランや北朝鮮のように経済制裁をされ、ロシアが大量破壊兵器の保有を名目に軍事侵攻をしていまごろはロシア領になっていたでしょう。
「核を打てばいつでも打ち返されるという状況にしておくことが一番重要ではないでしょうか?」
核兵器に対抗できるのは核兵器しかないのは事実ですが、核兵器が万能兵器ではない以上、他の通常兵器と同じく、国際社会における地位の向上を目的とする外交手段の一環である軍事行動の手段として冷静に評価しなければ、国家の自滅を悪戯に招くだけの存在となってしまいます。
「日米同盟を維持しつつ、核を持つことができるのでは?トランプなら、日本が核を持つことを容認するのではないかと思います。」
トランプ大統領個人が日本の核保有を望んでいても国際情勢がそれを許すとは限りませんし、米国が日本の核兵器保有を容認すれば米国の同盟国に限らず、これまで核兵器の保有を断念していた国家を含む非核保有国が核兵器の保有に舵を切り、核兵器が通常兵器となる切っ掛けになってしまいます。米国による日本の核兵器開発および保有の容認、または黙認はNPT(核兵器不拡散条約)の完全崩壊、完全形骸化を意味しますから。こんな世界情勢を果たして常識ある日本人を含む世界の人々が強く望むのでしょうか?
「イギリスだって核を持っていますが」
そのイギリスは核兵器を保有しているのにイギリス国内に米軍基地がある上に、ブレア首相時代には
「ブッシュのプードル犬」
「アメリカの外務大臣」
といわれるほどに米国の従属ぶりを世界に知らしめていました。核兵器を保有したとしても国家は好き勝手に振舞えず、返って他国の傀儡状態にすらなってしまう危険性すら持っている事例とも言えます。イギリスは国際情勢に完全に則った形で核兵器を保有していますから孤立せずには済んではいますが、日本の核兵器保有はNPTの脱退など、国際社会からの孤立が前提である上にその孤立状態で未経験の兵器開発と配備に踏み切る事から、核兵器の開発、配備は対等な同盟関係を含めた自主防衛とは程遠く、単独防衛に舵を切る事が前提としかなりません。
核兵器の保有について賛同する方の意思までは否定したくありませんし、その御気持ちは十分に理解するように常に心がけています。そして、核兵器の開発、保有が国際社会における地位向上を目的とする軍事行動の一環の一手段にすぎない以上、リソースを含めた科学技術力に基づいて冷静に見ていかなければならないと考えます。
ウクライナの核兵器とブダペスト覚書について、参考にした動画です。もし、よろしければ、視聴していただければと思います。ご参考までに。
ウクライナに核があれば侵略は防げたか?
https://www.youtube.com/watch?v=6h2vh6beQTQ
ピエール (水曜日, 13 8月 2025 03:42)
真っ暗くんさんの「短期間(1年~数年)で開発して配備する事が可能なのか?この課題がクリアできない限り、日本の核兵器保有はどうしても机上の空論となってしまう」
これ、どうなんでしょう?5年、10年かかっても良いのでは?通常兵器を拡充し、同時に核武装の準備をする両面作戦では駄目でしょうか?
時間がかかるから核武装は現実的でないとすれば、永遠に核武装できません。
「これまで築き上げてきた国際社会における高い信頼性と言う立場を利点として生かしていく」
信頼性があろうがなかろうが、ロシアのような野蛮人国家は、侵略する時はする。外交で仲良くしようが、関係を強化しようが、覇権国家は、侵略する時は侵略するのです。
ウクライナも、核を持っていれば侵略されなかった可能性があります。全ては軍事力です。核武装+通常兵器の拡充で、ロシアのような野蛮人国家に「攻めても勝てない」と思わせなければならないのです。
正直、核は使えない兵器です。しかし、核を保有し、核を打てばいつでも打ち返されるという状況にしておくことが一番重要ではないでしょうか?
「日本が核兵器の保有へと舵を切るのは北朝鮮と同じ境遇になる事も視野に入れた単独防衛へと舵を切る時」
なぜ核を持てば単独防衛になるのでしょうか?日米同盟を維持しつつ、核を持つことができるのでは?トランプなら、日本が核を持つことを容認するのではないかと思います。
他の核保有国は単独防衛でしょうか?イギリスだって核を持っていますが、アメリカや西欧諸国と強い軍事協力関係にあります。日本が核を持てば、国際社会から孤立するイメージがあまり湧きません。
真っ暗くん (火曜日, 12 8月 2025 22:15)
長い文章の要点をわざわざ絞っていただき感謝します。
まず、結論から言いますと、核兵器を保有するには我が国の科学技術力によって短期間(1年~数年)で開発して配備する事が可能なのか?この課題がクリアできない限り、日本の核兵器保有はどうしても机上の空論となってしまうのです。
高濃縮ウラン、または核兵器級のプルトニウムはどうすれば安定的に生産、入手する事が出来るのか?
これだけで、短期間(1年~数年)での核兵器の開発、配備が如何に難しく、不可能に近いが解ります。核兵器の保有に反対しているわけではなく、我が国の科学技術力で短期間で核兵器の開発、保有、配備が可能なのかと言うところが問題なのです。故に通常兵器による国防を唱えざるを得ないというのが此方の主張である事を今一度申しておきます。
「『相手国を殲滅することが目的では無かった』と申し上げております」
なるほど、確かにウクライナ戦争、イラク戦争、ベトナム戦争は該当しません。ロシアは微妙ですが、アメリカはベトナム、イラク相手に無条件降伏をして国家が解体される危機感はありませんでした。
一方でチベットやウイグルは中国による侵略、支配を許してしまった原因に通常兵器を充実させた武装組織を備えられず、核保有国を含む列強との軍事同盟を結べなかった防衛力不足による軍事バランスの空白によって生じたことが挙げられると思いますがどうでしょうか?チベットやウイグルが核を持たずとも防衛できる軍事力に加えて日米同盟のように核保有国と同盟関係にあれば話は別だったと思います。逆に核兵器を保有してても通常兵器による軍備が乏しければ経済情勢も重なり、ウクライナのように各国に干渉されて解体、破棄された後に今と同じ状態になったのではと思いますが?
「① 核攻撃を防ぐ」
これには同意します。核兵器は核兵器でしか抑止できません。
「核抑止力とは『それでも、核兵器を、打ってくるかもしれない』と相手国が恐怖するかどうかです」
恐怖は心理的なもので常に変動しますので、恐怖による抑止力なら通常兵器だけを充実させた軍事力とて代わりません。むしろ、強力な軍事力と核保有国との軍事同盟という外交手腕によって齎されるものではないでしょうか?核兵器は最強の兵器ではありますが万能の兵器ではなく、国際情勢及び科学技術からして自国で短期間(1年~数年)で開発、配備して運用する事が不可能である以上、核兵器を持てぬもののこれまで築き上げてきた国際社会における高い信頼性と言う立場を利点として生かしていくのが日本の国防における課題と見てますがどうでしょう?
日本が核兵器の保有へと舵を切るのは北朝鮮と同じ境遇になる事も視野に入れた単独防衛へと舵を切る時であり、対等な同盟関係に基づく自主防衛とは目的が異なると見ています。核兵器を保有するべき理由と保有を支持する御気持ちも理解できますし、核兵器の保有が国際社会における地位の向上にも繋がり、国家解体の危機を回避できる抑止力にもなるのでしょうが、今まで築き上げてきた国際社会における高い信頼性を一気に失って国際社会から孤立するような事態にでもならない限り、核兵器の開発、配備はほぼ不可能という結論に至るのですがどうでしょうか?