投稿者:真っ暗くん
みなさん、暑い日々をいかがお過ごしでしょうか?
近年はかつてないほどの猛暑が日本列島を覆い尽くし、涼を取らなきゃ命にもかかわる時代になってきました。
もちろん、この命をも奪う猛暑の中でも日常の食事は欠かせません。
基本、こういう時にこそ日本人にとって米が理想なのですが、如何せん、この時期は米の消費量が最低となり、代わりに麺類が急増して最高となるとの事(正確な数値は残念ながら見つかりませんでした。すみません)。
この理由は猛暑で米だけだと体温が上がりやすい上に長年の保存技術による都合で夏は最も米がまずい時期という固定観念と(近年は品種改良と保存、加工技術の向上によって改善され、このような問題はないとの事、蕎麦も同じ)さらに知恵が伝わっていない所にあります。
これは「美味しんぼ」の「暑中の味」(単行本12巻第1話、アニメ第31話、なぜかとろろご飯がでてこない)でも取り上げられています。
そこで、猛暑が続く中で最も身近で効果的な涼の取り方が冷や汁となるのです。
作り方は簡単で日頃味噌汁に使っている出汁を濃い目にとっては冷ました後、(時間がなければさらに氷で冷却し味噌を多めに使用)トマト、塩もみして脱水したナスやキュウリ、湯がいてほぐしたトウモロコシ、湯がいた菜っ葉やニラ、焼いてほぐした焼き魚や湯通しして冷やした肉と日頃味噌汁に使っている味噌を焼きみそ(オーブントースター、またはガス火で気軽に作れる)にして冷えた出汁に味噌汁と同じく味噌を研ぐだけです。
好みですりごまを加えるのも良いですし、とろろご飯と同じく麦ごはんとも相性が抜群です(麦ごはんは熱中症対策に有効)。
食べ方は味噌汁と同じか、ご飯にかけて冷やし茶漬けのようにすすって食べるなど、味噌汁以上に食べ方は広いので、そこはお好みで。
味噌汁と違って冷や汁は夏野菜とも相性がよく、猛暑日でも氷で冷やされた冷や汁は味噌を通して塩分は勿論、発酵食品である味噌も美味しく食べる事が出来、さらに大葉(紫蘇)やアク抜きしたミョウガ、とろろ芋、メカブ、梅干し、紅生姜などの海藻類や納豆、豆腐、磨胡麻、そしてツナ缶、サバ缶とも相性が良いので麺類で余った具材や薬味をそのまま使用可能です。
要するに、味噌とご飯に合うものなら基本、何でもOK!
という事です。麺類などの小麦製品だけだと飽きてしまう上に食欲の減退につながり、さらに体力の消耗による熱中症の危険に繋がります。
通常であれば有り余るほどの御米が豊富にある日本において、この機会に冷や汁で涼をとっては英気を養い、真夏のご飯を見直すきっかけにしてみてはどうかと思いますが如何でしょう?
冷や汁の作り方(紹介したHPの他にもまだまだたくさんあります)
https://www.sirogohan.com/recipe/hiyajiru/
(カレー千兵衛のコメント)
冷や汁って、食べたことないです!
そんな文化があったのか~~!!
「冷製スープ」は飲んだことがありますが、それは洋風でした。
まだまだ知らないことだらけだなぁ。
アニメ【美味しんぼ】の「暑中の味」を見ました。
私も大原社主と同じく「おかゆ」が大の苦手。
手術で入院した時は本当に困りました💦
「ごはんですよ!」を持ち込んでからはマシになりましたが(笑)
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ポコ太郎 (木曜日, 10 7月 2025 12:21)
連打します❣️
出汁を鶏がらスープに変えたり、牛乳や豆乳で伸ばしたり、味噌も複数のものを混ぜるといろんなバリエーションが楽しめそう。仕上げにごま油やラー油を足しても美味そうです
茹でたキャベツやほうれん草、レンチンしたたまなぎ、生姜をいっぱい入れた鶏ミンチのつくねなんかも良さげです
ポコ太郎 (木曜日, 10 7月 2025 09:51)
冷や汁!!マジで美味そうですね!
教えていただき、ありがとうございます❤️
濃いめの冷たい味噌汁(味噌は炙ると香ばしくなる)にほぐした焼き魚(青魚が合いそう)、お肉、夏野菜、香味野菜を入れる感じですネ。身体が冷えてサッパリするし、食欲増進、塩分ミネラルなんでもありの完全食品に近いのかなぁ
これ食べたら夏バテ知らずみたいな気がする
早速週末に作ってみます
ミョウガ、大葉、白ネギ、生姜辺りがアクセントになりそうですね
そうめんを入れても合いそう