投稿者:くれはさん
今から20年ほど前、大阪の葛井寺へ千手観音をお参りに行った時の話です。
お参り後、車で移動中に山が目に入りました。
(町中にいきなり山?)と思い、カーナビの画面を見たら、それが巨大な前方後円墳だと気づきました。
古墳も興味があるので、立ち寄りました。その古墳は応神天皇の古墳でした。
応神天皇は全国に分布する八幡神社の御祀神であり、神功皇后の皇子です。
車を降りて古墳の近くに行きました。宮内庁の管轄のようで警備員がいました。
その巨大な圧倒的な姿に無言になりました。同時に歴代の天皇が続いたおかげで今の日本があるのだと思いました。気づけば手を合わせていました。
私は古墳といえばその地域の豪族の墓という認識しかなかったですが、当時の人たちにとっては信仰の対象でもあったのでは?と思いました。
ここからが本題なのですが、最近、前方後円墳を新たに造り、それを集団埋葬地として提供している会社があると知りました。
株式会社前方後円墳
死者を弔うということも最近は変わっているようで、お墓を撤去したり、樹木葬が増えたり、サービスエリアに遺骨を捨てたり、葬式でも死者にお金を使う必要はないとお坊さんを呼ばなかったり、戒名もいらないという人も増えたそうです。なので前方後円墳葬というのが出てきても(驚きましたが)不思議ではないのかもしれません。
ただ、個人的にこの前方後円墳葬というのは違和感がありました。
自分にとっての前方後円墳は大和政権の王たちの墓であり、古代の天皇が眠っているお墓でもあります。
つまり敬意を抱く対象です。
よくもまぁこんなことを考えたな、一体誰のアイデアなんだろう?
どうせ日本の天皇のことなど考えたことがない人なんだろうなとサイトを見ていたら、発案者が分かりました。
竹田恒泰でした。
どうも代表取締役のようです。
あいさつ文にはもっともらしいことが並べられていますが、私はこの人は前から天皇や皇室に対して敬意が足らないんじゃないのだろうか?と思っていましたが、その認識はこのサイトを見てさらに強くなりました。
皆さん、どう思われますか?
(カレー千兵衛のコメント)
これはビックリしました(笑)
冗談みたいな話、あるいは、今時でいれば「陰謀論のような話」ですが、これはマジなんですね。
いくらなんでも「前方後円墳」は、普通の日本人であれば恥ずかしいと感じるはずです。
≪究極の選択≫
前方後円墳とピラミッドならば
どっちがマシ?
ギリギリ前方後円墳のマシか(笑)
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