投稿者:真っ暗くん
地元は大都市近郊で開発が高度経済成長期を通じていまだに継続中な反面、
広大な干潟が湾内に複数存在する事から
海産物が豊富で焼き海苔も地域の特産品としても販売されてます。

我が家では初冬と、梅雨の時期に漬物類を漬けます。
初冬にたくあん漬け、白菜漬け、そして梅雨の時期に梅干し、らっきょうの甘酢漬けと言ったところです。
生野菜が高騰する真冬に漬けた白菜漬けは塩抜きをするなどして生野菜代わりに重宝しますし、
たくあん漬けは大根が高騰する春から次の真冬にかけて重宝します。
また、梅干し、らっきょうとその副産物である梅酢、らっきょう酢は湿気や猛暑で食欲が減退し、体力の消耗が激しくなる梅雨から初秋にかけては欠かせない存在となります。
これらが欠けてしまってはご飯に限らず、麺類、パスタ類、パン類のいずれの消費量も猛暑による食欲の減退によって減少する事なるでしょう。
また、これら漬物があるとどうしてもおにぎりが食べたくなり、
おにぎりには基本、焼海苔が必須となる事、地産地消の貢献も含めてお海苔も含ませていただきました。
漬物、味噌は本来各家庭で作られていたもので家庭によっては味もずいぶん違ってましたし、
漬物を作る時の相談や助言は近所の八百屋、漬物屋に求めてました。
無人化が進むスーパー、コンビニで漬物類や味噌が買えるようになっても
このままいけば漬物も海苔も、そして味噌も
いつの間にか国内から米とともに消滅してしまうのではないかと
周囲の人々のお話を聞くたびに
今後の日本人の食生活について憂いています。
(カレー千兵衛のコメント)
すごく考えさせられる投稿でした。
食には「歴史」があり、「共同体」があるのだと再認識させて頂きました。
もし仮に、この先の日本が必要以上の輸入品を断って自給率を上げたとしても、
日本人の食生活に「共同体」が急速に失われつつあるというのが残される問題点というわけですね。
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