中日新聞の社説「皇族数の確保 国民の声を反映せねば」

 

投稿者:トマトさん

  

今朝(2024年5月21日)の中日新聞の社説を読んでいたら嬉しくなったのでとり急ぎ投稿します。

 

タイトルがイマイチ(「皇族数の確保」)だったので、あんまり読む気がしないな〜と思いつつも読み始めたら!

 

これは・・・この社説を書いた人は小林先生の「愛子天皇論」、もしくは高森先生のブログを読んでいる!!と思いました。

 

 

記事より一部抜粋します。

 

「この2案はいずれも男系男子による皇位継承を前提にしており、問題点は明らかだ」

 

「➀では(中略)女系天皇を封じている」

 

「今の天皇と男系の共通祖先は約600年前の室町時代まで遡る」

 

「長く民間人だった人でもある。国民の理解が得られるかは疑問だ」

 

「旧宮家の皇族復帰に『反対』『どちらかといえば反対』は合わせて74%を占める」

 

「女性天皇を認めることに計90%が賛同している」

 

「女系天皇についても『どちらかといえば』も含めて『賛成』が計84%を占める」

 

「皇族数に論点をずらしたのは疑問だ。女性・女系天皇案など皇位継承の本論について議論すべき時」

 

 

 

中日新聞にエールを!

 

中日新聞の紙面・記事(オンライン含む)へのご意見・お問合せ

https://plus.chunichi.co.jp/entry/index.php?form_id=4lzdfARchcvZibNIz28ZRQ%3D%3D&pager_flg=0&mem_chk=0&sort_flg=&comment_id=0&category_id=0

 

 

オンライン記事はこちら

今見たら・・・今回の記事、全文無料で読めます!

中日新聞 2024年5月21日 

「皇族数の確保 国民の声を反映せねば」

https://www.chunichi.co.jp/article/901379

 

 

 

投稿者:まりーもさん

 

5月21日中日新聞朝刊社説を紹介します。

 

『皇族数の確保 国民の声を反映せねば』

https://www.chunichi.co.jp/article/901379?rct=editorial

 

現在の与野党協議を「皇族数に論点をずらしたのは疑問」と断じ、2案の問題点を指摘してます。

 

そしてその背景には「男系男子に限る皇位継承」に問題があると読み取れます。

 

また、「天皇制の在り方を論ずる場合は、国民の意思を十分に尊重することを前提とすべき」とした上で、世論調査の結果を紹介し、旧宮家の皇族復帰ではなく、女性・女系天皇を認めた安定的な皇位継承策を議論すべきとまとめてます。

 

 

書いた記者が、この問題を十分に理解していて、とても良い記事でした。

 

 

 

投稿者:まいこさん

 

今朝の中日新聞に、皇位継承に関する社説が掲載されています。

 

 

 

https://www.chunichi.co.jp/article/901379

 

 

 

皇族数の確保に関する与野党の協議が始まった。象徴天皇制は国民の理解なしには成立し得ない。

 

世論の動向を踏まえつつ、男女平等など憲法上の原則を十分に踏まえた議論が求められる。

 

憲法1条は天皇の地位について「主権の存する日本国民の総意に基(もとづ)く」と定める。

 

天皇制の在り方を論ずる場合は、国民の意思を十分に尊重することを前提とすべきだ。

 

少なくとも与党の数の力で、一方的な意見を国民に押し付けてはならない。

 

 

 

与野党協議では、2021年に政府の有識者会議が示した(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する

 

(2)養子縁組で旧皇族の男系男子が皇族復帰する-の2案が議論の軸になる。

 

秋篠宮家の悠仁さま以降の世代で、皇族数が足りなくなる危機感からの議論とはいえ、

 

この2案はいずれも男系男子による皇位継承を前提にしており、問題点は明らかだ。

 

 

 

(1)では、結婚後の女性皇族の配偶者と子については「皇族の身分を有しないことが考えられる」と

 

同会議の報告書は記す。女系天皇を封じている。

 

一方、(2)は、1947年に皇籍離脱した旧11宮家の子孫である男系男子を対象とするが

 

今の天皇との男系の共通祖先は約600年前の室町時代まで遡(さかのぼ)る。

 

長く民間人だった人でもある。国民の理解が得られるかは疑問だ。

 

 

 

共同通信の世論調査によると、旧宮家の皇族復帰に「反対」「どちらかといえば反対」は合わせて

 

74%を占める。同調査で注目すべきは、女性天皇を認めることに計90%が賛同していることだ。

 

 

 

その理由についても「天皇の役割に男女は関係ない」(50%)と回答している。女系天皇についても

 

「どちらかといえば」も含めて「賛成」が計84%を占める。この民意は重く受け止めるべきだ。

 

 

 

しかも、2019年の天皇退位特例法の付帯決議で求められたのは、安定的な皇位継承策だ。

 

この問題を先送りし、皇族数に論点をずらしたのは疑問だ。

 

女性・女系天皇案など皇位継承の本論について論議すべき時であろう。

 

 

 

***

 

三大ブロック紙の中日新聞は、2021年にも素晴らしい社説を掲載しています。

 

皇位継承論議 新しい皇室像を視野に

https://www.chunichi.co.jp/article/230683

 

 

 

今回も、最新の世論調査の結果を踏まえ、男系固執の問題点と、女性天皇容認の民意を汲み、

 

与野党協議が「安定的な皇位継承策」を「皇族数に論点をずらした」ことを指摘する

 

100点満点の社説のように思います。意見をお送りします。    

 

 

ご意見・お問い合わせ

https://www.chunichi.co.jp/reference

 

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 10
  • #10

    カレーは (火曜日, 04 6月 2024 18:17)

    倒れたまま?

  • #9

    ウルセーぞ!ストーカー! (木曜日, 30 5月 2024 06:08)

    https://x.com/ALUCARD55581754/status/1795919432575053887?t=bXmsTFpVqod-t_ooEtqDUg&s=09

    投稿から僅か6分で反応wwwwww
    ストーカーやなwwwwww

  • #8

    ウルセーぞ!アンチ! (木曜日, 30 5月 2024 05:40)

    https://x.com/ALUCARD55581754/status/1795910102974869899?t=1gFELCyy9RumcgQPpxtlgw&s=19

  • #7

    トマト (木曜日, 23 5月 2024 19:19)

    中日新聞はラインもあります。
    たまーに、返事がもらえる事もあります。ごくたまーにですが。
    良かったら、こちらも登録して、取材リクエストや意見を送ってみてください。
    私は先日、皇統問題について、河西秀哉名古屋大学大学院准教授に取材してほしい旨を書いて送りました。

    中日新聞 ユースク みんなの取材班
    https://www.chunichi.co.jp/feature_pages/yourscoop

    「『Your Scoop(ユースク)』は、あなたから寄せられた情報をとことん掘り下げる特別取材チームです。(中略)暮らしの疑問まで、何でもお寄せください。(中略)すべての「解決」は難しいかもしれませんが、中日新聞の取材網を動員し、あなたの期待に応えたいと考えています。」

  • #6

    トマト (木曜日, 23 5月 2024 19:07)

    #1リカオンさんへ

    東京新聞の事も教えてくれてありがとうございます!
    東京新聞にも感想を送りました(*^^*)

  • #5

    昭和43号 (木曜日, 23 5月 2024 18:05)

    本日感想メールを送りました。

  • #4

    たけし (木曜日, 23 5月 2024 09:39)

    情報ありがとうございます。先ほど、中日新聞に意見送りましたー!!コツコツがコツ。

  • #3

    新米派 (木曜日, 23 5月 2024 07:58)

    朝日・毎日・日経に加え、東京(中日)新聞が双系継承に賛同し、旧宮家案を疑問視したことで、新聞メディアの潮流は確定的となりました(悠仁殿下までの継承を変えないとする朝日はDOJOブログ等で批判されましたが)。読売社説も一歩引いた感はありますが少なくとも男系限定派とは隔絶しています。
    女性天皇支持90%という衝撃を示した共同通信世論調査は、マスコミ界にも影響したと推量されます。一方でその後の毎日新聞世論調査も気になりました。
    女性天皇支持が81%ありながら、婚姻女性皇族の皇籍維持は支持56%と微妙です。未婚に限り女帝を認めるというより、直近報道での「皇女に継承資格は与えず、かつその配偶者及び子は皇族ですらない」という歪な方策が念頭にあったのでしょう。
    旧宮家案の賛否が35%ずつで拮抗したのも、直近報道の影響でしょうか。室町期の大傍系でありつつも、明治以降も含め皇女が嫁いで血統が近い家系もあることや、そもそも愛子殿下・悠仁殿下だけでは継承資格者が少ないと危ぶまれたのかも知れません。
    いずれにしても、世論は移ろい易いと前提せざるを得ません。

    なお個人的には、男系限定を外し直系優先との引き換えであれば、旧宮家案の抱き合わせ導入という妥協も已むを得ないと考えています。
    直系優先の場合、愛子殿下の家系で皇統を繋ぎ、それが絶えれば佳子殿下、最後に悠仁殿下の家系に移ります。冒頭の朝日新聞案でも、悠仁殿下-佳子殿下-愛子殿下と、3殿下の家系で繋ぐことは同じです(故に≪継承順序の変更は悠仁殿下の次代から適用≫という案を、≪継承資格者の拡張も悠仁殿下の子孫から適用≫と理解しない限り、皇室消滅と断じるのは支離滅裂に思います)。
    そして旧宮家系に皇位が移るのは前記3家系が断絶した後です。つまり従来の双系案でもなお天皇制終焉が確定した後の話なので、そういう状況なら仕方ないと自分は思ってしまいます。憲法14条の平等規定も重要ですが、皇族候補を民間から平等に選挙するわけにもいかず、GHQ憲法以前には歴史的に華族や貴族等の特権階級が皇室の周縁にいたという男系派的な理屈も分からなくもないので、「最後まで妥協ならず、双系案も旧宮家案も共倒れした」よりはマシだと思います。

    なおこれも双系派への疑問となってしまいますが、神武天皇からの男系血統論に対して元明-元正の母娘継承を挙げても意義は薄いのではと自分は考えます。前記の例で愛子殿下家系から悠仁殿下家系に移り得るのは、上皇陛下明仁様という共通の祖先がいるからで、究極的には天照大神に連なる神武天皇の血統ゆえです(小和田家や川嶋家の親戚に皇統は移りません)。
    元正天皇への皇位継承で、男性優先志向よりも直系優先志向が上回ったことは自分も疑いません。しかし文武-元明-元正-聖武と、親子関係であったりなかったりする継承が続いたのはすべて神武直系であるがゆえです。
    「直系限定」だと子がいなければ断絶ですが、「直系優先(傍系劣後)」なら兄弟姉妹へ継承します。継体天皇や元明天皇、光格天皇らがその時々での「初代天皇」ではなく、天照~神武からの直系原理で皇位を継承してきたわけです。愛子殿下⇔悠仁殿下の皇位変遷は初代(神武)直系を前提としつつ、元明-元正だけは先代(親子)直系のみを理由とするのはまだ納得できていません。

  • #2

    H∗A (水曜日, 22 5月 2024)

    皆さんが、前々から、度々、意見を送っているおかげがあるかもしれませんね!

    投稿者、まいこさんの名前が載ってませんよ。

  • #1

    リカオン (火曜日, 21 5月 2024 21:39)

    東京新聞も全く同じ社説ですね!
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/328348

    東京新聞にも応援メッセージを
    https://form.tokyo-np.co.jp/entry/index.php?form_id=Q9m%2BqEbue3LpGPr9pHmjMQ%3D%3D