「光る君へ」伊周の泣き顔と隆家の笑顔

 

投稿者:まいこさん

  

「光る君へ」第20回は、まひろの父の任官と、伊周&隆家兄弟への処分が描かれました。

 

 

三浦翔平×竜星涼、対照的な芝居が『光る君へ』の魅力に 伊周の泣き顔と隆家の笑顔

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6d9eb0db2873a8462a94720fcf7c95e85313462

 

元記事

https://realsound.jp/movie/2024/05/post-1666003.htm

 

 

 

『光る君へ』(NHK総合)第20回「望みの先に」。内裏では花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久)は伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)に厳しい処分を命じた。

 

兄弟の不祥事によって、定子(高畑充希)もまた内裏を出ることを命じられる。

 

その頃、まひろ(吉高由里子)は、惟規(高杉真宙)やいと(信川清順)とともに為時(岸谷五朗)が淡路守に任命されたことを喜びながらも、宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考え、ある行動に出る。

 

 

***

 

藤原為時が下国の淡路守になった際に、大国の越前守に配置換えされた根拠となる帝に奉った漢詩の文字を見た道長が、以前、まひろから受け取っていた漢詩と照らし合わせることで、本当は、誰が作成したものであるかを確認するという、伏線回収の巧みさに唸りました。

 

苦学寒夜 学問に励んだ寒い夜は

 

紅涙霑袖(襟) 血の涙が袖を濡らした

 

除目春(後)朝 除目の翌朝

 

蒼天在眼 無念さに天を仰ぐ私の眼には蒼い空が映っているだけ 

 

(襟)(後)は、為時が実際に帝に奏上した方の文字です。

 

 

 

また、内裏を出ることになった定子が右大臣・道長の導きによって、一条天皇に再び逢ったことがはじめての懐妊に繋がってゆくのではないかしらと思っています。

 

伊周と隆家の処分への反応の違いも、面白いですね。

 

隆家の武勇は、今後、海賊退治などに活かされ道長を大いに助けることになります。

 

 

≪大河ドラマシリーズ≫

 

「光る君へ」伊周の泣き顔と隆家の笑顔(2024.05.20) 

 

「光る君へ」伊周&隆家やっちまった…勘違いで花山院に矢(2024.05.13) 

 

「光る君へ」素腹の中宮と妹を面罵する兄(2024.05.08) 

 

「光る君へ」藤原道隆が死期目前の狂気(2024.04.29) 

 

「光る君へ」藤原詮子役・吉田羊さんのインタビュー(2024.04.23) 

 

「光る君へ」心と体は裏腹(2024.04.16) 

 

「光る君へ」藤原兼家の死がもたらすもの(2024.04.09)

 

「光る君へ」文字の階層(2024.04.03)

 

「光る君へ」源明子の告白に戦慄(2024.03.25)

 

「光る君へ」平安女子たちが交わした恋バナが話題(2024.03.20)

 

「光る君へ」まひろと道長のラブシーンに大反響(2024.03.12)

 

「光る君へ」直秀の運命に注目集まる(2024.03.06)

 

「光る君へ」言葉ひとつで友情にも恋愛にも転びそうな場面(2024.02.26)

 

「光る君へ」でゴー宣やおぼっちゃまくんを思わせたシーン(2024.02.19)

 

「光る君へ」伊勢物語を引用した恋文(2024.02.12)

 

「光る君へ」のインチキ僧侶(2024.02.05)

 

『光る君へ』本郷奏多の花山天皇が“官能的”過ぎる(2024.01.29)

 

「光る君へ」第3話の男子トークは源氏物語のオマージュ(2024.01.22) 

 

『御堂関白日記』を見学 吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」(2024.01.08)  

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 4
  • #4

    おおみや (火曜日, 21 5月 2024 20:12)

    漢詩の解説、ありがとうございます。
    確かに伊周と隆家の思い切った演出がドッカーン!と届きました。
    次回からの越前のシーン、福井県越前市(武生=たけふ)の皆さんも大いに期待している筈ですし経済効果や大河ドラマ館の入場者数も更に増す事でしょう。

  • #3

    枯れ尾花 (火曜日, 21 5月 2024 13:52)

    益々、面白くなってきました。
    隆家は将来、勇猛な戦士になりそうな予感がしますね。
    道長は情け深いし、優しい人物像に描かれてますね。やはりこういう人が人心を掴み、人の上に立つんですな。なんかこう悪も呑み込むような懐の広さを感じます。
    ただ、こんな人も将来は独裁者になったりもするんだろうなあ。まあ、徳のある独裁者なら良い気もしますが…

  • #2

    リカオン (火曜日, 21 5月 2024 12:26)

    流される場所を間違えました。
    伊周が太宰府、隆家は出雲でした。
    訂正します。

  • #1

    リカオン (月曜日, 20 5月 2024 22:45)

    愛子様が公務で訪れた「夢見る光源氏展」で質問されたという「枕草子」の記述、命婦の大臣(猫)を翁丸(犬)が襲った話が長徳の変を表しているという説。愛子様の高校の時のレポートを書かれたという。
    花山院は猫、伊周は翁丸。伊周と隆家が花山院を射かけて大騒ぎとなり、伊周も隆家も散々な目にあうという、前回と今回の「光る君へ」のストーリーそのものでしたね。

    隆家は九州に流されるという。安倍晴明が「隆家様はいずれあなた様の強いお力となります」と予言。
    これならば今後、刀伊入寇のシーンもあり、隆家の活躍も見れるのではと期待を持たせる展開ですね。

    ワクワクする展開です。きっと、愛子様は「光る君へ」をご覧になっておられますよね。