「流行性感冒」内務省衛生局著 (1922.3)

 

投稿者:晃明さん

 

日本では大正時代にスペイン風邪が大流行しましたが、国立保健医療科学院図書館が当時の資料を保存し、それを公開しています。

 

国立保健医療科学院図書館

https://www.niph.go.jp/toshokan/

 

当時の資料と感染対策ポスター

https://www.niph.go.jp/toshokan/koten/Statistics/00008882.html

 

 

中でも感染対策のポスターは文言が直接的で時代を感じさせます。

 

例えば、マスクを着用しない者に対しては

「マスクをかけぬ命知らず」

「『テバナシ』に『セキ』をされては堪らない」

と容赦なしです。

 

そして、大正時代だけでなく昭和初期のポスターでも「豫防接種」の重要性を説きます。

 

ポスターを見る限り今よりも全体主義が強烈だったように思えます。

 

ただ、大正時代のスペイン風邪は2年間で38万〜45万人亡くなったそうなので、それを考えると仕方ないのかもしれません。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

これこそ貴重な歴史資料ですね。

 

当時の世相を理解できます。

 

そしてコロナ禍(人災)騒動と照らし合わせて考えると、

 

「100年前からまるで進歩無し」だと言わざるを得ませんね。 


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コメント: 6
  • #6

    おおみや マスクOFFゾロ (日曜日, 21 7月 2024 13:53)

    と、思いましたがマスク率下落の夏を観測しましたので報告致します。
    7月に入り【休日昼下がり】では500人中100人(=20%)を切った日が出現しました。その日は最高気温36.7℃で500人中96人。本日も猛暑日を記録しそうですのでこの水準のマスク率となりそうです。ほんの2~3年前の夏は37~38℃クラスの暑さの日で500人中496人以上でした。皆さん必死に耐えていました。私はたまに睨みつけられながら数えておりました。
    毎年の夏の感染報告増加、今回はKP.3とかいう名で報道がやや激しく再燃しており…パリオリンピックの(特に街中の)映像を日本人が目にする機会が多くなりそうですから…現実としてそこにあるこの強い暑さと対峙した時に人々の選択がどうなってゆくのか?を(ずっとやり続けている事ながらも)観測します。尚、【平日帰宅時間帯】では40%を下回ってきております。
    【平日帰宅時間帯】と【休日昼下がり】では通行する人々の層自体が異なる訳ですがそんな中でも「その人の行為を促進する外部環境が及ぼした結果としてのマインドの違い」「気温」「混み具合」「通勤姿とマスクの一体化?現象」などなど、色々な要素が絡んでいる事かと思います。

    「マスクをかけぬ命知らず」・・・が更に増えてきた2024年夏です。

  • #5

    おおみや (日曜日, 30 6月 2024 10:32)

    会社にこのポスターを貼りました。マスクを外せない人への私からの心配りとして。せっかく外せないならば、例え世間がどうなろうとも覚悟を持ってこのまま突き進んで頂く上での心の支えとしてこのポスターはうってつけです。

    駅マスク率
    【平日帰宅時間帯】5月=49.7% → 6月=43.0%
    昨年最低値の8月=53.0%を既に下回ってきています。
    【休日昼下がり】5月=39.7% → 6月=32.0%
    こちらも昨年最低値の9月=41.7%を下回っています。特にこの休日は明らかにマスク姿の方が少数派である状態の中に皆さんがおりますのでその方の心細さも察しつつ地味に調査しております。
    公開の場は他に無くこれにて最終となるでしょう。

    皆さんお元気で。お世話になりました。(ゾロのテーマと共に♪)

  • #4

    RUIDO (水曜日, 15 5月 2024 12:32)

    今乗っているほぼ満席のバスが、まさにこのポスターの状態です。自分以外全員マスク!

    最近の後遺症煽りのせいか、明らかに着用率が上がりました。皆さん主体性が無いんだから♪

  • #3

    パワーホール (火曜日, 14 5月 2024 22:12)

    ポスターを拝見しましたが、日光浴とうがいは大事だと考えられますがやはりマスクは駄目ですね。ワクチン接種も盛んに要求してるし。やはり医学は宗教でしかないのだろうか。
    また、このとき北里柴三郎が対応したとのことですが、ポスターを見る限り現在の自称専門家連中と何も変わらないと思われます。野口英世もだが偉人と言われたりお札のモデルにふさわしい人物であるか疑わしいです。
    それに、政府も感染対策だとか行動計画策定する以前に博物館でのウイルスに関する展示やワークショップ開催、ウイルス進化論の教科書掲載や微生物による食文化への貢献の周知をやってもらいたいです。

  • #2

    おおみや (火曜日, 14 5月 2024 20:53)

    この「マスクをかけぬ命知らず」をカラーコピーして「今は私にそそのかされて(⇔励まされて・促されて)マスクを外した顔を晒す練習を積んでいる状態のマスク脳上司に渡すと面白そうだな」と感じました(わるいやっちゃ)。

    ささっと調べてみただけなのですが、大正時代にあった結核死亡者数のピークは年間14万人と推計されているそうです。後に工場労働者を対象に健康診断を義務付けてそれが(変容して、広げられて、利権とも結び付いて)今につながってきている、と。本来その管理手法の採用は人々を(広義での)戦力として見ていたからこそ、という意味が大きかった筈。中身も運用もすっかり変容してしまっている今の制度は果たして…。
    当時と時代を共有する事は叶わないものの、そういう流れを作った時代については理解はします。

    約百年後、
    今回のコロナ騒ぎでの「濃厚接触扱い」なるものに「マスクなしで15分」を滑り込ませ「総員マスク」を実現させたその手口は実に小狡かったですね。それは「片方だけでもマスクしていればOK」だった筈ですが、一般では「自分はしておくから、君はしなくていいよ」などとはならず、凄いスパイラルを起こし、更には「おうちでマスクキャンペーン」とか「不織布マスク大推薦の世論喚起、ウレタンマスクお断り(という内部抗争?)に発展、アベノマスクほぼ絶滅」とかで、遂には私の観測で(初詣客、屋外で96.8%マスク=2023年)な光景に。これは例えば大正の街中の光景を超えていたんだろうか…???
    直接的では無い令和の「いい子ちゃん系・でも足元だけはすくわれない細心の文言が並ぶ、首相官邸・厚労省の御親切な貼り紙」は我が職場で今でもボロッとしながら残っているものがありますので・・・昨日今日で私が綺麗にテープで補修しておきました。ちゃ~んと(マスクは正しく着用を)が読める様に直したものも。それが誤っていた事になってしまったら死ぬ病、だから今は貼り紙もマスクも外せない、ならば長く中途半端を味わって頂く事により…この時代を将来はしっかり咀嚼させた上で古き思い出にして頂きます=令和、むしろ手間がかかります。私さえいなければ、しれっと忘れて何も学ばずに済んだ筈なのに…。

  • #1

    千本通り (火曜日, 14 5月 2024 17:43)

    スペイン風邪は乳幼児はもちろん、20代でも多くの人が亡くなっているのが特徴で、今回の新型コロナとはかなり実態が違っています。当時はマスコミは新聞しかなかったので、今の方がマスコミの罪は重い。