≪文字起こし≫ TBSのNスタ『皇族数減少で「国事行為の代行」できなくなる可能性も』

 

 

投稿者:まいこさん

  

TBSの「Nスタ」で、昨日15日に行われた自民党の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」について取り上げたコーナーが、動画とスタジオのやり取りをコンパクトにまとめた記事になっています。

 

「結婚後も皇室に」「養子縁組で皇籍復帰」は妥当 皇族数減少で「国事行為の代行」できなくなる可能性も【Nスタ解説】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1702421573f9a59fb2fa97591b7e21556876ff?page=1

 

元記事

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1118400?display=1

 

 

 

15日、皇族の数を確保するための案について、自民党による懇談会が行われました。

一体、どんな内容だったのでしょうか。

 

■「結婚後も皇族」「養子縁組」皇族確保 どうなる?

 

 

上村彩子キャスター:自民党は15日、安定的な皇位継承について検討する懇談会を開催し、政府の有識者会議が示した「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」、「旧宮家の男系男子を養子縁組して皇籍に復帰させる案」と、2つの案を妥当と評価し、4月内に党の考えをまとめる方針です。

 

なぜこのような議論がなされているのでしょうか。1990年代には25人近くいらっしゃった皇室の方々が、現在は17人にまで減少しています。そのうち継承権のある男系男子は常陸宮さま、秋篠宮さま、悠仁さまのお三方のみとなっています。

 

さらに、未婚の皇族の方は、悠仁さまを除いては、5人が女性皇族です。現在の皇室典範では、女性皇族は結婚後、皇族を離れるため、将来皇族が悠仁さまだけになる可能性があります。

 

そのため女性皇族が結婚後も皇族として残っていただくためにこのような案が出ているのです。

 

ちなみに今の案では、ご結婚された黒田清子さんや小室眞子さんのように、すでに皇室を離れている方に関しては、改正しても皇族には戻らないといいます。

 

 

■悠仁さまの周りに誰もいなくなる可能性も

 

 

ホラン千秋キャスター:女性皇族が皇室を離れた場合のご公務についても、様々な議論があります。

 

 

牧嶋博子 TBS報道局解説委員:ご公務もそうですが、天皇陛下は法律の公布や国会の召集など、日本国憲法の定める「国事行為」という重要な仕事があります。

 

現在、陛下が外国へ行かれている間などは秋篠宮さまが「国事行為の代行」をしているのですが、将来的に悠仁さまの周りにどなたもいらっしゃらなくなってしまうと、「国事行為の代行」をする人がいなくなってしまいます。

 

また皇室の重要事項を審議する「皇室会議」についても、皇族議員の人数を確保することができなくなるかもしれないのです。

 

(ここからは動画の文字起こしで、より詳しくお伝えします。)

 

 

井上貴博キャスター:今回の案を見ていて思ったのが、すごく自民党らしいなというか。保守系議員への配慮と保守層への配慮でなんか取り繕っているだけにしか見えなくて。あの…女性皇族が例えば結婚される。じゃ夫になる人はどうするのか。子供はどうするのか。宙ぶらりんになっていて、極めて歪だなと感じましたし、結局のところ、女性皇族の方々に公務を担っていただくということしか考えていないので、結局家族として成り立たないというか。

 

松田さん、ちょっと言いすぎかもしれないですけど、自民党ってこう夫婦別姓については家族っていう形にすごくこだわる一方で、あ、こういうところでは家族、成立してないんじゃないですか?って思ってしまうんですよね。

 

 

元競泳日本代表 松田丈志さん:確かにそういう意味では、我々のような民間人の男性が皇族に入って来るっていうところを、今のところ排除してるっていう状態だと思うので、それをどう考えるかは、ちょっと我々本当国民も考えていかなきゃいけないなという風に思いますよね。

あと僕もやはり園遊会に出させてもらったりとか、皇族の方はスポーツイベントの開会式とかにも来てくださるので、本当に公務がたくさんある中で、やっぱり改めて、今の皇族の皆さんの構成を見ると本当に悠仁様しかいなくなったら、本当に大変だなっていうのは心から思いますね。

 

 

上村彩子キャスター:そして、もう一つの案も見ていきましょう。旧宮家の男系男子を養子縁組して皇籍に復帰するという案です。旧宮家は戦後GHQの方針により皇籍を離れた11宮家のことです。

男系男子は父方だけをたどると天皇陛下にたどり着く男子のこと。今まで継承してきた男系男子を維持しつつも皇族の数を増やすとして、このような案も協議されています。

 

 

牧嶋解説委員:これがさっき井上さんが仰っていたことで、民間人になってしまった人を、こうやって戻す。それは男系男子ということにこだわって、かなりもう民間に70年前の話ですよね。その皇籍を離れた人、民間人をそうやって戻すようなことが、国民として理解が得られるのかどうかということも大きな課題だと思います。

 

***

 

井上キャスターは、コロナのときも、懸命に正しい情報を伝えようと努力して下さっていたと記憶します。

 

今回も、「安定的皇位継承」という喫緊の課題を「皇族数の確保」にすり替え、「混成家族」案にしている自民党の欺瞞を鋭く指摘しています。

 

牧嶋解説委員の「民間人を皇籍に戻すことが国民の理解が得られるのか」というまとめも的確。

 

流石は素晴らしい社説を掲載した毎日新聞と関係の深いTBSの番組ですね。

 

さらに「皇位継承権を女性に広げるかどうかの議論を避けて通ることはできない」というところまで踏み込んでいただきたいと思います。

 

 

投稿者:さとがえるさん

  

TBS系で自民党の皇位継承策の概要・課題点が扱われました。

 

「結婚後も皇室に」「養子縁組で皇籍復帰」は妥当 皇族数減少で「国事行為の代行」できなくなる可能性も【Nスタ解説】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1702421573f9a59fb2fa97591b7e21556876ff

 

毎日新聞系列ですので、先日の毎日新聞社説よりもトーンは控えめでありつつも、現在の自民党案では公務を担うだけ、このままでは悠仁様以外の皇族がいなくなる、70年前に皇籍を離れた民間人を戻すことは国民の理解を得られるか などの論点が開設されており、わかりやすかったです。

 

TBSに意見をお送りしたいと思います。

 

TBSご意見フォーム

https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/pc/contact/4945/enquete.do

 

 

投稿者:リカオンさん

  

自民党が15日に行った安定的な皇位継承について検討する懇談会についての解説がNスタでありました。

8分30秒ほどの短い動画ですのでぜひご覧ください。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1702421573f9a59fb2fa97591b7e21556876ff

 

 

このようにTVのニュースでも取り上げられるようになったとは良かったですが、もう少し掘り下げて小泉政権の時の女性宮家の案にまで踏み込んで議論していただきたいと思いました。

 

TV局に皇位継承問題を扱ってくれた事への応援のメッセージと女性天皇についても扱って欲しいという意見を送ろうと思います。

 

TBSご意見フォーム

https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/pc/contact/4945/enquete.do

 

 

 

投稿者:ひとかけらさん

  

 

 

結婚後も皇室に 旧宮家皇籍復帰は妥当。皇族数減少で国事行為の代行が難しくなる可能性も〈Nスタ〉

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1118400?display=1

 

Nスタと言えば井上貴博アナで女性皇族の公務の負担を懸念していますね。

 

しかしながら、問題は皇族数の確保だけではなくて国民の合意も無しに政治家が自身の支持層に媚びを売り皇室に無関心なまま誤魔化しの皇位継承案をゴリ押ししようとしている所に有ります。

 

更に旧宮家という今上天皇から700年も離れた大傍系で、生まれた時から一般国民男子の皇籍取得が直系長子である愛子さまの皇位継承を優先されると政治家が考えているのが問題です。

 

間に合わせの皇族数確保のために国民に知られてない旧宮家皇籍取得など国民の理解など得られないでしょう。そこは最後に解説委員も指摘していますね。

 

安定的な皇位継承は男系固執では不可能ですし国民の誰もが納得するように敬宮愛子さまが次の天皇になれるよう国民の声が必要です。


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 15
  • #15

    希蝶 (月曜日, 22 4月 2024 20:40)

    遅ればせながら、感想を送信しました。
    井上貴博さんの夫婦別姓の話、もっともと思いました。
    自民党が考えを改めて欲しい、そのことをこそ、望みます、でなければ、そんな政党はこの世から消滅して欲しいです。神社本庁もろとも。

  • #14

    まいこ (金曜日, 19 4月 2024 21:04)

    投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
    たけしさんにアドバイスをいただき、毎日新聞に感想文をお送りして、すぐに系列とも言えるTBSで社説に即した内容を井上キャスターと牧嶋解説委員が地上波で話されたこと、素晴らしいですね。30件の「読者の声」、効果絶大ですね☆ありがとうございます。

  • #13

    たけし (金曜日, 19 4月 2024 19:41)

    応援メッセージ送りましたー!!

  • #12

    パワーホール (木曜日, 18 4月 2024 22:23)

    私も先ほどメールを送らせていただきました。井上アナの態度は論理的かつ冷静ですね。感情的かつ独善的な玉川とは天と地ほどの差です。

  • #11

    あるでぃー (木曜日, 18 4月 2024 20:54)

    先ほど応援メール送りました。先日、毎日新聞へ皆で送った社説の感想メールも少し後押しになったかもですね。いい風がさらに吹きますように!

  • #10

    枯れ尾花 (木曜日, 18 4月 2024 20:45)

    私も先ほど応援メッセージ、感謝の意を送らせて頂きました♪

  • #9

    牛乳寒天 (木曜日, 18 4月 2024 17:13)

    井上アナ素晴らしいです。私も応援メッセージ送ります。

  • #8

    なおジョカ (木曜日, 18 4月 2024)

    皇統問題はマスコミが取り上げれば取り上げるほど、庶民が常識的判断をするようになると思います。誰がどう考えても、女性女系天皇がいなければ皇統が続かないというのはわかりますし、皇統復帰した人が愛子様よりも歓迎されるわけがないですし。Nスタがんばれ。

  • #7

    千本通り (木曜日, 18 4月 2024 15:47)

    もう一つの案「旧宮家の男系男子を養子縁組して皇籍に復帰するという案」に対して、牧嶋解説委員は日本国憲法第14条「門地により差別されない」から、憲法違反の恐れがあることに触れなかった。この見方は盲点なのだろうか? 指摘されたら一発アウトと言われておかしくないのだが。

    井上アナはコロナ禍でもなぜ5類に引き下げないのか?と呼んだゲストにきいたりして、前々から「健全な常識人」と思ってました。

  • #6

    あしたのジョージ (木曜日, 18 4月 2024 13:57)

    動画は観ました。
    井上貴博キャスター素晴らしいですね!
    応援メッセージを送るようにします。

  • #5

    和ナビィ (木曜日, 18 4月 2024 13:44)

    応援感想メッセージをTBSに送りました。井上キャスターの的確な指摘の言葉に思わず「その通り!」。かくも常識からかけ離れた自民党の懇談会。今回の愛子天皇論第230章【皇族数を確保して、実は皇室消滅】で撃破!された通り、政治家の無知不勉強はこの期に及んで絶望的です。グダグダは常識の海に早急に押し込むのみ。

     メディアの影響・力は、コロナ&コロナワクチン騒ぎでも異様なほどに大きい。その煽りの通りに世間がいとも簡単に動いてしまうのをはっきりと見ました。今この時、人々の「常識」を喚起する報道こそをぐいぐいとしてほしいです。

  • #4

    たけし (木曜日, 18 4月 2024 13:28)

    応援メッセージ送りました!

  • #3

    新米派 (木曜日, 18 4月 2024 13:09)

    我が国の皇統に関わる伝統精神として、直系長子が原理(公理)であり、その原理の下位に男性優先及び政治的調整という二つの準則(公準)があったのだと自分は理解しています。

    女性皇族の婚姻相手は傍系の男性皇族に限られていた時期もあった一方で男性皇族は必ずしもそうではなかったという規定などをみても、男性優先は否定できません。ただし前記の通り傍系においては女性皇族との婚姻例が多かったことを踏まえると、傍系を維持するためには皇男(男系)と皇女(女系)の両方により親縁関係を直系に近づける必要があったということになります。
    以上のことから、男性優先という準則はありつつも、直系継承がそれに優先する原理であったと思います(仮に他国のように男帝の例しかないのであれば、直系かつ男性が原理ですが、皇室はそうではありません)。

    それでは現代の男系限定派が主張する「男系原理」はどうでしょうか。皇統の考え方に直系長子と男性優先があることから、そのような解釈もあり得るとは思います。しかし自分の認識では、女性皇族の婚姻相手は男性皇族である場合が多かったという先述の男性優先準則による反射的効果に過ぎず、意識して男系又は女系を区別していたのではないと考えます。
    したがって、≪直系であれば男帝も女帝もあり得、傍系に関しても直系に近づける試みが継続されてきた。その一方で男性優先を旨とするいくつかの決まり事があったり、あるいはその時々の情勢により誰を皇位につけるか、どこまでを皇族(皇親)とするか等が政治的調整によって決められてきた。≫が皇統に関する原理的・包括的な考えなのではないかと自分は思っています。

    そして現代においては、男女観の更新や側室廃止なども踏まえると、政治的調整として男性優先準則の撤廃が妥当です。
    婚姻相手が(旧)皇族や旧華族でなくとも、直系継承の観念は揺るがないことを体現された上皇陛下のご決断は極めて画期的でした。
    父母ともに一定以上の高貴な血筋であってこそ皇位の正統性が保守されるという旧来の感覚が却下されてしまったからこそ、男系限定派は「男系原理」なるものを最後の砦としていると考えるのは邪推が過ぎるでしょうか。
    いずれにしても、血統や世襲を中心概念として考えたとき、先代の子孫が皇統を継ぐものであり、それができないときはその親戚筋で皇族の身分にある者が血統の近い順に継承するという発想はごく当たり前に感じます。それでも旧宮家系男子に拘るのは、直系長子の原理よりも男性優先の準則を重んじることであり、本末転倒ではないでしょうか。

    蛇足ですが、仮に男系原理なるものが正統で、Y染色体の相伝が本旨だとしてみます。それでも男系女帝は彼らの理屈においても認められています。そうであれば極端な話、男系女帝が何世代も続くこともあり得ますが、一体この場合は何を継承していると男系限定派は理解するのでしょうか。その間ずっと皇統はお休みしていて、いつか再び来るY染色体が誰かの体内で復活を夢見ているとでも言うのでしょうか。

  • #2

    のんくん (木曜日, 18 4月 2024 12:12)

    皇統問題に対しこれだけ的確に報道して頂いたのには感謝するしかない!
    さっそく応援メッセージを送りました!
    他のマスコミも報道してほしい

  • #1

    高橋克知 (木曜日, 18 4月 2024 09:32)

    皇室関連のニュースについて、気が塞がない毎日はありません。いざという時の覚悟を決めているくらいですが、まだまだチャンスはあると思っています。