読売新聞の社説「皇族数の減少　多様な公務を担う策考えよ」は評価できる

投稿者：まいこさん

読売新聞の「安定的な皇位継承」に関する社説を読みました。 

皇族数の減少　多様な公務を担う策考えよ

https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240323-OYT1T50197/

民主党の野田内閣は２０１２年、皇族女子が結婚後も皇室に残ることを可能にする「女性宮家」の創設を提案した。民主党の流れをくむ立憲民主党も現在、女性宮家の創設を主張している。

自民党は、女性宮家の創設に慎重だ。女性宮家に子供が生まれた場合、皇位継承権を与えるのかどうかといった議論が生じ、皇位継承は父方が天皇の血を引く「男系男子」に限る、という制度が揺らぎかねない、との懸念からだ。

だが、女性宮家を認めずに皇族女子に皇室に残ってもらう、とはどのような仕組みになるのか、イメージが定まらない。自民党は具体的な案を示す責任がある。

皇族数の確保策としては、政府の有識者会議が２１年、戦後に皇室を離れた旧宮家の子孫を、今の皇族の養子とする案を示した。

長く民間人として暮らしてきた旧宮家の子孫が、唐突に皇室の一員となることに国民の理解は得られるのだろうか。本人の意向を確認する作業も必要だろう。

皇室を巡っては、安定した皇位継承も重いテーマである。

天皇陛下の次の世代では、秋篠宮家の長男悠仁さまが皇位継承権を持っているため、政府、与野党とも検討を急ぐ気配はない。しかし、象徴天皇制を維持していくには、今から将来を見据えて議論することが大切だ。

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「女性宮家を認めずに皇族女子に皇室に残ってもらう」という胡乱な見解に対して「イメージが定まらない。自民党は具体的な案を示す責任がある」、「戦後に皇室を離れた旧宮家の子孫を、今の皇族の養子とする」という実現不可能な案に対して「長く民間人として暮らしてきた旧宮家の子孫が、唐突に皇室の一員となることに国民の理解は得られるのだろうか」

新聞の記事の基軸となる社説において、強い論調で、自民党に疑義を呈したこと、さらに「安定した皇位継承」というテーマで政府、与野党に対して議論を急ぐように促したことは非常に評価できるように思います。

22年上半期の全国紙の平均部数は朝日新聞は約４３０万部、毎日新聞は約１９３万部、読売新聞は約６８６万部、産経新聞は約１０２万部、日本経済新聞は約１７５万部とのことで合計１,５８６万部。

https://www.bunkanews.jp/article/285391/

全国紙の約43％を占める読売新聞の社説、心強いですね。他の全国紙も続きますように。

(管理人カレーせんべいのコメント) 

重要な情報を教えてくださり、まいこさん、ありがとうございます！

読売新聞の社説は、極めて常識的であり、普通の日本人の感覚で述べられていますね。

改めて思ったのは、「旧宮家の血筋を引く男系男子を養子に迎えろ」と主張するのはイデオロギーです。

それは日本人が育んできた尊皇心とは異なるはずです。

ましてや、これからの歩む未来のことを想えば、「愛子様よりも、男系男子の血筋を引く一般国民の方が天皇の血統にふさわしい」という主張を認めるわけにはいかないです！

天皇と国民の

未来永劫の相思相愛関係を守るため

男系固執イデオロギー

断固否定！！

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