≪ゴー宣トラベル≫ 明治村

 

投稿者:まいこさん

  

本日(3月13日)は明治村を散策。

 

聖ザビエル天主堂の前には、結婚式が行われた後らしく、ウェディングドレス姿の方がいらっしゃいました。

 

 

 

 

午後の穏やかな陽が入る頃で、ステンドグラスからは先日の横浜LIVEのライティングのような虹彩が煌めき、天主堂内を美しく照らしていました。 

 

 

 

コスプレをした若い方が、よく写真を撮りにきている大きな薔薇窓もあります。

 

天主堂は、ゴシック・リヴァイバル、フランスの篤志家が資金を集め、1879年に京都に建てられた教会を移築したもの。

 

 

 

よく見れば、少し後の時代に活躍したアルフォンス・ミュシャの円形の装飾模様のようでもあって。

 

えみりんさんの絵に取り入れられたデザインは、もしかすると薔薇窓もヒントになっているのかも。 

 

三島由紀夫が気に入っていたというフランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル中央玄関。

 

先生が池田理世子さんから薔薇の花束をお受け取りになられた場所は、新しい方の建物ですね。

 

 

 

 

内部には、教科書にもよく登場するというポーツマス条約の調印の際に使われた机が展示してあります。

 

 

 

 

日本がロシアと対峙したことを示す歴史的文化財を前に、現在の情勢を思いました。


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コメント: 9
  • #9

    まいこ (火曜日, 19 3月 2024 18:09)

    ポーツマス条約の際の写真を載せてくれているサイトがありました。
    日本にとって有利な内容だったにも関わらず、賠償金がなかったために、日比谷焼討事件など暴動が起きてしまった条約。『夫婦の絆』の惨劇の舞台、日比谷駅を調べていたときに目にした事件、歴史的文化財が日比谷駅が最寄の帝国ホテルに、そして今は愛知にあるという巡り合わせを思います。
    https://nihonsi-jiten.com/po-tumasu-jyouyaku/

    横浜LIVEで先生が銀糸のジャケットのなかにお召しになっていたのも聖者を象ったステンドグラスのシャツでした。映画やドラマのロケ地にも、よく使われていて、NHKのロケハンの方に出くわしたこともあります。良かったのは映画「春の雪」の無声堂と、朝ドラ「花子とアン」の京都市電や帝国ホテル。御料車は、内部公開されているときに豪華な内装に魅了されました。

  • #8

    昭和43号 (火曜日, 19 3月 2024 02:28)

    まるで観光案内のパンフレットのような、とても奇麗な写真ですね。
    明治村は地元から近いのに中学校の修学旅行で行ったきりです。
    明治政府も当初は江戸時代と同じくキリスト教を禁止していましたが、近代国家を目指す上で信教の自由を認めざるをえず、明治6年にキリスト教を解禁しました。
    この天主堂は解禁間もない頃の貴重な建築物だろうと思います。
    明治村は自宅から車で30分ほどの所なので、40年ぶりに行ってみたくなりました。

  • #7

    グッビオのオオカミ (月曜日, 18 3月 2024 12:32)

    まいこさんへ
    ありがとうございます。
    思えば、また宗派は違いますがアメージンググレイスや諸々のゴスペルの歌も芸術を通して感動を伝える事で、教えを共有したり、一緒に高揚感を味わう所もあるのでしょう。

    脱線(というより、こちらが本題?)ですが、ゴー宣DOJOも啓発活動よりエンタメ性を重視するというのは、こう考えると至って合理的な判断だと思いますね。

  • #6

    まいこ (月曜日, 18 3月 2024 07:38)

    投稿採用とコメントいただきありがとうございます。
    天主堂にはグレゴリオ聖歌が流れていることもあり、ステンドグラスの光彩と共に、視覚聴覚という五感が刺激されます。グッビオのオオカミさんが教えて下さった「終油(しゅうゆ)の秘蹟→現在は病者の塗油」は触覚から、聖書の香油のエピソードは嗅覚ということになるのでしょうか。そうなると仏教の末期の水は味覚から。五感による癒しと救い、そして高揚は、信仰を深めるものでもあり、芸能の手法でもあり。「論理や読解力以外にも、感覚に訴える」は、「歌謡曲を通して日本を語る」で先生が行っておられることですね。

    昨夜のNHKの邪馬台国の特集は狗奴国に対抗するために魏の技術を取り入れ、齎された文物を自家薬籠中の物にする様子が描かれおり、明治時代に取り入れられた文物も本来はそうであったのだと思いました。良いところは取り入れつつ、時処位に合わせてアップデートしてゆくこと、ゴー宣DOJOで教えていたただいた保守にも通じるように感じます。

  • #5

    グッビオのオオカミ (日曜日, 17 3月 2024 22:01)

    明治村、愛知県の犬山市でしたかね?
    なるほど、楽しそうですね。
    あまり、強調し過ぎ無い方がいいのかと躊躇いつつも、やはり書き込みますね。
    ローマ帝国時代に市民権を得たキリスト教会は、ラテン語でミサなどを行っていました。
    しかし、広い地域に信徒が散在し、また識字率も低く、文書と言語で教えを伝える事に限界がある為に、イメージしやすくステンドグラスや絵画や彫刻に場面場面を描き、視覚的にイメージ出来る様に工夫した所もあるのです。
    薔薇の花…その明治村に移築された教会のステンドグラスの由来は分かりませんが、イエスの生涯の生誕、受難、復活などをそれぞれ薔薇の根、棘のある茎、赤く美しい花になぞらえる昔の神学者もいました。
    こぼれ話をします。
    岩下壮一という戦前の神父の著書にあったのですが、病人をいたわる為に額に塗油する事を病者の塗油とか、終油と言います。
    洗礼や聖体拝領などと同じ司祭の祝福である「秘跡」です。
    第一次世界大戦の時の従軍司祭の証言では、周囲に銃声と爆弾の炸裂音のある中、怪我に苦しむ負傷兵にとっては聖書の文言は聞こえ無いし、理解する余裕が無かったと言います。
    病者の塗油を元々知っている兵士の額に、従軍司祭が塗ってあげると、触覚を通じ感覚的に負傷兵にも司祭が居て祝福を受けた事を理解出来たと言います。
    カトリック教会や正教会が司祭を通じ、聖書以外も活用するのは、それなりの理由があるのです。
    論理や読解力以外にも、感覚に訴えるのはそのためでもあります。
    長い余談、失礼しました。

  • #4

    リカオン (日曜日, 17 3月 2024 21:38)

    明治村にその様な歴史的な建造物が集められていたのですね。以前行った時はそんな目で見てこなかったです。
    今度訪れる時はまいこさんのトラベルスレッド片手にしないとですね。

  • #3

    パワーホール (日曜日, 17 3月 2024 19:51)

    明治と言えば男系継承を決めてしまった問題点もありますが、和食にも肉食が取り入れられすき焼きやとんかつが誕生するきっかけにもなりましたね。明治村のように各時代の建築物を保存する施設や取り組みは日本の文化を語るうえで大事だと思います。
    コスプレイヤーの方もいらっしゃったとのことですが、漫画やアニメ好きならぜひとも小林先生の作品にも興味を持っていただきたいですね。「日本人論」と「コロナ論」をおすすめしたいです。

  • #2

    RUIDO (日曜日, 17 3月 2024 16:17)

    明治村ですか!

    陸蒸気(SL)と保存されている御料車目的で一度訪れてみたいですが、未だ実現していません。名古屋には年2回ほど行っているくせに…

  • #1

    千本通り (日曜日, 17 3月 2024 12:49)

    写真がとても綺麗で一度訪問したいと思いますが、名古屋方面に行く機会がなかなかない。ちゃんとプランを立てていかないと駄目ですね。