企業が「オヤカク」に注力

 

投稿者:さとがえるさん

 

就職活動と親の関係から、自立について考えました。

 

学生優位の新卒採用、親の存在感が台頭…内定辞退恐れる企業が「オヤカク」に注力

 

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240131-OYT1T50071/(読売新聞)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0ecd11a87668158debd4c1d554aa31782f2878(yahoo)

 

 

学生優位の就活のため、企業側が学生の内定辞退を防ぐために、親の意向確認「オヤカク」が広がっているとのこと。

 

対策として最終面接時に親の意向確認を行う、事前対策として親子会社見学ツアーを実施する等。

 

ブラック企業に入ってしまうとのリスクはわかりますが、子どもは子ども人生を歩んでいるので、就職まで親がその決定権を持つことで、子ども自体永遠に自立できないのでは、と思いました。

 

いつまで子どもを所有物と考えているのでしょうか・・・

 

このような誰かに決定権を委ねやすい状況からか、日本人は「独立」する意識が低くなるのかもと思ってしまいました。

 

自分が就職活動期の20年ほど前は氷河期が残っており厳しい状況でもあり、親も元々干渉しない性格からか何も言われませんでした。

 

また、現在4歳の親ですが、できるだけ子どもが困っているときに助言する程度として、何かを決めるのは子どもがやるべきだと考えてます。

 

自分は子どもは所有物とは思えません。

 

子どもは所有物のように親の言うことだけ聞かないことは、現在非常に身に染みております。

 

皆様の就職活動・子育ての考え方など含めてご意見いただけますと幸いです。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント) 

 

アホちゃう。

 

親なんか、どーでもいいだろ!

 

 

「親子会社見学ツアー」ってクソダサいな。

 

 

今の上流階級って、こんな感じなのかな?

 

「エンコ」なんかは昔からあるしね。嫌いだけどね。 

 

 

ただ私は「職に就くという人生における重大な意思決定を、自分の力でできない人間」とは一緒に仕事をしたくないです。


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コメント: 7
  • #7

    新米派 (金曜日, 02 2月 2024 12:56)

    社会人になるということは損害賠償や労働紛議、ハラスメント等に関わってしまう可能性が顕著に高まることでもあるのですが、「そういう可能性もあると親も解った上で子を送り出したんだろう」という物言いがなぜか企業側のハラスメント免罪に直結しがちな我が国においては、就業にあたり親を関わらせることは企業にとって有効な方策なのでしょう。

    保護者の最大の目的は、被保護者が保護なく自立できること(更には被保護者だった者が新たに次世代にとっての保護者になり得るようにすること)だと個人的に考えています。この認識に立てば、家事と並んで就労は自立の為に不可欠なわけですが、その自立に際してパパママからのお墨付きを貰おうとするのは大層滑稽に見えます。

    けれども親から独立して身一つで仕事を探すべきだという考えもまた、従来の歴史感覚から随分進歩してしまったものだという自覚が必要なのかも知れません。
    職業選択の自由という近代的人権感覚が無かった時代において、親の稼業を継いだり、親の稼業は兄姉達が継ぐから自身はお得意様の仲介で隣町の商店へ丁稚に出されるなどといったことはごく自然なことでした。
    先祖代々からの看板を汚さないように何があっても争訟にはせずに話し合いに努める/仕事を仲介してくれたお得意様の顔を立ててどんな労働環境でも10年は我慢して働く――などといった発想は、ある面においては身元保証がしっかりなされた信用できる働き手を供給したり、世間の安寧を第一として自己中心的な経済活動を控えさせる効果をもたらします。しかしその反面、まさにそのようなしがらみによって、力が強い人や声が大きい人による不当な労働環境・商取引の温床ともなります。

    全員が同じ年齢・同じ時期・同じリクルートスーツで就活なるものを進めたり、画一化された法令やコンプライアンス意識のみが絶対とされるシステム化した社会、そして自身の半生に関わってきた親や地域民、会社の上司などをも利益のためには切り捨てることもある原子化された個人――という現代社会は保守派ならずとも疑問を感じるでしょう。
    さりとて先述のような前近代社会に戻りたいわけでもない我々とすれば、どのようなあり方が望ましいのでしょうか。
    近代的価値観と、それによって喪われた過去の価値観との間で平衡を保ち中庸を志向するのが真正の保守であると言って済ませられれば楽なのですが、それはあまりにも具体性に乏しい提言です。我々はきっと前近代の苦みを避けて近代性を推し進めるほかなく、その過程で前近代を懐かしむのは、甘みをより深く感じるためにたまに苦みが欲しくなるようなものに過ぎないのかも知れません。

  • #6

    古也 (金曜日, 02 2月 2024 00:18)

    ださい。
    木の上に立って見ることができない方々なんですね。

  • #5

    パワーホール (木曜日, 01 2月 2024 21:25)

    今再就職活動してますが、スーツを実家に置いたままにしていたので取りに行きました。大学生だからバイトしているにせよ自立できていないのも原因かと思われます。財布のひも握られてますからね。しかし、これはやり過ぎでしょう。
    話は変わりますが、コロナ騒動で奮闘しておられる児玉慎一郎先生は大学入学前に日雇いで働いており長尾和宏先生は学生時代バイトにも励んでおられたようです。そのような方だから自称専門家のようにはならなかったのかもしれません。

  • #4

    タロー.G (木曜日, 01 2月 2024 17:34)

    何だかなあ…と思ったのですが、よく考えたら地元消防団でも、子供が入団意思があったのに親が「うちの息子を入れないでくれ」としゃしゃり出てきてポシャった事が何回もありました。
    私の様な数が多い団塊ジュニア世代の時ですらそうなのだから、今の保守的なZ世代が入るわけもなく…今や崩壊寸前です。
    やはり、組織を良く知らせるためには、やり方も変えないといけないのではないか、と思いました。

  • #3

    たけし (木曜日, 01 2月 2024 15:47)

    なるほどー、親子会社見学ツアー、ウケましたけど、とても勉強になりました。
    就職活動って、要は「自分を雇えば、儲かりますよ」って、
    自分という商品を、企業に売り込む営業活動なので、
    「自分パンフレット」作ったり、強引にコネ作ったりして、自分を売り込める若者は、
    おー、気合い入ってるなーって、個人的には、好感もってしまいます(笑)


  • #2

    牛乳寒天 (木曜日, 01 2月 2024 13:47)

    考えさせられる話です。
    個人的には、社会人になる子どもに干渉したくないから、「オヤカク」などと言われてもピンときません。雇ってくれる会社には「うちの子未熟ですから、どうか鍛えてやってください」くらいの声かけを、心の中でするくらいです。

    身近な話に逸れますが、中学の体育祭文化祭で、観覧する保護者が多いです。私も見たい気持ちはありますが、昔は中学になって親の観覧なんて絶対来てほしくないし、来ている保護者はほんの少数でした。自分含め、子離れができない大人が多いのかもしれませんね。
    また、大学から後援会(大学版PTAみたいなもの)の書面も度々届きます。まだ親が引き合いに出されるのかと怒り半分驚きです。社会としても、親子ワンセットの方が都合がいいことあるんですかね。

  • #1

    はな丸 (木曜日, 01 2月 2024 00:03)

    いま長男が大学受験の只中ですが、聞くところによると受験に親が同伴して身の回りの世話したり、合格後を見越した部屋探しはおろか、交通宿泊手段の手配までも親が全てやるご時世なんだとか・・・。
    もちろん、うちは、してあげません(笑)

    昔と比べても仕方ないでしょうけど、30年ちょっと前は全部自分でしましたけどね。たぶん親も、そんな発想なかったと思います。

    そんな時代なので、記事の件はむべなるかなという気がします。