≪報告≫ 災害ボランティア活動をしてきました

 

投稿者:リカオンさん

 

元旦の能登半島地震ですが、富山県は石川県ほどでひどい被害ではなかったものの、能登半島東側の付け根にある氷見市は富山県内でも被害の大きい方で、

 

道路が歪み、電信柱が傾き、家の屋根瓦が落ちたり、壁が崩れたりの被害があり、先週末まで水道がストップしていました。最大震度は5強でした。

 

 

1月9日からボランティア活動が始まり、私以外の家族はさっそく参加していました。

 

主人と息子はこれまで2回参加し、破損した家具の片づけや崩れた土蔵の壁の撤去作業をしたそうです。

 

1月25日は私もはじめて災害ボランティア活動をしましたので報告します。

 

 

 

まず事前準備としてボランティア登録とボランティア保険の手続きをしておきます。

 

その後氷見市のボランティアのページから都合の良い日に予約を入れました。

 

個人の準備品としては汚れてもよい暖かい服装、雨合羽、ヘルメット、ゴム手袋、長靴、セーフティインソール(釘やガラスを踏んでも足を傷つけないため)、防塵マスク(使い捨て)、お弁当、飲料、貼るカイロを用意しました。

 

ボランティア当日、自宅から車で1時間ほど走ると氷見市に到着しました。

 

氷見に近づくほど道路がぼこぼこしていましたが、ところどころ新しいアスファルトで修復した痕跡がありました。

 

氷見市は藤子不二雄A先生のふるさとで、市内中心部にプロゴルファー猿や忍者ハットリ君、喪黒福造などの像や看板があります。 

 

 

ボランティアセンターはまんがロードの近くでした。

 

 

 

受付を済ませ、ガイダンス、ラジオ体操。

 

支援を希望する市民からの要望が地図に記入してありました。 

 

 

ボランティアと要望のマッチングをしてグループを作りました。

 

コーディネートをされたのは愛知県から応援に来た方でした。

 

グループのリーダーが決まると資材置き場から必要な道具を持って作業場所に移動します。 

 

 

 

 

私たちのグループの作業場はボランティアセンター近くの民家でしたので徒歩で移動しました。

 

遠いところのグループは車で移動し、軽トラックで駆け付けた方は災害ごみの輸送を担当されておりました。

 

氷見の街並みは震災に遭われたということが一見すると良く分からないのですが、よくよく見ると壁が崩れた家やブルーシートで屋根を覆った家、20度くらい傾いた電柱があります。

 

各家々の玄関に家の被害の診断を受けて貼られた色紙があり、赤は危険、黄色が注意、緑が調査済(異常なし)という事がわかります。

 

個人を特定できる写真をSNSにアップしないでくださいという事でしたので、作業についてはイラストで描きます。

 

私たちのミッションは震災にあったお宅の2階から大きな家具を1階に運ぶという内容でした。

 

運んだ家具は10個ほど。私はタンスの中の衣類を段ボールに入れ、中身が空になった家具を引き渡す係をしました。

 

こちらのお宅の作業は半日で終了し、昼休みボランティアセンターに戻りました。

 

 

ボランティアセンターで熱いお茶やお菓子をいただき、ストーブを囲んで持参したお弁当を食べました。

 

ボランティア作業をされた方と話をしていると富山県内各地から来られた方がほとんどでした。

 

ボランティア活動はタイトなスケジュールではなく、少し余裕をもって計画しているようでした。

 

1ミッションが半日で終われば午後に追加作業はしない。

 

一日仕事だとしても3時半に必ず終了し、4時には解散するとのこと。

そしていつも同じ人が参加するのではなく、希望者がまんべんなく回るようにしているようでした。

 

なるべく大勢の方に無理なくボランティア体験してもらう事を重視していると感じました。

 

◆◆◆◆

 

震災のお陰で、観光業のキャンセルが相次ぎ、経済的にも困っておられると思うので、早く活動が終わった分、氷見市を観光して経済を回していこうと思い、藤子不二雄A先生の展示のある潮風ギャラリーに足を運びました。ここもボランティアセンターから近いところにあります。

 

 

藤子不二雄A先生の直筆原稿や喪黒福造のバー魔の巣の展示などを楽しみました。

 

残念ながら入館料がメチャクチャ安くて200円でしたので、経済が回るほどの事はできませんでした。

 

 

 

受付の方にお尋ねしたところ建物や展示の損害はなかったが、周囲の電柱が傾いたり道路が歪んだと教えていただきました。

 

帰りはプロゴルファー猿の豪快なショットを見ながら氷見を後にしました。

 

 

体力的には無理なくボランティアができたので、自分でもお役に立てるようであれば、また来てお手伝いできたらと思います。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

  

リカオンさんによる貴重な報告!

 

災害ボランティアの1つのミッション、そして雰囲気を知ることができました。

 

ありがとうございました!

 


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コメント: 19
  • #19

    りえアネ (日曜日, 28 1月 2024 21:17)

    ボランティア活動がとても組織だっているということに驚きました。日本にもいい人たちがたくさんいるんだって、感動です。
    リカオンさんのイラスト付き報告がためになりますね!

  • #18

    古也 (日曜日, 28 1月 2024 17:56)

    お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。

  • #17

    リカオン (日曜日, 28 1月 2024 17:39)

    皆様コメントありがとうございます。
    タロー.Gさん、私はふるさと納税の仕方が分からないですが、とてもありがたいです。
    石川の方が被害が甚大ですが、徐々に産業が復活して来るのを見込んで、私もスーパー等で能登の海産物や農産物が出回ったら、優先的に購入していこうと思います。

  • #16

    タロー.G (日曜日, 28 1月 2024 14:52)

    リカオンさん、寒い中ボランティアお疲れ様でした。
    藤子不二雄A先生の作品は藤子F先生同様、私の少年時代のバイブルなので、懐かしかったです。
    永見市にもふるさと納税させていただきます。

  • #15

    おおみや (日曜日, 28 1月 2024 11:11)

    自分なりに情報を採ってはいましたが、投稿のおかげで細かい震度分布を初めて目にしました。羽咋市~七尾市に繋がる平野部=水田地帯はそれを挟む山地帯よりも地盤は緩く、やはり震度計測では強めに出るのだな、と認識できました。そこ自体は明らかに過去の断層活動によって形成された地形で、「能登地方で地震」のテロップが流れるといつも緊張感を伴ってニュースをチェックします。若い頃は(太平洋側は地震が多くて大変だな)ぐらいの認識でした(と、思っていたら先程は東京湾深さ80キロ震源のM4.8でこちら埼玉南部も震度3)。また、震度分類上は同じでも僅かな地盤の違いによる揺れ方の特徴によっても損壊の度合いが大きく異なってくる事が今回でよく解りました。

    「嫁を貰うなら越中から貰え」は彼の地域でよく言われている事で、実際に従兄弟は山を越えて奥さんをゲットし素晴らしい家庭を築いております。リカオン様は今でも「旅のひと」と言われる事もあるそうですけれど、もうすっかり「越中の母」。あのにこやかなご主人と息子さんが励む姿も目に浮かびました。

  • #14

    あるでぃー (日曜日, 28 1月 2024 00:04)

    リカオンさん、お疲れさまでした。頭が下がります。そして、現地での貴重な体験をイラストや写真なども交えて大変わかりやすくご報告いただき、どうもありがとうございます。
    災害ボランティアというと、力仕事がメインで体力に自信がある人でないと役に立たないイメージを持っていましたが、弱っちい自分でも何かできることもあるかもと思えました。お陰さまで、いざという時の心構えが少しできました。セイフティインソール、防塵マスクなども日頃の備えとして用意しておいた方がよさそうだー。

    潮風ギャラリーの楽しいご紹介もありがとうございます。喪黒福造とプロゴルファー猿の立派なモニュメントまであって200円て!氷見市、商売気なさすぎ〜。
    あと氷見の鰤のブリしゃぶ、富山の日本酒でいただいたら最高だろうなー(先日富山の銘酒『立山』を買ったところです♪)。今度やってみます。北陸の食べ物は本当に美味しいものが多いですよね。生産者の皆さんが少しでも早く事業を再開できますように。
    被災地の物産を積極的に購入する、寄附などになりますが、ささやかですが少しでも貢献できればと思っています。

  • #13

    牛乳寒天 (土曜日, 27 1月 2024 21:18)

    災害ボランティアに参加したことがないので、大変興味深く拝見しました。仕事がうまく分散させたり、SNS対策など、ボランティアを受ける側の配慮が伺え、大変勉強になりました。図解が漫画の一端のようで、とてもわかりやすかったです。氷見市の観光に触れたお写真も、実物見に行きたいとワクワクさせていただきました。

    リカオンさん、精力的に色々励まれて素晴らしいです。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

  • #12

    mantokun (土曜日, 27 1月 2024 20:45)

    ご自身も被災されたリカオンさんが、ご一家でこの寒い中遠くまで、文字通り手弁当でボランティアに赴かれたこと、尊敬の一言しかありません。イラストも添えられ、現地での作業のご様子がよく分かりました。
    本当にお疲れ様でした。そして、貴重な体験談をお寄せいただき、ありがとうございました。

  • #11

    おおみや (土曜日, 27 1月 2024 18:19)

    見えない部分の様々な皆様の工夫も感じながら読ませて頂きました。+リカオン様のイラスト(この一作業を加える事により、更に)親切設計な投稿で、これからボランティアしてくださる皆様にも分かりやすくなっていると感じます。片付けがはかどる、ものすごく助かる事です。碁石ヶ峰を挟んだ口能登の市も復興への前線基地、こうして共に日常を取り戻し中能登・奥能登へ迅速に波及してゆくことを願っております。

    プロゴルファー猿のショットも素晴らしいです。小さい頃(あの山【=碁石ヶ峰】のすぐ向こうから、凄い漫画家の先生が出たんだ~)と思って育ちました。海越しの立山連峰が見える氷見市、同僚を観光に送り込んだ事も。こちら埼玉の大ターミナル駅周辺では、先々週は福井県の…先週は富山県の…今日は南加賀のキャンペーンが。観光の復活もさることながら、こうして周囲の日常を取り戻すべく地道に参加する皆様は有難い存在です。

    また、富山県にも奥能登からの避難を受け入れて頂き、これも有難い事です。

  • #10

    リカオン (土曜日, 27 1月 2024 18:00)

    皆様コメントありがとうございました。

    #4 千本通りさんは氷見うどんご存知だったのですね。コシがあっておいしいのでオススメです。今時期、寒ぶりも能登半島全体で獲れます。港や定置網に打撃を負いつつも獲れてるそうなので、応援で食べて下さい。鰤しゃぶにするとさらに美味しいですよ。

    #9 あしたのジョージさん、25日は大雪警報の翌日でしたので内心寒い時に申し込んでしまったと若干後悔していたのです。
    しかし当日は、雪はこやみになり、気温も少し回復、作業も室内で半日だけとキツくなかったので、これならば無理なくできるなとちょっと自信をつけました。

    案外女性の参加者も多く、主人が行った時は土蔵の壁が落ちて瓦礫をスコップで土嚢袋に詰め込む作業を女性達が力強かったと報告してました。

  • #9

    あしたのジョージ (土曜日, 27 1月 2024 17:16)

    本当にリカオンさんご家族、立派だと思いました。
    ご自分の家庭も最初は避難していたのに。
    災害ボランティア活動の実情はよく知らなかったので、報告ありがとうございました。
    現場に行って迷惑をかけないようにしないといけないので、それなりの準備と気構えは必要ですね。
    しかし寒いのに偉いなぁ〜

  • #8

    さとがえる (土曜日, 27 1月 2024 16:28)

    ご報告ありがとうございます。
    また、ご家族での災害ボランティア活動本当にお疲れさまでございます。
    どうかお体にお気をつけください。

  • #7

    枯れ尾花 (土曜日, 27 1月 2024 15:52)

    災害ボランティア活動、御苦労様です。
    私も何か今、出来ることをやろうと思います。

  • #6

    まいこ (土曜日, 27 1月 2024 15:51)

    御報告いただきありがとうございます。
    ご家族様でのボランティア、本当に頭が下がります。被災された場所が一日も早く復興しますように。

  • #5

    パワーホール (土曜日, 27 1月 2024 15:38)

    リカオンさん、ご立派です。私も恥ずかしながら昨年末に地元で食料配布のボランティアに参加しましたが、ろくに活躍できませんでした。中川淳一郎先生のコラムで今回の地震をコロナ煽りに利用している輩がいるとありましたが、被災地と被災者はそれどころじゃないし前にも言いましたがいい迷惑だと思います。

  • #4

    千本通り (土曜日, 27 1月 2024 14:55)

    氷見は氷見うどんが有名(知らない人も多い?)ですが、高速道路のSAで購入できるので買って少しは貢献しようと思います。

  • #3

    サン (土曜日, 27 1月 2024 14:52)

    ご報告ありがとうございました、たくさんの写真もありがたいです
    こういう雰囲気だったんですね、イラストからもすぐイメージが伝わりました
    ご自身ご家族様も大変でしたでしょうに、ありがとうございました

  • #2

    リカオン (土曜日, 27 1月 2024 14:44)

    採用ありがとうございました。
    最初に震度7が描かれた地図がありますが、その後の気象庁の発表で、輪島市、能登町、志賀町でも震度7の地点があったと修正されました。
    また、石川県のボランティアも始まったとニュースで報道されていますね。

  • #1

    たけし (土曜日, 27 1月 2024 14:12)

    災害ボランティアに参加される方々、心から尊敬します!