男性教諭が同僚女性の下着窃盗、校長ら「被害届」取りやめ求める

 

投稿者:sparkyさん

 

7/14付 読売新聞オンライン記事

男性教諭が同僚女性の下着窃盗、校長ら「被害届」取りやめ求める…県教委への報告も怠る

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230714-OYT1T50204/

 

 

滋賀県の小学校で昨年6月、女子更衣室から女性教諭の下着が盗まれた。

 

校長は市の教育長らとの協議を経て「児童や同僚への事情聴取があるかもしれず、影響を考えてほしい」と要請して、警察への被害届を断念させた。

 

翌々日、同小学校の男性教諭が窃盗を申告したが、学校及び市教委は警察への届出も県教委への報告もしなかった。

 

今年1月になって女性が被害届を提出して事件が表面化。市教委は漸く県教委に報告するも、

「女性が被害届の提出を迷っており、被害者保護の観点から公表を控えるべきだと考えた」と大嘘の説明。

 

6月に入り(既に1年経過ッ!)、男性教諭の書類送検を受けて県教委が処分を発表したが、市教委の嘘説明を受け売りしたからさあ大変。

 

女性が「事実と違う」と抗議して、教育長と当時の校長は慌てて謝罪する羽目に。

 

教育長は「被害者に寄り添えず申し訳ない」と陳謝する一方で、「隠蔽するつもりはなかった」と定番の寝言。

 

進退についても「再発防止に取り組むことが私の責任」と意味不明の供述。

 

女性が当初、被害届を出さなかったことを「学校への影響を理解してもらえた。混乱が避けられると思っていた」

 

目先の混乱を避ける事しか考えられない人間が幅を利かせ過ぎている。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

更衣室に忍び込まれて、自分の下着を盗まれたら、それは恐怖です。

 

その上「被害届を出すな」は、いわば「泣き寝入りしろ」って言われたも同然。

 

二重の理不尽があるわけです。

 

この手の犯罪は古今東西あって無くなりっこ無いのですが(←「犯罪を容認している」とか言わないでね)、組織としての対処法は是正できる話です。

 

校長と教育委員長の対応こそ悪しき手本。しかも反省ゼロ!

 

校長と教育委員長の教育が必要って、冗談にもならない。


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 14
  • #14

    希蝶 (月曜日, 17 7月 2023 21:36)

    お邪魔します。
    嫌な話、その一言です。
    その男性教諭は「変態」としか言いようがないです。女性教諭が気の毒です。日本人の嫌なところを見せつけられたような気がしました。それだけ記しておきます。

  • #13

    sparky (日曜日, 16 7月 2023 14:58)

    同じ問題はこれからも幾らでも起きるでしょう。その都度一つずつ解決するしかない。一件一件丁寧に叩いて、一人一人丁寧に潰していくしかない。その先にしか活路はない(活路がある保証もないけどw)
    それには早い方が良い。もみ消しが発覚した時点でもみ消しの当事者を叩くよりも、窃盗が起きた時点で加害者を法に則って処分した方が遥かに良かった。殊に本件では女性が被害を報告してから二日後には犯人が申告している。そこで適正に処分すれば済んだ話。
    いじめ・各種ハラスメントを含めてこういう事案を減らしてゆく第一歩は、地道に地道に加害者を叩き潰し続ける事しかないと思う。

  • #12

    ねこだるま (日曜日, 16 7月 2023 09:59)

    社会システムの問題として考えると、アメリカのような訴訟社会になるのを受け入れるしかないのかなぁ。

    組織、集団は自らを守ろうとし、個人を守ってくれないとしたら、個人が声を出して戦うしかない。
    個人が泣き寝入りしないで戦うしかないとすると今回被害届を出した被害者は正しい。

    情が動く人は応援すればいいと思う。

  • #11

    ねこだるま (日曜日, 16 7月 2023 09:35)

    世の中情報に溢れ、個個人は処理していかねばならない案件に追われており、こうした「もみ消し」「ことなかれ主義」はどこにでもあると思う。

    是正していくためには「個人が理不尽な被害を受けるのは許さない」と All for one
    を実現しなければならないが、それをひとりひとりでやっても実現は難しい。

    今回、学校側と教育委員会が「もみ消し」をしなければよかったのだ、と特定の個人、団体を非難、糾弾していてもまた同じ問題は起こるだろう。

    団体の長が強い個を持てればそれでよいのか?
    社会システムの問題として、「効率主義」「ことなかれ主義」に対抗する手段を考えなければならないような気がする。

  • #10

    タロー.G (日曜日, 16 7月 2023 05:45)

    すみません、赤穂市は岡山県じゃなくて兵庫県でした。

  • #9

    タロー.G (日曜日, 16 7月 2023 05:39)

    今回の記事を読んで、最近、Twitter上で話題になっている「脳外科医 竹田君」とそっくりだなあ、と思いました。
    https://dr-takeda.hatenablog.com/
    舞台はとある市民病院ですが、そこで勤務する脳外科医が手術能力が未熟なのに、手術に固執するあまり、医療事故を何件も起こしてしまうのですが、市民病院の上層部は自己保身のために事実を隠蔽する…という内容です。
    もっとすごいのは、この内容が岡山県の赤穂市民病院で実際に起こった話で、問題を起こした医師は大阪の大病院で脳外科部長として今だに執刀をしているそうです。
    https://oreranitsuite.com/2023/05/16/matsui-hiroki/
    組織を守るために、事実を隠蔽し続け、被害者を冒涜する…と言うのはどんな組織でも起こり得ることなんですね。それにしてもこんな医師に当たりたくないなあ、手術失敗で半身不随になりたくない。(-_-;)

  • #8

    新宿の飲んだくれ (日曜日, 16 7月 2023 00:47)

    昭和の頃は、この手の猥褻事件があると日テレの「ウィークエンダー」で笑いのネタにされていたけどね。ざこば師匠やピン子さんが、プレゼンターをやっていたけど…
    今になって思うと、被害者の方々は、笑いのネタになんて出来ない恐怖心を抱いていたんでしょうね。

  • #7

    達也 (土曜日, 15 7月 2023 21:45)

    で、そういう不祥事を起こした輩は教師を退職しても他県の大手進学塾にでもシレッと再就職するんでしょうね。

  • #6

    sparky (土曜日, 15 7月 2023 20:17)

    採用して頂いてありがとうございます。男性教諭が書類送検されたら県教委は窃盗の件を公表するに決まっているわけで、そうなれば市教委からの嘘報告(「被害者が迷っていたので」)もそのまま公表されるのだという事が、そして女性教諭が「おいこらちげーよ」となる事が、教育長も元校長も解らなかった。
    質が悪いのに加えて頭が悪いという救い難さ。

    遡れば児童や教師への事情聴取の何が拙いのかという話。「残念ながら校内で窃盗事件がありました。忙しいでしょうが御協力願いたい」で良いだろう。児童にも教師に事態の重さを知らしめるのが再発防止への近道にもなるはずだ。
    「学校は社会の一部であって聖域でも独立国家でもない。事件が起きれば当たり前に警察が来るよ」これ以上の抑止力はないだろうに。

  • #5

    リカオン (土曜日, 15 7月 2023 17:02)

    下着盗んだ犯人は被害者の同僚とどんな顔して一緒に仕事をしてたんでしょう?
    さぞや被害者は辛かったと思いますが、校長も教育長も事を荒立てない事ばかり重要視して、被害者の気持ちなんぞ大した事ないと軽い気持ちでいたんでしょうね。

    先生方の意識から変えていかないとダメですね。これは立派な犯罪なんですから、先生自身の男尊女卑の意識を変えないと。

  • #4

    まよせん (土曜日, 15 7月 2023 16:50)

    私もある教育委員会所属の人間ですが、教員はクラス内、学年内、学校内の揉め事はその範囲内と(場合によっては)加えて管理職だけで解決に導くのが指導力だと思っていて、直接的な関係者以外にトラブルの話が漏れるのは恥だと思っているのが多いです。
    私もそういう犯罪レベルの行為が校内で行われたことを知っていますが、やはり被害届提出に至っていません。
    校長も平気で火消しに走るのでこんなのは氷山の一角でしょう。

  • #3

    グッビオのオオカミ (土曜日, 15 7月 2023 13:59)

    しかし、これは女性教員かわいそうですね。
    被害届を出す出さないを決めるのは、本人の権利だからなあ。
    校長や教育長が相手だと立場上反論も出来ないし、つらかっただろうなあ。

    しかし、読売新聞はその同じ勢いでワクチンの薬害や、自粛の失業や倒産などの「隠ぺい」と「泣き寝入り」も、取り上げて欲しいなあと、つい思ってしまいます。これは余談ですが。

  • #2

    千本通り (土曜日, 15 7月 2023 13:19)

    >女性更衣室に置いていた下着1点を盗まれ、22日に守山署に相談。「被害届を出す意向がある」と校長に伝えた。だが校長は、向坂教育長らとの協議を経て「児童や同僚への事情聴取があるかもしれず、影響を考えてほしい」と要請。女性は組織の判断に委ねるしかないと思い、被害届の提出を断念した。24日、男性教諭が学校側に盗みを申告したが、学校と市教委は警察に届け出ず、県教委にも報告しなかった。その後、女性は心身に不調をきたし、今年1月に被害届を提出。

    下着を盗む犯罪なんか多分かなりの件数起きているだろう。しかし発覚してもほとんどが示談で済まされて、実際に起訴されるのはかなり悪質なケースだけだ。で、今回は犯罪自体はそんなに悪質とはいえないが(ほかに余罪もあるだろうが)、示談にすらせずに被害者に泣き寝入りを強いるという回りが悪質だったケース。犯人および泣き寝入りを強いたのが教師、校長、教育長だったので新聞沙汰になった。

  • #1

    大阪の一会社員 (土曜日, 15 7月 2023 10:48)

    端的に言って…
    この校長、教育長は、
    1.組織の上である私の管理責任が問われる
    2.今後のお給金、悠々自適の老後を送る為のバラ色の退職金がカットされちゃう〜
    と、極めて利己的に考えたのだろう。
    「事情聴取される同僚や児童への影響」
    「被害者保護の観点」
    等、いかにも利他の精神ぶって、もっともらしい事を言ってはいるが、
    「女性が被害の提出を、迷っており」と偽装工作まで行う悪質ぶり。
    mRNAワクチンを勧める奴等とやり口が似てますね。