ソ連支配下で育ったエストニア首相「ロシアは当時と変わらない」…犯罪責任「一度も問われず」

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

  

 

【ソ連支配下で育ったエストニア首相「ロシアは当時と変わらない」…犯罪責任「一度も問われず」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース】

https://news.yahoo.co.jp/articles/86b97891c8382a2b48393512027c6134d59ad693

 

バルト三国のエストニア共和国のカラス首相へのインタビューです。

ソビエト連邦時代を知っている、46歳のカヤ・カラス首相。母親や祖母がシベリア抑留で苦労した話を聞いて育ちましたが、現在のウクライナでの虐殺を聞き「ロシアの行動原理は今も1940年代も全く同じ」と憤られます。

 

鉄のカーテンでさえぎられ、冷戦終結までなかなかソビエト連邦の統治時代の実態は伝わりにくく、NATO諸国との温度差を感じるとの事です。

ロシアのウクライナ侵攻後「我々のことをロシア恐怖症だと思い込んでいた同盟国の目を開かせた」と指摘し、NATO加盟国でも安全保障に関しての支出が不十分な国があるとし、「安全保障の危機には事前に備える必要がある。問題が起きてからでは遅い」と手厳しい評価。

 

カラス首相がロシアがなぜ改善しないかを分析すると(ロシアは)「過去の犯罪について責任を問われたことが一度もない」と指摘する。

 

さすがにロシアの隣国エストニア共和国の首相、なるほど、長年ロシアの圧政に苦しんで来ただけあります。とても厳しい現状認識です。

日本も海の向こうの隣国はロシア。

私はカラス首相の発言を聞き、日本の対露防衛の当事者意識の低さを思わずにはいられませんでした。

 

 

(ねこだるまのコメント)  

 

ロシアの民族思想を伝える、貴重な記事をありがとうございます。

 

国が国を非難し、それが世界のコンセンサスになる、というのは「国際社会」という概念ができてからのことですが、大国ロシアは国として非難される経験を一度もしていない。

そのため増長し、侵略国家であることを止めようとしない。

 

今度の戦争集結後、ロシア初の体験となるでしょうか?


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コメント: 3
  • #3

    リカオン (水曜日, 12 7月 2023 00:09)

    侵略するような国は国連の常任理事国の資格はない。国連は改革をしないと意味がない。

  • #2

    英二 (火曜日, 11 7月 2023 20:40)

    なるほど 一方の大国アメリカはまずいことすれば選挙で落されますしね

  • #1

    くりんぐ (火曜日, 11 7月 2023 20:17)

    ロシアの戦争犯罪が裁かれなければ、その罪のせいで命を奪われた人たちが報われない。