山上徹也の公判をめぐっておかしなことが起きているため、私は「山上徹也と面会する」ことを決意した

投稿者：グッビオのオオカミさん

【山上徹也の公判をめぐっておかしなことが起きているため、私は「山上徹也と面会する」ことを決意した】

https://news.yahoo.co.jp/articles/822284eb7ed0fae0191fec10e90d636d6e3c7e19

安倍晋三元総理銃撃事件よりもうすぐ一年になろうとしています。

山上東一郎元弁護士による東洋経済への寄稿文があります。

山上東一郎氏は山上徹也被告の父親の兄、伯父に当たり、山上徹也被告を幼少期から知っており、もちろん彼の一家との交流もありました。

(本文より)

『彼の父親が自死したのは1984年、徹也が6歳の時だった。その翌年1985年の夏、私は徹也兄弟と私の息子3人を連れ、彼らの祖先である上人(僧侶)が建立した和歌山県内の寺院を訪れた。徹也兄弟の父親が眠っていることや、寺院を建立した上人のことを知っておいてほしかったからだ。

寺院を訪れた後、私たちは近くの静かな海水浴場に行き、しばらく遊泳した。浮き輪をつけて懸命に泳いでいたあのときの徹也の破顔は今でも鮮明に覚えている。その後の人生で抱えることになる苦難の道を露とも知らず、目は輝いていた』

山上徹也被告がまだ6歳の子どもだった頃に、父親は自殺し、山上東一郎氏は山上被告本人とその兄と、自分の息子と一緒に海水浴に行き、破顔の笑顔を見せていた。

伯父として、その後の彼の人生に胸を痛めた事は想像にかたくありません。

実際に山上東一郎氏にとっては親戚の子ども「山上徹也」などいくつになっても、子どもの頃のままだろう。

更に10年後、山上被告の母親が統一協会に入信し、多額の献金のあまり、山上被告が大学進学を諦め海上自衛隊に入隊する。

その同時期に障害を持った山上の兄が母親の献金と教団活動にのめり込むあまり、食事も出来ないほどの貧困状態にあった。

山上被告は生命保険を当てにして自殺未遂を起こし、一命を取り留めます。

山上東一郎氏は当時を振り返り、自分の家に山上被告を預かろうとするが、妻のガンの養生により、その話は無くなる。

そして2005年山上被告の兄が自殺する。(以下本文より)

『徹也の兄はみずから命を絶った。葬儀で、徹也は兄の遺体に覆いかぶさって号泣していたと聞いている。葬儀の時、私も徹也の側にいてやりたかったのだが、実は私もがんの術後にあって、床に伏せていた』

山上被告は遺体に覆いかぶさって号泣していた。

山上被告は号泣していたのです！

統一協会に母親が騙されなければ、高額献金も障害を持った兄へのネグレクトも、自分自身の進路も、全て変わっていたはずです！

障害を持った兄の自殺！

小さい頃に海水浴に一緒に行った兄の遺体に覆いかぶさり号泣する山上被告！

…これで誰が正気を保てよう。

恨みを持つな、復讐は何も生まない、殺人はいけない、暴力はいけない。

そんな事は山上被告も百も承知でしょう。

散々に母親にも寄り添って来ただろうし、我慢もして来た。

しかし、こんな理不尽な結果になり、誰が助けてくれるのか？この教団を誰が罰してくれるのか？

そして、事件の起きた2022年7月8日。

山上東一郎氏もまた、事件に関わる(以下本文より)

『事件直後、奈良にいた徹也の母親と妹に連絡し、すぐに大阪府下の私の家にタクシーで来させた。マスコミや警察から保護するためである。それから約6日間、私の自宅は多くの記者、カメラマンに囲まれ、まったく出入りができない状況となった。

その間、私は奈良地方検察庁に2人を保護している旨を伝え、二度にわたって検事らに来宅してもらい、徹也の母親らの検事調書を作成してもらった。

急ぎ検事に調書を作成してもらったのには理由がある。誰かが(徹也の)母親に入れ知恵し、旧統一教会に都合のいい供述やメッセージを出させる懸念があったからだ。そうなる前に、検事にしっかりと調書を作ってもらって事実認定をしておきたかった。』

実際に、山上東一郎氏の懸念は当たっていたでしょう。

小川さゆりさんや橋田達夫さんの会見の妨害に統一協会は現役信者である両親や奥さんを利用して偽証して来たのは、テレビ報道で何度も見て来た所です。

山上東一郎氏は、事件後に山上被告と直接会って話を聞けていないと言います。

山上東一郎氏の疑問点も、一理あり、山上被告が奈良県の公判前整理手続きに何故わざわざ立ち会っているのか？訴訟の勉強をしてると言って、素人が本当にそんな事をしてるのか？

また、それらは本当に山上徹也被告一人で考えた事なのか？

山上東一郎氏は伯父として、甥の山上徹也被告の身を案じています。

海水浴で破顔の表情を見せた6歳の少年、山上徹也とその兄の笑顔を守る事が出来なかった事を、悔いているかの様な文だと思いました。

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