≪研究≫ 「お悔やみ欄」と「人口統計」の比較

 

投稿者:リカオンさん

  

GW中も、HP更新作業、いつもありがとうございます。

 

超過死亡が多い事が話題になっておりますので、何か把握する手段がないかと思っておりました。

 

そこで北日本新聞のお悔やみ欄の掲載が毎日多いと感じておりましたので、1月から集計を試しに始めてみました。

 

さらに1か月遅れで富山県の人口統計が発表されますので、集計結果と比較してみました。

 

 

【富山県の月ごとの死亡数】

 

まず、2018年からの富山県発表の毎月の死亡数を表とグラフにおとしてみました。

 

 

  

グラフでは2022年の8月と11月、12月が前年より死者数が多くなっております。

 

また、今年2023年は1~3月とも前年までより100~300人多い傾向でした。

 

死者が多い時期はワクチンの接種時期と重なる傾向のように思われました。

 

 

【お悔やみ欄集計】

 

北日本新聞のお悔やみ欄に亡くなった方の年齢が掲載されますので毎日集計しました。

 

サンプル写真はお悔やみ欄の紙面ですが、個人情報を消去して年齢だけ残しております。

 

月初めは前の月に亡くなった方も掲載されますが、誤差として集計しました。

 

 

年代別に1~4月を集計すると、死亡は高齢者に片寄っております。

 

死亡のメインは70~90歳です。

 

 

お悔やみ欄の集計がどの程度死亡数を反映しているのか、富山県で発表される統計数と比較したところ、1~3月は66~69%でした。

 

実数の2/3以上は把握できているようです。

 

 

【年代別死亡数】

 

1~4月の死者を年代別で集計し、最新の富山県の年代別人口(2021年10月1日)と比較しました。

 

すると、100歳代の人口909人のうち131人が死亡しており、14.4%、7人に1人がわずか4か月の間に亡くなっておりました。

  

お悔やみ欄集計が66%の数を反映していると仮定して、実数はその1.5倍あるとみなして計算すると、21.6%つまり5人に1人が死亡していることになります。

 

100歳代ですので、いつ何時寿命を迎えてもおかしくない年代とはいえ、多いような気がします。

 

同様に90歳はお悔やみ欄合計では5.2%20人に1人、1.5倍にした場合は7.8%と13人に1人が4か月で死亡と推定されました。

 

 

【若者の死亡数】

 

死者は高齢者に片寄っておりますが、50歳以下も少数とはいえ死亡がありましたので、月別にグラフを描いてみました。

 

まだまだ現役と思われる50代40代の死亡が継続していることと、30代より若い人も少数ながら死亡しているようです。

 

 

【考察】

 

高齢者ほど多く死亡しているという当然の結果が出ましたが、そうであってもわずか4か月の合計数が通常より多い傾向がありそうです。

 

若い方も少ないながらも散発的に死亡報告があるのが気になります。

 

2022年の死者の多い月はワクチン接種時期と連動しているように感じましたが、2023年はワクチン接種数が落ちているにもかかわらず、高い死亡数が続いているのが気になりました。

 

県の2022年の年代別人口動態統計が秋に発表されると思いますので、今後も集計を継続し、比較してみようと思います。

 

これに死因が加わって比較できると、ワクチンの接種時期とない時期の死因での差を見ることができると思いますので、県の発表を待ちたいと思います。

 

何かまた判明わかりましたら報告します。 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

データという「事実」をなるべく正確に収集して、「真実」を考察する。

 

自分なりのやり方で真実に迫ろうとするリカオンさんの行動力が素晴らしいと思いました!

 

 

気になるのは、やはり「2022年は死者が多い時期はワクチンの接種時期と重なる」「2023年はワクチン接種数が落ちているにもかかわらず、高い死亡数が続いている」という傾向についてですね。

 

一見矛盾しているようにも見えますが、「ワクチン死には即効性と時限爆弾性がある」という大胆な仮説も立てられると思いました。

 

その仮説を補足するデータがあるのかどうか、あるいは他の仮説(高齢化分)で成り立つのか。

 

当ホームページで情報収集して考えてみます。


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コメント: 8
  • #8

    グッビオのオオカミ (木曜日, 11 5月 2023 13:32)

    リカオンさんすごいなあ!
    コツコツとデータ収集を積み重ねてこられたのですね。
    この前の天照大御神の絵といい、地道に取り組まれ、成果を上げる方ですね。
    でも、ここまで死者が増えるのはやはり不自然ですね

  • #7

    リカオン (土曜日, 06 5月 2023 16:24)

    皆様GW中にもかかわらずコメントありがとうございました。

    5月も引き続き集計は継続しておりますが、皆様ご指摘された通り、接種が終了しても時限爆弾的な影響が気になっており、それが私の継続の動機にもなっております。

    あと、どうしても把握できない1/3の人が実は若い世代が多く含まれていなければ良いなと思っております。
    掲載される方はある程度社会的な人間関係を持つまたは持っていた成人が中心になると思うので、若い人は亡くなっても掲載されない可能性が多いような気がしてます。

    いずれ県や国の人口統計で可視化されるはずですが、その時真実を求める声が高まる事を望みます。

  • #6

    枯れ尾花 (金曜日, 05 5月 2023 15:28)

    地道で根気のいる作業、御苦労様です。

    全都道府県が恐らくは似通った集計データになるのではないかと予想します。
    ワクチン接種者はこれからは減るでしょうが、時限爆弾的な影響により年間通して漫然と死者数が増えるのではないかと危惧します。

  • #5

    やなちゃん (金曜日, 05 5月 2023 14:07)

    肌感覚だけでなく、自らデータを取り考察深めているのがとても素晴らしいです。機械でチャチャっと適当な数字を出す教授なんかより余程丁寧で真っ当で、お話に説得力がありました。

  • #4

    昭和43号 (金曜日, 05 5月 2023 14:05)

    全国的な死亡統計を少し調べておりますが、都道府県別の統計データは東京や大阪以外はあまり見かけないので大変貴重なデータだと思います。
    新聞のお悔やみ欄を毎日集計されたとは、驚きの一言です。

    ご提供いただいたデータで、2022年の8月と11月以降の死亡増加が注目されます。
    昨年の死亡データを全国的に見ると、2~3月、それに富山県とも共通する8月が特に多くなっています。
    この増加原因は、統計上は第6波と第7波のコロナ死という事になっていますが、同時期には3回目と4回目のワクチン接種が実施され、ワクチン死も僅かながら増えています。また、心不全や脳梗塞などの循環器系死亡や腎不全も連動するように増えているので、実態はワクチン死ではないかと疑っております。
    年末以降の死亡増加はデータ不足で何とも言えませんが、5回目のワクチン接種の影響があるのかもしれません。
    今後の調査にも期待しております。

  • #3

    トマト (金曜日, 05 5月 2023 13:27)

    地道な集計作業と考察、すごいです!!

    私が住んでいる小さな町内でも2022年度は今までになく人が亡くなった印象なのですが、あくまでも印象です。毎年の数字を把握していた訳ではないので、比べようもないのですが、役員等をしていた年で覚えている限りにおいては過去最高でした。高齢化だからと言われればそれまでなのですが・・・。
    でも、50代の方まで亡くなっていて、どうしても影響を考えてしまいます。

  • #2

    ツム (金曜日, 05 5月 2023 12:49)

    集計いただいたデータは自分の実感と一致しています。
    自分の周りには昨年後半から60代以上の人の突然死がとても多く、最近になっても死には至らなくても40〜50代で元気な人が突然入院したという人が何人もいます。病名を聞くとXX梗塞で、「心臓や脳じゃなくて良かったね、こんなところでも起こるんだね、色々検査したけど原因不明なんだよね」といった会話が交わされています。
    どれも自分の経験上、今までになく高頻度であり集中して起きていると感じます。

  • #1

    リカオン (金曜日, 05 5月 2023 10:26)

    採用ありがとうございました。
    GW中に画像がたくさんある投稿をしてしまって編集作業が大変だったかと思います。すみません。
    3月の表で3月13日が死亡0なのは新聞休刊日だったからです。引き続き集計継続します。