≪思想≫ 日本人のメンタリティーは、水戸黄門に如実に現れている?

 

投稿者:リバチーさん

 

私の妻は、時代劇が好きでテレビ大阪で再放送している水戸黄門を録画して見ています。

 

私はマンネリ番組と観る気がしませんが、たまに目に入ってくるこのかつて人気の番組を横目で観ていると、これって一般的な日本人のメンタリティーを結構現しているんじゃないかと思えてきました。

 

社会生活で困っている弱者である庶民が悪代官によってさらに困難になっている所に黄門様が来て、善意で助けてくれて問題が解決して平穏な日々に戻るというストーリーの場合が多いですが、これって自分達が困っているとからといっても、自力で解決しようとするのではなく(悪代官に革命を起こして倒すとか、フランス人ならそうする)、救世主の良い権力者の救いがあって平穏な日常が戻ってくるという日本人が好むストーリー展開が見てとれます。

 

これだと自分で決定して自力で解決する事を考えておらず、物事を決めてくれる他者の採決がなければ自分は動き出せないと思え込んでいる様に見えてきます

 

そんなメンタリティーが脱マスクが進まない一つの要因になっているかな~と私は思っています。

 

みなさんはこの番組と日本人のメンタリティーをどう思いますか。

 

いったいいつになったら日本人は他者や権力者に距離を取ったり、関係なく自己決定できる様になるかとコロナ禍を経験した昨今、ため息が出てしまいます。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私も水戸黄門が好きです。

 

勧善懲悪ですし、最後に印籠をかざして、敵も味方も「ははぁ~~」ってなることに痛快に感じます。

 

これは確かに、「権威主義」も含まれているような気もします。

 

 

ただ水戸黄門に限らず、「るろうに剣心」や「シティーハンター」もこのパターンですよね。

 

伝説の剣豪だったり、伝説のスナイパーが、自分の正体隠して弱気を助け、強きを挫く。

 

私はこれらのストーリーを【ヒーローもの】として好んで見ているわけですが、自分で決定して自力で解決する事を考えておらず、物事を決めてくれる他者の採決がなければ自分は動き出せないと思え込んでいる」という日本人のメンタリティーなのでしょうか??

 

勧善懲悪のヒーローものって、むしろアメリカが本場じゃないのかな?

 

 

私は自分が困った時にはヒーローを求めるし、

 

女性や子供が困っているならヒーローを演じる場合があります(^_-)-☆

 

ダメかなぁ~?

 


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コメント: 20
  • #20

    前山田 (月曜日, 27 3月 2023 20:15)

    >何で悪代官は、印籠一つ見せられただけでひれ伏せて抵抗を止めるんだろう?

    あのドラマのテンプレは印籠(権威)に平伏した後、自棄になって全員で黄門様一向に襲い掛かり、助さん格さんの武力によって制圧されるって流れなので、力なき権威は正義を成し得ないという話でもありますね。舞台を現代に、印籠を警察手帳に変えたら刑事ドラマ(公権力による正義)です。

    昨日公開された仮面ライダーなんかもヒーロー物ですが、あちらは特殊な力を得た個人が悪の組織と戦う話で、かつて『わしズム』ではショッカーとはアメリカのメタファーで、アメリカナイズ(改造)された日本人がアメリカと戦う話だという考察を読んだ記憶がありますが、まあそれは置いといて、お上が正義を成す水戸黄門や暴れん坊将軍と、民間人が正義を成す月光仮面や仮面ライダー、どちらがより多くの日本人に支持されているかは分かりませんが、ゴー宣ファンサイトに集う人間なら間違いなく後者ですよね。

  • #19

    リバチー (日曜日, 26 3月 2023 11:04)

    まず私の何気ない投稿に対して、様々な方が色んなコメントをして頂き、本当にありがとうございます。
    いや~、皆さんが知っているエンタメ作品を絡めた投稿をするとこんなにもバズるかと驚き、嬉しく思っています。それはたとえ私の投稿に対しての否定的な見方であっても反応して頂いただけで嬉しいです。(次回も機会があれば、そういう投稿をしてみよう!)
    本当は、コメントして頂いた皆さん一人一人に対して返答したい気持ちですが、それをしたらえらく長い私の返信文章のみがコメント欄を占有してしまう恐れが強いと思えたため、あえて自重してまとめた返信をしたいと思います。

    まず今回、投稿した後でちょっと失敗したと思えた事がありまして、カレーさんの指摘の通り、ヒーロー物の作品自体を私は否定する意図は全然なかったのに、エンタメ作品と私の考察とをしっかり整理して区分した文章を記載しなかった事で、一部の方に誤解を与えてしまった事です。
    私自身は、水戸黄門はエンタメ作品として見続けたいとは全然思いませんが、作品としてはスゴイとは思っています。あれだけマンネリした内容を何回もテンプレートしていた様に見えていたのに視聴者に飽きられずに長期シリーズ化して、結局地上波の大型シリーズ時代劇を最後の終了作品として続いた事を感心しています。ヒーロー物のスカッとする爽快感や胸を踊る躍動感は、私もハリウッド映画などを観て楽しむ事もありますので、別にそこを否定する事は毛頭ありません。勧善懲悪も分かりにくくなった現実に理解に疲れた庶民に対して、分かりやすく正義が勝つというストーリーの魅力は、自分なりに理解しているつもりです。
    皆さんのご指摘の通り、私が言いたかった事は日本人の権威主義と困難時の個人としての対処方法について、私なりに普段から疑問に思っていた事を問題提起して、「何とかしてくれよ~」という願望を発したかったんだと分かりました。
    水戸黄門では「何で悪代官は、印籠一つ見せられただけでひれ伏せて抵抗を止めるんだろう?」 「いやいや窮地に陥った事が分かったんだから、やけのやんぱちでさきの副将軍に向かって行って捕まえる位の事をしても良いだろう?」とか私的には、エンタメ作品にケチをつけるという野暮な事を頭の中で考えてしまうのですが、投稿して指摘を受けた事でモヤモヤしていた事が明確化できました。あと水戸黄門が他の時代劇と比べて個人的に嫌いな理由は、権威だけで問題を決着しようとしているストーリー展開が個人的に嫌いだのだな~と思えました。自分自ら現場に赴き、悪人に成敗しようとしている暴れん坊将軍の方が好きです。松平健は、あの将軍役が映えるな~。男の俺が見てもカッコイイや!(でもひねくれた私は、その将軍に対しても幕府が困る武力蜂起以外の方法を考えてしまうのですが・・・)
    権威への服従と困難時の庶民の主体性について、私は不満に思う事はありますが実は自分なりにこの2つについてはそれなりの意見を固めています。発表する機会が無いため、今のところ他人に分からせる事は無いのですが・・・。そのうち機会があれば発表したいな~
    あと私自身は、自力本願の人だから他力本願の人を見ると“大丈夫かいな~?”と思う事は多々ありますが、別に他力本願や一人で困難に対処できないからといってご自身が弱いと感じられている方々を私は悪いとか弱いとか思っていませんし、否定するつもりはありません。なぜなら生物の進化では悪い対応をしていった生物は自然淘汰されていくのに、現在まで他力本願等の方法が生き残っている事は生きていくのに実際有効であったと思っているからです(逆に私は、その方々の方法論を自身の中に取り込んでいかなければと最近常々思っています)。
    何か徒然なるままに色んな事を書いてしまいましたが最後に再度皆さんへ。本当に色んなコメントして頂き、本当に感謝しかありません。

  • #18

    リバチー (土曜日, 25 3月 2023 23:00)

    ねこだるまさん:

    >>いったいいつになったら日本人は他者や権力者に距離を取ったり、関係なく自己決定できる様になるのかとコロナ禍を経験した昨今、ため息が出てしまいます。

    >私は逆に権力を自分の中に取り込み、他者と政治的に渡り合えるようになる事を希望します。

    ねこだるまさんが引用された部分の私の文章は、私が多数の日本人は心理的に他者や権力者に依存している様に普段見えているから、自己決定するためには一旦距離を取る必要があると思えたから、そう書きました。
    でも、今回の投稿では書いていませんが、私もねこだるまさんのご希望と一緒で日本人も自分の中に権力を取り込み、他者と政治的に渡り合えるようになる事を希望しています。そこが少しでもできる様になると今よりずっと民主主義を体現できる社会に日本がなっていくかと思います。

    >政治のナマ臭いこと、あくどいことは政治家が一手に引き受けてくれて、税金払って選挙行ってれば自分ら庶民はラクで汚いことを引き受けなくてよい。だけど現実の政治は中々うまくいかず、利権とかのナマ臭く汚いことが明るみに出たりする。
    そんなとき、メンド臭いことを引き受けて、庶民を幸せにしてくれるという願望をたいげんしているのではないでしょうか? > 黄門サマ。

    その指摘は、私は的確だと思いました。
    そうか職業として分けているから、昔から政治屋と揶揄される事が多い訳だ~。自分達が社会の一端を作っているという認識が各個人に無いから、特に地方政治なんか庶民は関心が無いわけなのか~。
    面倒臭い事を政治家に任せておいて、自分らは税金を払って(でも納税意識も低いが・・・)選挙に行くだけで社会の平和と庶民の幸せの実現を願うなんて、考えてみれば日本の庶民は“ずうずうしいな~”。自分の中に政治的な力(権力)が無いと思っているから、政治家に対して不満たらたら言うだけで終わるのね。
    ねこだるまさんの指摘で、色々理解が進みました。ありがとうございました。

  • #17

    潤峰 (金曜日, 24 3月 2023 20:38)

    水戸黄門等の時代劇は・・・
    サスペンスの要素(ハラハラドキドキする、この先どうなるのか)が無いですよね。
    初めの15分を観れば残り45分の展開が読めます。
    それが好きか嫌いかの違いだけだと思います。

  • #16

    TAC (金曜日, 24 3月 2023 13:07)

    リバチーさんの問題提起は、勧善懲悪を良しとするかどうかではなくて、困難な状況に陥れられたときにどうするか、ということだと思います。

    水戸黄門の場合、悪代官に困っている庶民の視点の話ですよね。それが、ただただ困っていたところ、スーパーヒーローであるところの水戸黄門様ご一行が悪代官を懲らしめてくれて、めでたしめでたし、、、、ってその庶民たちに主体性無いのかよ、ということだと思います。私も同じように思います。

    私も水戸黄門をほとんど見ないので詳しいことは分かりませんが、一応その物語上、困っている庶民たちもそれなりに問題を解決しようとしてるんだろうなとは想像しますが。ただ、日本人には、「自分が不当に扱われて、困難な状況に陥っても、粛々といつも通りの努力をしていれば、いつか公平な視点を持った人が見つけてくれて、助けてくれる」という思想があるような気がして、水戸黄門のお話はそれを表しているように感じます。

    でも、実際自分が生活していくなかで、そんな風に困った時に、誰かが見つけて助けてくれるものでしょうか?「ご一行」が助けてくれることもまれにはあるかもしれませんが、そんな保証はないですよね。なので、私は自分で解決することを考えるべきだと考えています。

  • #15

    青ネギ (金曜日, 24 3月 2023 12:58)

    少し違う視点から。
    経済には「マクロ経済」と「ミクロ経済」があって、マクロ経済に関する事は国家が政策決定をして舵取りするしかありません。
    マクロ経済政策のミスによる貧困を『自己責任』と国民に押し付ける日本(の政治家)は、アホとしか言いようがないです。
    国民が自力でどうにかできる部分は「ミクロ経済」の部分ですが、マクロ経済政策が誤っていれば限界があります。
    経済政策に関しては、国民は「お上」に委ねざるを得ない部分が大きいので、受け身になるのはやむを得ないと言えばやむを得ないです。マトモな政治家を増やすしかないですね。
    水戸黄門の印籠に代わるものは、現代では「投票用紙」です。

    あと、日本人が周りの目が気になってマスクを外せないというのは、戦時中の「弾圧」の名残ではないでしょうか?

  • #14

    鎌倉三四郎 (金曜日, 24 3月 2023)

    ♯7

    私も昼休みなので手短に書きます。
    リバチーさんのコメントが、「お上の権威による正義」「革命でさえも市民ではなく、武士によって明治維新がなされた」という論調の話で、わざわざ水戸黄門を取り上げて「思想」として議論しているのだから、と思ってしまったのです。

    だから「お上」「権威主義」に触れない、ということは初期ゴー宣を読んでないのかな、と思ってしまったのです。
    30年も前のマンガは今どき簡単には手に入らないですし、私自身が細かいことを言っている自覚はあったのですが、カレーせんべいさんに私の期待を押し付けてしまいました。
    申し訳ないです。

    当たり前ですが、「水戸黄門」「暴れん坊将軍」など、イデオロギー抜きで楽しめばよいと思います。私も「暴れん坊将軍」は好きですし。
    ただ、わざわざ「思想」としていたので、その辺りの議論はしないのかな、と思ってしまったのです。
    簡単に言えば「気になってしまった」のです。あまり批判する気はないので、お気になさらないでください。
    場を荒らしてしまい申し訳なかったです。

  • #13

    グッビオのオオカミ (金曜日, 24 3月 2023 12:07)

    ただ今昼休憩中。手短かに、書きます。
    リバチーさんとカレーせんべいさんは、視点が違うだけだと思いましたよ。
    で、どちらも大事な事を指摘してると思います。
    リバチーさんの指摘は村人、町人視点。近所の騒動を騒ぎ回り、揉め事を解決してくれる善良な権力者を疑わない姿勢は、メディアリテラシーの発達を阻害したと思います。
    私の父親も生前、時代劇は好きでした。読む本は池波正太郎や藤沢周平など時代物。
    しかし時代物を読んでも歴史物や文学作品はほとんど読みませんでしたね。むしろ"辛気臭くて嫌い"と言っていました。
    そんな父親は小泉純一郎の郵政民営化は賛成で、イラク戦争でサダム・フセインが捕らえられた時には「おう、こいつは悪いヤッチャで〜!」と、無邪気に喜んでいました。
    私が矛盾点を指摘しても全くピンと来ませんでした。父親は善良で機転が利き、優しく活発な"義理人情"を大切にするタイプでしたが、抽象的な思考や歴史の批評には距離を置くタイプでした。
    コロナ禍の今、健在ならもしかしたら悪気なくコロナ脳とワクチン脳になっていたか、それとも批判する側にまわっていたか…私は前者になっていた可能性もあると思います。
    カレーせんべいさんの視点も分かる所があります。たけし社長が発起人となった意見広告運動などまさしく、カレーせんべいさん初め、サイトの読者の方々の正義感と道義心だと思います。
    それは危険なものから子ども達を守り、日本の将来を守りたい、それはむしろ水戸黄門様御一行の義侠心の目線ですね。

    カレーせんべいさんとリバチーさんは論点が全然違うので、別々の結論になるのは当たり前でしょうね。
    手短かと言いつつ、長文になったな。
    サブカル系の話は私は好きですけどね。面白いスレッドだと思います。
    おっと、そろそろ行かないと(汗)

  • #12

    千本通り (金曜日, 24 3月 2023 12:05)

    私の父親は「忠臣蔵」など時代劇が好きでよく観ていたが、なぜか「水戸黄門」は観てなかった。直接聞いたことはなかったが、権威をかさに着るのが好かなかったようだ。その影響は私ら兄弟にも残っていて、チャンバラは好きだが兄も私も「水戸黄門」は観ない。子供のころから水戸黄門はヒーローではありませんでした。権力をかさに着たジジイです。

  • #11

    sparky (金曜日, 24 3月 2023 10:31)

    「ゴー宣ではこう書いてあるけど自分はこう思う」が迂闊に言えない状況は好ましくないと思う。まあ「ものは迂闊に言ってはいけない」という事なのだろけど。

  • #10

    やなちゃん (金曜日, 24 3月 2023 10:16)

    面白い考察ですね。

    私は弱いので、他力本願と言われても勧善懲悪の話は好きです。ブラックジャックが弱い人から金をとらず、悪人から大金せしめて手術するようか話も好きです。自分なりの善が何かしら報われる明るい未来を想像できなければ、思想する気にはなれないし行動にも移せないですから。








  • #9

    輝くような黄色 (金曜日, 24 3月 2023 09:28)

    印籠がなければ水戸光國は「越後のちりめん問屋」のまま。人そのものではなく印籠という役職のシンボルが権威を持ち、同じ行動をしていても一目で分かる物が出た瞬間に有難いものに代わる。その点が、私は嫌いです。
     暴れん坊将軍も似たようなものですが、役職の象徴が「人の顔」にある(徳田新之助の顔をよく見ると吉宗であることに気が付く)だけ、まだましな気がします。
     でも、私は必殺シリーズのように、吹けば飛ぶような立場の人間が、自ら手を汚して権威を仕置きする。本人たちは「金のため」とうそぶきながら、実は怒りと情に後押しされている。そんな姿に痺れます。
     ヒーローの行動が持つ説得力を保証するのが、役職やシンボルなのか、行動する人間そのものなのか、が大きな違いなのかも知れません。そして他国はともかく、我が国では前者の傾向が強いような気がします。

  • #8

    madoka (金曜日, 24 3月 2023 09:28)

    えぇ?!ヒーロー物に胸躍らせたらダメなんでしょうか??
    私も水戸黄門などの時代劇好きです^_^
    ヒーローが悪を成敗するのは単純に気持ちいい。
    黄門様の使っている権威(印籠)は、単に道具として使ってるだけだと思います。弱い人を助けるのが、権威者でも庶民でも、強くて助けられる人が弱くて困ってる人を助けたらいいんじゃないでしょうか?
    他力本願は良くないとか言うなら、「いじめられてる子どもは自分でなんとかする気持ちが足りない!」と言ってしまっているのと一緒だと思う。私はそれは言いたくないです。いじめられてる子どもに非は完全に無いです。加害者にも事情があったとしても、それはそれ。
    やっぱり、何事もTPOじゃないでしょうか。

    私の永遠のヒーローで、理想の男性は、長谷川平蔵、鬼平♡これだけは、ずっと変わりません!

  • #7

    カレーせんべい (金曜日, 24 3月 2023 08:48)

    >>5
    ゴー宣ファンサイト管理人が、「初期ゴー宣1巻」を知らないわけがないです^^
    過去のゴー宣の一エピソードを持ち出してきて「ガッカリ」されましてもなぁ~~。

    サブカルやスポーツの感想を書くのもホント気を使うなぁ。

    しかも私は「村人視点」ではなく「ヒーロー視点」で述べているわけですから。
    「権威主義者の洋平君」だの「マスクを外さない思考停止の日本人」と、一緒にされちゃあ、たまらない。

    水戸黄門の思い出としては、
    私が子供の頃、おじいちゃんおばあちゃんの家で一緒に見てました☆
    父と母は見てなかったかもしれない。
    まぁテレビ自体、あんまり見せてもらえなかった家庭ですからね。

    そういえば、おぼっちゃまくんの時代劇バージョンでも、茶魔が「このともだちんこが手に入らぬか」とやって正体バラシをしていたのは痛快でした。

    エンタメ性はあると思う。

  • #6

    くぁん (金曜日, 24 3月 2023 08:09)

    封建的な時代を背景としてるぶん、ドラマは充分成立すると思うけど。現代に置き換えた場合、黄門様の代わりが出来る社会的強者ははるかに多いはず。その強者に「正しさ」がないのが問題だと思います。

  • #5

    鎌倉三四郎 (金曜日, 24 3月 2023 08:09)

    率直に言うと、カレーせんべいさんのコメントにはがっかりしました。
    賛成とか反対の話ではなく、私と同じ40代だから当然知っていると思い込んでいたのです。
    例えるなら、尾崎豊のファンなら「卒業」や「15の夜」は当然知っている前提で話をしていると思い込んでいたのです。

    初期ゴー宣1巻で、「権威主義」についてよく分からない、という読者に対して小林先生は第23章「洋平くんについて」で、「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」について触れています。
    なんか分からないけど、「自分より強大なものに従うべき」という思想の発生について描いています。

    これは「水戸黄門」「暴れん坊将軍」「大岡越前」などは、「お上」の裁きは正しい正義であることを前提にドラマが作られていることを現しています。
    「水戸黄門」の印籠は、「正しいか正しくないか」の前提をふっ飛ばして、「水戸光圀公だからひれ伏せ」と無理やり問題を解決してしまいます。

    数年前には木村拓哉さんのドラマ「HERO」について、ホリエモンが「検事というお上が正義というドラマを日本人が好むのは」と苦言を呈していましたが、、、
    私は「HERO」は好きですが、、、

    ちなみに、単純な時代劇ファンとしての私は「水戸黄門」があまり好きではありません。
    シンプルに決着が印籠なのが、カタルシスが足りないと思うからです。
    「暴れん坊将軍」の悪代官が「此奴は上様を語る偽物じゃ、斬れ斬れ〜」というほうが好きです。だから「暴れん坊将軍」のほうが好きです。
    もっと言えば一番好きな時代劇は「三匹が斬る!」です。今でも「続・三匹が斬る!」や「新・三匹が斬る!」の再放送をよく観ます。
    三人の浪人が悪党どもを容赦なく斬り捨てるドラマで、観ていてスッキリします。

    だから、「シティハンター」やら「るろうに剣心」を出された時に「お上じゃないでしょう」と思ってしまったのです。
    まあ、初期ゴー宣1巻は30年前の本ですから、手に入れにくいでしょうし、小林先生も何度も同じことを書くのは、やはり時の流れには逆らえないからなんでしょうね。
    30年前のことを持ち出す私のほうがファンとして古すぎるのかもしれませんね。

  • #4

    ねこだるま (金曜日, 24 3月 2023 07:12)

    リバチーさん:

    >いったいいつになったら日本人は他者や権力者に距離を取ったり、関係なく自己決定できる様になるかとコロナ禍を経験した昨今、ため息が出てしまいます。

    私は逆に権力を自分の中に取り込み、他者と政治的に渡り合えるようになることを希望します。

    https://www.worldofgosen.com/2023/03/04/YouTube生ライブ-統一協会問題の闇-2023年3月7日/
    で 外国人から「日本の憲法は誰が作ったのか?」と質問され、「政府が作った」と答えると笑われる、という話を magome さんが紹介してましたが、それ聞いて恥ずかしい気持ちになりましたよ。

    「政治家」「庶民」という言葉があるために、政治は政治家がやるもんだと思ってる。
    庶民としては、税金払って選挙に投票してあとは政治家の悪口言ってればやることはやっているという意識でずっと長いこと、というか建国以来そういう意識でいたのかも知れません。

    政治のナマ臭いこと、あくどいことは政治家が一手に引き受けてくれて、税金払って選挙行ってれば自分ら庶民はラクで汚いことを引き受けなくてよい。だけど現実の政治は中々うまくいかず、利権とかのナマ臭く汚いことが明るみに出たりする。
    そんなとき、メンド臭いことを引き受けて、庶民を幸せにしてくれるという願望を体現しているのではないでしょうか? > 黄門サマ。

  • #3

    あしたのジョージ (金曜日, 24 3月 2023 06:14)

    水戸の高校に通ってました。関係ありませんが。日本人の人達(男達)が、求めていたのは、水戸黄門の印籠を出すシーンより由美かおるの入浴シーンだったと思ってます。

  • #2

    ねこだるま (金曜日, 24 3月 2023 05:23)

    私は水戸黄門はあんまし見てなくて話で聞いた程度ですけど、教条的なことを「正しいこと」としてアテにしてる様を「水戸黄門の印籠」と言っている場面はよく目にしました。
    権威主義の現れですね。

    記事読んで真っ先に連想したのが「ドラえもん」。
    水戸黄門って大人のドラえもんじゃないかと思いました。
    隣のスレッドの AI 弁護士にも通じる話ですね。

  • #1

    リカオン (金曜日, 24 3月 2023 00:41)

    ああー、それ私も以前から思っていました。
    清く正しくしていれば、正義の味方または偉い人が来て助けてくれるという他力本願な心理が日本人にはあるんじゃないかと。

    良い子にしていれば、せんせーがほめてくれた小学生時代。せんせーに叱られてばかりいたやんちゃな男子が、大人になったら社長になっていて、あれ~?世の中は水戸黄門のようにはいかないなあと大人になって気づく。(遅いだろ!)

    なので、大切な人のためにカンセンタイサクをしましょうと偉い人に言われるとみんな進んでして、そのような善行をした人はほめるに値する善人で、従わなかった人は悪者とみなされたのかなと思いました。