≪思想≫ 竹田恒泰の「ウイルスの神様?」

 

投稿者:ねこだるまさん  

 

10日ほど前の宮沢孝幸氏出演「そこまで言って委員会」の新型コロナ部分の切り抜き動画

https://www.youtube.com/watch?v=1RUCVIn9X1o

 

なんですが、ウ○コ味噌汁の竹田恒泰氏が日本の神サマについて面白いことを言ってるので文字起こし。

 

 

大野裕之

おっしゃった通り、ウイルスの一つじゃないですか。

僕はホント不思議なのは今までも 例えば SARS とかいろんなウイルスがあったのに本当に新型コロナだけがものすごく神格化されていて、

休むときも辞めるときも何かするときも全部今ってコロナのせいにできちゃうわけですよ、日本社会では。

これって何か新しい神様として人間が思考停止して全てのことをコロナに預けてるように思われる。

僕はそのコロナ教から人間を取り戻すべきだと僕は思います。

 

 

竹田恒泰

そうおっしゃいますけど、京都は上御霊神社とか下御領神社とかその疫病のウイルスを神様として祀ってるわけですから。

 

 

大野

あれウイルスの神様なの?

 

 

竹田

そうですよ。

これはね疫病を神様が起こしていると、その疫病を起こす神様を疫神(えきじん)と言って神社の主祭神にしてるわけですから。だから新しい神様が加わったからいいじゃないですか。

 

 

大野

いやいやでもねあのあれはやっぱでも疫病を起こさないでくださいとお祈りしてると思うんですよ。

 

 

竹田

もちろんそうですよ。

 

 

大野

でもね今まあなんか疫病を起こさないでくださいって頼んでるようには見えない。

 

 

竹田

祇園祭を縮小したのがいけないんですよ。

だいたいそもそも祇園祭ってのは(以下、マスパセ氏、6/4 オドレらの宮沢氏を彷彿させるキレっぷりで 0.5倍速にしても聞き取り不能)

 

 

--------------------

 

 

竹田氏は「あの」発言以来、みそ汁飲むたびにウ○コの映像が目の前に出現しないかという恐怖を与えてくれたので恨んでますが、コロナに対する感覚はまともだし、日本の神様に関しては面白いこと言ってくれてます。

 

いつかの委員会では「神は怖いもの」ということを言っていて、私は日本の神様と言えば、「千と千尋」に出てきてたみたいな愛嬌たっぷりでいたずら好きの神様のイメージだったんですが、「そーだったか!」と気づかされました。

 

疫神に関しては Wikipedia で引いてみると「疫病神」に飛ばされました。

 

「疫病神」は雨男みたいに一般用語になってる感もありますが、れっきとした神道用語のようです。

 

欧米だと悪くて超自然的なものを崇拝したりすると悪魔学とかになっちゃうわけですが、日本だと病気の元ですら「畏れ多い」神として祀っているのが面白いですね。

 

日本人の信仰は無意識ですが、「コロナ怖い」を演じ続けているのは世界中で日本だけになりつつあります。(中国は脱コロナに舵を切った?)

 

コロナ状況には日本の神が影響しているものと思ってますので、これからも「日本の神」については知りたいと思ってます。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

ねこだるまさん、文字起こし、ありがとうございました。

 

・・・

 

以下のコメントは、失礼になるとは存じます。

 

悩みましたが、単なる私の主観ということでコメントします。

 

・・・

 

私は『言葉は「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」が重要』だと考えています。

 

たとえば、私が小林よしのりの言葉や仕草を完璧にコピーして周囲の人々に伝えたとしても、聞いている方は「お前ごときが何言ってんねん!」で終わると思うのです。

 

それは、言葉に人格や信頼(実績)が伴わないからです。 

 

もちろん「知識」や「情報」は、それ自体に価値があるとは思います。

 

しかしそれを「発する人間が誰なのか」によって、受け取り方は変わると思うのです。

 

以上のことから、私は竹田恒泰の言葉は全く響かないわけです。

 

竹田恒泰がいくら豆知識を披露しようとも、いくら「コロナはただの風邪」と言おうとも、自分でもびっくりするくらいに何も響かないです。 

 

 

 

自分でも「これは相当理不尽で不合理なことを言っている」とは思うのですが・・・、

 

「心」っちゅうもんは理屈通りには動いてくれないものです(汗)

 

 

 

 

・・・最後になりましたが、投稿の趣旨に添わないコメント、大変失礼しました

 

 


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コメント: 37
  • #37

    鎌倉三四郎 (土曜日, 31 12月 2022 14:38)

    ♯36 ねこだるまさん

    初期のゴー宣で「噂の貧相」と戦っていた頃の話ですね。
    よく覚えています。なるほど。

  • #36

    ねこだるま (金曜日, 30 12月 2022 16:51)

    鎌倉三四郎さん:#35

    今さら誰も読んでないと思いますが、スレ主の責任としてレス。
    単純ですが、日本人が潔癖なのはケガレ思想かと思います。

    私は部落差別は嫌いですが、箸は家族内でも各自のもの使っているわけでやはりケガレ思想は持ってるのだな、と思っています。

  • #35

    鎌倉三四郎 (金曜日, 30 12月 2022 08:01)

    今さら誰も読んでないと思いますが、潔癖症について。
    コロナ論1巻の第10章「お辞儀と清潔感の驚異」で、欧米と日本の衛生観念について説明してますね。
    潔癖症の理由までは分からないままですが。

  • #34

    くれは (火曜日, 27 12月 2022 15:34)

    ついつい勢いに任せて「牛頭天王」と言いましたが、個人的には牛頭天王「様」と言わねばならなかったです。お詫び訂正させて頂きます。
     
    20代の頃に奇縁ありまして、神社とは何ぞや?神様とは?という問題に興味を持ち、怖い思いもしながら学んだことをこちらで述べさせて頂きましたが、神社の神様には恐ろしい神々もいらっしゃいます。

    牛頭天王様もそんな荒ぶる神々を代表する、大陸由来の神様です。昔津島神社に行って調べましたが、弘法大師が薬師如来と習合されたように思います。
     
    あらゆる病を齎すと考えられた牛頭天王様と、あらゆる病を治してくれるという仏教の薬師如来が同体であると弘法大師は考えた訳です。
     
    仏の大慈悲の力は、超荒ぶる神の牛頭天王様をも納得させてしまったということでしょう。薬師如来と習合されたことで、一般人でもお参りしやすくなったのだと思います。それを分離さるよう命令したり、実行したりした人達は酷い目に遭ったのでは?と想像します。

    独り言でした。

  • #33

    ねこだるま (月曜日, 26 12月 2022 20:13)

    皆様ありがとうございます。

    日本の神を考えることでコロナ状況における日本人の振る舞いが理解できないか。
    あわよくばコロナ状況改善のための指針がしめせないか。
    という動機で始めたこのスレッドですが、提供の仕方が悪く不快になった方も多いかと思います。

    が、皆様のコメントで有意義なスレッドにしていただいたかと思います。
    個人的には、くれはさんの神仏習合、mantokun さんの敗戦の影響を考慮した歴史観などが心に残りました。

    mantokun さんのマスク、ワクチンを非難するための口実にバチが当たる的な言い方が好日として使われたというのはその通りだと思います。

    全体的に「神」そのものよりも、日本人の信仰の形態というか、神に対する対し方を云々した方が、コロナ状況の人の振る舞いを理解しやすいように思われました。

  • #32

    グッビオのオオカミ (日曜日, 25 12月 2022 22:04)

    mantokunさんとくれはさんの意見にいちいちうなづいています。
    また、お二方の文章は非常に勉強になります。
    私が日本人への嫌悪感を感じると書いたのは、mantokunさんの分析に納得です。
    コロナの話をすれば、もうつぎの1月で4年目です。入社4年目をまだ分からない人だの新人だのと呼びますか?第8波など、ぼったくりバーに8回入ってる様なものです。
    高齢で老眼が入り、認知機能が低下した人なら話は分かります。
    しかし、スマホやパソコンを持つ人口がここまで増えて、現役世代がいつまでも同じ結果なのを「無関心で臆病で薄情者で愚鈍」とは言いたい。
    5回目の追加接種や、2価ワクチンや、諸外国が止めてるのをまだ"日本だけ"感染対策を続けている。今の日本は無能さ世界一だとすら思います。
    コロナ禍で露呈した、戦後の日本人の臆病さと怠慢さを見るにつけ、そこには嫌悪感がありますね。

    くれはさんが言う、明治以降の日本の霊性については納得です。廃仏毀釈ですね。吉野の千本桜を見に行くと、仏教寺院が破壊されたままになっていました。
    ただ、あまり広げ過ぎるのも良くないのかも知れませんが、仏教に関しては安土桃山時代と江戸時代以降も大分違う気もします。
    檀家と檀那寺という分け方が江戸時代の寺請制度以降という気もします。
    明治時代は欧米列強の一神教に対抗したかったのかも知れませんし、ナショナルアイデンティティを模索してたのかも知れません。
    国学や水戸学などの影響もありそうですが、その時の皇室典範が今現在、最大の足かせになっている事は、歴史の皮肉と克服すべき課題を感じます。竹田恒泰の味噌汁ウンコ発言に頭に雷でも落ちればいい、は笑いました。まあ、その通りですよ。

  • #31

    mantokun (日曜日, 25 12月 2022 18:07)

    おそらく日本のこの、コロナ対策に関して限界突破した発狂度合いの原因はたくさんあって、一番大きなものは大東亜戦争で敗戦したときに、憲法も外国に制定され軍隊すら名目上は軍隊ではなくされてしまったのに、占領が解かれた後も憲法を自前で制定し直さず、国家として当然の主権を取り戻すことを放棄して、全て現状追認、場当たり的にナアナアで済ませてきたことにあるのではないかと思っています。

    アメリカの言うことに従っていればそれでいい、難しい国際情勢のことなんか日本人が自分で考えていても仕方ない、どうせ自分たちが何か考えて動いてもろくなことがないからと、国民も政治家も「国の舵取り」を頭から追い出して、特に軍事と宗教は痛い目に遭った原因であるとしてまともに向き合うことをせず、国民意識の要である歴史教育も摩擦を恐れて外国の言いなりに改変したせいで自虐史観教育がはびこってしまった結果、精神面の土台となるものが何もないスッカラカンな人間ばかりがはびこることになってしまった。

    国民意識に欠けた精神面の貧弱な人ばかりになった日本人は、自虐史観教育のせいで常に罪悪感や虚無感に苦しみ、地域との連帯感や世代を超えた繋がりも薄れて砂粒の個人になったことで、そこをカルト宗教にもつけこまれる。

    多神教の国でもともと行動の際の指針が弱いため、マスコミが垂れ流す総合知のない専門家の意見にも、彼らの肩書きの権威にひれ伏して自分自身の頭で考えたり感じたりしたことより、非常識な専門家の意見の方が正しいと思い込む。そして日本人であることの自信のなさから舶来物や外国由来の科学を「これこそ間違いない神」であると盲目的に崇め、外資系製薬会社の新技術のワクチンに飛びついてしまう。自分の体験やワクチン反対派の言うことより政府や大手マスコミの権威を信用して、具合が悪くなろうが精神を病もうが延々とマスクを付けワクチンを打ち続ける。

    国民としての連帯感が薄れたことで自分自身の身の安全や現世利益にしか興味がなくなり、高齢者が自粛とワクチンとマスクの弊害に全く目を向けず、平気で若者や子供を犠牲にして自分の余生を延ばすことばかり願ってしまう。

    また、皇室のことなんて熱心な興味のある人たちだけで決めればいいから、その人たちが男系男子が継ぐのが正しいと言えばそうなんだろうと思って、お妃様方が男子出産だけを強制される非人道的な状況が制度の欠陥によって生じていることにも関心を持とうとしない。

    自分たちは難しいことは分からないし考えたくもないから、誰かが強力な指針を示してくれるのをずっと待っている。ただし、集団に従わない少数派は、信じたくないものや考えたくないものを突きつけてきて鬱陶しいから全力で排除する。

    こんな感じで、日本人に元からあった素因が歴史的背景も影響したことで悪い方に最大限に発揮されてしまっているのがコロナ、ワクチン災禍の一番の原因のように感じます。

    また、個人的には#30のくれはさんのコメントも大変興味深く、明治政府がシステマチックに行ったでたらめな神仏分離令や合祀令の実施のせいで、明治より前にあった日本人の素朴な信仰心や宗教心、また地域の共同体の要がズタズタにされてしまい、そのことが昭和20年の敗戦以降にじわじわと尾を引いて現れた悪影響もあるかもしれないと思っています。

    明治以降、人の都合で勝手に神様をいじり回してしまったことは、むしろ敬神意識の衰退につながったのでは?という気もします。
    ですから、ねこだるまさんは#26で

    疫病が流行るなどの異常時になると「バチを当てよう」とする無数の神の目が自分を見張っているとなると、これはこれでひとつのホラー的状況であり、コロナ恐怖症の気持ちを理解するのに役立たないでしょうか?

    とおっしゃいますが、神様を本当に畏れ敬う気持ちがあるならば、本来の目的も忘れて祭りや手水を止めたり、マスク姿で参拝したりなんてしないはずではないかと。むしろ現代の日本人は明治以降、外圧や敗戦によって自分たちの神を奪われ、無くした国になっていると思います。
    日頃の行いの悪さでバチが当たったと考えるのは日本人の、というか神道であるがゆえの発想ではないような気がします。もしコロナに感染した人に神罰が降ったという人がいたとしても、それは気に入らない勢力(マスクしてない、ワクチン打ってない)を攻撃する際の口実に神様を持ち出しているだけなので、マスクやワクチンを絶対善とするような根拠を与えた総合知のない専門家が悪いのであり、そうしたニュースを垂れ流すマスコミの責任です。

    近年のエンタメ作品で神道的な要素が注目を集めているといっても、今の日本は「知識だけで神仏に対する敬意、畏れというものは全くな」い人が多いんじゃないでしょうか。
    そんな状況だからこそ、コロナが始まって以降、既存の宗教勢力が死生観を示すこともなく、非人道的で非合理的な感染症対策に何ら疑義を呈さないばかりか、マスクやワクチンを後押しする惨状になっており、竹田恒泰の受け売りで神様や皇室の知識を得たような人が、男系で続いたから天皇は尊いとか神社仏閣にマスク姿で参拝してもいいとか言ってる、薄っぺらいスピリチュアルが蔓延する背景にもなっていると思います。

  • #30

    くれは (日曜日, 25 12月 2022 13:03)

    本題とずれるかもですが、述べたいと思います。私、お寺や神社が好きでよくお参りにいったりその手の本をよく読みます。

    日本の神を語る際、「神仏習合」というのを考慮しないと訳が分からなくなります。今でこそ寺と神社は分かれていますが、江戸時代以前はごっちゃになっていました。伊勢神宮にも密教寺院がありましたし、熱田神宮にも寺がありました。

    日本の神は、神道と仏教と陰陽道が混ざり合っていた時期がありました。(千年くらい)しかし明治以降に廃仏毀釈、神仏分離令があり、私のような神社お寺好きの人間からすると訳が分からなくなりました。

    日本の神社の神様は大まかに分けると、このようになると思います。

    ①古事記・日本書紀に出てくる神様
    ②元人間の神様
    ③陰陽道由来の神様
    ④疫病の神様
    ⑤その地域の豪族由来の神様・民族神(金精神とか)
    ⑥仏教由来の神様(稲荷神とか弁才天)

    です。明治政府はめちゃくちゃやりまして、神社から仏教要素を徹底的に追い出してしまいました。仏像は捨てられ、寺は壊され、神社は神様だけを祀る場所になりました。

    また、神社自体も御祭神が明治政府の都合によって入れ替えられました。明治政府は上の番号で言えば、③⑤を徹底的に排除しました。古事記、日本書紀に出てくる神様に入れ替え・排除したのです。②は元々祟ったケースが多いので、それを恐れてか現在でもそのままのパターンが多いですが、東京においては②に該当する明神社とよばれていた神社がターゲットにされ、御祀神が入れ替えられました。

    東京にあった明神社は、平将門公が祀られていましたが、江戸城に天皇様が住む頃に、天皇の御先祖に逆らった逆賊を祀るとは何事かという理由で、東京の明神社は全部入れ替えられたそうです。
     
    私は名古屋に住んでいますが、趣味で名古屋城下に残る屋根神様と呼ばれる神様について調べたことがありました。令和の今では殆どなくなりましたが、昭和の50年代くらいまでは家の屋根に設けられた小さな祠が結構沢山あったそうです。それが屋根神です。

    何を祀ってたか調べた所、90%以上が津島神社でした。 津島神社は元々③に該当しますが、現在は素戔嗚尊を祀っていますが、江戸以前には牛頭天王(ごずてんのう)という荒ぶる神も合祀されていました。

    疫病神の王ともいえる神様です。天皇と同じ発音をする神様なので無礼であると言う理由で追い出されてしまったようです。

    牛頭天王は津島神社だけではなく、八坂神社(竹田氏が言っている祇園祭が該当)や須賀神社、おそらく熊野神社にもいらっしゃったと思います。牛頭天王に関する御札で「蘇民将来」という文字が書かれたものがあり、牛頭天王が祀られなくなった現代でも、注連縄や御札でその名残があります。

    三重県の伊勢神宮由来の注連縄は全て蘇民将来です。牛頭天王の信仰は相当広がっていたと思います。何故なら人は病気を恐れるからです。名古屋城下の古い家にかつてあった、外に向けた屋根神様も、これは牛頭天王の御眷属の疫病神が家に来ないよう、貴方たちの大ボスを私たちは祀ってます、だから来ないでねという意味だったと思います。


    私が言いたかったのは、江戸期以前の庶民の神様と言えば、今のように古事記や日本書紀にでてくる神様ばかりではなく、地域を守る為に立ち上がった地元の英雄神や、病気の元締めの王を祀ることも多かったということです。


    それと竹田氏の言っていることは神社好きの私からすれば理解出来ますが、そもそもあやつは知識だけで神仏に対する敬意、畏れというものは全くなさそうなので、私の中には何も入ってこないです。愛子様に暴言を吐いたのを知った時は、雷でも頭に落ちれば良いと思いました。


  • #29

    鎌倉三四郎 (日曜日, 25 12月 2022 09:19)

    ♯25 ♯26 ♯27 ねこだるまさん

    ♯21のコメントは、まずこの記事のスレッド?の中で何について議論しているのかよく分からないな、と感じたのでまず書いてみました。

    まず、神道と仏教をごっちゃに考えている人も多いので、混乱を取り除くために日本人の宗教観を簡単に書きました。
    私は大学入試が日本史選択だったので、一時期日本史の流れや鎌倉仏教の6宗派については丸暗記しました。後は池上彰氏の番組でも神道と仏教の違いについて解説していたように思います。

    で、他の方のコメントも読んでいて、そもそも何の議論をしているのかがよく分からなかったので、お題になっている2人の対談を読み直してみました。
    その答えが♯21で書いたコメントです。

    私は大学時代は法学部で法律学を勉強していたので、ユング先生、フロイト先生と言われてもピンときません。
    ただ、大野氏が使う「コロナ教」という言葉と、小林先生が使う「コロナ脳」はほぼ同じだと思います。
    小林先生はマスクとワクチンに洗脳されている者を「畜群」と言い、「人間」が街にいないと言っている訳ですから、「人間を取り戻さないといけない」とほぼ同義だと思います。

    まあ、本当は深い宗教議論が出来るお題なのかもしれませんが、私のバックボーンには宗教学はなく、箱根や熱海など神社巡りをするのが好きな程度の男なので、ねこだるまさんが望んでいるレベルの議論は出来ないです。

    そして、そこまで宗教学に興味がある訳ではないです。イスラム教が話題になった時も、ニュースを理解するために、スンニ派とシーア派の違いを知ろうとしたレベルですし。

    ※以下コメント引用「また象徴的、比喩的な言い方になりますが、人々があれほどまでに世間の目を恐れ、マスクを外せないのも、八百万の無数の目が「バチを当てんとして」自分を見張っていると考えると解りやすくならないでしょうか?」

    確かにそう考えられなくもないですね。日本人の同調圧力や「空気」の原因として考えるとそうかもしれません。
    しかし、そもそも新型コロナが新型インフルエンザやSARSとは「違う」という原因を作ったのは「神道」ではなく、「テレビ」ではないですか?
    ♯21のコメントにも書いていますが。

    なので、ねこだるまさんが望んだ結論ではないと思いますが、私の感想は♯21に戻っていきます。
    申し訳ありませんが、これ以上の感想はないです。
    以上です。

  • #28

    グッビオのオオカミ (日曜日, 25 12月 2022 07:23)

    #24鎌倉三四郎さんへ
    なるほど。ご指摘はもっともですね。江戸時代が、ここまで潔癖症だったか。そんな事はないですね。昔から続いた各種の祭りがそうで、結構、荒々しいものです。
    よしりん辻説法のフランスの話は、私もそう思います。
    人間は清濁併せ呑んで生きているし、性が汚れてるものでもありませんし。
    逆に大変参考になります。

  • #27

    ねこだるま (日曜日, 25 12月 2022 06:56)

    #25、#26 で書いたことは象徴的、比喩的な「こういう見方もできるよ」ということであって、「論」にはなりえません。

    ユング先生、フロイト先生は人間の無意識というものに対して「こうではないか」という見方をして、患者を治し、それを論文にして実績と信頼を積み上げてきたわけです。

    私は耳学問専門のしろうとなので、上記先生のような実績を積み上げる手段がありませんので、あくまでもしろうととしてのひとつの見方を提供したにすぎません。

    ただ下記のような見方をすることで、分断を和らげ、コロナ教に入ってしまっている人を許すことに使っていただければ幸いです。

  • #26

    ねこだるま (日曜日, 25 12月 2022 06:49)

    鎌倉三四郎さん:#21

    >私は日本人のコロナに対する影響には「神道」は関わっていない、と考えています。

    小林氏はブログで「日本は多神教なので個が弱い」ということを言ってます。
    この多神教というのはもちろん「八百万の神々」を信仰している神道のことでしょう。

    また象徴的、比喩的な言い方になりますが、人々があれほどまでに世間の目を恐れ、マスクを外せないのも、八百万の無数の目が「バチを当てんとして」自分を見張っていると考えると解りやすくならないでしょうか?

    グッビオのオオカミさん:#19

    >日本人の宗教や善悪は、神でも仏でもなく、多数派の世間に過ぎなかったからです。

    「世間」というのも形成しているのは人であり神になりえるのだ、と考えるとグッビオのオオカミさんの溜飲が下がるというか、日本人嫌いに対してブレーキがかからないでしょうか?

    日本の神サマは普段は「千と千尋」に描かれたようにホントに愛嬌あって親しみやすい。
    ヘタすると「トモダチなりたい」感さえ抱かせてくれますが、疫病が流行るなどの異常時になると「バチを当てよう」とする無数の神の目が自分を見張っているとなると、これはこれでひとつのホラー的状況であり、コロナ恐怖症の気持ちを理解するのに役立たないでしょうか?

    今回怨霊も神として祀られているとう話が出ていましたが、水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」で描かれている妖怪たちも日本の神々だと見ても、全く差し支えないと思います。

    日本の神々の愛嬌、親しみやすさは私は大好きです。
    が、厳しい戒律もある一神教の人から見ると日本の神々に対する信仰は節操がないんでないかと言いたくなるほど、いい加減で整合性のないものですね。よく言えば融通無碍なんですが。

  • #25

    ねこだるま (日曜日, 25 12月 2022 05:46)

    皆様のコメントを読み返し、だいぶ誤解を招く投稿の仕方だったかな、と反省しております。

    私は別に「竹田恒泰に注目せよ」と言いたいわけでは全くありません。
    竹田氏の著作なんか一冊も読んでないし、「そこまで言って委員会」以外は竹田氏の発言に触れる機会はありません。

    小林氏の言論人として一番すごいところは党派性に全くとらわれない事だと思ってます。
    直近の発言で一番印象に残っているのが愛知トリエンナーレ表現の不自由の件で「右翼がおかしい」と言っている件です。
    皇室を冒涜している表現をしている方でなく、表現の自由を侵害していた右翼の方を非難しており、理念を守るために「敵に塩を送る」ことができるのはすごいな、と印象に残ってました。もちろん自分の表現の自由を守るために命がけに近い行動を取っていた小林氏だから言えたことだと思いますが。

    鎌倉三四郎さん:#21

    >この記事の2人の対談は、大野氏が「コロナ教」という新興宗教に日本社会が支配されてしまっているので、コロナ教から人間を取り戻すべきだ、と始まっています。

    この大野氏の見方は比喩的、象徴的に宗教と言うことを言っており、私の言いたいことに竹田氏より近いことを言っている。
    私は学生自体からユングやフロイドなどの心理学に親しんで来たので、象徴的な見方をするのが好きで、コロナに対する人々の振る舞いを象徴的に見るところがあり、コロナを神と見なす見方が感性にひっかかりました。

    ただし現実を変革するのに象徴的な見方を力にするのは抽象的な理念でやるよりさらに難しい感じですね。
    単なる表現となり流されてしまう可能性が高い。

    周囲の人を許すことには使えるかなとは思います。
    「コロナ脳」という差別的な表現も1,2年前でしたら違和感を喚起し気づきになったし、差別を受け孤独を感じている人同士がつながる力になったとは思います。
    歴史認識における「自虐史観」という言葉がこわばった空気を破壊するのにどれだけ役立ったことか。

    ただ今では人々の認識による分断が深すぎて、人の間に憎悪が発生しているような感さえあります。
    分断を深めないために未だに恐怖の殺人ウイルスと考える人たちを「あれはコロナ怨霊に取りつかれており、マスクという祈りを捧げているのだ」という見方をするのはアリかな、と。

    ただし口に出して表現しちゃうと鎌倉三四郎さんがおっしゃているように、スピリチュアルな表現になってしまうので、大野氏の言っているように比喩的に言うしかないですねぇ。

  • #24

    鎌倉三四郎 (土曜日, 24 12月 2022 23:16)

    ♯23 グッビオのオオカミさん

    コメントありがとうございます。
    コメントが壮大すぎて全てにお答えは出来ないので、1点だけ。

    私は日本人の潔癖症を最初に感じたのは、ウォッシュレットトイレですね。
    あのトイレはお尻の常在菌まで洗い流してしまうので、私は昔から使わないようにしてます。
    ウォッシュレットが日本の誇り、という人もいるので違和感を感じます。

    日本では二次元アニメの可愛らしい女性が数多く生まれて、女性に必要以上の潔癖さを求める男も多いですよね。
    ただ、それがいつからの話なのかはよく分からないんですよね。

    神道が影響しているんでしょうか?
    江戸以前の日本に潔癖症のイメージは私にはないんですけどね。

    色々あるんでしょうけど、日本人は全ての欲望を否定し始めてからおかしくなったように、個人的には感じています。
    戦争を否定して綺麗事しか言わなくなったとか、金儲けを否定して国の活力を失ったとか、性欲を否定して子作りをしなくなったとか。

    私は残念ながら答えを持っていないので、何とも言えませんが、今週?のよしりん辻説法を読んでフランス羨ましいな、と思いました。
    愛し合う男女がセックスして何が悪いんだと。
    そういうところから「人間」を取り戻すしかないんじゃないですか?
    まとまりませんが、何となく私はそう思います。

  • #23

    グッビオのオオカミ (土曜日, 24 12月 2022 20:12)

    鎌倉三四郎さんへ
    文字起こしをもう一度読み返すと、ご指摘の通りですね。大野氏が新型コロナという新しい教えから「取り戻さないと」と言ってます。
    竹田氏の方が「新しいものが加わって別にいいじゃないですか」と言ってますね。いや、これは私が誤読してました。
    最近ね、私は日本人に嫌悪感があります。
    世界中、コロナ規制を撤廃してるし、その有り様をサッカーW杯やエリザベス女王の国葬などでみんなが見ているはずなのに、まだ「マスク着けなきゃ、ワクチン接種しないと」と騒ぐ姿を見るに付け「いい加減にしろよ!あんたら怖い怖い言ってれば済むだろうが、子どもらはそれに付き合わされてるし、薬害で死んだ人もおるんやぞ!鈍感や無関心もたいがいにしろや!スマホ持ってるなら一回くらいキチンと確認しろ!」と腹が立っています。
    日本はコロナ自体の被害は常に低かったし、いつでも正常化出来た。ただいつまでも「コロナ怖い怖い」言おうとし、疑義も呈さずに3年経過してもテレビを鵜呑みにする。
    私は日本人の感染者数世界一とどこもやっていない2価ワクチン接種や繰り返される追加接種を見て「日本人は世界一、無能で臆病な国民」だと思いました。
    神道との関係はどうでしょう?少なくとも私は日本人のキレイ好きが災いした印象はあります。 
    後は論理や根拠よりも、雰囲気や世間体を大事にする癖(これは日本人の習慣や宗教觀…中でも死生観…も影響があると思います)。
    そこに戦後の反戦平和主義→"公"に無関心な生命至上主義も手伝っていると思います。
    そこに鎌倉さんの指摘する様に、メディアの報道のしつこさがあり、長引いているのだろうと思います。
    反対意見など、ちゃんと調べればいくつもあるし、公共のデータも探せばあります。
    すいません。私は今の日本人が本当に情けないんです。まさか、こんなに怠慢だったとは思いませんでした。

  • #22

    SR (土曜日, 24 12月 2022 14:23)

    タイトスカートの読書女さんへ

    >あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) 文庫
    >年末年始読んでみよう思います^_^

    ありがとう御座います。
    嬉しいです♪

    数式などを検証するのであれば「その内容」になるのでしょうけれど、検証する側に相当の知識や検証手段・時間がなければ、実際問題としてその内容を検証しきれません。
    「内容(のみ)が重要」と考えるのは、「自分には検証できない(かもしれない)」が抜けている可能性があり、場合によって傲慢な態度とも言えると思います(テーマにもよります)。

    カレーせんべいさんが、
    >もちろん「知識」や「情報」は、それ自体に価値があるとは思います。
    >しかしそれを「発する人間が誰なのか」によって、受け取り方は変わると思うのです。
    とコメントされたのは、「検証しきれないかもしれない」を前提にした謙虚さゆえかなと思います。

    信者になってはいけないが、「誰が信用できるか」の判断は必要(一般人にできるのはここまで(テーマにもよりますが))かなと思います。
    ゴー宣検証サイトではなく、ゴー宣””ファン””サイトが成立するのも、「誰が言っているか」が重要だからかなと思います。

    ちょうど、そんなやり取りをここファンサイトでしたばかりでした。

  • #21

    鎌倉三四郎 (土曜日, 24 12月 2022 09:33)

    神様とコロナに関しては、特に感想はありません。
    私は神道や鎌倉仏教やキリスト教の影響を日常生活で受けたことはありますが、神様とコロナと聞いても全くピンとこないからです。

    1、神道
    いわゆる天照大神から始まり、八百万の神様の話となり、神社に祀られている神様たちですね。
    私も日本人ですので、年始には近所の氏神様には毎年参拝に伺います。

    最近は神社巡りをパワースポットと考えて若い女性がよく参拝しています。
    縁結び、開運、子宝、商売繁盛などのご利益を求めて、神奈川県で言えば、鎌倉や箱根など人が賑わっています。

    2、鎌倉仏教
    私が高校生の頃は鎌倉6仏教で暗記しましたが、現代日本人の宗教としてもっとも色濃く残っています。
    日蓮宗なら「南無妙法蓮華経」、浄土宗なら「南無阿弥陀仏」。
    基本的には念仏を唱えていれば、あの世で幸せになれるよ、という教えなので、亡くなった方の供養は神道より仏教に依頼することのほうが多いようです。

    3、キリスト教
    キリスト教は全く影響を受けない人もいるとは思いますが、いわゆるミッション系の学校に通った人間ならば、聖書を読んだり賛美歌を歌ったりした経験があると思います。

    上記、3書類がいわゆる「一般的な」日本人に影響を与えている宗教だと思います。

    この記事の2人の対談は、大野氏が「コロナ教」という新興宗教に日本社会が支配されてしまっているので、コロナ教から人間を取り戻すべきだ、と始まっています。

    それに対して竹田氏は「京都にはウィルスの神様もいるし、コロナは新しい神様に加わったからいいじゃないか」と言っている訳ですよね。
    私の感覚では、大野氏がまともなことを言っていて、「コロナは新しい神様だ」と言っている竹田氏は「何言っているの、コイツ?」という感覚しかないのですが?

    なぜ、この対談を読んで竹田氏を持ち上げる気になったのか、さっぱり分かりません。
    大野氏の「コロナ教から人間を取り戻さなければならない」のほうが、まだしっくりきます。

    私は日本人のコロナに対する影響には「神道」は関わっていない、と考えています。
    単純にテレビメディアによる「洗脳」でしょう。周りの人間の話を聞いていても、「テレビがこう言っていた」「テレビで政府がこう言っていた」という話ばかりです。

    「神道」の影響でコロナを怖がっているなら、10年前の新型インフルエンザやSARSでも、怖がってなければ整合性が取れないです。

  • #20

    リカオン (金曜日, 23 12月 2022 23:47)

    ねこだるまさん

    その神様といっても疫病の神様だと、避ける対象でしかなく、崇拝される存在ではないような気がします。

    自分に経験で言うと、コロナがだんだん国内で広がり、いよいよ私の住む町にいつ初の感染者が出るかという時「保育園に勤めていた保母さんが職場で感染した保育園児から感染→家庭に持ち帰りお子さんにうつした」みたいな話が噂で流れてきました。実はその保母さんとお子さんは私の子と同じクラブの後輩のご家族だったのですが、「保母さんとお子さんには罪はないから噂話を広げないように」とクラブ内でかん口令が引かれました。

    地元の町内では、犯人捜しのように感染した一家は誰だみたいな話が湧き上がり、一度静まったかと思えばまた感染家族はどこだとグルグル噂が駆け巡っておりました。私は聞かれてもとぼけて何このエンガチョ扱いする八墓村村民は…と呆れておりました。

    神様というと畏敬の念の湧く超自然的な力とか、ありがたい現世利益、祟りを恐れる存在など色々ありますが、この例を見る限り、コロナ脳の方から見たコロナ神は、疫病神+死の恐怖に近かった感じですかね。怖れや超自然と言ってもひたすらエンガチョ的存在ですよ。
    それは前の新型インフルやSARSの時も「最初の感染者は誰だ!」的な差別につながりそうな穢れの感覚じゃないですかね。
    SARSの時なんかハクビシンが感染源だと大騒ぎになったので、動物園でハクビシンを展示できなくなったのです。(感染してない健康なハクビシンは何の問題もないのですが。)

    もしもコロナ神というものがあったとしても、きっと妖怪や疫病神のような低級な神だと思います。日本人にとっては自分に害を加えそうなものを排除しよう、近づけない事で安心しようという感覚であり、医学的にこうすれば防げるよというような科学的な態度や思考では全く無いと思います。

  • #19

    グッビオのオオカミ (金曜日, 23 12月 2022 23:34)

    すいません。読み返せばねこだるまさんの本題にはコメント出来てませんね。
    多少脱線するのをご容赦下さい。
    神様の話、宗教観の話はなかなかコメントしにくいんじゃ無いでしょうか。
    実際にこのファンサイトでもコロナ禍の話題ならスレッドに15件くらいのコメントはすぐに来ますが、統一協会やウクライナ問題にはコメントは極端に減ります。
    何を言えば良いのか分からないのと、身辺や自分個人に害が無いので、ピンと来ないのが正直なところでしょう。
    日本は仏教の国?
    江戸時代で寺請制度が導入され、村ごと一族ごとに檀那寺があり、それが"その家"の宗派でした。
    "その家"であって、"自分自身"ではない所がいかにも日本人らしいです。
    また、家系ごとに墓や仏壇を継承しても、布教は禁じられたといいます。戦国時代から徳川幕府の過渡期には、争いを無くす事を優先し、幕府の統治に利用したのが実情だと思います。
    徳川幕府によって寺社は幕府のお墨付きをもらった役場の様な役割になりました。
    もちろん、自身の仏教宗派の教えに通じてる人も確実にいます。しかし大半の人は"うちの家の宗派"などよく内容を知らない人がほとんどでは無いでしょうか?
    紀藤正樹弁護士が統一協会などがはびこる背景には、既存の宗教が形骸化し、魂に関してコミット出来ていないからこそ、本来なら既存の伝統的な宗派が十分に取り組めていない、その隙間に付け入った側面もあったのではないかと指摘してましたが、私も同感です。
    "私は無宗教だ"といいつつ、占いは結構好きな人が多い。占いは「運・不運」をいいます。善悪ではありません。
    幸運には快適や安楽を求めるのでしょう。
    やっとねこだるまさんの本題に来ました。
    コロナ禍では日本人の穢れと浄めの感覚、ようするにキレイ好きだが潔癖症な部分が"ウイルス感染"と言うと、汚れるイメージがあり嫌悪感が強いのでしょう。
    そして家ごと、村ごと、一族ごと、徳川幕府に規定され、他宗への布教を禁じられた仏教の在り方は"神学論争"を封じ、宗教がもつ哲学上の叡智を学んだり、他宗との差異を発見したり、見直したりする機会を奪ってきたと思います。
    そうして今でも、村のおきてと家のしきたりこそが宗教、善悪の基準なのでしょう。
    だからこそ、お上に依存し、世間体を何より気にし、多数派やお上と違う意見は「個人の意見」とは取らず「自分勝手」と取る国民性になったと思います。
    ある意味では竹田恒泰の指摘も的を射ています。
    京都の祇園祭は疫病を祓う祭りでした。
    疫病祓いのお祭りが、風邪に対してテレビが報道すれば、引っ込まざるを得なかった。
    その矛盾を悲しむ人も稀だった。
    日本人の宗教や善悪は、神でも仏でもなく、多数派の世間に過ぎなかったからです。
    コロナ禍で世界で一番無能だった。周囲から嫌われる事を承知で書きますが、日本のコロナ対策の世界一の無能さは、これらと無縁ではないと思います。






  • #18

    ねこだるま (金曜日, 23 12月 2022 21:48)

    どーも、タケツネの発言とキャラのインパクトが強すぎて、神様の話になんないですね。

    言い訳するわけでもなんでもありませんが、「コロナと日本の神々」というテーマは、機能今日考えたことではありません。
    コロナ騒動になってからの最初のゴー宣道場で木村盛世氏が

    >>> 日本人は感染すると「日頃の行いが悪い」みたいに「自虐的」になる(文言不正確) <<<

    と言っていたがすっごく印象に残ってたんですよ。
    自虐史観を連想したんで印象残ったってのもありますが、「日頃の行いが悪い」とバチを当てるというのは日本の神様もしてることなわけで、これは神様絶対影響してるな、と思ったわけです。
    #15 で書いた「幸運の神様に見放された感染者はバチ当たりとしていくら非難してもよい」という感染者差別がキビしい原因もだいぶ前に考えていて、このサイト内のどこかに書いたと思います。

    できれば「コロナと日本の神々」というテーマは小林よしのり先生に(こういうときだけ尊称)書いていただきたかった。
    皇室や神道、コロナの両方に詳しく、解りやすい絵解きができるのは小林先生しかいないと思ってました。

    「コロナと日本の神々」というテーマは理系のパズル趣味、村外れの狂人の知的好奇心かも知れませんが、コロナ脳解除の処方箋となる可能性もあったと思います。
    コロナ状況におけるケガレ思想を語るのが、部落(集落)差別に飛び火する危険性があったように、単に日本人の disり、ヘタすると日本の神々に対する悪口にもなりかねないので、避けたのかも知れません。

    で、「コロナと日本の神々」を誰も言ってくれないなぁと思ってて、ようやく言ってくれた人に飛びついたら相手が悪かった(苦笑)
    日頃の行いが悪かったんでしょうか?

    尚、タケツネに関しては見るのもイヤ、考えるのもイヤという人がいるのも理解できますが、#8で引用した動画のように笑い飛ばすことも考えた方がよいかと思います。
    男系派が論理破綻して情緒でモノを言っていることを如実に見せてくれます。
    従軍慰安婦問題における、故松井やより氏のような立ち位置の人と思います。

  • #17

    グッビオのオオカミ (金曜日, 23 12月 2022 21:44)

    ①竹田恒泰氏に関して、実は関西在住なので"そこまで言って委員会"などは割に見る機会があります。
    正直、去年頃のコロナ禍でみんながビクビクしてる時(ウイルス感染に対してか、ワクチン接種強制に対してか、これは個人差があります)に、割にコロナ禍に批判的な言説を言ってくれてたのは有り難かったですね。
    案外大阪の若者の接種率の低さは"そこまで言って委員会"と"正義のミカタ"の影響もあると思います。
    論破祭りが8月からはじまりました。
    愛子さまに対する"味噌汁ウンコ発言"これは理論では無く、差別であり、セクハラですらあります。男系派の中心的な論客の言葉が"それ"です。
    竹田氏が少々良い事言っても、取り合う気にならなくなっているのが正直な所です。

    ②誰が言ったかと何を言ったかについて。
    両方とも受け止めつつ話を聞きますが、私はどちらかと言うと"何を言ったか"に注意をしたいと思っています。というのは誰が言ったかにとらわれ過ぎると、偏見や権威主義に流される気がするからです。
    ただ、職場での職員の言動には「何を」の方が重要ですし、何かあった場合の検証や分析にはそちらが大切でしょう。
    ただ、職員の言動の動機や態度や、頻度などを見てお互いが無意識に"人物の評価"もしてると思います。この人はなぜいつもこんなものの言い方をするのだろう?この人はなぜ何回も同じ様なミスを繰り返すのだろう?
    "誰が"という論点はお互いの"信頼"に関わってきます。しかし、だからといって、結局それは"何が"ではない。
    自分の中で線引きをして区別する必要がありますね。
    面白い論点ですね


  • #16

    タイトスカートの読書女 (金曜日, 23 12月 2022)

    こんばんは。
    今夜も冷えますね。

    今回の記事
    興味深く読ませていただきました。

    ねこだるまさん
    文字起こしありがとうございました。
    発言者と発言を切り離した視点を提供してくださり
    どうもありがとうございます。


    カレーさんの
    「しかしそれを「発する人間が誰なのか」によって、受け取り方は変わると思うのです。」

    というご意見は自分も思い当たるケースが沢山あります。

    「誰が?」が極端になると
    教祖の言うことしか信じず、家族や友人の正論が響かないような
    カルト的な世界に知らぬうちに陥る危険もあり気をつけています。

    ニュースで学者(センモンカ)など権威性を利用して
    印象操作するテクも
    「誰が言っているのか」を信じる人間の性質を利用してますね。

    そしてその力は想像以上に強いものだと
    3年近くなろうとしているコロナ禍(ワクチン、マスク信仰)において思い知らされます。


    しかしながら
    生理的に受け付けない人や嫌悪感を感じる人
    特定の問題について信じられない不道徳な意見や思想を持っている人の
    別の議題における正論などに意識を向けるには
    精神的な負担が大きいのは事実です。

    自分の感情を受け止めながら
    「what」と「why」のバランスをとって
    総合的に判断していくしかないのかなと思いました。

    SRさんオススメの
    あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) 文庫
    年末年始読んでみよう思います^_^

    ありがとうございました♡

  • #15

    ねこだるま (金曜日, 23 12月 2022 19:07)

    このサイトでは「是々非々」ということが盛んに言われていたので、この展開は正直意外でありますが、自分が敬愛し、大事にしている方々を冒涜されては、そんなヤツの言うことは聞きたくもない、という感情が沸くのは自然なことでありますね。

    くれはさん:#13

    >疱瘡神という疫病の神様はいらっしゃいますよ。津島神社でまつられていました。天然痘ですね。
    >怨霊神ではなく、昔は病をもたらす厄神がいると信じられていたようです。

    元人間の怨霊ではなく、疫病の神と言うのもやはりいたんですね。
    情報ありがとうございます。

    日本の神様は交通安全とか安産とかの幸運をもたらしてくれる「ツキ」の神様であるがゆえに、感染者は「バチ当たり」としていくら非難してもいい、みたいなネガティブな働きがコロナ状況で起こってしまったのではないか、と見ています。
    因果関係不明、立証不能な単なる印象でありますが。

  • #14

    mantokun (金曜日, 23 12月 2022 18:42)

    竹田の名前と写真で敬遠してしまい、こちらのスレッドを開くのが遅くなりました(汗)ねこだるまさんが竹田の神様関連の知識を興味深いと思われたことは、何らゴー宣ファンとして引け目に感じられることはないと思います♪
    「何を言っているのか?」 VS 「誰が言っているのか?」というとても興味深いテーマが導かれて面白いです。

    その上で…

    私も、竹田恒泰がコロナを恐れるあまり祇園祭を縮小したり、日本だけがいつまでも感染症対策を続けたりしていることを問題視するのは日本人の本来の自然や神の観念に照らしても別にいいと思うんですが、それをもって竹田の言論に信頼を置くところまでは到底いかないと思う一人です。
    竹田の、女性皇族やなかんずく敬宮様に対する発言の数々は非礼、非常識を通り越したもので許容範囲を逸脱しすぎており、そんな人物が神様に関して何を言おうとスピリチュアル豆知識としか思えないからです。
    (これに関連して、私は作品と作者は別物という意識は秋本治先生やヒストリエの作者さんには適用できても某知念は無理なので、この人の作品は一行たりとも読みたくありません)

    私は神道やスピリチュアルに関する活動をしている人たちと一時親交があったのですが、彼らはコロナ騒動が始まったとたん、ほとんどが自粛もマスクもOK、ワクチン万歳のコロナ脳と化しました。
    こういうコロナ脳スピリチュアルメッセンジャーが言うには、日本の神様は人間の事情を分かってくださってるので、コロナで神社に来れなくなってもお祭りを止めてもマスク姿で参拝してもOKなんだそうです。(何だそりゃ)
    皇室や天皇も一見大好きっぽいのですが、女性天皇や女性宮家の必要性を私が話しても一向に現在の皇室の危機に理解を示すことはなく、皇太子妃時代の雅子様の苦境にも無反応でした。

    あとで気づいたんですが、こういう人たちは竹田恒泰の著作で神様や皇室について勉強していることが多かったのです。

    皇室も天皇も生身の人間が担うものであり、日本国民はこの方々の幸せや安寧をまず祈り、実現しなくてはならないということに軸足を置いている小林先生とは全く次元が違いました。
    それはやはり、思想を持っているか、普段の言動でそれを実践しているかという違いによるものだと私は思っています。

    もちろん神道系のスピの人が全て竹田恒泰好きで女性天皇、女性宮家に反対してるわけではないと思います。
    しかし、思想の裏付けと実践がないと、あらゆる場面でいざというときに底の浅さが露呈されてしまうことがコロナ、ワクチン騒動では嫌というほどよく分かりましたので、この程度では竹田恒泰に「いいこと言うじゃん」とは思えないのが正直なところです。

  • #13

    くれは (金曜日, 23 12月 2022 10:30)

    疱瘡神という疫病の神様はいらっしゃいますよ。津島神社でまつられていました。天然痘ですね。

    怨霊神ではなく、昔は病をもたらす厄神がいると信じられていたようです。

  • #12

    SR (金曜日, 23 12月 2022 09:53)

    「何を言っているのか?」 VS 「誰が言っているのか?」

    あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫) 文庫 – 2006/12/6
    山田 ズーニー (著)

    進研ゼミ小論文編集長だった方の著書で、内容的にズバリ的中だと思います。
    資格試験の受験指導をしておりまして、筆記試験対策として紹介している書籍です。
    受講者からも好評で「部下全員に配った」という方もおりました(仕事でも役立つと思います)。

  • #11

    カレーせんべい (金曜日, 23 12月 2022 09:21)

    「何を言っているのか?」 VS 「誰が言っているのか?」

    このテーマは深堀するとすごく面白いと思うので、
    生放送で取り上げて、みんなで議論してみたいです♪

  • #10

    鎌倉三四郎 (金曜日, 23 12月 2022 08:22)

    皆さんのコメントを読んで、コメントを書こうと思いましたが、小林先生がブログで答えを出されてましたね。

    初期のゴー宣を読むと、
    「お前は信用できるのか?」
    「お前は逃げないか?」
    など、あくまでも「信用・信頼」は人に向かっていることが分かります。

    竹内久美子氏のように「全て間違っている」人間は極めてまれで、尾身茂氏や忽那賢志氏でさえも、コロナ禍から離れれば、まともなことを言う「かも」しれません。

    ゴー宣道場の人が三浦瑠麗氏を持ち上げたり、批判したりしていた時期は忙しいな、と思って眺めていましたが。
    竹田恒泰氏は、女性・女系天皇を妨害する謀反人で朝廷に弓引く「朝敵」です。それでいいような気がします。

    自然科学的には違う、と言ってみても、しょせん科学の世界だって、その学者さんの言動の積み重ねが評価され、大学教授という肩書で信用・信頼を得ていることには変わりはない訳です。

    ならば、その人物が何をメインに語ってきた人間なのか、何に価値観を重んじている人間なのか、で判断するしかないと思います。
    そして、過去の言動や振る舞いを。
    たまたま、意見があった時に「この人はこんなに良いことを言っている」とやっていたら、正直きりがないです。また、それをやり始めると本来批判したいことまでもが「相対化」され時間が失われていきます。

    竹田恒泰氏は女系・女性天皇を妨害する影響力のある人物だから、認める訳にはいかない。それでいいと思います。

  • #9

    リカオン (金曜日, 23 12月 2022 01:02)

    FMとやまで「竹田恒泰氏の富山チャンネル」というラジオ番組があります。3年くらい前から始まっているのですが、最近そのことを知りました。
    皇室を貶めるようなことを言ったら放送局に苦情を言ってやろうかとたまに聞くのですが、時事ネタや日常のたわいのない出来事を語っているだけです。
    明治天皇の玄孫を名乗って、小ネタを披露し、信用を積み上げ、一方別の番組やネット言論で男系男子押しで攻めるつもりなのかなと、勝手に警戒しております。

    ラジオの内容は別に竹田がする必要もない小ネタですし、竹田が発言力や信用を蓄えるためにやっているように見えるため、失言したら放送局にクレーム入れようかと思って聴いております。しかし、こんな事を考えている自分は男系男子をごり押ししているイチャモン野郎と何ら変わりないのではと自己嫌悪を感じながら自問自答している状態です。

  • #8

    ねこだるま (木曜日, 22 12月 2022 23:55)

    木野ゆるみさん:

    >上御霊神社も下御霊神社も「ウイルス」ではなく「怨霊」を鎮めるために祀ったらしいです。

    私も投稿後、Wikipedia 上御霊神社と下御霊神社について調べてみたのですが、木野ゆるみさんの言われる通りで
    「政争に巻き込まれて憤死した人々で、その怨霊を慰めるために創建された」
    そうです。
    タイトルに「?」をつけておいてよかった(汗)。

    欧米だと超自然的な厄災もたらすものは「悪魔の使い」と見なされたりするわけですが、怨霊になっても神と同じように祀られるとは日本は優しいなぁ、と情緒的な感想を持ってしまいました。

    日本の神を知ることによって、コロナ状況における日本人の奇妙な振る舞いの Because が見えてくる気がします。

    パワーホールさん:
    ごま太郎さん:
    さらうどんさん:

    竹田氏はいまさら with コロナなんて言っても役に立ちませんが、皇統問題の方にはネガティブな形ですっごい使えます。
    男系派が論理でなく情緒(好き嫌い)でモノを言ってるのを露呈してくれてます。
    しかも笑える形で↓
    https://twitter.com/MPodaka/status/1605083964556709888?s=20&t=PV9QcYr1o-C6YmYbXctWxw

  • #7

    ねこだるま (木曜日, 22 12月 2022 23:33)

    採用ありがとうございます。

    カレーせんべいさん:

    失礼とは全く思っておりませんし、私は過去記事を読み返すことが多いのですが、自分の発言の失礼さに気づかされることも多いので、カレーせんべいさんはじめ皆様の寛大さに感謝しております。

    >私は『言葉は「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」が重要』だと考えています。

    私は理系なので言葉以前の
    「何がどうなっているか」
    「これは何故なのか」
    ということに一番興味があり、竹田氏がくれた知識、情報は興味に引っかかったということです。
    もちろん竹田氏から思想をいただいた、とは思ってません。

    言葉に関しては、私は「誰が言っているか」を重要視してしまうと、権威主義との線引きが難しくなります。
    あと、「なんのために言うのか」という目的も大事かな、と思います。
    自分の立ち位置を見失ったとき、「なんのための言葉か」を考えることは役に立つと思います。

    おそらくカレーせんべいさんの言う言葉とは思想としての言葉なのでしょうね。
    カレーせんべいさんは社会をよくしたり、個人を感動させたりする「思想」が好き。
    私は社会とか個人の幸せに関係ない真理を追求する「哲学」が好き、ということだと思います。

  • #6

    さらうどん (木曜日, 22 12月 2022 22:55)

    そういや、コロナ騒動を茶化した替え歌動画を出してた「ヘヴニーズ」の動画でもちらっと竹田恒泰が出てきましたね。繋がりあるんかなと思いました。
    あと、ごま太郎さんが引用された小林よしのり氏のコメント、これは私の質問に対する回答だったかと思いますが、ホントそうだよなと思いました。
    Withコロナなんて言ってても、参政党や萩生田が信用ならないのと同様に、
    竹田恒泰も信用なりませんね。

  • #5

    ごま太郎 (木曜日, 22 12月 2022 22:22)

    今頃withコロナなんて馬鹿でも言える。(小林よしのりライジング Vol.454より)

  • #4

    木野ゆるみ (木曜日, 22 12月 2022 22:04)

    『御霊信仰(ごりょうしんこう)とは、人々を脅かすような天災や疫病の発生を、怨みを持って死んだり非業の死を遂げた人間の「怨霊」のしわざと見なして畏怖し、これを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れ、平穏と繁栄を実現しようとする日本の信仰のことである』(Wikipediaより…笑)

    上御霊神社も下御霊神社も「ウイルス」ではなく「怨霊」を鎮めるために祀ったらしいです。
    竹田は怨霊に祟られないように気をつけたほうがいいと思います。

  • #3

    妄想族たけ (木曜日, 22 12月 2022 22:02)

    カレーさんとは真逆だ

    私は『言葉は「誰が言っているか」ではなく「何を言っているか」が重要だと考えています。

    例えば韓国の音大の試験では、演奏者の姿は一切見せないようにし、あくまでも「ピアノの音だけ」で合否を判断するそうです。

    面白いですね。

  • #2

    パワーホール (木曜日, 22 12月 2022 21:50)

    私は竹田は発言から見るに北村義浩と同じ人種だと考えていますし仲良さそうな気がします。

  • #1

    ポコ太郎 (木曜日, 22 12月 2022 21:34)

    カレーせんべいさんの仰ることもよく分かる。竹田氏の人格や信頼は乏しいことは間違いないとは思う。しかし…う~ん。
    この放送のときもリアルで観ていました。まあ、竹田氏は軽薄やし、政治風刺・時事ネタの漫談家ですね。そういう一面がありますが竹田氏は反原発でもあり、そのスタンスは一貫していますね。
    ボクも煮え切らなくてすみません、失礼しました。