日本の少子化が加速する根本原因「若者が結婚しないから」が理由ではない

 

投稿者:まいこさん  

 

―「子どもをもう一人ほしい」という希望が打ち砕かれている…日本の少子化が加速する根本原因「若者が結婚しないから」が理由ではない―

 

というプレジデント オンラインの記事を読みました。

 

 

プレジデントオンライン

https://president.jp/articles/-/61246

 

ヤフーニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/f50fccd7ca339b759f87b5ae478a6fa6cddbebea

 

 

 

2頁「若い世代で有配偶出生率が低下している」

 

2015年までは緩やかに減少してきた出生数が、2016年以降、急減に転じた背景として最も注目すべきは、これまで出生数の押し上げ要因であった有配偶出生率が一転、押し下げ要因となったことである。

 

 

 

4頁「若くなればなるほど、実質年収は低くなっている」

 

1963~67年生まれの世代に比べて、1973~77年生まれ(おおむね団塊ジュニアに該当する年代)が属する40歳代後半の平均年収が150万円程度少ない。

 

 

 

5頁「2030年までが、少子化対策のラストチャンス」

 

わが国の人口構成を考えると、1990年代に生まれた世代が、今まさに出産期に差し掛かっている。

 

少子化といわれながらも、1990年代には毎年約120万人の出生数があり、その世代は現在20~30歳となっている。 

 

 

8/14に投稿採用していただいた―実は「晩婚化」なんて起きていない―東洋経済オンラインの記事は

 

「恋愛結婚の人は大概25歳までに出会い、1婚姻あたりの出生数は1990年代以降1.5人で変わらず推移しているので、少子化は晩婚化ではなく、若者の非婚化によるものであり、コロナ禍の恋愛のロックダウンの影響は今後の婚姻・出生減として顕在化するのではないか」

 

ということを要諦としてとらえていました。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/610355

 

 

 

その時点では「恋愛のロックダウン」解除後は、お若い方々が気兼ねなく会える世の中になり結婚、出産に繋がるのではないかと、コロナ明けの希望も感じていました。 

 

今回の記事は「若い世代で有配偶出生率が低下している」。結婚したとしても「若くなればなるほど、実質年収は低くなっている」ことが影響して出産を控えているとのこと。

 

身近にいる40代の既婚者は、2~3人くらいのお子さんがいらっしゃる場合が多いので、前回記事の「1婚姻あたりの出生数は1990年代以降1.5人で変わらず推移している」は納得だったのですが「若い世代で有配偶出生率が低下している」ということは、このままでいくと「1婚姻あたりの出生数」も低下していくということになるかもしれません。

 

 

「2030年までが、少子化対策のラストチャンス」、要は若い世代の実質年収を高くするということ。

 

そして、学費など子育て費用がもっともかかる40代の負担を少なくするということ。

 

いったいどうしたらできるのでしょうか~

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

む、難しい💦

 

「少子化問題はどうすれば良いか?」というのは、「いじめを無くするにはどうすればいいか?」と同じくらい、私にとっては答えが分からない問題です。

 

 

20代30代が「実質賃金が少なくて、将来不安のため、子供を産む決断がつかない」ということで、40代になって「教育にかかる金銭的負担が大きい」ということもあるとのこと。

 

もしそれが「子供を産まない理由」として真実ならば、『経済格差』こそが少子化問題の原因ということになりますね。

 

 

うーーーん、でも、なにかが引っ掛かる。

 

 

なぜなら私は子供は1人しかいませんが『経済』が理由でもないからです。

 

でもそれはたまたま私がそういうケースだったというだけで、社会全体を見れば『経済格差こそが少子化問題の原因』と言えるのかもしれない。

 

 

いずれにせよ、子供を作るには「未来に対する信頼」と「運命を信じ込む活力」が必要だと個人的には思っています。

 

それには必ずしもお金が必要でもありませんが、確かにお金が有った方が後押しにはなる

 

む、難しいなぁ💦

 

 

≪過去関連記事≫

◆8月14日:実は「晩婚化」なんて起きていない


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コメント: 36
  • #36

    おてんば (火曜日, 13 9月 2022 13:06)

    #35 とっとちゃん様
    2点、お返事しますね。
    ①動画のご紹介ありがとうございました。拝見し、れいわの内情を知りました。
    ですが、申し訳ありません。私はれいわの内情がブラックでも、日本の政治活動で何をなしたか、何に期待できるかで応援するため、私の場合は応援をやめようと思いませんでした。
    (外国人優遇政策は、疑問ですが)
    もちろん、ブラックな内情に嫌悪感を持ち、応援をやめることは、とっとちゃん様の自由ですから、尊重します(^-^)
    動画の感想ですが、党員の大石氏が、一般人に、政治活動は戦争と同じだと言ってますね。政治家には、一般人の私達の想像を絶する現実があるのかもしれません。
    そうであれば、我らがカレーせんべいさんや、小林先生も、批判の矢面に立ち、命懸けの戦場で戦って下さっているので、忍者のような私も、上層部から細かい情報は知らされなくても、草むらから忍者のようにお手伝いしたいと思いました(笑)
    あくまでも私の考えですが、上層部と部下が信頼関係で納得していれば、それでOKだと思います。

    ②統一教会によって外国に流出した日本のお金が戻れば、福祉が充実するかどうか不安ならば、こちらに回してくれと、私達が共に声を上げましょう。
    エイエイオー(^o^)/
    黙っていたら、別の部門に使われてしまうのは仕方ないですよね。

  • #35

    とっとちゃん (日曜日, 11 9月 2022 23:09)

    #30 おてんば様

    税金の無駄を見直すのは賛成です。浮いた予算が障害者福祉にどれだけ回せられるか分かりませんが・・・。また実現するの現実的に難しいかと・・・。
    あと、れいわ新撰組についてですが。
    詳しくは昔れいわ新撰組のスピーチライターなどをやられていた座間宮ガレイさんのYouTubeのリンクとTwitterのリンクを貼ります。
    今の山本太郎さんを含めた上層部が独裁する制度を変えて、民主的な政党に変えない限り、候補者や支持者離れがどんどん進むかと・・・。
    私も昔、れいわ新撰組を支持してましたが支持者に冷たく接し、支持者の声にあまり耳を傾かない政党に失望しました。

    (Twitterのリンク 

    https://twitter.com/i/broadcasts/1DXxyDjLlzLJM

    リンクが見れない場合は、
    「れいわ新選組の選挙事務の最もおかしな点をいうから支持者や信者の人はちゃんと理解して、候補者を大切にしてあげてほしい。」と検索すると出るかと思います。
    )

    (YouTubeのリンク

    https://www.youtube.com/c/%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%82%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%84/videos 

    こちらは沢山動画が並んでいてどれも1時間以上ありますが・・・。 
    )

  • #34

    リカオン (日曜日, 11 9月 2022 12:33)

    >神奈川県民様
    昔の自分の子供の頃の子育てって今よりもっと大らかだったのではないかと思い出して書き込みましたが、専業主婦のサザエさん、とか商売をしながらとはいえ面倒見のよい私の祖母を例に出したのは不適当な例でした。

    ただ、今の子育てがmantokun様が書かれているように負の面が多くてこの違いは何か自分の経験の中で考えるヒントがないかなと思って書いたものです。

    昔はわが国でも子は宝または国の宝と言ってました。アメリカでもスクールバスを見たら優先するとか、キリスト教の国では母親への尊敬(マリア信仰の影響?)などありますし、フランスが少子化対策に力を入れた話とか聞きますと、日本はいつからか女子供を軽んじた挙げ句、そのせいで滅びに向かってるように思えてならないです。

    よく子育てアドバイスの物を読むと、親に安心感を与えるのが子育てに良いとよく書かれています。安心感とは未来への信頼とか、社会の雰囲気なんですかね。

  • #33

    mantokun (日曜日, 11 9月 2022 11:17)

    制度の問題ならそれを改善すればいいけど、それだけじゃないんですよね。というか、その制度すら変えようとしない、変えられないのが今の日本ですが。(憲法しかり皇室典範しかり)
    今は出産も子育ても社会コストや負担の観点で見ることばかりですよね。子供1人を育てるのにいくらかかるとか、不審者から守るにはどうしたらいいかとか、不安を煽るようなニュースばかりで、周りの人に頼るどころか人を見たら泥棒と思えと言わんばかりです。産後のお母さんは回復しない体で一人きりで完璧な子育てしなくちゃいけないと、社会全体で突き放してるみたい。子供なんて減る一方だから、もう公園の遊具や市民プールなんか潰して老人施設に変えろなんてコメントを最近Yahooニュースで見て呆れました。

    就職氷河期には中高年の雇用を守るために、その時代の就職適齢期の若者を正規雇用から締め出し、コロナでは老人を守るためにと子供や若者に外出自粛を強要して、下の世代をとことん高齢者の生存調整に利用しておきながら、今頃になって税収や働き手が少なくなるから子供を産めとか、虫が良すぎるという怒りも正直あります。

    政治家にも国民にも子供は国の宝という意識が本当にあったら、不況やコロナでももう少しまともな政策をしていたはずだし、そうなれば国民も自分以外の周りを思いやる余裕ができ、子育てしやすい雰囲気の社会になっていたと思うのですが…。

  • #32

    神奈川県民 (日曜日, 11 9月 2022 10:21)

    バラバラの砂粒と言いますが、砂粒同士がくっつこうとすれば、どうしようもなく他の砂粒と形の合わない尖りや出っ張りは削り取られて、削り取られるのを嫌がればそれこそ異端者扱いなわけです。それは良くない、生まれたままの砂粒で生きていっても良いのだという考えが今は主流であり、この流れが逆流することはありえないのだと思います。
    確かにサザエさんを見れば、みんなおおらかで楽観的です。しかしそれは一面的な見方に過ぎず、サザエがたまたま専業主婦としての人生に満足するパーソナリティであればこそでしょう。職業人として男性とも対等な立場で人生を送りたいという考えなら、そもそも磯野家と同居しないかもれません。
    リカオンさんの御祖父母は、夕方の託児所状態が一つの幸せだったかもしれません。しかし、祖父母がみんな面倒見がいいとも限らず、老後の貴重な時間を搾取されたと思う場合もあるかもしれません。なんとなくですが、ノスタルジーのなかにもう答えはないんじゃないかなと感じるのです。

  • #31

    リカオン (日曜日, 11 9月 2022 09:14)

    うーん、おてんばさんのコメント読んでいたら、昔私の子供の頃は割と大らかな世の中で、家族や近所の人々が助け合っていた事を思い出しました。親戚が比較的近くに家があったので、祖父母の家に幼稚園後のいとこが集められて働く親達の代わりにまとめて面倒みてもらっていました。小学生の子供達は放課後校庭や公園で日が暮れるまで遊んでいました。学校の勉強もこんなに宿題だらけでなかったし、息子の学校と比べて大らかだったような気がします。
    社会全体が、明るい、明日はもっと良くなる、発展する、何とかなると楽観的でした。
    今だと公園で遊ぶ子も少なく、保育所への手続きやら、子ども達はゲーム三昧で、学校は管理教育、核家族だけで奮闘し、人には迷惑かけられない、個人がバラバラの砂粒になって努力している感じ?
    地域の共同体も失われつつあり、人口も老人が増え、社会の活力が失われ、余計に鬱々とした社会の雰囲気となり、悪循環にはまってますね。

    ここを盛り返すには、やはり子育てに安心感を与え、育てやすい仕組みにするのがいいのかなぁ。それが未来に対する信頼か。

  • #30

    おてんば (日曜日, 11 9月 2022 07:23)

    #24 とっとちゃん様
    「生産性の低い障がい者のために増税」

    ▪生産性低くないです。
    私は障がい者の方達との出会いから、今があります。存在するだけで価値があります。
    障がい者の方達が、生きにくい世の中を頑張って生きる姿に、感動し、慰められ、その人間的な強さ、優しさに助けられました。

    ▪増税より、統一教会や、コロナワクチン、経済自粛で外国に流れている日本の税金を取り戻せば、障がい者福祉が充実します。
    私は、低所得層のシングルマザーなので、消費税ゼロの「れいわ新撰組」を応援してます。消費税が無ければ、息子の高校以降の野球道具を買ってあげられるからです。
    ただそれだけ( ;∀;)
    こちらの政党は、障がい者福祉に重点を置いてます。街頭演説で埼玉県の弁護士の候補者の、西みゆか氏と直接話し、弱者目線の熱い気持ちに感動しました。
    実際に会って窮状を訴えると力になってもらえるはずです。

    ▪心ある人と繋がることが大事だと思います。
    私は、モラハラ原因による離婚で実家に一旦避難した際、赤ちゃんの泣き声がうるさいから出ていけと、両親から追い出され、それ以降、シングルマザーで息子との二人暮らしは、社会支援を利用し、たまにママ友に息子を預け、資格取得して何とか子育てしてこれました。
    困った時は、隣人を頼れば良いし、自分も隣人を助ければ良いです。

    それから、障がい者の子供は障がい者だと決めつけなくても良いと思います。
    健常者からも生まれます。私は障がい者の子供が生まれたら育てるつもりで出産しました。
    また、私は、一般的な人とは違う意見を話すので、頭が悪いと言われてきましたし、調べたら何か障がいがあるかもしれません。
    鬱病の子供は鬱病になると言われましたが、元気な野球少年になりましたよ。逆に鬱病の英才教育ができて、私か鬱病の時は、優しい声かけをしてくれます。
    それに、私の息子は、私が自由に育て過ぎた結果、小学1年生の時に授業に集中できず、担任の先生から「息子さんは発達障がいですか?」と聞かれましたが、私は、「たぶん、授業がおもしろくないんだと思います。あ、別に先生の授業を批判しているんじゃなくて、息子が勉強の面白さを見いだせないと言いたいんです」と、フォローしつつ、内心は、先生の授業を批判してました(笑)先生は前半、焦ってましたし。
    世の中って、公人や教育者でさえ「私」の人ばかりでウンザリしますよね。
    でも、心ある人と繋がれば、生きやすい状況に変わるはずです。

  • #29

    ごま太郎 (土曜日, 10 9月 2022 23:02)

    他国に侵略されるまえに自然消滅しそう。経済的理由が原因のひとつであるなら、それを解消すれば増えるのではないでしょうか? 個人にもっと産め、もっと強くなれというより、社会的な障壁を取り除くほうが効果があると思います。少子化は20年あれば解決するし、将来の納税者を増やすことなので、きちんと社会的に投資して産みたい女性が産めるようにしてほしいです。

    ①出産、子育ての費用を国が支援する。

    ②就職差別をやめる。
    出産、子育てでキャリアが絶たれることを防ぐ、産休後の職場復帰を容易にする、子育て中の短時間労働だからといって賃金を下げない、など。

    ③望まない中絶を減らす
    中絶の権利を認めたまま、産みたい女性が産めるようにする。経済的理由、未成年で親に反対されている、産んでも育てられないなどの事情を抱えた妊婦を国が支援する。

    ④女性差別をやめる
    愛子さまが皇太子になれば、男尊女卑が一掃され、女性が活躍する機会が増え、女性の賃金が上がる。女性の地位が向上すれば、結果として結婚、出産への精神的エネルギーが生れる。

    ④共同親権にする
    離婚したあと片親に負担がかかりすぎる。ギリギリ状況下での子育ては虐待のリスクが高くなる。

    ⑤コロナ騒ぎをやめてマスクを外す
    出会わないと始まらない。

    とりあえずこれぐらいしか思いつきません。何か間違ってたらすみません。

  • #28

    リカオン (土曜日, 10 9月 2022 22:54)

    皆さんのコメントを読んでいたら、今は家庭を持つこと自体が、鬱状態のために考えられないという事なのでしょうか。
    そう言われると1960〜1970頃はサザエさんにあるような大家族が割と多かったイメージで、どこか人々は楽天的でした。当たり前に結婚し、お節介おばさんが存在し、友達の家に遊びに行くと男性のお見合い写真が回されて来ました。

    1980ごろ私は隣近所顔見知りだらけの下町を離れました。移転先では町内の活動は特になく、一人一人は自由のようでいて人との繋がりは薄れていき、隣に誰が住んでいるかも知らないし、もし亡くなっていても分からない殺伐とした感じになりました。

    地方都市に就職し、私は連れ合いを見つけ、結婚をしました。私の世代も結婚しない友人はいましたが、私の後輩世代は結婚しない人が、増えていきました。結婚によって失うものを恐れているのか、結婚したくても上手く相性が合わないのか、理由は何故か分かりません。

    もしも結婚しない理由に鬱や、将来に対する悲観、希望が持てない等の時代の雰囲気があるのなら、政治のする事は明るい希望を持たせる事でしょうか。
    少子化はコロナ前からですが、今現在はコロナインフォデミックを終わらせる事が安心感を呼び、経済を復活させ、さらに女性天皇で希望を持たせるというのは日本を立て直す大事なテーマになっていくのですね。

  • #27

    mantokun (土曜日, 10 9月 2022 21:07)

    コメントに反応くださった皆様、ありがとうございます。まいこさんがご指摘のように、日本の少子化は社会制度の不備ももちろんありますが、結婚、出産適齢期の世代の精神状態がそこに向かわないことが、まず一番の問題だと思います。

    自分語りになってしまい恐縮ですが、私は大学時代に父と揉めた時に、父が私の罪悪感を刺激して抉るような物言いを繰り返したことで、親を悲しませる自分には生きている価値がないと思い込み、鬱に近い状態になってしまったことがありました。何をするにも気力が湧かず、体力自体も無くなってしまい、クリニックに通って(父以外にも色々過去に問題があったので)、投薬は私が拒否したのでカウンセリングのみでもかなり回復はしたのですが、正直言って心身共に鬱になる前の状態に戻ったとは言い難いです。あれから20年も経つというのに。罪悪感は人の活力を根本から奪ってしまう最大の要因なのだと、この経験で学びました。
    ベトナム戦争の帰還兵が重いPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんだことはよく知られていますが、これも正義のない戦争だと世界中から批判を受けたことが大きな要因と言われますよね。これも罪悪感がどれだけ人の心身を蝕むかという証拠だと思います。

    統計や調査では明らかにできないことでしょうが、私の直感として、自虐史観教育は謝罪外交で国益を損なう他にも、これにより植え付けられた強烈な罪悪感が日本人の心身の健康を著しく害してきただろうと思っています。
    お前たちは罪人だと学校教育で刷り込まれ、戦後育ちの政治家は外国に言われるままに自国の歴史を罪一色に塗りつぶし、あちこちで謝罪ばかりして英霊を犯罪者扱いする。それが報道されることで、世代を経るごとに日本人の漠然とした罪の意識は強まっていきます。
    日本で度々社会問題化している職場や学校での陰湿ないじめ、とっとちゃん様がおっしゃるような障害を持つ人たちや外国人労働者を奴隷のように安く使役して恥じない冷たい扱いは、普段意識していない罪人扱いされることのストレスを、より弱い立場の人たちに向かって発散している面が大きいのではないかと思います。コロナ騒動での、特に子供や若者世代に対する過剰かつ意味をなさない、彼らを苦しめるだけの対策の強要も、もしかしたら公然といじめを行えることに快感を覚えているのでは?と思うことがあります。

    経済状況が悪いことは、結婚を控える要因の一つではあっても、メインだとは私には思えないんです。日本人は戦争犯罪人であるという罪の意識でエネルギーの上限値がかなり低くなっていて、恋愛や結婚に割くエネルギーが非常に少なくなっている気がします。さらにスマホが普及したことで、面倒な人との関わりを断ってしまっても暇つぶしはある程度できることが、さらに恋愛や結婚を遠ざけてしまっているのではないかなと思います。

    ただでさえ結婚に至れる人の割合が少なくなっているのに、出産育児休暇を取る人や幼い子供を育てる世帯への冷たい眼差し、ワンオペ育児の過酷さによって出産をためらう人や諦める人が増えたら、少子化に歯止めがかからないのは当然です。

  • #26

    神奈川県民 (土曜日, 10 9月 2022 20:46)

    少子化じゃなかった時代って、みんな合理的な理由があって、所帯を持って子を産み育てたのでしょうか。つがいとなって子孫を残すというのは、ものすごく本能的な活動で本来理由なんかないようにも思えます。
    あえて言えば、結婚は男の甲斐性だとか、女は子育てしてなんぼという価値観が当たり前だった時代は、結婚して子供の一人二人いたほうが生きやすい社会だったことは容易に想像できます。しかし社会は多様性を認める方向にシフトし、未婚というだけで生きづらいなんてことはそうそうないように思います。
    つまり、結婚も子育ても社会の中で必達事項ではなく任意のものと認識されるようになったのだから、選択しない人が増えるのは当たり前ではないかと思うのです。

  • #25

    まいこ (土曜日, 10 9月 2022 20:03)

    投稿採用ありがとうございます。
    5/5のパワーホールさんが投稿された―≪少子化問題≫ 子供の数が前年より25万人減へ―にリカオンさんが「自分(女性)の場合はキャリアと子育てを諦めたく無かったので、ある程度職場の中で地位を築いてから子どもを産もうとしましたが、年齢が高くなるほどなかなか子どもはできず、2~3人欲しいところ1人で終わりました。女性が若くて出産してもキャリアを諦めないで済む仕組みも必要です。」とコメントされたことが、ずっと心に残っていました。

    日本の平均出産(初産)平均年齢は30.7歳、「日本は先進国の中では世界で3番目の高齢出産国」だそうです。
    https://hoken-room.jp/medical/9155
    肉体的負担が伴う出産は、回復までの時間が必要で「ある程度職場の中で地位を築いてから」でないと育児休暇が取りにくい日本の現状によっても「世界で3番目の高齢出産国」になっているように思います。

    また「三歳児神話」という言葉もあり、すでに死語になっているのかと思いきや、2020年の記事を見つけましたので、現在でもこういったことがあると考えられます。
    https://allabout.co.jp/gm/gc/446713/

    ・「ある程度職場の中で地位を築」かないと育児休暇が取りにくいなどで「高齢出産」となる影響。
    ・「三歳児神話」などによって職場復帰できずキャリア中断、さらなる「実質年収の低下」となる影響。

    「女性が若くて出産してもキャリアを諦めないで済む仕組み」の一つとして、無痛分娩で肉体的負担を軽減、早期の職場復帰を目指すことも考えられますが、「三歳神話」に似た同調圧力、反対の声によって阻まれる場合があるようです。→やはりこれも、喫緊の課題と繋がっているような気がします。
    https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=53869?pno=4&site=nli

  • #24

    とっとちゃん (土曜日, 10 9月 2022 19:12)

    #14 おてんば様
    互いが助け合う社会は実現できたら嬉しいです。
    しかし今後税収が減っていくかもしれない将来、逆に障害者が増え続け福祉予算を増やさなければならない。
    手っ取り早いのは社会保険料などを増税することですが、「若者のために増税」ならまだしも「生産性の低い障害者のために増税」は中々支持を得られないかと・・・。(多分、おてんば様は自身が払ってる税金を持っと増やしても良いと賛成するとは思いますが)
    MMTで国債を刷りまくるという案もありますが、実現するのは難しいかと・・・。
    私も仕方がないとは言え障害年金が減額され、食費節約のために食べれる野草をネットで調べてます。

    関係ない話になって申し訳ありませんが、農福連携など民間が障害者の雇用を促進する案もあるかと思いますが、補助金目当てに障害者を搾取する事業所も少なくなく・・・。(私は8年前に職業訓練でB型作業所を利用しまして、時給113円で農業と林業をやってましたが、毎月10万円国から作業所へ支給される補助金目当てに1年半近く搾取されてました)

    おてんば様の主張は私は肯定したいです。
    障害者を税金を使って病院や施設に隔離できた昔と比べて、「障害者を地域社会へ」と地方自治体に丸投げする現在は素晴らしい側面もありますが、残念ながら障害者の方が人間として生きるのは・・・難しいと思います。

  • #23

    ねこだるま (土曜日, 10 9月 2022 18:08)

    mantokunさん:

    >こんな対策の数々を拒否するどころか、現状維持続したがる人たちが多数派になってる時点で、日本人は結婚なんて望むような精神状態にはない、総鬱病状態だというのが私の感想です。

    面白い観点でハッとさせられました。

    日本人って「おしん」「エースをねらえ!」(古くてゴメン)みたいな根性ものが好きですよね。
    2年前、木村盛世氏が「日本人は感染すると「日頃の行いが悪い」など自虐的になる」と言っていたのが思い起こされます。

    一方でコロナ状況で行われたことって「お前のせいだ」「お前が悪い」という魔女狩りなんですよね。忍従を好むが故に過激な他罰も行われる感じあるなぁ。
    コロナ状況がどう終わるかわかりませんが、「政治家が悪い」だの「マスコミ、専門家が悪かった」だの人のせいにして終わるんじゃないかとイヤな予感がしてます。
    まあ自分の周辺で魔女狩りしてた連中は逃がすつもりはないけど(これも他罰?)

    日本人が忍従と他罰を好むのは GHQ の WGIP で加速された面もあるとは思いますが、歴史的に見て昔からだったのかなあ? 貧窮問答歌なんか教科書でしか見たことないけど、だいぶ昔から耐えて忍従するしか生きる方法がなかった面はあると思います。もともと貧しくて資源小国でしたから。

    ただ例外もあって、江戸の庶民は昼の2時くらいになると働くのをやめてしまって、あとは遊んで過ごしていたという話も読んだことあります。享楽的な生き方も中にはあったのかな?

    いずれにせよ、日本人のドSでドMなのはどーにかならないかな、と思います。

  • #22

    ねこだるま (土曜日, 10 9月 2022 17:48)

    殉教@中立派さん:#4

    プレジデントの関連記事読みました。
    笑ったのが「童貞率」「処女率」という数字。
    他人様の下半身の事情なんかほっときゃいいじゃねぇかと思っちゃいました。

    >ましてや反出生主義の私は「子供を幸福にする一番の方法は、初めから産まれてこない事である」とか、平気で言えてしまうしなあ。

    「反出生主義」を Wikipedia で引いてみると、
    >出産行為は生まれてくる子供への暴力・親のエゴであるとし、この世に生まれることおよび子を持つことを否定的に価値づける倫理的見解。誰も産まないことが良いという価値観を普及させることで人類を段階的に絶滅させていき、それによって生きるという苦痛を味わうことも無くなり、全てが解決するという考え方である

    なんて出てきました。
    娘を2人も作っちゃった私は子供への虐待者、エゴイストなのでしょうか(笑)?
    ちなみに私は娘2人を作ったことを全く後悔してません。
    社会に貢献したぞという意識もほとんどありませんが。
    のろけ or 手前ミソでありますが2人ともいい子なので(*^^*)。

    まあ今の日本の状況なら反出生主義者になっても不思議ではないですが、
    ・殉教@中立派さんが反出生主義になった経緯
    ・社会状況に関係ない反出生主義
    も聞いてみたいところです。

  • #21

    大阪の一会社員 (土曜日, 10 9月 2022 11:50)

    私も元々もてない上に、氷河期をマトモに食らってなかなか就職できなかったので、相変わらず一人もんです。
    現在の政府主催の人為的コロナ騒ぎの一連の流れを見てもわかる様に、日本という国は、ライブハウス、スポーツジム、パチンコ屋、飲食店、ワクチン未接種者、ノーマスクの人、小学生、中学生、高校生等学生といった組織力が弱いか、そもそも組織力を持たない層を狙い撃ちして悪者にしておりますから。
    氷河期の時も弱い世代が犠牲となりました。
    しかも、それで問題が解決したか?といえば…
    しかもこの様な政策を根拠なく、事後の分析もなく、延々と続けて大多数の庶民も「今、こんな時代だから仕方ない」と支持。
    そら、少子化続くでしょう。

  • #20

    sparky (土曜日, 10 9月 2022 11:38)

    「でも逮捕されるの嫌だしな」とボケるのを忘れてました。すみません。

  • #19

    リカオン (土曜日, 10 9月 2022 10:45)

    ブラックな働き方をし、結婚も出産も遅くなり、2人子供を望んだけれど不妊治療の末に高齢出産で1人止まりです。仕事も家庭も子育ても実現するには主人の協力がとてもありがたく、彼の協力なしに仕事を続ける事は難しかったです。
    一方息子の学校ですが、サラリーマンを再生産するための管理教育だなと気づいたものの、転校までは考えず、今現在登校中です。
    こんな酷い日本に産んでしまって申し訳ない気持ちでいる状態です。高齢者ばかりでなく、せめて若者が暮らしやすく民意が反映できる政治にできればまだ救いがあるなと思います。

  • #18

    sparky (土曜日, 10 9月 2022 10:02)

    少子化問題にはどうにも有効な提案を思いつきませんが(独身です)、今の時代の子供にとっての生き辛さを考えると、無数にある原因の中でも管理人さんが並べて挙げられた「苛めの問題」もかなり大きいと思います。
    加害者は碌に罰せられることなく増長したまま成人して社会の各所を蝕み続け、加害者より遥かに多い被害者は本来育むべき人間性を少なからず害われながら成人して生きる事を余儀なくされ、残りの傍観者共は成人したところで社会のあらゆる問題に対して傍観者であり続ける。これで社会が良くなるわけがない。
    加害者にとっては楽しいから苛めるのであって、道徳的にあるいは合理的(功利的)に苛めの悪を説いたところで聞きやしない。
    加害者を野放しにしたまま被害者に「前向きに生きよ(う)」と説いてもやはり聞いてはもらえない(当たり前だ)。
    傍観者共はとにかく変化を嫌がるので論外、何を説いても糠に釘。
    少子化問題と同じく答えが出ません。即効性があるのは「加害者の闇討ち」でしょうが・・・

  • #17

    ナー (土曜日, 10 9月 2022 09:27)

    お金の問題が1番だと思うのですが、もしかしたらお金のあるなし関係なくただ単に「独身サイコー」って思ってる人が多くなってきただけかもしれませんね・・・
    だとしたら・・・「解決策を探すって至難の業だな・・・、いや、ほぼ無理じゃ・・・」と思いますね・・・


  • #16

    はな丸 (土曜日, 10 9月 2022 09:14)

    経済的問題のせいとよく言われますが、それではバブルの頃に出生数が増えたかといえば、そうではないんですよね、第二次ベビーブーム以降、一貫して減り続けている。
    いろんな要因があるのでしょうが、私は「価値観の変化」と「未来への不安」を挙げたいと思います。

    結婚しない・子供を作らない生き方の尊重、核家族化、家意識の形骸化、女性の高学歴化・社会進出、男女平等意識の浸透、高度情報化、娯楽の多様化・・・
    男系絶対の方々が言いそうな?「女は産む機械」「LGBTは生産性がない」などという意見、今では袋叩きにされますが、それが言わずもがなであった時代ほど出生が多かったのも真実かと思います。

    また国家が貧しいながらも、成長を信じられた時代には、国民もそれを肌で感じ取り、安心して将来を生きる子供を作ることが出来たのではないでしょうか。翻って現代は・・・国力が停滞、どころか低下していく中で、雇用の悪化・就職難、成果主義、終身雇用の崩壊、格差拡大・・いま現在の経済的問題だけでなしに、子供が生きにくいであろう未来をみんな敏感に予知しているせいでなないかと。
    そう、まさしくカレーせんべいさんがおっしゃる、「未来に対する信頼」がなく、「運命を信じ込む活力」が持てない❗️

    じゃどうすればいいのか・・・非常に難しいと思います。結婚出産への助成に効果がないとは思いませんが。漠然とした言い方ですが、抜本的な社会構造の変化がない限り、根本的な解決にはならないと、やや悲観的にみています。
    別に戦争起こせという訳じゃありませんが・・・

  • #15

    おてんば (土曜日, 10 9月 2022 08:20)

    #14の続きです。

    その障がい者施設で、私自身の無知の罪にも気づかせてもらい、その後、専門的な勉強をして資格取得し、あの頃の経験と知識を現在の仕事に活かせています。
    一般的に綺麗事と言われようと、私は発達障がいの方は、世の中に必要だと思います。
    世の中に不必要な人はいません。
    悪人でさえ、悪人が何かの役に立っている面ががあるので、必要ないとか、処刑すべきだとも思いません。
    みんなでお互いを尊重し、助け合う社会の方が健全だと思います。

  • #14

    おてんば (土曜日, 10 9月 2022 08:10)

    #13 とっとちゃん様
    私は発達障がいや、知的障がい者の方に慰められた経験があり、社会にとって必要な方々だと思います。
    (とっとちゃん様が知的障がい者だという意味ではないです。)

    理由は、私は若い頃、障がい者施設で指導員として5年ほど勤務してました。
    ほとんどの入所者は、平均40代で、知的レベルが小学校低学年ぐらいでした。私もその時から鬱病で向精神薬を服用しながら勤務していて、私も障がい者みたいな状況でしたが、入所者の皆さんに励まされて、なんとか5年、勤務でき、成長させていただきました。
    ある時、当時26歳の知的障がい者が、「私は頭は悪いけど、悪いことはしないよ。人を傷つける悪い人より、私は私で良かったと思う」と話してくれました。
    計算は小学校低学年レベルでしたが、賢明で、優しい女性でした。
    そういう入所者さん達に支えられ、自分自身の非力や、無知の罪を気づかせて

  • #13

    とっとちゃん (土曜日, 10 9月 2022 07:16)

    私は32歳で地元の一般病院で清掃員で働いてます。
    発達障害があり、毎月6万円ほど国から支給される障害基礎年金(税金)と毎月約9万円の障害者雇用の計15万円ほどの月収です。
    実力成果主義でリストラも簡単な海外と比べ、解雇しづらい日本は優れてると感じてますが障害者雇用はどうしても賃金が上がるのは
    難しく結婚は諦めてます。
    他にも発達障害は遺伝するという研究もあり、私と同じ社会不適合者が産まれると税金の負担になると思い諦めてます。
    たまにTwitterで精神障害をお持ちの方のツイートを拝読すると、遺伝するから子供を作らないという意見を散見することがあり、そもそも無闇に子供を産むのはどうなのだろうか・・・と思います。
    現代は出生前検査など医療技術が進歩していてダウン症の中絶率も上昇できてます。私が生きてる時代には実現できてないでしょうが、100年後は遺伝子操作技術の進歩で品質の高い人が産まれやすい社会が実現できてるかもしれません。
    私は敬宮愛子内親王が即位なされるのと双系は支持してます。皇室も今は健常者が産まれているから良いのですが、今後ダウン症などの障害児が産まれた場合、日本民族の社会では当人が人間として生きるのは難しいかな・・・と思ってしまいます。皇室のことを考えると、遺伝子操作技術がもっと早く進歩して欲しいと思う今です。

  • #12

    タロー.G (土曜日, 10 9月 2022 06:41)

    #10mantokunさんの文章、私が言いたかった事全部言ってます!そうなんです、結局は自虐史観なんですよ。戦前も「はだしのゲン」みたいに竹槍訓練に行かないゲンの家族に対する同調圧力はあったけど、子供たちに対しては今よりはおおらかだったと思います。
    たまに思うんですよ、いつまでも外国に貢がされているんなら、いっその事ことデフォルトしちゃえばいいんじゃないかって…。そうすればアメリカも統一協会も日本人から搾取しなくなるし、財産を失った日本人もいい加減目が覚めるんじゃないかって。

  • #11

    ももこ (土曜日, 10 9月 2022 05:21)

    少子化はそもそも1970年代から始まっていますが、この時代はまだ、お父さんの長時間労働と教育にカネがかかるために子どもは1人から3人という家庭が多かったように思われます。加速したのはやはり就職氷河期世代を放置したり、消費税増税と竹中平蔵による製造業への派遣開始で、低賃金長時間労働が当たり前になった等、若者が未来に希望を持てなくなった政治の失敗の積み重ねや、貧困層の子ども虐待が社会問題になり、テレビでガンガン報道されて、カネがないのに家庭を持つことはイケナイ事であるイメージがついたからではないでしょうか。ただでさえ自信が無くなった若者が、コロナ対策で遊びに行かず、マスクで顔を隠すので恋に陥る事が少なくなり、他人はバイ菌のように思えて、少子化にトドメをさされたのでは。

  • #10

    mantokun (土曜日, 10 9月 2022 02:31)

    ネモさん、同意いただきありがとうございます。
    そもそも、鬱病が日本の国民病などと聞くようになってかなり経ち、その理由として「日本人は勤勉だから」「時間に厳しい真面目な国民性で、失敗を許容しない風土だから」など色々言われますが、その国民性というのも、明治時代以降に作られた新しい一般認識なのではないかという気がします。天皇の男系継承が、明治時代以降に言われ始めた新しい伝統であることと同じく。

    日本人は基本的に農耕民族なので、季節ごとに決められた手順の労働をしていたという面では江戸時代以前も勤勉だったでしょうが、現代日本人のイメージする真面目、勤勉とは質が異なっていたはずです。それこそ、今論破祭りや愛子天皇論でたびたび話題になる「古事記」を見れば、古代の日本人の、性に奔放で大らかであっけらかんとしたたくましい気質が伺えます。

    今のような強迫神経症じみた同調圧力や、自ら苦痛を求めるかのような、何の効果もないどころか逆効果でしかない感染症対策を「善きもの」と信じていつまでも続けたがるのは、教育によって戦後日本人に刷り込まれた、「我々は侵略国家の国民であり、罪人の子孫であって、諸外国に許してもらうためには未来永劫謝罪し、誠意を示し続けるしかない」とする自虐史観と無縁ではないと思います。

    外国と比べると日本人の異様な自己肯定感の低さ、無気力さ、目立つことを極力避けようとする積極性のなさがよく指摘されますが、こんな教育を6歳からずっと刷り込まれていたら、無気力になって当然です。低賃金の長時間労働に対しても、根底に「私は罰せられるべき罪人だから仕方ない」という罪悪感があるため受け入れてしまい、結果ブラック企業だらけになる。長時間労働やパワハラが横行し、さらに心身の健康を損ねて、結婚や子育てなどに希望を抱く若者はますます少なくなります。

    未来には何か良いことがあるはず、という漠然とした信頼感や希望が非常に持ちにくい社会構造なので、若いうちに恋愛にエネルギーを割くことができ、勢いで結婚できた人や、そつなく何でもこなせたり、家庭環境に恵まれて自己肯定感の低さをカバーできた人などはスムーズに結婚できたでしょうが、その割合が年代を経るごとに減っていってしまった。さらにお見合いを世話するような世話焼きおばさんが絶滅した結果、未来に希望が持てない、漠然とした罪悪感や不安感に苦しめられる病んだ人だらけになっているのが、今の日本社会だと思います。

    だからコロナ感染症対策も、諸外国は「いつまでもこんなことやってられないし、他にやるべきことたくさんあるからやめようぜ」となるのに、日本人は「病気にしない、させないことは、みんなに認められる善行なんだからこれに邁進しなくちゃ!私は罪人なんだから良いことをしないといけないんだ!」とばかりに、それ自体を目的化させてしまう。
    日本のコロナ対策禍も統一協会も、結婚しない人々の増加による歯止めのかからない少子化も、原因の根っこには、戦後の自虐史観教育によって日本人の骨髄に達した「罪悪感」という猛毒があるように思います。

  • #9

    ネモ (土曜日, 10 9月 2022 01:12)

    mantokunが仰る通りだと私も思う。
    ほぼ9割以上、病んでる。神経症で空虚に飲み込まれ生きる意味を喪失しているように思う。
    電車は患者収容車となり、車掌はマスク調教師になり、町も店も会社も患者であふれる病棟になった。
    失敗したら認めたら生きていけない、あやまる(謝る・誤る)ことが出来ない一部の強権な人たちのエゴや見栄のために、若者は使い捨てにされ、借金のつけを負わされる。外国人労働者はもっと悲惨だ。労働力や即戦力にならないと罵倒される。
    コロナでは病気の原因すらも、自分たちの不摂生と無知無策を棚にあげ、若者たちの所為にしようともする。これでは人生の罰ゲームだ。
    誠に不謹慎だが、こんな奴らのために働きたいとも思わないし、滅びて逝ってよし!とさえも思う。
    自己保身に汲々とする大人社会(世間)を散々見ながら育った子どもたちが大人になれば、苦労すること(生きること)がバカバカしいと思うし、早く上がりたい(死)と思うのも無理ないのだ。
    このような地獄に愛する我が子を、どうして誕生させてやりたいと思うだろうか。

  • #8

    mantokun (土曜日, 10 9月 2022 00:13)

    私自身は子供の頃から結婚願望が薄く、成人してからもリアルがあれこれ過酷だったりしんどかったりしたせいか、結婚したいと思う気持ちも湧かず、今に至るまで独身なのですが。

    日本人って実はみんなうっすら鬱病なんじゃないかという気がします。長時間残業や低賃金に文句を言う発想も気力もなく、いいようにこき使われ、税金と物価は高くなる一方なのに給料は横ばいか下降で努力が全く報われない。そもそも日本政府の政策自体、アメリカなど外国の顔色を伺うばかりで自主決定権があるのかも疑わしい。

    極め付きがコロナ騒動で、もう国民全員タガが外れたかのように、自粛マスクワクチンアクリル板に黙食、子供たちの大事な行事をことごとく潰すなど苦行メニューを際限なく増やしていき、自らに苦痛を課すことを目的にしているかのような有様は、無自覚に自殺を図っているようにも見えます。

    まともな精神をしてたら、ゴールポストをずらされてばかりで、いつまでもマスクやワクチンや自粛を強要されたら怒るはずです。効きもしない、副反応が異常に強いワクチンをバカ高い金額出して何回も買わされてるのに疑問も怒りも感じてないようで、思考力が著しく低下して感情も麻痺してるとしか思えません。

    こんな対策の数々を拒否するどころか、現状維持続したがる人たちが多数派になってる時点で、日本人は結婚なんて望むような精神状態にはない、総鬱病状態だというのが私の感想です。

  • #7

    バチガミ (金曜日, 09 9月 2022 23:51)

    未婚で孤独死待ったなしのワタシが言うのもなんですが。(オマエが言うなですね苦笑)
    少子化は、収入、出会いの場、ネガティブな情報ばかりで明るい未来が見えないなど、複合要因なのではと思ってます。世代交代という本能が弱っているのかもしれませんね。
    ワタシの場合は個人的な理由デス。

  • #6

    こめ (金曜日, 09 9月 2022 23:13)

    子供を産み、育てることが、人生で一番大切なことであり、生きる意味であると考えます。しかし今、そうした考え方は公に言ってはいけないことのようにされています。いろんな配慮でがんじがらめのような気がします。

  • #5

    佐々木 (金曜日, 09 9月 2022 22:55)

    仕事を頑張っても賃金は低いままで昇給はなく、
    契約社員、派遣社員だと収入は不安定で未来の設計図は立てにくい。
    世間は明るい未来が訪れると信じ込めるような兆しはまるでなし。

    日本は弱肉強食の真っ只中にいるんだなあと実感します。

    こんな雰囲気の中、今はお一人様でも寂しくないというなら、
    そもそもなぜ家庭を築いて子供を授かり育てるのか、
    本質的な事を改めて考えて再度立て直す必要があるのかなと思います。

  • #4

    殉教@中立派 (金曜日, 09 9月 2022 22:52)

    プレジデントの関連記事
    「若者の恋愛離れ、セックス離れ」はウソである…「20代の4割がデート経験なし」の本当の意味
    恋愛しない、恋愛できない層が可視化されただけ
    https://president.jp/articles/-/58955

    ↑ここでは、お見合いシステムの消滅により「昔から居た、3割の恋愛弱者(固定割合)が、可視化された」と説いている。そもそも俺のように「(リアルの)恋愛&結婚自体に、関心が無い層」もいれば、「結婚したくてもできない層」もいて、特に後者に対し、行政が出来る事は何かを考える必要がある。
     しかし、少子化対策を掲げても(愛子天皇実現を掲げても)、票にならないから選挙に勝てない。ならば初めから唱えない・・という選挙候補者たちも、一定数はいるだろう。まずはそれらの命題を「政策課題にする」事。そして、すでにコメント欄にあるように「コロナ騒ぎが終わらない国で出産する事は、それだけで児童虐待になりえる苦境」を、日本民衆が自力で打破するのも、合わせて行うべきだろう。
     この問題は行政と民衆、双方の前向きな努力が必要だろうが、正直言って八方塞がりにしか見えない。ましてや反出生主義の私は「子供を幸福にする一番の方法は、初めから産まれてこない事である」とか、平気で言えてしまうしなあ。
     ただ、経済要因以外の「子を持たない理由」もあるので、どこぞの教授のように「皇族方は経済的な心配が無いので、3人産んで欲しい」発言など、バランスを見失わないようにしないと。小林先生の言う「活力の喪失」、それすらも顕在化する時代に来たのだなあ。

  • #3

    タロー.G (金曜日, 09 9月 2022 22:36)

    こんな炎天下で魔吸苦強制したり、年寄りのためにと言って毒珍打たされたり、二度と味わえないイベント全部潰されたり、黙って食え、喋るなと言われたり、子供を社会全体で虐待してるんだから、そりゃ子供なんて産まないし、産まれた子供が可哀想ですよ。思えば自分の生命維持しか興味ない高齢者、長い物に巻かれろな若者、カルト団体の票頼みの政治家、金儲けしか興味ない言論人や医者、デマで国民を惑わすマスコミが跳梁跋扈する今の日本は、旧約聖書に出てくるソドムとゴモラの町そのものですね。日本民族というのは滅びる運命にあるのかもしれませんが、ソクラテスの名言「正しく生きる」をモットーに誇りを持って生き抜きたいものですね。

  • #2

    青ネギ (金曜日, 09 9月 2022 22:23)

    今の日本の資本主義は、「再分配」の機能がかなり脆弱化しています。
    いかに「再分配」するかは、資本主義の永遠の課題です。
    「再分配」の機能を失った資本主義は自壊します。
    岸田首相もそれが分かっているので、当初は「再分配」を口にしましたが、腰砕けになってしまいました。
    例えば、『消費税廃止』くらいのインパクトのある経済政策が実行されない限り、少子化に歯止めはかからないでしょう。
    消費税は「逆進性」が強いので、廃止するだけで事実上、再分配が実行されます。
    小手先の「子育て支援」では焼け石に水です。

    私自身は『超氷河期世代』で、「そもそも結婚自体が無理ぽ」な感じですが、この問題(主に経済格差)から政治家センセイたちは何も学んでいないようですね。
    若者を使い捨てにする国に『未来』なんか無いですよ。

  • #1

    晃明 (金曜日, 09 9月 2022 22:14)

    マスクが強要され、子供がバイ菌扱いされる現状では少なくとも少子化は加速する一方だと思います。今は社会全体が子供の居場所を奪い、締め出していますからね。