≪ディベート≫ 大相撲「土俵の女人禁制」と「男系固執」の共通点

 

先手:大平原インデアンさん

  

京都府舞鶴市で行われた春巡業の土俵上で市長が倒れ、とっさに救命措置をした女性に対して、行司が「土俵から下りてください」と場内アナウンスを繰り返した“事件”がきっかけで、女人禁制の是非について話題になったことがありました。

 

大相撲では「女人禁制」であり、これを日本古来の伝統であり、男女平等で語るべきではないという識者もいますが、

 

大相撲「土俵は女人禁制」歴史が教える意外なワケ

https://www.yomiuri.co.jp/column/japanesehistory/20220214-OYT8T50147/

 

この記事にあるように、「大相撲の女人禁制も大相撲は他の相撲とは違う宮中行事を起源とする由緒正しい国技となった。

 

神道とのつながりが強調され、女性に相撲をとらせるのはもちろん、土俵に上げるのもまかりならんという女人禁制が「後付け」された可能性が高い。」としており、女人禁制も古来からの「伝統」と何となく信じられている(私も昔はそう思っていた)が、実はそうでは無いのでは?

 

男系で続いてきたことへの歴史的価値というのも、「後付け」ではないでしょうか?

 

 

後手:カレーせんべい  

 

確かに、読売新聞の記事にある通り、土俵の女人禁制は明治以降に作られたものだと判断できますね。

 

ゴーマニズム宣言セカンドシーズ第1巻の第5宣言「女人禁制は伝統ではない」にも詳しく描かれています。

 

そもそも日本の歴史書に初めて登場した相撲が「女相撲」であることからも、「相撲の女人禁制」と「男系継承絶対」には共通点があると言えると存じます。

 

となると、どうして「土俵の女人禁制は令和の時代まで受け入れられているのだろうか?」という疑問が浮かびます。

 

女人禁制という明らかな男尊女卑が慣習として続いていても、いまだに変わらないのは「国民がなんとなく受け入れているから」ではないでしょうか?

 

つまり、男系継承も「男系固執派の暗躍」だけではなく、国民が「なんとなく受け入れているから」の可能性が高いです。

 


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コメント: 8
  • #8

    猫娘と猫息子の母(前回ミス笑) (月曜日, 01 8月 2022 01:05)

    北海道だけの話かもしれませんが、ほかの地域はどうなんでしょう。トンネル(隧道)工事の現場では平成時代初期まで完全に「女人禁制」だったそうです。山の女神の僻み祟りで事故があるからとか笑。で、トンネル貫通のあと採取した「貫通石」は、安産のお守りとして大事にされたそうで。こういう非科学的な、民族意識を根底にした「女人禁制」は逆に興味深く、語り伝えられてほしいなーと個人的には思います。

    「天皇は男系男子」に拘泥わる方々の、深層心理は何なのでしょう? 西洋人がジェンダーフリーっぽく見える事への反動かな? 「ニッポンはかくあるべき」とのたまう彼らの動機が知りたいです。

  • #7

    mantokun (日曜日, 31 7月 2022 23:16)

    女人禁制というと、大相撲もそうですが、修験道の総本山、大峰山の山上ヶ岳もそうですね。
    私は個人的に山岳信仰に興味があり、大峰山の女人結界門のすぐ近くまで行ったこともあります。皇位継承や大相撲の土俵の女人禁制と同じく、大峰山の女人禁制も神道的な観点から伝統を守っているのであり性差別ではないと言う人々が多く、私も昔は何となく「今でも唯一女人禁制を守る山ってことはそれだけ神秘的な何かの理由があるからで、守るべき文化なんだろうな」などと思っていました。

    しかし、この女人禁制区域は古来変わらず守り続けられてきたのかと思いきや、時代を経るに従ってどんどん縮小されていっていて、その理由は人手不足や、バスガイドの女性をいちいち結界門手前で降ろすのは煩雑だからという極めて現実的な理由なんです。とすると、単に女人禁制に宗教的な理由を見出しているのは後世の後付けに過ぎないのでは?と思うようになりました。実際、他の山岳信仰の山々はとうに女人禁制はやめているわけですし。

    こちらのブログ
    https://shigakukai.exblog.jp/241326623/
    「山上ヶ岳(大峯山)の女人禁制について」
    には、「今後日本で少子化が進む中で、女人禁制の伝統を守りたいと考えている方々の人口も着実に先細っていくものと思います。このような環境下、山上ヶ岳を“開かれた山”にした方が救われる人が多く、その価値を知る人を増やした方が信仰はより大切に後世に受け継がれていくのではないでしょうか」とあり、男系男子絶対派が無理やり現状を続けようとして皇室が先細りになり、一番大事な「文化の継承」ができなくなっていることと同じ問題が根っこにあるのかなと思いました。
    リカオンさんがおっしゃる「女性を締め出しているものについては、男性に都合の良いように後付けの理屈なのではないかと疑って見た方が良いと今では思っています」には私も全く同意で、日本にはそこかしこに八つ墓村の因習めいたものが残っていて、普段目には見えないけど確実に国の根幹を蝕んでいるのだなと思わされます。

  • #6

    叶丸 (日曜日, 31 7月 2022 18:00)

    大相撲の女人禁制は未だに続いていますが、日本相撲協会は昨年引退した横綱白鵬に「異形の資格」である一代年寄を与えませんでした。
    大相撲の伝統と未来のために
    https://drive.google.com/file/d/1aGjp_GlObdH4BpXuR5kiSdcrVDdCBwDm/view?usp=drivesdk

    これに倣って、男系派の政治家には「異形の制度」である男系男子継承支持の考えを改めてもらいたいです。
    そして双系継承が実現したら、その後に相撲協会は女人禁制を廃止すれば良いと思います。

  • #5

    リカオン (日曜日, 31 7月 2022 17:42)

    #4 リニモ2号さん
    日本相撲協会の謝罪コメントは、救命措置の件、女性大臣の表彰の件、小学生女子の相撲の件の3つについて見解が書かれていて、協会も色々と悩んでいるのが伝わってきますね。


    自分の若い時、女性に門戸を開いている技術分野は少なかったので、就職では苦労しました。女にはできない、任せられないと言われていた事を一つ一つ女性でも出来る事を証明しながら仕事の可能性を広げていく経験をしました。

    しかし、少子化や不人気職種で人手が不足した途端、急に女性も歓迎と手のひら返しの態度を取られる様になり、唖然としました。今まで言っていた女にはできないと言っていたのは男性だけで独占するための後付けの理屈だったのかと呆れました。その職種に男性が戻ってきたらまた、女性を締め出すのではないかとうがった見方をしてしまいます。

    要するに女性を締め出しているものについては、男性に都合の良いように後付けの理屈なのではないかと疑って見た方が良いと今では思っています。

  • #4

    リニモ1号 (日曜日, 31 7月 2022 13:10)

    以前女性の看護師が土俵上で救命措置をしようとした時に「女性は入らないでください」と言うことがありましたね。私はそれを見て杓子定規な対応しかできないのか?と呆れてしまいました。
    そのことで日本相撲協会が謝罪コメントを出していました。
    https://www.sumo.or.jp/IrohaKyokaiInformation/detail?id=268

  • #3

    猫娘と猫息子のは (日曜日, 31 7月 2022 00:42)

    この「土俵女人禁制」ニュースは私も引っかかっておりました。
     緊急時に必要な処置のできる人が、男であろうが女であろうがその技量が有れば、ただちに生かされるべきであって、それ以上に制限できる、いかなる理由があるのかと。

     私のいま生きている北海道の片田舎の町は、歴史的に「女尊男卑」です笑。北海道の漁業はその加工過程で多くの女性たちの働きがあり、女性の収入が男並に多くありました。なおかつ「女性教育がイコール家庭の安定、即ち国家の安定」という時代に、男子教育より女子教育が重要視されるという歴史もありました。

     ジェンダーギャップの報道を見ながら、いつも「はぁ?」という感覚を持つくらい、この町の女性は力強い。ちなみに、ある時期の「全国離婚率のNo.1」にもあげられたほどで、それはそれでどーかなとも思いましたが…笑。(中島みゆきさんの「北の国の女」を参考に)

     男どもが「やるかコラ」「やんのかコラ」とふんどし一丁でぶつかり合うのを、どこまで神聖なものに作り上げられてきたのか…というのがちょっとわかったような気もします。例えばいまジェンダーフリーで、女性力士が出てきたからといって、そうそう受け入れる気持ちにもなれません。庶民感覚で言えば、相撲は男子の領域ですよね。

     庶民感覚でいえば、皇室は実子の方が後継なのであるから、漠然と愛子さんが次期の天皇だと思います。コレを裏切られたら、どう納得するべきなのか、迷う国民が多発して混乱しますよ。
     なぜ「男系男子のみ」という縛りがあるのか、「皇室典範」がそもそも誰のどんな思惑で作られたのか、分かりやすい説明があればと思います。あ。ーまー自分でまず勉強するのも重要なのですがー。

  • #2

    殉教@中立派 (土曜日, 30 7月 2022 23:38)

    >「なんとなく受け入れているから」

     小林先生も「なんとなくダンケー」に語り掛ける言葉を模索しているし、「愛子天皇の道」のブログ分類にも、最近「なんとなくダンケー」が追加された。
     「なんとなくダンケー」も、「良心的なコロナ脳」と同じく、元々が善人であるだけ質が悪く、しかも人数が多い。逆に言うと、彼らを(何割かでも)味方につけると「ワクチン接種を迷っている親子5割のうち、3割をこちらの味方につけて逆転だ!」と、同じ戦略が取れる。

     とはいえ「伝統は時効アリ。長く続いていれば、それだけで価値がある!(藤井聡)」に対抗する論理に「じゃあ、歴史の短い慣習には価値が無い」と言うのは、議論にならないだろう。例え歴史が短くても・・・小林先生「世界は、不可逆的に『男女平等』に向かっている。言わば(ここから続いていく)『新しい伝統』なのだ」という見方もある。
     保守であれば「漸進的に積み重ねられた智慧」に、魅力を感じるだろう。ただそれも良いが、まずは「このまま(昔からのシステムを)放って置くと、社会の機能が失われるぞ!」という風に、現実の不具合に着目したい。コロナ問題でも「現実無視のセケンタイサク」が目立つだけに、尚更そう思う。

  • #1

    きたこう (土曜日, 30 7月 2022 18:47)

    現代の皇室にはそんなことはなきと思いますが古来朝廷はずっと穢れを忌避してきた歴史があると思います。政治をするという穢れをも武士に担わせたとも解釈できるかもしれません。日本人の恥ずべき側面だと思いますが、部落差別なんかも、この穢れ意識がもとになっているのではないでしょうか?今の時代に血や死の穢れなんてナンセンスですがそれに縛られている日本人は多いと思います。