≪思想≫ 戻るべき日常はどこなのか?

 

投稿者:ロドリゴさん

  

 

カレーせんべい様

いつも貴重な情報を更新して下さり、ありがとうございます。

 

五味太郎氏の記事。2020年4月のものです。

 

【ガキたち、チャンスだぞ 五味太郎さんから子どもたちへ】

https://www.asahi.com/articles/ASN4F71W5N42UTFS008.html

 

日本におけるコロナ禍ワクチン禍はおかしいと思っている前提の上で質問させて頂きます。

私は、この五味太郎氏の問いを投げられた時に、確かにコロナ禍前の日本が良い国だったとは思えない自分がいました。

長く続いていた安倍政権下の政治はおかしいところが多々ありました。

皇室問題や憲法論議等々。

 

このコロナ禍ワクチン禍で、カレーせんべい様やたけし様の意見広告運動には大変勇気をもらいました。

 

先日の放送で、一度小林先生ともくれん先生が締め括ろうとした中、カレーせんべい様とたけし様が意見広告運動に関わった方へのお礼を発言しており、なんて誠実な方々なのだろうと感銘を受けました。

 

そして、1つの運動が終わり、日常に戻る日が来たのだと思いました。

 

カレーせんべい様はどこに戻れば良いとお考えですか?

 

私は大人の責任として、子供達(私は独身で子供いないですが)にはコロナ禍前の景色に戻す必要があると思っています。

 

ただ、大人に対してはコロナ禍ワクチン禍前に戻るのではなく、その禍を経たからこそ、愛子様が天皇になれる様に、憲法も死文化されたものではなく、小林先生と井上達夫氏の対談「ザ・議論!」の様な議論が必要だと思っています。

 

2019年に戻るのではなく、2022年を無駄にせず、先に進みたいです。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

これは思いもよらぬ視点からのご質問、ありがとうございます(^^)

 

「どこに戻ればいいのか?」と問われたら、子供たちに対しては「コロナ禍以前の景色を取り戻してあげる」と答えます。

 

ただ確かに、コロナ禍以前の社会もまた「思考停止」があり、中でも「皇位継承問題」や「憲法改正」が最たるものです。

 

それらを意見広告運動で示したような「運動」によって突破する方法が選択肢の1つです。

 

現に、小林よしのり先生と公論サポーターの皆様は「戦うゴー宣道場」を掲げていて、ある種の「運動性」すらも取り入れて、これらの課題に取り掛かるのだと推察します。

 

 

一方、私個人としては「議論する文化を創りたい」という思いがあります。

 

日常の中に、社会のことや文化のことを議論したり、思想したりすることを楽しむ文化。

 

つまりフランスの「カフェ文化」を日本で、我々ゴー宣ファンの手で創ってしまおうという構想です。

 

「議論や思想、自己啓発を喚起する土壌」は誰かが耕す必要がある。

 

ホームページを立ち上げたり、YouTubeに参入しているのは、そのインフラ作りです。

 

 

コロナによって失われた3年間。

 

私も後ろに戻るつもりなどさらさらなくて、先に進むつもりです。

 

思想と議論が、一般庶民の日常としてにとけこむことが私の夢です。

 


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コメント: 9
  • #9

    ロドリゴ (金曜日, 29 7月 2022 19:25)

    カレーせんべい様
    お忙しい中、取り上げて頂き、恐縮しております。ありがとうございます。

    フランスの「カフェ文化」を日本で、我々ゴー宣ファンの手で創ってしまおうという構想を何度か仰っていましたね。
    ニヒリズムに陥る大人が多くなっている体感があります。正面から夢を語る姿勢も尊敬します。

    日本人の映画監督がカンヌ国際映画祭に参加すると、多くの監督が賞が云々よりもカフェで観客が映画の感想を言い合っている光景が羨ましいと話していますよね。
    その中に参加して、観客と自分の作品の感想聞いたり、批評聞いたり、監督自身が「そんな解釈があったか」とか「その解釈貰っていい?今度インタビューでそう答える」といったこともあるそうです。
    そんな文化を羨ましく思うことがあります。

    確かに、戦うゴー宣道場師範の方々や公論サポーターな方々は「皇位継承問題」「憲法改正」について以前から活動されていたんですよね。

    皆様のコメントも拝見しながら、気付きを得ることが多くありました。庶民感覚が大切だなと改めて思いました。

  • #8

    ねこだるま (木曜日, 28 7月 2022 19:47)

    五味太郎氏の絵本は亡父が孫にと3冊ばかり送ってくれたので、上の子によく読んであげてました。おかげで上の子は言葉覚えるのが速かった。

    お気楽な絵と背伸びしない庶民感覚の発想が好きでした。
    妻は「説明がくどい」っちゅってキラってたけど(苦笑)

    議論に関して知ってること言うと
    西洋キリスト教徒は「唯一の正しい真実は神が担保してくれている」という安心感があるんだそうです。その土俵の上で「神ならぬ人間はどんなに間違ったことを言ってもよい」という安心感もまたある。

    議論する両者がそのような安心感のある土俵の上でカンカンガクガクの議論をしても「でも唯一正しいことはオレ達じゃなく、神が知ってんだよねえ」という暗黙の了解があるので、議論に勝った方もある程度の謙虚さが担保できる、という歴史があるんだそーな。

    日本人は、か、アジア人か、は分かりませんが、アジア人ないし日本人は正しさに対する執着が薄いように思われますね。
    「唯一正しい真実」が担保されてないから、議論したら相手を殺すまでやるようなことになりかねない。日本人が「和」を好むのも案外相互に戦って自滅することを防ぐ知恵だったのかも知れません。

    ちょっと逆な「へんばしん」があるかな?

  • #7

    和ナビィ (木曜日, 28 7月 2022 15:41)

    今も延々と長引かせている?!コロナ・ワクチン騒動を通して、五味太郎さんが以前から仰っていた【丈夫な頭と賢い体】という言葉、つくづく「それこそ本物なんだ」と思いました。

     冷静に考えられる・権威主義に陥らないで自分で考えては更新していける・煽り煽られないのが≪丈夫な頭≫。そして本能的に体によくないことを察知する、自らの身体の「働く細胞」「働く細菌」がバランス保っている、そして免疫・抵抗力が機能しているのが≪賢い体≫。

     どんなに学歴高く肩書ある医者・学者・専門家・言論人・報道者・・そして為政者であろうと、【丈夫な頭と賢い体】からほど遠い事実がこんなにあることが明らかになってしまいました。そしてそのミスリードがどんなに人々に災厄をもたらすか、も。

     五味太郎さんの絵本、絵もすてきだし日本語の面白さを大切にしていて好きです。「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ 」‎(偕成社)は子供達もお気に入り気のようで、二度買い替えて待合室に置いてあります(^-^)b。

  • #6

    輝くような黄色 (木曜日, 28 7月 2022 11:14)

    ロドリゴ様の投稿、素晴らしい内容と思いました。
    子供はまずは「元に戻る」べきですが、大人はそれだけではダメだ、と私も思います。
    小林先生も以前おっしゃっていたと記憶していますが、全く望まぬ形であれ、せっかく全体主義を経験したのであれば、この経験を今後の糧にしたいですね。

    私自身が糧にしたい点は
    ・現行憲法が有する問題(特に「公共の福祉」や「緊急事態条項の是非」など)がより身近に感じられるようになったこと。
    ・日本は「個人」や「社会」が無く「世間」と「私」しか存在しない、ということが身に染みてわかったこと。
    ・公衆衛生だけでなく、医療そのものに全体主義と親和性があるのではないか、と今更気づいたこと(歴史を振り返れば当然の事実だったのですが・・・)。
    ・「子供の成長」ということに、日本の大多数の大人は信じられないほどに無関心である、という悲しい状況であることを確信したこと。
    ですかね・・・・長々とすみません・・・

    でも、カレーせんべい様のおっしゃる通り、まずは「思想と議論が、一般庶民の日常としてにとけこむこと」が前提なんだろうな、と感じます。
    そして、一人一人の大人が「個人」になること、ですね。

  • #5

    近藤 (木曜日, 28 7月 2022 06:40)

    五味太郎氏の絵本は持ってる。
    子供も好きみたい。

    ミーはおフランス帰りざんす〜。
    サルトルの時代はマスクしてなかったろうな。
    アクリル板もなかったんだろうな。

    元々このサイトに来たきっかけは感想座談会。
    どんな人か想像する楽しさがあった。

    議論=民主主義が日本人にそもそもできる?
    倉持弁護士の最近の活動が○。
    ケネス・盛・マッケルウェイン先生は
    ゼレンスキー氏に少し似ててカッコいい。

    コロナで分かった日本人の真髄。
    地域性、民族性、遺伝子。
    変えることができるものは?
    絶滅を多少なりとも延ばすためには?

    終わりなき永久運動には不参加。
    手段と目的が逆転し、
    ハマったやつは怒鳴り出し、
    ツボとかTシャツを売り始めるから。

  • #4

    リカオン (水曜日, 27 7月 2022 23:55)

    これだけ権威がガタ落ちならば、一人一人が立憲主義に立ち返って再スタートできるとそんな仄かな希望みたいなものを感じたのは確かなのですが‥、ふらりと入った本屋の入り口には安倍マンセー特集が平積みになっていて、既視感‥。
    イヤイヤこれからはワクチンで懲りた人たちが日本を立て直すんだと思い直したものの、3回打った職場の同僚が、最多感染者の報道に毎日恐れおののいている。まだ終わってない‥。
    くそっ‥打たなかった1割が希望の星よ、とまた思い直したが、そういえばその1割もDSを信じて打たなかった人が多い。
    うーん、どうやって立て直そう。話が通じるのはこのサイトぐらいかも。

  • #3

    はな丸 (水曜日, 27 7月 2022 23:03)

    おおっ、そういう視点で来るか・・と思ったら、おととしの記事なんですね・・
    まさか二年以上にわたり、子供たちに不自由な生き方を強いることになるとは。大人の責任は本当に重大です。

    コロナインフォデミックは忌々しいことだらけですが、個人的にひとつだけ良かったのは、(50前の歳にして)溢れる情報に流されることなく、客観的な視点から思想、思索を巡らす習慣というか癖がついたことかな、と思っています。よしりん先生の著作やこちらのサイトが、その大きなよすがとなったことは疑いありません。カレーさんはじめ集う方々には本当に感謝しています。

    ある意味、77年前と同じように、我々日本人が真に脱皮するために、天が与え給うたチャンスでは・・?
    無駄にしたくはないですね!

  • #2

    パワーホール (水曜日, 27 7月 2022 23:02)

    私は同調圧力をなるべくこの国からなくしたいと思います。
    また、ウイルスとの共生についての研究や国防や食糧自給率向上につき考えた方がいいと思います。

  • #1

    佐々木 (水曜日, 27 7月 2022 22:50)

    このコロナ騒動で今の日本人の政治への関心のなさに危機感を覚えました。
    自分が就職したての頃に「得意先で野球と政治の話はするな」なんて言われましたが、
    自分で調べることをせず全部お上任せの今の空気には流石に認識を改めないと
    国がガタガタななるのをただ呆けて見てるだけになると思います。
    得意先で話すのは拗れそうですが、普段から政治の話ができるようにしないと
    いつまでたっても同じことを繰り返すと思います。
    カフェ文化、賛成です。