医薬品等行政評価・監視委員会で子供へのコロナワクチンは「薬害レベル」との発言

 

投稿者:大平原インデアンさん

  

第7回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録が公開されました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25154.html

 

ここで、接種後死亡が薬害レベルではないか、心筋炎リーフレットの問題点など委員からの痛切な意見が出されています。

まさにごもっとも。

 

時間の無い方は、「ぽむぶろぐ」さんで該当箇所をピックアップされていますので、ご参照下さい。

 

「接種してもとくをしますよというのは、誤魔化し」心筋炎リーフレット

https://ameblo.jp/0012390121/entry-12736952281.html

 

 

ブログ中の「委員長」は磯部哲氏(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)「委員A」は佐藤嗣道氏(東京理科大学薬学部講師)、「委員B」は花井十伍氏(全国薬害被害団体連絡協議会代表世話人)です。

 

 

佐藤氏は「全部結果が分かってから、やはりこれは薬害でしたね、では、この委員会の役割が果たせないわけで、私自身はそのことを非常に懸念していることを意見として申しておきます。」とおっしゃっていましたが、各分科会の専門家はそういう責任感を持って議論されているのでしょうか?

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

このような重要な議論があったこと、どうしてマスコミは大々的に報じないのでしょうか!?

 

私の方でも、議事録の一部を抜粋しますね。

 

 

◆◆ワクチンの副反応について◆◆

 

○佐藤嗣道委員:要は、オミクロン株に対する有効性は十分なデータがないし、オミクロン株は今、収束に向かっていますので、その次の波が来るとしても、それに対する有効性のデータが全くない中で、20歳未満の方は、今、トータルで8人亡くなっていますが、そもそも新型コロナウイルス感染症による死亡のリスクはほぼゼロに等しいのです。


 実はワクチン接種後の死亡は、10代で既に6人報告されているわけです。これを5~11歳まで拡大したときに、どういうことが起こるか、非常に心配です。


 20歳未満の方に対しては、COVID-19による死亡のリスクがほとんどない中で、接種後の死亡が数例でも起きるのならば、私はそれだけで薬害と言っていいレベルではないかと思うわけです。


 要するに、有効性に関するエビデンスが十分にない中で、20歳未満の方にワクチンの接種を勧奨することは、一方的にリスクを負わせることにならないか。死亡という一番重篤な結果についてのことですが、そういうことすら懸念するわけです。


 この委員会は、薬害を防止することが目的なので、私自身もそうですが、かなり安全側に立った観点で考えていかないと。想定される最悪の事態を考慮した上で、どういう対策が必要かということを考えていかないと、薬害は未然には防げないわけです。


 結果的にそこまで心配する必要がなかったということならいいわけですが、全部結果が分かってから、やはりこれは薬害でしたねでは、この委員会の役割が果たせないわけで、私自身はそのことを非常に懸念していることを意見として申しておきます。

 

 

◆◆心筋炎リスク比較(インチキリーフレット)について◆◆ 

○佐藤嗣道委員:

国内でのCOVID-19による入院患者における心筋炎の発生割合、あるいはこれは米国だと思われるのですが、海外でのCOVID-19感染症患者ですから、恐らく発症している症状がある方の中での心筋炎の発生割合ということだと思うのですが、それと比較しているのですが、まず、この比較の表自体が非常にナンセンスというか、ミスリーディングです。

 

 要するに、比較しなければいけないのは、834とか450という数字が出ているのは、日本の場合は、COVID-19を発症して入院した中での心筋炎の発生割合ですので、リスクを考える場合には、そもそもCOVID-19を発症して入院するリスクを掛けて比較しないと、意味をなさない比較であるということなのです。

 

この図が独り歩きして、マスコミなどでも使われていて、非常にミスリーディングです。

 

ですので、この資料に関しては削除するなり、こういう比較は適切でないとお認めいただけないかというのが一つです。


 むしろ先ほど出していただいた一般における心筋炎の発生率と接種後の発生割合を比較するほうが非常にリーズナブルな比較であるということです。


 とにかく、この図を使うのは明らかに誤っていると思いますが、いかがでしょうか。


○磯部委員長:

では、今の点はいかがでしょう。

 

○予防接種室ワクチン対策専門官: 

先生、御指摘ありがとうございます。
 御指摘のように、データにつきましては、実際に直接的に比較できるデータがなかなかない中、制限がありながらも、あくまで参考となるデータとしてお示ししたものでございまして、それを審議会の資料としてお示しした上で、御覧いただいたところでございます。


 実際、副反応合同部会におきましても、そのデータが本質的に持つ制限も御理解いただいた上で、リスク・ベネフィットとして御評価いただけるものとして御判断いただいたところでございます。


 また、御指摘のリーフレットやQ&Aは、上記の審議会の評価の結果を踏まえて作成いただいているところでございます。


 また、注意喚起という点に関しましては、その更新の内容やQ&A等、最新の状況を踏まえて、引き続き常時アップデートして、注意喚起と情報提供をしているところでございます。


 御指摘の接種を伴う副反応の早期発見、リスク回避の観点から、心筋炎に関する注意喚起については、7月2日、御指摘のQ&Aのタイミング以前の更新のQ&A等によりましても、国内でも海外と同様に、ワクチン接種後、特に2回目接種後の若年男性において、心筋炎の報告がなされていることを明示するとともに、典型的な症状として、ワクチン接種後4日程度の間に見られるため、こうした症状が出る場合は、医療機関を受診することを勧める等、具体的に注視すべき点や、対応方針まで分かりやすくお示ししているというところで、我々としては、できることをしているところでございます。
 以上でございます。


○磯部委員長:

どうしましょう。 多分、佐藤さんとしては満足しない回答かと思いますが。

 

○佐藤嗣道委員:時間がありませんので、私の意見として、それを申しておきます。

 

○磯部委員長:

専門家の人は専門家として分かる、そして、全体として情報提供がうまくいくかどうかについて問題にしているというよりは、端的にこういうミスリーディングな資料が独り歩きしてしまうことのリスクはありますねということ。

 

公開されている資料ですのでね。そこはひとつ慎重であるべきではないかというのは、割ともっともな御指摘だと思いますので、よく承知おきいただければと思います。

 

 

≪参考過去記事≫

 

2021年10月17日:厚生省最悪の資料「10歳代及び20歳代の男性における100万人あたり心筋炎等の発症数頻度比較」


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コメント: 9
  • #9

    わさび (日曜日, 17 4月 2022 13:30)

    この内容はしっかり手元に保存して、説得や議論の材料にしたいですね。
    しかし、これだけ明らかにおかしいと分かっていてもやめられない。仮にここで、佐藤委員が中止を求めて頑張っても次回委員から外され、替わりに意を唱えない人が呼ばれるだけと思います。小児接種承認時もそんな感じだったかと。
    たとえば地方自治体の〇〇委員会・審議会の類も同様で、全て出来レースで役所のシナリオ通りです。委員の一人や二人が頑張っても適当にはぐらかされて議事録すら残りません。日本の行政組織の体質的・構造的な根深い病だと思います。それには一般大衆が当事者意識を持ち、少しずつ行動を起こすことでしか変化は期待できない・・・と日頃思っていたところでした。
    いまここに集うみなさんの行動が、そういったピースの一つ一つなのかなと感じています。

  • #8

    たけし (日曜日, 17 4月 2022 13:20)

    大平原インディアン先輩。厚労省の医薬品等行政評価・監視委員会で「子供へのコロナワクチンは薬害レベル」との発言があったこと。これは、今月以降の意見広告に掲載させていただきます。ありがとうございました!

  • #7

    パワーホール (土曜日, 16 4月 2022 15:27)

    薬害レベルなら接種を中止すべきではないでしょうか。

  • #6

    大平原インデアン (土曜日, 16 4月 2022 14:24)

    カレーせんべいさん
    決算業務お疲れ様でした。

    私のTVCMの「詳しくはWEBで」的な雑な投稿に対し、しっかりと要点を抜粋していただいたコメントに感謝です。

    議事録を読むと、磯部委員長がワクチンに対するネガティブな意見を快く思っていないことが伝わります。

    ○佐藤委員 私の提出した参考資料5を映していただきたいのですが、私の懸念は、今、花井委員も言われましたし、事務局からもありましたが、参考資料5の…。
    ○磯部委員長 参考資料の話は、また時間があったらお願いできませんか。
    ○佐藤委員 意見を言うときの根拠としてなのですが。
    ○磯部委員長 手短にお願いします。

    磯部委員長が遮ろうとした参考資料5は、「新型コロナワクチン接種後死亡者の年齢別内訳」です。
    https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24538.html

    ○磯部委員長 ありがとうございます。
     今の御意見に対しても、どうしましょう。 佐藤さん、手を挙げていらっしゃるのは、さらにコメントですか。
    ○佐藤委員 ワクチン接種後の心筋炎との因果関係の評価において、私が参考資料を出させていただいた法医病理学会の声明について、簡単に御紹介させていただければと思いまして、手を挙げたのですが。
    ○磯部委員長 端的にお願いします。

    佐藤委員にあまり話をさせたくないなというのが伝わります。

    最後に本音を吐露しています。

    ○磯部委員長 ありがとうございます。
     さっきのリーフレットについて、何かありますか。よろしいですか。
     御指摘は承ったということで。
     ちなみに私は、予防接種・ワクチン分科会にいたものですから、むしろ臨時の予防接種を推進する側にいたので、ここで司会をやっていていいのかなと、悩みながらしています。

  • #5

    まさ (土曜日, 16 4月 2022 11:25)

    四回目は止めたほうが良いが三回目までは大変意義があるというのも本当におかしな話

  • #4

    神奈川県民 (土曜日, 16 4月 2022 11:02)

    よく喧伝される「リスクとベネフィット」について、リスクは個人が負い、ベネフィットは国が享受するという図式が看破されていますね。副反応リスクを個人に押し付ければ、国は感染症対策が楽になるということです。この図式だと、本来個人に対してリスクとベネフィットを天秤にかけて判断しろということがそもそもおかしいのです。

  • #3

    まさ (土曜日, 16 4月 2022 10:46)

    A氏B氏の言うことはごもっともだが若者だけでなく全年齢こんなものはいらんのじゃないか

  • #2

    勤務医一筋 (土曜日, 16 4月 2022 08:24)

    「予防接種室ワクチン対策専門官」
    誰なんだ、こいつ。まさかD rじゃないよね。良心のカケラもないんだ。

  • #1

    はな丸 (土曜日, 16 4月 2022 08:24)

    ひでぇ話ですね。
    「予防接種室ワクチン対策専門官」の実名出せ、といいたくなりますね。

    参考となるデータ?
    なるかい❗️
    しかも、思いっきりワクチン効果のアピールに使ったでしょうが‼️