≪考察≫グローバルダイニングの裁判を傍聴し「プロ」について考えた件

投稿者:りゅうじいさん

   

今日(2月7日)、グローバルダイニングの公判を傍聴してきました。

運良く抽選に当たり、長谷川社長の目の前の特等席をゲット出来ました。

 

今回は長谷川社長と藤井聡教授が証人として出廷。

内容については倉持弁護士をリーダーとする弁護団の報告会をYouTubeで見てもらえば分かると思いますので、一つだけ傍聴した感想を書きます。

 

◆◆◆

 

私はよしりんのゴーマニズム宣言の昔からのファンですが、「個と公」で運動に参加した学生に「日常に帰れ、それぞれがプロになりプロ同士、個で連帯しよう!」というフレーズが頭に浮かびました。

 

倉持弁護士、藤井教授、長谷川社長、今回の公判の裁判長もみんなそれぞれのプロとして、今回のコロナのインフォディミックに関わっている姿を見て、素直に「かっこいい!」と思いました。

 

 

私も一地方公務員として生活困窮者の支援をしており、

自分なりに精一杯プロとして出来ることをしているつもりですが、

ワクチン接種会場の仕事に駆り出されても、

「ワクチン接種反対だからやりません」とは言えません。

 

 

今日の公判に出て来た東京都側の方々も被告側の主張が正しいと思っていても、立場として苦しい反論をさせられているように見えました。

 

来月には判決が出ます。

裁判所がどういう判断を出してくれるか、注目しています。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

この投稿、私は大変感動しました!

 

実際に傍聴されての感想だけに素晴らしいと思いました!

 

世の中を変えていくことができるのは、現場を取ったプロフェッショナルだけと私は確信しています。

 

「運動という手法」のみで世の中を変えようと思っている人は、自己評価が高くて万能感こじらせたか、世間知不足による勘違いだと私は思います。

 

◆◆◆

 

今から25年前。ゴー宣では薬害エイズ運動を取り上げていました。

 

その連載を読んだ読者で「厚生省の建物をデモから守る警備員さん」からの手紙が、確か、どこかで紹介されていたと思います。

 

その手紙によると「私はゴー宣読者で、薬害エイズに関して、厚生省を許せないと思っています。そして運動を応援しています。しかし、自分は警備が仕事なので、デモ隊が押し寄せたら厚生省を守ります」という内容だったと記憶しています。

 

(※今、正確な引用元が分からないので、もし知っている人はコメント欄にて教えてください。)

 

 

JJさんより回答がありました

≪出典≫

「脱正義論」のカナモリ日記の9月6日

 

作品の中で「厚生省の中にも警察の中にも『ゴー宣』読んでるやついるだろう。手紙で何か言ってこい!」と描いておいたら、現職の警察官から手紙を貰った。

内容は「私たちが厚生省付近を警備した理由は・・・です。私たちは上から命令されたらそれを果たすのが任務です。オウムの青山総本部の警備に当たることもありますが、いくら内心『こんな建物など右翼の車に突っ込まれて壊れてしまえばいい』と思っても、ごったがえし、右翼の車が突っ込んでくる中、私たちは命を張って警備するのです。それは秩序を守り、いらぬ混乱を避けるというのが私たちの任務だからです。同様に個人的に薬害エイズ問題にいくら関心があろうとも、私たちは与えられた任務を全うします。それが私たちの仕事だからです」というようなものだった。

小林はその手紙をずいぶん気に入ったようで、スタッフに読んで聞かせていた。

 

◆◆◆

 

意見広告運動の目的は「3月から始まる5歳から11歳までの小さな子供たちへのワクチン接種の無効性を訴え、報道姿勢と世論を変えることで、接種希望者を限りなくゼロに近づける」というものです。

 

子供の命と健康を守りたい。だけどもう時間が無い。

 

そんな共通の目的意識を持ち、「たった一人の戦い」を展開している個人が連帯をするというのが、この意見広告運動です。

 

今すぐ世の中を変えることはできなくても、世論に訴えて、子供を危機から守ることはできます。

 

方法論を見つけてしまったのです。

 

意見広告を出して、新聞社に自分の言葉で書いた感想文を届けることです。

 

この戦術は「頭数」で勝てる性質があります。

 

◆◆◆

 

運動の起点となったたけし社長は、仕事がら何度も広告を出しており、広告代理店や新聞社窓口担当者との人脈をもっています。

つまり現場を取ったプロフェッショナルです。

 

そして意見広告を出すには莫大なお金がかかります。

現時点で、集まった寄付金は1億7771万円です。

お金を稼ぐことはプロフェッショナルの条件です。

 

そして新聞社に意見広告の感想文を届けてくれる主体。

私はあえて定型文などは一切出さないようにしていますが、

完全に個人として言葉を紡いでくださっています。

 

人脈とお金と言葉で、

子供の命と健康を守る運動。

 

この運動で実現できることは、コロナ全体主義・ワクチン全体主義に一定のブレーキをかけることです。

 

それで十分です!

 

その後、真に世の中を変えることができるのは、倉持麟太郎弁護士のようなプロフェッショナルだと思います。

 

そしてコロナ禍を終わらせるのは、小林よしのりの【コロナ論】だと私は信じています。

 

 



コメント: 5
  • #5

    チコリ (金曜日, 11 2月 2022 10:18)

    「このクソ素晴らしき世界」で、
    「コロナ特措法違憲訴訟弁護団による第6回期日報告会」動画観ました!
    正に3人の侍!カッコよすぎるーっ!
    そして、グローバルダイニングの社長と藤井先生!豪華すぎる!個性炸裂!
    既にみなさんご覧になっていると思いますが、まだの方は是非!

    コロナ禍、ニヒリズムに陥りかけていても、この動画(クソ素晴)は見聞きできるし冷静になれる。おどれらもここも、わかりやすく話してくれるし常に笑いがあるから、救われる。
    今回の報告動画は、痛快爽快!で、何度もひとりでふふっと笑っていた。

    よくぞ立ち上がって下さいました、よくぞ戦ってくださいました、ありがとうございます!
    全力で応援します!ブラボー!

    しかし、毎度毎度、会見ではマスコミのバカさ加減が露呈するなあ。
    ちゃんと勉強してから会見会場に来い!ちゃんと資料を読み込んでから質問しろーっ!
    恥ずかしくないのか、まったく!
    国民がお利口さんにならないと、不勉強なマスコミに誰も突っ込んでこないから、マスコミもバカのままでいられる。それは政治家もおんなじ。
    だから政治家もマスコミも国民もつまりおんなじって事ですよね。(自戒してます)



  • #4

    和ナビィ (木曜日, 10 2月 2022 11:45)

    「脱正義論」にある警察官のお手紙、---コロナ禍・ワクチン禍に於いても、こういう立場の「仕事」がどんなにあることでしょう。その矜持・苦しみ・葛藤---拝察してもしきれないほどだと思います。

     この意見広告運動が≪共通の目的意識を持ち、「たった一人の戦い」を展開している個人が連帯をする≫であることを再確認。【脱正義論】の筋金がビルトイン、だからこそ組み立て築かれる個の思想。

    >世の中を変えていくことができるのは、現場を取ったプロフェッショナルだけと私は確信しています。

    同意!。刻々と今それが示されています☆。

  • #3

    猫娘と猫息子の母 (木曜日, 10 2月 2022 02:39)

    激しく同感致しました。
     現場のプロが命懸けで仕事をするからこそ、守られるべきものがあり、変えられるべきものがあると思います。
     意見広告活動で私個人が期待するのは、新聞社という現場にいる記者さんたちの良識です。

     戦時下の一億玉砕、戦後のGHQ礼賛、戦後「後」の慰安婦報道…新聞がこの国の歴史上、やって来た事には多くの汚点があります。が、テレビでべらべら喋る人と、言葉を書いて紙で伝えようとするプロは違いがあると…思いたい。テレビなんかよりずっと深い歴史があり、日本の新聞はもっと国の為になるいい仕事が出来る筈! と思うんです。

     現に新聞社勤務さんのような方々がいて、実は少なからずご縁のあった地元の記者さんの中には、とても信頼出来る方もいらっしゃいました。私はこの人たちにエールを送る活動をしたい、と思います。
     まーそれしか出来ないので(笑)。

  • #2

    jj (水曜日, 09 2月 2022 20:24)

    失礼します、件のお手紙の件です(。・ω・。)y━・~~
    SAPIOは判りませんが、[脱正義論(100996第4刷)/秘書カナモリの活動日記/1995年9月6日]で言及、の様です。
    (元で申し訳ないですが)ゴー宣ファンの一人として、運動の成功を願っております。

  • #1

    中野義雄 (水曜日, 09 2月 2022)

    りゅうじいさん、すごくうらやましいです。弁護士団の報告会をライブでコメントしながら視聴しましたが、長谷川社長の正論、藤井教授の正確な分析と、両者とも証人尋問は原告側の狙いどおりの成果が上がったようですね。一方、東京都からの質問は全くピント外れかオウンゴールで、造語を作って印象操作していたことも明らかになり、原告側の弁護団のプロフェッショナリズムとのコントラストが鮮明に出た形となりました。この第6回期日報告会は神回ですので、ぜひ皆さんにも視聴をお勧めします。倉持弁護士の藤井教授モノマネは必見です。3月14日で結審、東京都は負けるでしょう。