≪考察≫ コロナの感染経路は「飛沫感染」か?それとも「空気感染」か?

投稿者:池田 健さん

  

感染経路の知見が世界と違う? 専門家8人、国立感染研に質問状

https://mainichi.jp/articles/20220201/k00/00m/040/145000c

 

この記事ですが、これって国立感染研の方が正しくないですか?

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

要約すると・・・

新型コロナウイルスの感染経路に関して

感染研は「感染経路は主に飛沫(ひまつ)感染と接触感染」と主張

専門家8名は「エアロゾル感染(空気感染)」と主張。

 

その専門家8名が感染研に対して

「WHOなどの世界の知見とは異なる」

として説明を求めているというニュースですね。

 

◆◆◆

 

以下は現時点での個人的な理解です。間違っていたらご指摘ください<(_ _)>

 

オミクロン株は、

今までの新型コロナと違って感染受容体がACE2ではなく、

喉の粘膜組織に感染するようになったらしいので、

 

感染経路は「飛沫感染」と考えるのが妥当でしょう。

 

「空気感染」の可能性もあるとは思いますが・・・、まだそれを証明することができないってことですね。

 

そもそも「飛沫感染」と「空気感染」の違いについて整理します。

飛沫とは、直径が5μm以上の水滴のことです。飛沫にウィルスが存在し、それを吸い込んで感染するのが「飛沫感染」です。

尚、飛沫はその重さで床に落ちますから、長い時間空気にただようことはできません。

 

一方、その飛沫の水分が蒸発し直径5μm以下の小さな粒子「飛沫核」として空中をただよい、それを吸い込んで感染するのが「空気感染」です。

 

もし感染経路が空気感染だと言うなら、ソーシャルディスタンスもマスクも無効です。

マスクの網もすり抜けちゃいますから。

 

考えようによっては、普段からマスクをつけない私にとっては、むしろ空気感染であった方が「どうせ防げない」となってくれるから好都合かもしれません(笑)


コメント: 10
  • #10

    ののの (月曜日, 07 2月 2022 22:33)

    すみません、
    「マスクは人にウイルスを移さない効果はそれなりにあるのではと思っています。」

    「多少はあるのでは」に訂正させていただきます。

  • #9

    ののの (月曜日, 07 2月 2022 22:29)

    以前厚生省がエアロゾルでも感染すると認めませんでしたしょうか?

    自分は「飛沫感染」であれば、
    マスクは人にウイルスを移さない効果はそれなりにあるのではと思っています。

    (それでも喋らない時•咳をしていないときには飛沫が出ようはずもないので、自分はマスクはしていませんが)

    日本は国民全員にとにかくマスクをさせたいようで、感染研にはその忖度があるように見えます。

  • #8

    殉教@中立派 (金曜日, 04 2月 2022 22:29)

    「コロナ論シリーズ参照」3つの違い
    1.武漢~デルタ株(ACE受容体) 口()入り、腸で増え、スパイクタンパクが血管内壁に
    「物理ダメージ」を与え、血栓(カサブタ)を作り、それが更なる「物理ダメージ」を与え、
    循環器疾患を引き起こす。
    2.季節インフルAなど(シアル酸糖鎖受容体) 喉頭、上気道~呼吸器で直接増殖し、
    喉の症状+重症化の場合は呼吸器系障害を引き起こす。
    3.オミ株、4大旧型コロナの229E風邪(アミノペプチダーゼN)
    2.と同じようだが、呼吸器での直接増殖が少ない分、重症化もしにくい。

    多分これでいいのか?よく分からん

  • #7

    ただし (金曜日, 04 2月 2022 08:57)

    違い、知りませんでした。
    m(_ _)m
    なんか、専門家は自分の首を締めているような。
    (^^;)

  • #6

    パワーホール (木曜日, 03 2月 2022 23:09)

    感染研にはぜひともウイルスとの共存共栄を実現してもらいたいですね。私は、文系だし他力本願になってしまいますけど。

  • #5

    勤務医一筋 (木曜日, 03 2月 2022 18:58)

    現場の医師としては、オミクロンが既に「風邪」であれば、感染経路の議論はあまり意味がありません。要は眼の前の患者様を、如何に回復させるか、という事が第一選択ですから。「風邪」の完全な予防など、私たち人類は出来ていないのですから。どなたか権威あるDrが、大きな声で「オミクロンは風邪」と、言ってくれないかなー。

  • #4

    アミミン (木曜日, 03 2月 2022 16:35)

    初コメです。
    空気感染については、よしりん先生と宮沢准教授の対談本で
    宮沢さんが言ってたのが腑に落ちました。
    要約ですが
    「空気感染しないかと言われたらするけど、しないと言う様にしています
    空気感染する水疱瘡とかおたふく風邪は、実行生産数が10とか20になる
    (コロナは1~6くらいなので)
    そういう意味ではしないと言っても問題ない
    みたいなやつです。

    空気感染はする事もあるけれど、本当に空気感染するウイルスだと言うなら
    こんな程度の実行再生産数でおさまらないと言う事だと

  • #3

    jaune brillant (木曜日, 03 2月 2022 10:42)

    これに関しては、100%感染研が正しいと思います。
    彼らの報告書を読んでいると、結論は忖度の塊ですが、それ以外は結構まともです。研究者としての良心との葛藤が感じられて、なんともやるせない気分になります。
    この「専門家」達が言う海外は、どうせ欧米のことだと思いますが、今の欧米の異様な状況を見てなお「欧米やWHOが言ってるから正しい」と未だに思えるんですね・・・最早、馬鹿を通り越して哀れです。
    私は空気感染論はずっと眉唾だと思ってます。
    今までのコロナウイルスは全て主要経路が接触、糞口、飛沫感染のどれかだったのに、SARS-CoV 2だけいきなり空気感染が主要経路になるというのが、どうにも不自然に思えてならない。
    一つのウイルスに対してこんなに大規模に疫学調査することなど今までなかったのだから、その中にたまたま空気感染としか説明しようのないケースが交じってくるのは当然だと思う。また、ダクトの網にウイルスがいた、と言われても、まあそういうこともあるかもしれないね、としか思えない。重要なのはあくまで「主要」経路なのですから。

  • #2

    ひとかけら (木曜日, 03 2月 2022 08:20)

    インフルエンザが流行ってた頃はワクチン打って公共交通機関でマスクをしていましたが感染してガッツリ熱も出てました。やはりマスクは意味ないということですね。私は喘息もちなのでマスクは辛いです。空気感染なら良いと私も思いました。

  • #1

    近藤 (木曜日, 03 2月 2022 07:41)

    両者、オミクロン以前と以後、
    どっちの話をしてるんですかね。

    感染研はプリンセス号のレポートの結論から、基本変わってないということかな。
    https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9849-covid19-19-2.html

    感染の種類の話は、頭の中がごっちゃになる。

    飛沫と空気の違いは粒子の大きさの違いか。
    飛沫は唾やくしゃみが向かいの相手の喉の粘膜にダイレクトにへばり付くイメージだった。

    あとは接触感染で、経口感染や糞口感染は接触感染。

    別の何かに付着した飛沫物に触ることは
    飛沫感染ではなく、接触感染ですよね。

    脱マスクのために、感染研、
    議論、反論してくれんかな。


    蛇足:オミクロン以前について
    いまさら糞口感染でbingしたら、以下の記事。
    https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/208.html

    井上先生以外にも糞口感染言ってる人いた。
    これが主要なルートだと。
    井上先生の後かな。