≪勝手に対談≫ コロナ禍の保守主義と進歩主義

  

カレーせんべい:「ワクチン妄信」と「原発妄信」ってよく似ていますね。

どちらも【安全神話】と【必要不可欠である】と思い込んでしまっている点が似ていると思います。

 

 

ねこだるま:これは気がついていませんでした。脱帽。

 

 

カレー:ワクチンや原発を推進している人の根本にあるのは「進歩主義(科学万能主義)」だと思います。その反対にあるのが「保守主義」です。

 

 

ねこだるま:私は「むかしから決まっているんだ!!」って物言いが大嫌いなので、保守主義者ではありません(笑)

 

 

カレー:あははは、私もその物言いを聞いたら、反発しちゃうかも(笑)

 

 

ねこだるま:慰安婦問題〜戦争論の歴史認識問題では、「そっか保守になればいんだ」と勘違いした人が大勢いて、現在でも反日国家へのヘイトを表現していれば自分は愛国者という自意識でいる人は多そうですね。

 

 

カレー:全くその通りだと思います。「コピペ保守」は多いと思います。

 

 

ねこだるま:というわけで、「保守」という言葉には警戒しちゃいます。

 

 

カレー:それは「外側」や「型」だけをマネしようとするからニセモノになるのだと思います。保守の概念を一言で言えば「先祖と子孫を繋ぐこと」だと思います。だから本来「排外主義」とは全く関係ないですよね。

 

 

ねこだるま:まぁ誰でも良いものは残したいし、悪いものは変えていきたいと思ってるのが普通で、「保守←→進歩」をいったり来たりしてると思いますが。

 

 

カレー:これは勉強になります! 保守の中に「進歩主義」も内包されていると思いました。

 

 

ねこだるま:コロナ恐怖、ワクチン盲信の人たちが保守したいのって、「自分の周囲にウイルスはいない」「ウイルスは社会から排除しなければならない」って幻想なんですよ。

 

 

カレー:文化や思想に至るまで「デオドラント化」が進んでいると感じます。

 

 

ねこだるま:そもそもウイルスや細菌が発見されたのって、割と新しいし、それまでは病気は悪魔のイタズラであるとかの神秘主義な見方しかできなかったわけで。

 

 

カレー:そんな「神秘主義な見方しかできない時代」であっても、「手洗い・うがい」など、現代でも科学的に通用する習慣を創ってきた日本人はやっぱり偉いと思います。

 

 

ねこだるま:文明や工業は不潔さや雑菌、ホコリやノイズを嫌います。国の文明度の尺度として、トイレの清潔さを見るのが分かりやすい。

 

 

カレー:トイレに関しては清潔である方がいいですね(笑) 子供の頃に行った福井県にある「永平寺」の便所がメチャクチャ綺麗で感激した覚えがあります。

 

 

ねこだるま:PCのディスプレイを薬剤かけてキレイにしたら、「ここにはウイルスや細菌のひとつもない」と人々は幻想したいもんです(笑)

「あなたが今吸い込んだ空気の中には数億個のウイルス、細菌がいます」と言われて嬉しい人はまずいない。

科学者ならそれが事実となんとも思わないかもしれませんが。

ウイルスや細菌は多くの人にとって「意識からも」疎外したい存在で有り続けています。

 

 

カレー:そうかもしれないですね。

 

 

ねこだるま:ウイルスの存在を人々が(科学者のように)受け入れられればよいとは思いますが、絶望的だなぁ。

時間はかかっても井上氏の「免疫の軍事訓練」を浸透させていくしかないでしょうね。

 

 

カレー:「免疫の軍事訓練」こそ、科学と慣習を融合した『答え』だと思います!この概念が常識にならないと、またコロナ禍と同じようなインフォデミックが起こります。

 

 

ねこだるま:以上、「保守」という言葉に触発されたので述べさせていただきました。

 

 

カレー:勉強になりました。


 

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コメント: 11
  • #11

    ひとかけら (月曜日, 10 1月 2022 18:40)

    ねこだるまさん:

    ご心配なく。それほど厭世的にも暗くもなってません(笑)。元々人間嫌いを自認していましたが周りがワクチンをどんどん打って自分のアドバイスをほとんど聞いてくれない現実を見て、これじゃいけないと思い信用を得るために今は人に優しくするのを実行しています。そのおかげで知り合いのほとんどは意見広告を受け取ってくれてます。このキャラを続けていけば人生楽になるかも知れませんね(笑)。

    しがらみのない人生は憧れます。ある意味お金をいっぱい持っていて守るものが沢山ある人は大変かも知れないです。

  • #10

    ねこだるま (日曜日, 09 1月 2022 21:13)

    ひとかけらさん:

    >政治家、テレビ、専門家はそれぞれの思惑があって自らの生活を守るために本当は人命の事を考えてない。真実はそういうことかも知れません。

    あんまり暗くならないで(笑)。
    生活人としては、違法でなく金を稼げるとしたら飛びつくのが普通ですよ(笑)。
    玉川なんか娘にいい服を買ってあげたいという庶民的な動機でやってても不思議じゃないですよ。(あてずっぽう)

    あと、「真実」って言葉はヤバいんで使用を控えた方が無難かと存じます。
    他の投稿でもこの言葉が出てたので。
    柳田邦夫というジャーナリストが「「事実」は使うけど「真実」は怖くて使えないと講演で言ってたのを読んだことがあります。
    「真実」なんて人間が確かめられない領域にあると思ってます。
    それでも「この人は私を裏切らない」とかの小さな信じられることを積み重ねて生きていってるのではないでしょうか。
    井上氏の言葉が信頼性が高いと思われるのは、医学の基本的なこと、常識に詳しい、説明するときは根拠となるデータをきちんと提示するってのもあるのですが、わからないことをわからないとはっきり言うってのもあるんじゃないでしょうか。わからない筈のことを「安全だ」って断定してる人の言うことは信用できないですね(笑)。

    >数人でも意見が同じ人がいると安心する。人とは脆いものですね。

    自然なことだと思いますよ。恥じることもネガティブになることもないと思います。

    >そして私も差別や不名誉や失業のような社会的な死を与えられるのは自分が感染症で死ぬより怖いと思います。

    世捨て人になると言う選択肢は常に残ってますね。
    最近面白くて忘れられない考えってのが「ブッダの教えは要するにホームレスの勧め」。「中国人の腹のうち」という本の中で加藤徹氏が言っているのですが。
    実際ブッダは一国の王子で富も権力も女性も自由にできる立場だったのにそれらを全部捨てて出家しちゃったわけですからね。元祖村はずれの狂人です。

    現代でも文明を知らずに原始狩猟生活を送る部族もたくさんいますし、日本でも小屋を建て、消費を最低限にし、スローライフを送っている人は増えているようです。そういう人はコロナ騒動とか関係ないんでしょうね。

    スモールハウススローライフの1例としては以下参照。
    https://mainennetaro.blog.fc2.com/

  • #9

    ひとかけら (日曜日, 09 1月 2022 07:56)

    ねこだるまさん:

    政治家、テレビ、専門家はそれぞれの思惑があって自らの生活を守るために本当は人命の事を考えてない。真実はそういうことかも知れません。

    周りと同じだと安心するという側面は私にもあります。自分は北海道在住で職場に北海道新聞は置いてあるのですが、意見広告を読んでる人がいたら声をかけようと考えてました。しかし誰も読んでいませんでした。しびれを切らして、関係が深くない同僚に意見広告の事を伝えると、たけし社長さんを知っていて子供のワクチン接種は危険と言ってました。数人でも意見が同じ人がいると安心する。人とは脆いものですね。

    そして私も差別や不名誉や失業のような社会的な死を与えられるのは自分が感染症で死ぬより怖いと思います。

  • #8

    ねこだるま (日曜日, 09 1月 2022 04:15)

    ひとかけらさん:

    >パフォーマンスですか。自分が感染させる可能性がわずかでもあるから怖くてマスクを外せないのだと考えます。

    人の行為の意味を解釈するなんて、無礼で僭越なことかも知れませんが、同時に生きるため、生活するためには必要なことですね。

    パフォーマンスと言い切っちゃったけど、実際にはいろいろな思惑が混ざっているかも知れません。

    あと日本人の自我って結構自他の境界があいまいで、東北大震災のときも「みんなでなんとなく」ショックを受け止めており、PTSDが少なかったという見方を心理学者がしてました。

    マスクしてる人も自分のためか他者のためかわかんないとこありますね。
    「みんなでなんとなく」やっていて、無責任なのは前提だし、矛盾があっても平気。

    私が気になってるのは「経済より命」というコンセプト。
    2020年の感染初期の頃、ロックダウンや緊急事態宣言を強行しろという意見と共に言われたのがこの言葉。

    時間が経って冷静に考えてみると、TV局は視聴率稼ぎ、政治家は票集め、「専門家」は予算獲得のためにやってると見る方がよっぽどリアルじゃん、誰も人命なんか考えてないじゃん、と思ったものでした。

    民衆を見ても、8割は無症状、重症化死ぬのは老人か基礎疾患ありの人って知識は行き渡っているわけですから、怖がってるのは重症化や死亡より、差別や不名誉や失業、と考えた方が腑に落ちます。

  • #7

    ひとかけら (土曜日, 08 1月 2022 18:59)

    ねこだるまさん:

    パフォーマンスですか。自分が感染させる可能性がわずかでもあるから怖くてマスクを外せないのだと考えます。

    ウイルスの死骸が数個喉や鼻についていても陽性になると説明したら、そんなので陽性になるなら増々マスクは外せないと考えるかも知れないですね。

    コンコルド効果という言葉を聞いた事がありますが計画が失敗して甚大な被害(失業、倒産等)が出ると分かっていても今辞めたら最悪なことになるという心理があるのでは。地獄に行くなら皆でという考え方かと。

  • #6

    ねこだるま (土曜日, 08 1月 2022 12:41)

    ひとかけらさん:

    少し前に投稿したアリバイマスク、アリバイワクチンの投稿内でも書きましたが、コロナ怖い、ワクチンしなきゃって言ってる人って、パフォーマンスとしてやっている人が大半なんですよ。ほとんど無意識なんですが。

    パフォーマンスでやってるって意味じゃ、TV局も出演者も政治家も「専門家」もあなたや私の隣人も同じだと思います。

    ウイルスは小さくて数が膨大で人が扱うのは極めて難しく、撲滅なんてのは夢のまた夢である、ってのは知識として持っている。
    一方で「一点の曇りもない」「しみ一つない」とかの表現にあるように、不潔さや雑菌のない世界に対する憧れ、幻想は誰でもあるわけで。

    で今は「ゼロコロナ」という清潔な世界を実現しようという物語、動きが支配しており、実現を邪魔しようとする動きは「野暮」なことなんですよね。

    ウイルスとは目に見えない抽象的なもので、そんなの考えるの学者の仕事で自分は関係ないってのもあると思います。

    抽象的な知識に矛盾していても、パフォーマンスだから矛盾は感じないという見方をしてます。

  • #5

    ひとかけら (金曜日, 07 1月 2022 20:14)

    ねこだるまさん:

    私の身辺からウイルスはいるべきでない、排除すべきだ、排除できる筈だという幻想ですが、私が周りの人にウイルスを0にできるかと聞いた所、ほとんど全員が出来ないと答えました。しかし現実は誰もがウイルスを0にしようとする政府や専門家に追随してます。矛盾した心性だと思うのですが、この現象をどう理解したら良いでしょうか?

  • #4

    ハル (木曜日, 06 1月 2022 23:41)

    保守とは、伝統を保ち守ること。
    伝統とは、価値観など無形の物も含め、過去から運ばれし物。
    伝統には、歴史という長い時の試練を乗り越えた、確かな価値がある。
    因習と伝統を注意深く区別した上で、伝統を紡いでいくのが保守の真髄。
    保守、私は、そんな感じで理解してます。

  • #3

    ねこだるま (木曜日, 06 1月 2022 23:25)

    パワーホールさん:

    パワーホールさんのウイルスに対する独特の考えには色々思うところがあって、言わせていただいてます。

    科学が把握している現実としては、ウイルスと人間その他のあらゆる生物とは既に共存している。ただ人々の意識がそれに対応できていず、「私の身辺からウイルスはいるべきでない、排除すべきだ、排除できる筈だ」という幻想にしがみつきたい、というのが現状ではないでしょうか。

    ただ上記のように、ウイルスや細菌が発見されたのは大昔ではないし、文明は雑菌や不潔さを嫌うものだし、社会は集団内の異分子を排除しようとする本能があるようです。

    萬田氏が小林氏に「そろそろインフルエンザにもかかった方がいいですよ」と気軽に言っていることが、学者でない一般人にも言えるような時代が来ればよいとは思いますが。

    みんなで少しずつ賢くなっていきましょう。

  • #2

    ねこだるま (木曜日, 06 1月 2022 23:03)

    カレーせんべいさん:

    投稿記事から逸脱したようなコメントを、このような形でピックアップしていただき恐縮です。

    私はアタマでっかちな上にモノグサなので、たけしさんやペチカさんの行動力を見て身が小さくなる思いでしたが、ちょっとすくい上げていただいたかな。

    ひとかけらさんのムーンショット計画とか日本人絶滅計画さんの投稿では、元投稿そっちのけで空気読まないコメント入れてたんで顰蹙買ってないかという自省もあったんですけど(小心)。

    こうして読み返してみると、私よりカレーせんべいさんの方がだいぶ「日本」とか「人」とかを意識していらっしゃるなぁという印象です。
    「保守は先祖と子孫を繋ぐもの」という発想は私にはありませんでした。
    それなら地縁や血縁などの「あったかいもの」も出てきますね。

    私は「政策」という税金の使い道を選択するのに「夢」とか「ロマン」で判断するのがイヤなので、原発なども単に「金がかかるから反対」と言うようにしてます。
    そんなだから上記コメントも理系的な冷たいものになってるかも知れませんが、カレーせんべいさんが、「人とつながる」視点を入れてくれたおかげで厚みのあるものにしていただいたと思います。

    だけど対話って面白いですね。
    ブログを書くのは結構孤独だけど(笑)、コミュニケーションが発生すると甲斐も出てくる。

    今後ともよろしくお願いします。

  • #1

    パワーホール (木曜日, 06 1月 2022 21:00)

    ねこだるまさんへ。
    ウイルスを社会から疎外しなければならないって危険思想だと私には感じられます。こういうことを考えるから、障害者を殺してもいいとか、ポルポトやヒトラーみたいなのが出てくるし、例えば、ゴリラやチンパンジーみたいなエテ公を撲滅するという考えもそのうち出てくると思わずにはいられません。後ほど、ねこだるまさんの私への質問には返答させてもらいます。昨日の朝日朝刊に武村先生の意見が載っていて胸のすく思いがしたので、朝日本社に電話でしました。朝日には自称専門家の意見がかなり載っていますが、武村先生に比べ下品で知性的でないと私には感じられます。もしまだ読んだことがないなら、武村先生の本を読むことをお薦めしますよ。宮沢先生と児童向けの共著も出していますよ。