≪考察≫「コロナの病原性はインフル以上」は本当か？

投稿者：パワーホールさん

  

本日（12月12日）朝日新聞朝刊の30面(※ネット記事は無い)に、酒井健司とかいう医者の意見が載っていて「コロナとインフルを比較した場合、コロナの方が感染力と病原性が高い」と述べていました。

 

その根拠として、ダイヤモンドプリンセス号での致死率が2％でインフルの0.1％より高く、プリンセス号の患者に高齢者が多いということを差し引いても致死率はコロナの方が高いのは明らかだとコメント。

 

また、第５波で自宅療養者で重症化して入院できない患者も多く、インフルでは流行のピークでもこのような医療ひっ迫は起きないとも言っていました。

 

さらには、インフルと単純に死亡者比較は条件が違いすぎると言い、例年のインフルの死亡者の多くは高齢者で、それもかなり弱った方ばかりで、若くて健康な人が死亡するのは極めてまれでコロナより確率はずっと小さいと言っています。

 

感染力についてもコロナが上で、緊急事態宣言をはじめとした強い感染対策で、インフルは流行らなかったとのこと。

にもかかわらず、コロナではピーク時に医療ひっ迫が起こるほどだったと述べています。

 

 

ここからは、私なりに反論していきます。

 

まず、致死率についてですが、ダイヤモンドプリンセスという限られた場所での事例を、全国規模での感染者数や死者数に当てはめてインフルの致死率と比較するのは無理があり、

 

また、コロナでは無症状者および軽症者が実際はPCRでの検査数よりかはるかに多く潜在しているため、それを加味した場合の致死率を無視している。

 

また、医療ひっ迫が起きたのは、感染症法での2類の縛りがあるからであること。

それにインフルが流行らなかったのは、感染症対策のおかげではなくウイルス干渉が起きたから。

 

死亡者もデータをみれば、コロナでも高齢者が多く、若い人の死亡はまれであり、若い人の場合は基礎疾患があったりそれに近い状態にあるケースが該当。

 

また、コロナの場合は、死因を問わず検査で陽性になればコロナが原因としている。

 

さらに、インフルでは、子供の死亡者も少なからずいる。

 

ここまで、反論してきましたが、明らかにこの酒井という医者の意見は、単なる上げ足取りかつ煽りであると考えられます。

そして、この医者の写真も載っていますが、インフルより危険と言っておきながら、ニヤニヤした顔で見ていて不愉快になってきました。

さらには、コロナは風邪主張する人は、コロナの病原性を過小評価していると切り捨てていますが、小林先生や、井上先生、宮沢先生も過小評価はしていないと思いますし、小林先生たちの意見のほうが説得力があります。

 

朝日新聞もこんな奴の意見を載せるよりか、理化学研究所の研究について載せるべきです。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

パワーホールさんの反論がお見事です！

 

新聞記事を読んで、瞬時に、ここまで論破してみせるのは、なかなかできることじゃないですね。