厚労省資料「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」はオカシイ！

投稿者：大平原インデアンさん 

 

先日の報道ステーションに忽那賢志が出演し、子供のワクチン接種についてコメントしていました。

 

子どものワクチン接種どう考える？忽那教授に聞く

https://news.yahoo.co.jp/articles/982f38d3695fcaac54a4ed980e7127820b04604e

 

 

ここでも彼が大好きな厚生労働省様作成の資料で解説していましたが、視聴者をミスリードする内容でしたね。

「30歳代と比較した場合の各年代の重症化率」の資料を出していました。

元ネタはこちらの４Ｐ目です。

 

新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識

https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf

 

 

これを見ると「子供はリスクが低いというが、30代の0.5倍だから以外と高いな」と思われる視聴者もいるのではないでしょうか？

 

この資料は年齢の高い方のリスクの高さを説明する場合はまだ使えるかもしれませんが、今回のテーマの「子供のワクチン接種」を考える際には不適切な資料と思われます。

 

10才未満は60代の0.02倍と言う表示にすれば相当印象が違います。

 

また計算の根拠となっている実数のデータが分からないため確実なことは言えませんが、統計値として採用できるような実数があるものなのでしょうか？

 

このデータか10才未満（30代比0.5倍）の方が10代（30代比0.2倍）よりも2.5倍重症化率が高いということになってしまいます。

 

死亡率で計算したとしたら、10代未満は０なのでリスクは際限なく０に近いと言う結論になりますしね。

 

またワクチン接種が発症リスクを10分の1とする話の流れの中で、子供が感染源となるリスクが減らせるという話をしています。

 

これでは「感染」と「発症」の違いをわかっていない視聴者は、ワクチン接種により感染させるリスクが10分の1となると思っちゃいますよね。 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)   

 

厚労省の資料「30歳代と比較した場合の各年代の重症化率」はプロパガンダです！

 

国民に対する詐欺行為です！

 

 

年代ごとに「新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化する人の割合（％）」を出しています。

 

「2020年１月～４月」で見ると１０代が0.69％で、３０代が1.52％。

つまり「割合」を比較して「子供はリスクが低いというが、30代の0.5倍だから以外と高いな」とミスリードしているわけです！

 

なお、正確に比較をするために必要なデータは「年代ごとの総人口における、コロナ感染者における、重症者数」です。

  

「新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち」と限定されてしまっているので「年代ごとの感染率が考慮されていない」わけです。

 

つまり、比較の前提条件から間違っているわけです！

 

 

私は、何も、ワクチン反対を動機にして難しいことを言ってるわけじゃないです。

 

ただ正確なことが知りたいだけです。

 

それにひきかえ忽那賢志という男はワクチン推進さえできれば正確な資料じゃなくても構わないのでしょうか？

 

だったら、忽那賢志は学者ではなく運動家です！！

 

 

それにしても、報道ステーションも意外と情けない番組なんですね。