高齢者施設での面会 ワクチン接種済みの場合対面検討を 厚労省

投稿者:いいまつたかさん

  

カレーせんべい様 いつもありがとうございます。

 

とうとう厚労省福祉サービスに関しても、ワクチン接種有無を盛り込んできました。

 

高齢者施設での面会 ワクチン接種済みの場合対面検討を 厚労省

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211110/k10013341201000.html

 

 

先日、本サイトで だいな様投稿で掲載頂いた「NHK福岡放送局未接種で追い込まれる生活」を見て、若干安心していたのですが、その舌の根も乾かぬうちに、とうとう来たかといった感じです。

 

これでは現在民間事業者で行われているワクパス的対応にお墨付きを与えかねません。

 

 

全く信じていませんが、ワクチンの「感染予防効果はなく重症化を防ぐのみ」という一応の共通認識からも、この対応は科学的ではなく、有効なのは陰性証明のみと思われます。(ただ陰性証明も費用や正確性から一定の問題はありますが)

 

ワクチン接種のみの証明では、スーパースプレッダー(無症状感染者、擬陽性者)を受け入れることになりかねません。

 

またワクチン3回目が既定路線となるなら、ワクチンの有効期限が課題となるはずですが、その点はどうするのでしょうか。

 

 

実は本件、自分自身に深く関係することであり、個人的には現在福祉サービスを受けている母との面会、仕事的には障害者入所サービス提供法人に勤務しておりますので、入所者のご家族との面会、もし厚労省通りの動きが規定となっていった場合、共にどうしていくか、非常に頭の痛い問題です。

 

ただ、上記の懸念は医療福祉等同業者の方であれば、必ず抱いて頂けることであろうこと信じて、できる対応していきたいと思います。

 

それにしても、ほんとーーーーに厚労省の皆様、目を覚まして頂きたいです!!!!

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

「面会制限を緩和する条件として、ワクチン接種と陰性証明を提示すること」

 

これは、何の迷いもなくワクチン接種を済ませた人々にとっては、一見フェアに見えることでしょう。

 

だから、タチが悪いのです。

 

 

『「ワクチン接種をしない」という選択をした人間が不利益を被らない社会』

 

この国と国民は、そういう視点を、どうしても持つことができないようですね。

 

 

私はここに、リベラリズムの敗北を見ます。

 

 

私自身は保守を自任する者ですが、リベラリズムのフェアネスと多様性を志向する姿勢は敬意を抱いていましたし、今も、自分の思想に取り込もうと試みています。

 

それだけに、このたびのコロナ禍で、リベラリストの言行不一致を目の当たりにし、失望しています。


 

 

☆スポンサーの広告☆


コメント: 5
  • #5

    てんや (土曜日, 13 11月 2021 13:00)

    実母が二人になってしまいました。後半は義母の話です。

  • #4

    てんや (土曜日, 13 11月 2021 12:57)

    この話前にも耳にしましたが、どれだけの法的拘束力があるのでしょうか。私の実母も義母も施設にいますが、実母は緊急事態宣言時に対面はできませんでしたが、現在は居室まで行って何の制限もなく面会できます。実母との面会はビニール越しで時間制限がありますが、緊急事態宣言が出ている中でも面会はできました。愛知県の施設です。東京とは事情が違うかもしれません。

  • #3

    ペチカ (金曜日, 12 11月 2021 22:18)

    厚労省が求めるって何ですかね、通達ですかね?それとも何かの政令ですかね?、、そんなの出来るんですかね?、、それとも只そうしてねって事務連絡だけで自治体に投げてるんですかね、、倉持弁護士が東京都と戦っている件は命令が来たから戦えたとか仰っていたように思うのですが、お願いベースだと争えないとか、、この面会にワクチン接種云々もお願いベースで強制力はないものなんですかね?

    良く解らないんで、その辺はっきりして、仮に憲法に違反する様な法律とか?政令?とかなら告発するしかないんじゃないですかね?

    多分そうならないような曖昧な?なんとなく濁した責任問題にならないお願いだったり自治体任せの得意の事務連絡だったり、で、現場で忖度して、みたいな様な気がするんですが、、、それなら強制力はないはずなんですけどね、、、

    施設内に立ち入るな、というなら少なくとも施設外に連れてきてもらって面会するとか、、会いたい人に会いたい時に自由に会えないって、、刑務所じゃないんだからそんな人権蹂躙許されるんですかね、、、

    施設の側として世間のバッシングとか誤解を怖がるのは分かるけれど、、いつまでもやり過ぎでしょどう見ても、、、

    そんな一度入ったらもう二度と自由に出られない、人とも直に会えない、オンラインで面会ですって言われても、、そんな監獄の様な施設なんて要るんですかね、、、

    向こうも預かってもらわないと困るというのを知っているから高飛車だったり、、、完全にある種の利権に思えますね、、

    細心の注意を払っても普通に何かに感染して肺炎とかで死んでしまう可能性はあるけれど、誰でも自由に面会出来て終末期を穏やかに好きな様に送れるという所は無いんですかね?(あるのかな、、未確認ですが、、、)

    仮に無いならもう資金を募って有志が作るしかないんじゃないですかね、、、ゴー宣特養とか、ゴー宣デイケアセンターとか(笑)、、、ワクチン接種一切不要!マスクも任意!むしろワクチン接種者要注意!みたいな、、、苦笑

    それでも感染云々が怖いならお金はかかるけど入り口にクリーンルームの様なある種の集塵設備とかある種の滅菌設備をつけたり、、新宿のホストクラブはそんなものを導入してクラスターは出ていないとか、、人と会っておしゃべりするとかは認知機能とか免疫力に良い影響があるし、、楽しみが無い人は寿命が短いらしいし、、、やりようはあると思うんですけどねぇ、、

    今の既存の多くの特養とかって老人達をむしろより衰えさせ生きがいを奪っているんじゃないかって思うし、人生の一番最後に自由を奪って外出もさせず孤立させるって最悪でしょ、、、

    ゴー宣云々は半分冗談ですが、仮にそういう制限しない所があってバンバン称賛されれば?見方も変わるんじゃないかなぁ、、、嫌がらせを受けるのかなぁ、、、甘いかなぁ、、、やろうとしてもくだらない法律があり過ぎるのかなぁ、いや、あるなきっと、、、苦笑

    ホント本末転倒、、、どうかしてるよ、、、

  • #2

    近藤 (金曜日, 12 11月 2021 19:07)

    私の父もサービス付高齢者住宅にいます。
    今のところワクチンまでは言われてませんが、
    緊急事態宣言の間は面会禁止、どうしても必要な場合のみ、玄関でアクリル板越しに面会可能でした。

    以前、施設の経営者とはワクチンの危険性について30分ほど話せる機会があり、かなり分かって貰えたようではありましたが、厚労省から強制されたらダメでしょうね。

    施設ではデイサービスの方など色々な方が出入りします。
    打てない方もいると思います。

    入居者にとっては付き添い散歩や買物なども楽しみの一つですが許されず、全く檻の中です。
    認知症などはどんどん進みます。

    厚労省が人権侵害と老人虐待をする機関になりました。
    私は数年前まで仕事で霞が関に時々出入りしていました。
    省庁の中でも特に古くて汚い建物で、予算も少ない、人材もいないとは言われていましたが、ここまでになってしまうとは情けない限りです。

  • #1

    大平原インデアン (金曜日, 12 11月 2021 08:47)

    これは私の家族にとって切実な問題です。
    現在義父が高齢者施設に入所しており、私たち家族も直接はほとんど会うことができない状況が続いています。
    先日施設から時間や人数の制限はあるが、面会を認めるという案内がありましたが、その条件は「ワクチン2回接種済み」ということでした。
    「人質(父親)は預かった。会いたいなら身代金を払え(ワクチン2回接種しろ)」という脅迫文をもらった気分です。
    飲食店に入れない、イベントに参加できないというようなことであれば、そのうちそんな規制は無くなるだろうと何とか我慢できますが、余命がそんなに残されていない高齢の親と会わせないと言われると、心が揺らいでします。
    テレビではコメンテーターが「未接種者を差別してはいけない」と言っていますが、「打ちたくても持病等で打てない人がいるから」というエクスキューズ付きです。これは裏を返せば「自分の意思で打たない人はある程度差別されても仕方が無い」と言っているのと同じです。
    この非人道的なことが許されていいのでしょうか?