【感想文】仮屋広郷「コロナ・パンデミックの振り返りのために――制度のダイナミクスを見るための補助線」

投稿者:カレーせんべい

  

以前「理系弁護士」さんからご紹介のありました、法律時報2021年10月号の仮屋広郷教授の論文。

「コロナ・パンデミックの振り返りのために――制度のダイナミクスを見るための補助線」

そのコピーを、本日、和ナビィさんが速達で送ってくださいました!

この場をお借りして、御厚意に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

※ちょまっ「速達」って! おカネもったいないですよぉ~~(涙)

 

【感想文】

 

論文を拝見して目から鱗だったのは、私は以前に「新型コロナワクチンの推進」は「原発推進」と似ている点があると述べたことがあるのですが、実は、この二つの産業には【軍事技術から出発した】という共通点がありました!

 

論文の中で、井上正康先生の解説が引用されていたのですが、『遺伝子ワクチンは遺伝子構造を少し変えることにより、どんな病原体とも戦えるようになり、その開発は軍事的世界で優位に立つことにつながります』とのこと。

 

確かに軍事技術であれば『安全性が軽視され、透明性が低くなる』のも無理からぬことです。

これがタイトルにもなった「1つめの補助線」となります。

 

 

2つ目の補助線は【規制の虜】と呼ばれる問題です。

その言葉の意味は「規制される産業が規制当局の方針をコントロールしている状況」を呼びます。

つまり「ワクチンを開発している製薬会社は、圧倒的な資本力があり、マスメディアや研究機関、学術機関、そして政府にとって最も大きなスポンサー」という現実があるわけです。

 

これもまた「原発推進」を彷彿とさせるではありませんか!!

 

 

そして最後の補助線は【不安を利用したビジネス】の構造です。

「不安をビジネスの種としている医薬品産業には、自分たちが巨額の利益を手にするために、人々の不安を煽る方向に制度を傾けるインセンティブがあるということ」です。

 

それはPCR検査を不必要に拡大したことです。

PCR検査の発案者キャリー・マリス博士が自身で『PCRを感染症の臨床試験に使うと大きな混乱をきたすので、用いるべきではない』と述べていたにも関わらず。

しかも日本においてはCt値が、WHOの注意勧告よりも高く、その結果、多くの偽陽性者を出している疑いがあるのです。

 

つまり、不安を煽れば儲かる製薬会社にとって、偽陽性者が出ることすら「利益を得る」という構造があるということです!

 

この論文には書かれていませんでしたが、私は、偽陽性者が出ることで利益を得るのは製薬会社の他に、「マスコミ」があると考えます。

 

マスコミもまた【不安を利用したビジネス】をしており、それで発行部数や視聴率を稼いでいるのです。

「戦争の引き金を引くのはいつもメディア」という歴史の教訓がまたしても繰り返されているようです。

 

さて以上の通り「3つの補助線」を見てきたわけですが、この知見を現実に活かすためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

風穴をあける方法を探します!

 


 

 

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コメント: 2
  • #2

    麦金 (木曜日, 21 10月 2021 19:37)

    報道機関を対象とした民衆扇動罪の適用

  • #1

    モコチ (木曜日, 21 10月 2021 12:49)

    風が吹けば桶屋が儲かる…桶屋は風を吹かせる力を持っている…

    この構図に正しい「規制」を敷くのは今後の重要な課題ですね。
    原発の事や今回の事で学びましたがこれは安全保障上重大な問題です。