松田学氏からの意見に再反論します

 松田学氏からの意見に再反論します

 

投稿者:カレーせんべい

 

 

本日(10月14日)小林よしのり先生のブログにて「松田学氏からの意見」が発信されました。

 

小林よしのりブログ:松田学氏からの意見

https://www.gosen-dojo.com/blog/32560/

 

 

 

これを読んで、私が松田氏を評価する点は「議論を作ろうとしていること」です。

女系公認論の小林よしのりをゲストに呼ぶ時点で、その知的誠実性に敬意を抱きます。

 

一方、松田氏を評価できないと思った点は「自分は眞子様をバッシングしていない」「動画は宇山卓栄さんの議論を発信しているものという趣旨のことを述べた点です。

 

その言い分には無理があると考えます。

 

それについては、より客観的に判断して頂くため

「松田氏が動画の中で発言した内容」を文字起こしをしますので、

動画が見れない人は、それを読んでそれぞれにジャッジして頂ければ幸いです。

 

 

そして私は『松田学が「眞子様と小室圭氏を侮辱する動画」を配信している』と非難しました。

 

これはまぎれもない事実です。

 

「侮辱」かどうかについて、議論の余地がありそうですが、実は無いのです。

なぜなら、すでにそのタイトルを見れば誰の目にも明らかだからです。

 

特番『小〇圭氏と眞子さまの結婚、国民の怒りを逆撫でする宮内庁』ゲスト:著作家 宇山卓栄氏

 

 

この侮辱的なタイトルについては、ゲスト出演した宇山卓栄氏に責任は無く、

動画配信者の松田学氏が責任を負うべきなのは、これは当然のことです!!

 

 

 

そもそも松田氏が「私は、自分のチャンネルを、言論の場としての一種の公器のようなものとして位置づけています。」と言うのであれば、内容に関する責任も配信側が背負うべきです。

 

それは新聞や雑誌、テレビなどと同じことだと私は思います。

 

たとえ両論併記だったとしても「メディア側の責任が一切放棄される」という意味では無いのです。

 

松田学氏からの意見は、まるで「眞子様をバッシングしたのはゲストである」という風にも聞こえますが、百歩二百歩ゆずって、その主張を認めたとしても、この動画を発信した責任はあると私は考えます。

 

松田学氏が「特定の主張を声高に叫ぶだけのチャンネルとは一線を画しております。」と誇らしげに語るように多様な意見を紹介するという志に関しては共感しますが、しかしその意見の中に「皇族へのバッシング」が含まれるならば、その発言者のみならず、発信者も含めて非難されるべきだと私は考えます。

 

・・・

 

私は、松田学さんがコロナ問題について、政治家を説得しに動いたり、井上先生のお考えを世に広める活動をされたりしていることは存じております。

貴重な存在であり、敬意を抱くべき「味方」です。

 

私にとっては「そんな立派な人までが、尊皇心を盾にして、皇族を病気に追い込むバッシングに何の反省も痛みも感じないという現実」をまざまざと見せつけられたのが、あの動画です。

 

それは、私の身の回りにも存在する「どうしてこんな立派な人が、皇室に対する不敬に気づかないのだろう?」という問題と直結すると考えました。

 

そしてさらに根深いのが、

「尊敬する人や、恩人が、イジメや差別をしている時、はたしてそれを非難することができるのだろうか?」

という私自身に向けられた思想的難問でもあるわけです。

 

 

思想とは、陣営の論理に従属するものなのでしょうか?

 

 

 

私は個人として、この問題を考えたいと思い、

あえて、松田学氏の皇室への侮辱を非難する立場を取ります。

 

 

この件に関して、小林よしのり先生、ならびに各位とは一切関係が無い、私個人の判断だということは、重ねて強調しておきます。

 

 

令和3年10月14日

「世界のゴー宣ファンサイト」運営責任者・カレーせんべい


 

 

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コメント: 11
  • #11

    mantokun (土曜日, 16 10月 2021 09:21)

    はじめまして。小林先生のブログでカレーさんの反論のことを知り、読ませていただきましたが、私もカレーさんのおっしゃることに完全に同意します。

    「どうしてこんな立派な人が皇室に対する不敬に気づかないのだろう?」と部分がまさにそうで、コロナ禍という名の極めて深刻な人災も、皇室の特に女性の方々に対する目を覆わんばかりのバッシングも、引き起こしている根っこは同じものだと思います。それは、「他人の苦境に対する想像力、思いやりや共感の絶望的なまでの欠如」「自分の正義感が全てにおいて完全無欠。なぜなら空気に染まり賛同する相手が周り中にたくさんいるから。数が多いことはすなわち一点の曇りなき正義」「よって多数の人間の正義感で裁いた相手は完膚なきまでに叩きのめして当然」というものです。

    眞子さまと小室さんは今やマスコミにとって、日本人が気兼ねせず叩きまくることができ、好きなだけあざけっても良い「ネタ」にされてしまいました。眞子さまが罵詈雑言にひたすら黙って耐え続けられようが、小室さんが誠意を尽くして長文で説明されようが、「聞こえねーなー、俺らはお前が正しいかどうかなんてどうでもいいんだよ、俺らが望んでるのはただ一つ、お前らが『私たちが完全に間違ってました、すみません、別れます。あなた方の言う通りです』と泣きながら詫びることなんだよ」と、さらに激しいバッシングを浴びせるのだから、もはや人間ではありません。私からしたら、バッシングに興じるマスコミやこれに同調する連中は、人の心を無くした鬼畜生、外道です。

    こんな残酷なことを楽しんでできるような品性下劣な日本人だからこそ、データや肌感覚では一目瞭然に弱毒な新型コロナをいつまでも死の感染症扱いにする弊害によって、経済的弱者の女性や若者、子供たちを犠牲にし続けることに何の痛痒も感じないでいられるのでしょう。

    そして、これは完全に私の個人的な考えなのですが、かの鬼退治モチーフの少年漫画が、ここまで異様な大ブームになっているのも、上記の「自分の正義感のみによって相手を裁き、完膚なきまでに叩きのめす」という現在の日本人(に限らないかもしれませんが)の病理と無縁ではないと思っています。好きな方には申し訳ありませんが、私は少し見ただけで上記のような異様な価値観を感じたため、あの作品はハマる気もしませんでした。

    全ては根っこのところで繋がっているのです。人為的に引き起こされたコロナ禍に対して怒りを覚えるのならば、反論権のない皇室の方々や女性皇族が置かれた苦しい状況、さらにそれを良いことに卑劣なバッシングを続ける日本の世間というものにも怒らなければおかしいです。私が小林よしのり先生のご著作をずっと信頼し、読み続けているのは、まさにこの「どんな時にも、一番立場の弱い人を全く誤りなく見抜き、全身全霊で守ろうと闘う」人情深さを持っておられるからです。

    長文になってしまいましたが、サイトの運営本当にお疲れ様です。カレーせんべい様のご尽力に敬意を表します。これからもどうか、お体に気をつけてお過ごしください。

  • #10

    ライスバーガー (金曜日, 15 10月 2021 15:11)

    久しぶりにお邪魔いたします。
    投稿「松田学氏からの意見に再反論します」に
    いたく感銘を受けました。
    松田氏の動画は見ておりませんが、
    なぜ小室圭氏の名前を伏せ字にする必要があるのか?

    2ちゃんねるや、ネトウヨの書き込む罵詈雑言に
    似た、下品さを感じます。もっと遡れば、
    宅八郎とその仲間まで思い浮かんでしまいました。
    小室圭氏を、ひいてはその婚約者の眞子さまを
    犯罪者のごとくバカにしている感覚は否めません。
    あるいはふざけているのか?もしくは、
    皇室の事を批判するのはタブーだし不敬だが、
    あえて発信する、という、昔の「噂の眞相」誌のような、「報道の自由」という大義名分を看板に掲げた「便所の落書き」のようにも見えてしまいました。そんな伏せ字のタイトルをクリックする人間は、眞子さまに敬意を持っているとは思えません。

    なんかまとまりませんが、憤りを感じたので、
    とりあえず書き込ませていただきました。

  • #9

    Yu (金曜日, 15 10月 2021 12:04)

    松田氏はチャンネル桜にも出てるしこんなものでしょ。小林先生とも対談されるそうだし十分柔軟な方だと思う。
    どう見ても酷いのは宇山氏。宇山氏を飛び越えて松田氏に批判が集中するのは意味がわからない。
    話を聞いてくれそうな柔和な人に限って居丈高になる気持ち悪さを感じる。

  • #8

    異端児 (金曜日, 15 10月 2021 07:25)

    カレーせんべい様、よしりん先生からお褒めの言葉を頂いています。
    良かったですね。

  • #7

    kd (木曜日, 14 10月 2021 23:35)

    ポジショントークではない、勇気ある問題提起。
    確かに松田氏の言い分には無理がある気がします。

  • #6

    棒流徒狂 (木曜日, 14 10月 2021 21:58)

    私もカレーせんべいさんに同意します。
    松田氏の活動が他の一方的主張の垂れ流しではないことは、あまり多くとは言いませんがこれまで拝聴した氏の動画を見て私なりに十分理解していたつもりです。コロナでも、一般的にはコロナに過敏になりすぎている風潮への反論が述べられていました。
    今回の件については、皇室パッシングが世間の風潮になっており、それにバランスをとるべく、松田氏なりの活動を期待していたところ、いきなり一般大衆へ迎合、いやさらに先鋭化させようとする論客を、宮内庁の発表直後に出演させたことです。そこには何かしらの意図(火に油を注ぐような)を感じてしまうのは当然だと思うのです。もし、松田氏が現状を憂う気持ちがあるのなら、世間一般にあまり報じられていない、世間の論調に一石を投ずる、現状を冷静に見つめる論客を出演させるべきではなかったでしょうか。一度に様々な論客を出演させない以上、宮内庁発表後の混乱した中で、出演順に対する慎重な検討は不可欠です。

    また、今夏の感染拡大期に、予想が当たらない西浦氏を再び起用するメディアは、やはりメディア自身に問題があると感じてしまうように、人選時代にも番組制作者の意図は反映されるのではないかと思うです。

    私は、松田氏のような方の存在とその活動は貴重だと思いますが、今回の件(反論メールを含む)は残念でなりません。

  • #5

    こめ (木曜日, 14 10月 2021 21:50)

    私は松田氏の言ってることがおかしいとは思いません 「松田氏の意見」は真っ当なことを言っていると思いました。

  • #4

    tosi (木曜日, 14 10月 2021 21:45)

    良いと思います。
    ただし、正しいことや真理には素直になれるならば、です。
    楽しくやりましょう!笑

  • #3

    0910 (木曜日, 14 10月 2021 18:44)

    カレーせんべいさん

    いつも情報の更新ありがとうございます。

    私もカレせんさんの意見に賛同いたします。

    両論併記、議論の余地ありという態度自体は評価いたしますが、松田氏もこの動画を配信することにより、小室さんと眞子様に対する集団リンチに加担したという事実には変わりは無いと思います。
    また、先日のゴー宣道場への参加で(私は配信見ただけですが)いろいろな知識を得た我々からすれば、皇族の方々への敬意の無さや無知をさらけ出した動画だと思っております。

    しかし、難しいのはこういう人に批難をするのには、やはり慎重な態度・言葉遣いが必要なのだと今回の件では思い知りました。

    コロナやワクチンの件でもそうですが、こちらが「おかしな人」というレッテルを貼られるような態度で抗議・意見をすると、たちまちこちらが悪者になってしまう、そんな大衆・国民が多い日本です。

    挫折しそうなこの何年も過ごしている私は、目を覚ました(もしくは最初っから分かっている)庶民が支える、愚民主主義を脱した天皇を象徴と崇める正しい日本になる日を心待ちにしながら、松田氏とよしりん先生の対談を楽しみにしたいと思います。

  • #2

    maru (木曜日, 14 10月 2021 17:29)

    本件に関する小林先生のひとつ前のブログ【いろいろな案件について】において、松田学氏が小林先生と議論する心構えがあると知り、見直していたところでした。

     ですが、今回のブログ【松田学氏からの意見】での松田学氏からの返信メール、メール相手からの非難に「私からは、取り消してほしい旨を返信しました」というくだりには、違和感を覚えると同時に、松田学氏への以下の問いが思い浮かびました。
    (僕は返信された当人でもなく、松田学氏をさして非難した覚えもないですが、カレーせんべいさんや非難する側の考えに共感していますので、自分事として問いかけます。)

    ①なぜ取り消さなければいけないのですか?
    ②受けた非難に対して、説明すべきではないですか?
    ③非難された内容について、後ろめたい事が無ければ反論すれば良いでしょう?

     松田学氏は自身のパーソナリティを「紹介者」としたいようですが、「表現者」ではあるのですから、「取り消せ」等と幼稚に怒るのではなく、粛々と反論等の対応をすれば良いだけの事です。
     誤解があるのであれば、説明及び反論する事で、自身の正当性も証明できます。
     そのような対応が為されていない状況ですので、現段階では松田学氏への非難を取り消す事はできません。

    その上で、もう一つ、松田学氏に問いかけたい事があります。

    ④小室さん眞子さまの「苦しみ」を想像した事がありますか?

     先の①〜③の問いかけについて、なすすべがないのが、小室さん眞子さまのお立場です。
     にも関わらず、この問いかけ全てに対応できなければ、延々とバッシングを受け続けるのが、小室さん眞子さまの状況です。
     その「苦しみ」を想像した上で、ご自身への非難を「取り消せ」等と言えますか?
     松田学氏の動画で発信された発言の方こそ、小室さん眞子さまにとっては「取り消せ」と言いたい内容ではないでしょうか。

     松田学氏には今一度、想像力を働かせて、小室さん眞子さまのお気持ちを考えたうえで、チャンネルでの発信内容を御一考いただきたいと思います。
     また、ただの「紹介者」にとどまらず、非難に対する取り消し要求等せず、反論や議論を重ねる事で、正当性を表明される態度を望みます。

  • #1

    大平原インデアン (木曜日, 14 10月 2021 14:04)

    カレーせんべい様の意見に同意します。
    松田学氏は雑誌であれば「編集長」という立場であるはず。
    松田学氏は反論のメールで「私のチャンネルは一方的に私の意見だけを伝えるものではなく、対談シリーズでは、色々な観点からの多様な議論を出すことで、視聴者に自ら判断する素材を提供することを意図しています。」と言われています。
    杉田水脈のLGBT差別発言論文、それを批判されるとさらにそれを擁護する特集を掲載し休刊に追い込まれた「新潮45」ですが、これは杉田水脈やそれに同調する人の意見を読者に提供しただけで編集長には責任が無いということでしょうか?
    記事の内容に重大な人権侵害、差別があったとしたら、掲載を中止するのが編集長の仕事であって、掲載した以上全責任を負うのが編集長ではないのでしょうか?
    むしろ発言した宇山卓栄氏よりも責任は重いと考えています。
    よしりん先生はおそらくコロナ渦の一日も早い解決という「大義」のために力になってくれる松田学氏を「おどれら正気か?」のゲストに呼ばれるということなのでしょうが、大人になりきれない私(といっても還暦は超えているのですが)は、そんな松田学氏がたとえ正論をおっしゃたとしても素直に聞ける自信がありません。