≪考察≫「地上波テレビのワイドショーの長時間化」がコロナ禍を悪化させた

投稿者:まよせんさん 

 

今や平日は朝から晩までコロナ情報(と、最近ではオリンピック)がとめどなく放送されていますが、一昔前はバラエティやドラマ再放送などの番組枠がありました。

 

例えばフジテレビの平日昼は笑っていいとも、ごきげんよう、昼ドラ(昼ドロなんて呼ばれてました)が全てバイキングMOREというワイドショーになってしまいました。

 

午後から夕方のドラマ再放送も昔は17時、18時までやっていましたがこれもなくなり、16時前から19時まで3時間のワイドショーのようなニュースが放送されています。

 

コロナ前からこのような時事ネタ系のワイドショーの長時間化の流れがあります。

 

ネタを使い回して制作費が削減でき、また視聴率が取れるからでしょう。

 

 

 TBSはひるおびの視聴率が取れるようになり、11時スタートから10時半スタートになり、また直後にゴゴスマという似たようなワイドショーも始めた上、夕方のNスタもゴゴスマの直後にスタートにすることで10時半から19時まで似たようなコロナ煽りもといワイドショーが連なっています。

 

 

 テレ朝は笑っていいともやヒルナンデスのような月〜金の帯でバラエティを作るノウハウがなく、時事ネタワイドショー1本でやってきたのですが、平時は視聴率があまり取れませんでした。

 

なのでコロナ煽りで視聴率が取れるようになりさぞ大喜びしていることでしょう。

 

ちなみにこちらも昼のワイドショー「ワイドスクランブル」の開始時刻を12時→11時半→10時半と繰り上げ、また土日の21時には週末版の報道ステーションも新設されています。

 

SARSや新型インフルの時との違いに、このワイドショーの長時間化と増殖があると思います。

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)

 

まよせんさんの考察、まったくその通りだと納得しました!

 

そういえば先日私は、コロナ恐怖症の母親に「テレビばかり見てるとアホになるで」と言いました。

 

まさか、子供時代に母親から言われ続けていたセリフを、そのまま言い返す日が来ようとは・・・。

コメント: 1
  • #1

    カシアス耕作 (日曜日, 15 8月 2021 15:13)

    テレビが陳腐で面白くなくなった。ことがこの事態に繋がっているのは事実と思います。
    それについては松本人志やビートたけしが多くの発言で過去警鐘を鳴らしていました。
    「浅間山荘立て篭もり」は90%の視聴率を叩き出しました。安易なセンセーショナルスクープが凝った番組づくりより利益を得た前歴はメディアそのものに甘い蜜の味を覚えさせ、腐らせていったことにつながると思います。そして、東日本大震災。全チャンネル。震災報道でした。8chある。どれか一つでも他のものを見たいと言うニーズに応えるべきだった。報道正義のファシズムで誰も気づかないまま強かにテレビは利益を得ていた。タモリもそう言ったものに限界を感じて面があるのでしょう。
    「いいとも」が終わるとテレビの世界で「人を心地よくさせ、「楽しくさせるために頑張っていたタレントたち一同」が集結して、そのフィナーレを祝った。皆、自分達がお茶の間を沸かせ、楽しませていた時代の限界を悟ったのです。代わりに台頭したのは「コロナは怖いですよ!」の一点押しでなんの芸も見せる力のないジャーナリストの時代です。

    今回の件でいかに文化が大切か、芸能というものが日本を支えてきたかを見せつけられましたね。紳助など、芸能界と暴力団との癒着吊し上げも今思えば害悪だった。ヤクザには日本を守ってきた面があるんです。今はヤーさんがマスクをして稼業をやっているという話を聞くにつけ、ヤクザそのものの劣化が日本の劣化と結びついてると感じます。小林さんは自分の仕事を「ヤクザ稼業」と称しましたが、ホンマもんのヤクザ見せて欲しいですね。応援してますよ。