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週刊SPA!2019年12月31日・2020年1月7日合併号第69章「令和元年の総括」 

《参加者》

し:しんちゃん

皿:皿うどん

ド:ドルジェ

シ:シュウ

た:たっちゃん

カ:カレーせんべい

 

《収録日》

20191226

 

週刊SPA!20191231日・202017日合併号

ゴーマニズム宣言 第69

 

「令和元年の総括」 

 

 

カ:SPA!ゴー宣第69章「令和元年の総括」について語り合いますが、たっちゃんは感想いかがでしたか?

 

た:「プラトニック肉欲」っていうのが、ちょっとよくわかんなかったです。

 

カ:それをわかる人はいないです!()

 

た:「男尊女卑が消えてない」っていうのは、これからもよく考えないといけないなあと思います。

 

カ:一人ひとりが考えるべき、大きなテーマですね。

 

た:以前お話しした通り、僕の会社では女の人の方が全然強いと実感しているのですが、しかし一般的には、たとえば政治家の人数でも女性の割合が少ないですし。

 

カ:女性管理職の割合なんかは極めて少ないですしね。

 

た:もう一つは伊藤詩織さんの事件で、中村格という人物が出てましたが、まるでドラマでしか聞いたことないような酷い話が現実にあることが、恐ろしいと感じました。いろんなことがあった一年だと感じた作品でした。

 

カ:今年を振り返ってみても、男尊女卑という前近代的な感覚が残ってるとしか思えないような事件や出来事があり、その問題解消は、令和2年に持ち越しという感じですね。

 

◆◆◆

 

カ:皿うどんさんは、今回のゴー宣を読んでどのような感想を持ちましたか?

 

皿:メールマガジン「小林よしのりライジング」で扱っていた内容を漫画で表現していると、読んでいて感じました。

 

カ:まぁ、確かに、令和元年を総括ということで、今まで小林よしのり先生が述べられてきた内容もありますね。

 

皿:ただゴー宣で表現することで、さらに突っ込んで描いているところもあって、今まで小林先生の主張を読んできたはずなのに「ああそうなんや」って改めて思わせてもらったところもあります。

 

カ:たとえ主張が同じでも、様々な表現によって、その都度発見がありますね。

 

皿:「これは気づかんかったな」ということが新たに出てきて、読者も常に更新していかなければならないと感じました。

 

カ:なるほど、読者の側も「更新」ですね。

 

皿:男系男子にこだわってる人たちって全然更新してないじゃないですか?もう10何年前の段階で固まっちゃって、堂々巡りですよね。今は廃嫡とか「ビビらせ商法」みたいなことやってますけど、結局は、10何年前に言ってたことと変わってないですから。

 

カ:「一回インプットしたものを更新できない」というのは、まさに男系絶対主義者の特徴ですが、実は「護憲派」だって同じなんですよね。

 

シ:なるほど!

 

カ:「憲法9条を守ることが平和を守ること」というのを若い時にインプットして、それは絶対に改定してはいけないんだと思い込んでいる。一回インプットしたものを更新できないから「立憲的改憲」の理念が全く理解できないですし、それどころか敵視して、議論を邪魔したりするんですよね。

 

皿:僕は沢田研二さんが好きなんですよ。コンサートに最近2回ぐらい行きました。最近沢田研二が自分で曲作ってるんですけど「憲法9条絶対守らないかん」みたいな曲を作ってて、そこは残念に思っちゃっいました。

 

カ:もうしょうがないのかな、あの世代は・・・。

 

皿:主義主張が固まってしまって、響いてこなくなったから、そこはちょっとがっかりしたんですけどね。

 

カ:ミュージシャンなら、イデオロギーを歌にするのではなく、平和主義の理念そのものを歌で表現して欲しいですね。

 

皿:サービス精神とかは全然衰えてなくて、そこはいいなと思ったんですけど・・・。

 

ド:確か、山本太郎さんと仲いいですもんね。多分ですが、選挙協力で、山本太郎さんのところを回ってたはずです。ポリシー的には山本太郎さんだと思っていただければドンピシャで当たると思います。

 

カ:山本太郎も立憲主義に関しては、全くダメですからね。

 

◆◆◆

 

カ:皿うどんさんは九州男児ですが、「男尊女卑」というテーマについてはどのように感じましたか?

 

皿:最近まで「男尊女卑の風習に染まっているのは、親の世代まで」と思ってたんですよ。ところが、九州ゴー宣道場に行ったりとか、その後も何回か考えることがあって、自分たちの世代も無意識に男尊女卑をひきずってるなと思いました。

 

カ:それを気づかれるのがすごいです!

 

皿:やっぱり男だと感覚的にまだわかってないところがある。それは女性に指摘されて、男尊女卑が残ってるって気づかされるところもあるのかなって、最近は考えるようになってます。

 

カ:それこそまさに「更新」ですね。

 

た:そうですね。

 

カ:特に「無意識レベル男尊女卑」というのはどうにもままならないので、「自分の感覚を疑う思想」をやらなければ、突破はできないかもしれないですね。

 

◆◆◆

 

カ:シュウさんの感想を教えてください。

 

シ:まず1ページ目の「プラトニックな女性をわしは愛したい」っていうの、なんじゃそれって思ったんですけど、ページめくったときに、いきなり真面目な顔して男尊女卑を語りだすっていう、そのギャップがすごいなって思いました。

 

た:確かに()

 

シ:1年こういうことがあったなっていうのを思い出しながら読みましたけど、全部やっぱりつながってるなって思いまして。

 

た:なるほど。

 

シ:伊藤詩織さんの件や皇統の存続にかかわる、男尊女卑の問題。そして、立憲民主党、安倍政権など、ノイジーマイノリティの支持者が力を握っていて、政治がまともに機能していないという問題。それらを解決するためにはサイレントマジョリティが声を上げて行かなくちゃいけない、という流れを再確認できた気がします。

 

カ:共通する閉塞感というものがあって、そこをどうやって打ち破ろうかというところですね。男尊女卑からの脱却や、ボーカルマジョリティというキーワードもそうですが、閉塞感に風穴を開けることが、来年に向けての目標ですね。

 

シ:問題点がいろいろと明らかになると同時に、やることが見えてきた感じもしました。

 

カ:同感です。

 

シ:来年こそ「突破元年」にしないといけないと思いました。

 

◆◆◆

 

た:しんちゃんは、今週のゴー宣を読んでどんな感想を持ちましたか?

 

し:結局、女性について考えていったら全て解決の糸口が見つかるのかなって思いました。

 

た:なるほど。

 

し:皇室の問題もそうやし、軍隊とか憲法はちょっと違うかもしれないですけど、それも貴重な女性議員の意見を握りつぶしとるって考えるとそうやと思います。女性の能力とか女性の可能性とか機会とか、そういうのを解放することで、いろんなことがつながっていくんかなっていう気がしました。

 

カ:そうですね、確かにつながってますね。

 

し:男尊女卑って、ショボい男が、女性の能力を恐れて嫉妬して、自分の立場が下にならないようなシステムやみたいなことを、昔誰か言ってたと思うんですよ。そういう部分が絶対あるなと思ってて。心理的なコンプレックスなんやろな。

 

カ:劣等感。

 

し:生物学的に男なんてなんぼ死んでもええですから。

 

カ:せつな!

 

し:自分のアイデンティティの揺らぎを潜在意識として感じ取るのかもしれない。自信ない奴が男尊女卑になるんでしょう、やっぱり。

 

シ:そうなんですか、なるほど。

 

し:すごい能力の高いやつって、女性に対してジェントルじゃないですか?

 

カ:だからよしりん先生は紳士なんですかね。能力が高いから。

 

し:モテへんやつが男尊女卑になるでしょ、絶対。

 

カ:今回の作品で小林先生は「女尊男憐」という言葉を述べられていました。「女は尊い存在であって男には憐れみをおぼえる、女が自立すれば非モテの男はいじけて女性嫌悪になる」と。

 

し:伊藤詩織さんの件では「自分らで自分らのイメージ悪くするような記者会見開いてくれてありがとう」って感じでしたけどね。

 

カ:あの記者会見は凄まじい男尊女卑でした!

 

し:BBCがトップニュースで取り上げたらしいですね。

 

皿:僕は昔のゴー宣で登場した「噂の真相」の手口を思い出しました。

 

し:ピャーポさんのときの?

 

皿:そうです。自分たちがバッシングして、傷つけておきながら、ぬけぬけと。

 

カ:「本当にレイプ被害を受けたら笑わないはずだ」「伊藤詩織は笑っていた」「だからレイプ被害者じゃないんだ」って言い方は凄まじいわ!!

 

し:人間のイケてない部分の集合体のような、結晶化しとったですね。

 

シ:良心ってあるんですかね、ああいう人たち。どういう心で生きてるのかが知りたい。

 

し:そうですね、根本的に、美学とかそういうのが欠如してるような気がしますね。

 

◆◆◆

 

カ:ただ私はね、山口敬之の記者会見は画期的だと思うんです。

 

た:どういうことですか?

 

カ:つまり、あれが「ノイジーマイノリティ」なんですよ!

 

シ:なるほど!

 

カ:今回、伊藤詩織さんのニュースが紹介されているYahooコメント欄見たんですけど、全て常識的な意見で感動しました!正直驚いた。というのも、Yahooコメント欄はいわば「ネトウヨの巣窟」だったのに、今回は全くそうじゃなくて。全部納得できる意見でした。

 

た:そうでしたね。

 

カ:私、全部に「いいね」を押しちゃったもん()

 

シ:あはははは。

 

カ:私は、あの意見こそが「ボーカルマジョリティ」なんだと思います。普段は可視化されなくても、「ボーカルマジョリティ」は存在すると思っています。

 

た:なるほど。

 

カ:今回のSPAゴー宣にも「庶民の意見を可視化することが大事」と書いてありました。皇統の問題を解決するためにも、立憲的改憲を実現するためにも、現在沈黙している庶民の声を可視化しなければならない。もし庶民の声を可視化できたら、私は「勝てる戦い」だと思った!

 

◆◆◆

 

し:うーーーん、確かにそれはカレーさんの言う通りだとは思うんですけど・・・

 

カ:反論は遠慮なく、どうぞ、どうぞ。

 

し:庶民の意見とネットの罵詈雑言の境目ってすごい難しくて。今回の関しては黒白が結構はっきりしてるからわかりやすい、批判しやすいっていうのがあるんですけど、物事の微妙な時に、不用意な義憤に駆られた人間の意見とかで傷つけてる部分も見受けられるんで、僕は正直あんまりネットを使ってっていうのは好きじゃないんですよ。ネットが全く無くていいとは思わないんですけど、諸刃の剣として警戒心を持つのは絶対怠ってはならないなと思いますね。今回、悪い意見が出てなかったって書いてたけど、悪い意見を持ってる奴は、分が悪いから出てきてないだけかもしれないので。

 

カ:いや、私が言う「庶民の声の可視化」というのは、ネットで表面化するのは1つのケースではあるけど、けしてネットにこだわっているわけじゃなくて、「庶民の声をどうやって公に影響を及ぼすように可視化するのか」ということなんです。

 

し:そうですね。でも例えばですけど、ベッキーが叩かれたときも、あれも庶民の声じゃないですか?つまりどこからが「庶民の意見」で、どこからが「ノイジーマイノリティの意見」なのかっていうのがわかりにくいと思うんですよ。マイノリティが何回も投稿したら数は稼げますからね。

 

カ:いや、どう言ったらいいのかな?つまり私が言いたいのは・・・

 

た:カレーさん!今、大変なことが起こりました。僕が会社で一人スカイプをやっていたら、その様子を見た女性社員から「このオッサン、キ●●●になった」と思われたようで、いやいやそうじゃないんだよって、力説してたところです。

 

カ:こんばんは~。はじめまして。〇〇さんの同僚の方ですか~?

 

女性:はい、こんばんは。

 

し:やばい。第三者に僕の部屋の中を見られるの恥ずかしい。

 

カ:漫画とか沢山映っていますけど、彼は一応、お医者さんなんですよ~。

 

女性:え~。

 

カ:あと、こちらの彼は、ネパールからの中継です~。

 

女性:ネパール…

 

カ:驚いてはるやん(汗)大丈夫だった?キ●●●疑惑はごまかせたかな?

 

た:ありがとうございます。キ●●●疑惑は解消されたみたいです()

 

◆◆◆

 

カ:ドルジェさんの感想を教えてください。

 

ド:まず印象に残ったコマが、最後から2ページ目の愛子様のコマですけど、小林先生が少し先の未来を中心において皇室のことを考えてるんやなというのが伝わってきて、これはもう文章では表すことができない表現、漫画ならではの表現だと感じられました。

 

カ:1コマから、そこまで伝わりましたか!

 

ド:もう1つは最初のページで久しぶりに小林先生が仕事場にいてるコマを見たような気がして。

 

カ:え~、そうかな?()そういえば、そうかな。

 

ド:そのページ、よしりん企画のスタッフさんは、今年の感想を語っているんですけど、ポカQさんだけ無言なんですよね。人生を悟りきってるのか、何も感じなくなったのか、一番悟りを開いてるのかもしれないですね、ポカQさん。

 

カ:あははははは、なんや、その感想!()

 

ド:あと真面目な話では、中村格さんをWikiで調べてみたら、ラサール高校出身で、国家一種で警視庁入庁してエリート畑を進んでいるんですね。2012年の自民党に政権が変わった段階で官房長の秘書官を務め、これは忖度して出世したのではなく、忖度する前から出世コースを歩んでる人だと思うんです。だからもし官邸から圧力かかったとしたら、これで出世させてやるではなくて、逆に忖度しなかったら出世コースから外れるのだと僕は思うんです。自民党に政権変わってから内閣府がものすごい権力握って政治をやってるなって感覚があります。来年あたり内閣府がどんだけ権力を行使してるか、影響を及ぼしてるかっていうことに注目して日本のニュースを見てみたいっていうのが感想です。

 

◆◆◆

 

カ:最後はシュウさん。「令和元年の総括」ということで、KATTENA編集長として締めてください(笑)

 

た:むちゃぶりですね()

 

し:来年の抱負も兼ねて。

 

シ:そうですね。「ボーカルマジョリティ」というと、何か立派な意見を言わないといけないと思う人もいるかもしれませんが、みんな「表現したいという欲求」があると思うんで、ただそれに乗っかれば良いと思うんです。

 

カ:わー、すばらしい!!

 

シ:ちゃんと学んで、学んだことを表現していけば自然と「ボーカルマジョリティ」になっていくと思うんで、みんな11人目指していきましょう!!・・・という感じですね。

 

た:令和2年もよろしくお願いします。

 


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