ウクライナの兵士や家族に精神的不調も

 

投稿者:グッビオのオオカミさん

 

【長期化する軍事侵攻でウクライナの兵士や家族に精神的不調も | NHK | ウクライナ情勢】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230429/k10014053641000.html

 

ウクライナを守る兵士やその家族の精神的不調が後を絶たない様子です。

 

報道の中である男性は戦闘中に自分をかばった友人が目の前で死ぬ姿を見、またある男性は肩に銃撃を受け、今も精神的に苦しんでいるといいます。

 

戦闘が続くウクライナでは戦闘の長期化と共にこうした訴えが増えているも、カウンセラーが増やせず、支援体制は不十分だと言います。

 

 

戦闘の終結にはまだ時間がかかるでしょう。

 

「ウクライナに停戦を呼び掛ける事」はロシア軍の侵攻を許す事につながり、これまでもロシア軍は支配地域で民間人を虐殺し、子供を拉致して来た事を思えば、侵略されたウクライナに安全は無いでしょう。

 

祖国を守るために戦う。これは理解していても、体の傷同様に、心の傷も戦闘時に受けたダメージとして同じ様に深刻です。

 

現在、アメリカや欧州各国の支援体制により、反攻しつつあるウクライナ。

 

ウクライナの戦闘を終えるのは、ウクライナ側の停戦では無く、支援体制を強化し、ロシアへの制裁を強める事だろうと思います。

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

ウクライナがロシアに勝利し、祖国を防衛できたとしても、大きな爪痕を残すことは間違いないですね・・・。

 

「ウクライナ戦争」を世界史的に俯瞰で見れば「ウクライナが世界が再び帝国主義となる防波堤になった」と言えると思いますが、代償を払わされているのはウクライナ人であることを、忘れてはいけないですね。

 


↓(スポンサーリンク)↓



コメント: 13
  • #13

    グッビオのオオカミ (木曜日, 11 5月 2023 22:39)

    遅ればせながら、掲載ありがとうございます!
    また皆さんのコメントも拝読させて頂きました。
    記事の話をすると、結局は極限状態にあり続ける事はたとえ祖国の防衛という道理や大義が有ったとしても、生身の人間である以上、体も心も傷を負うものでしょう。もとはプーチン大統領が侵略しなければこんな事は起きなかったのです。
    デヴィ夫人が怒りに燃え、80歳の高齢ながらもウクライナに飛び「ウクライナを民主主義の墓場には出来ない」と義憤に駆られ支援するのはこうした理解からだと思われます。実際にウクライナの敗北とロシアの侵略の成功は、中国による台湾海峡問題を誘発するし、あるいは北方領土からのロシア軍の日本侵攻を許すでしょう。
    私は個人的には日本政府はウクライナにはもっと徹底した支援をすべきだと思います。
    そしてロシアへの制裁は手ぬるいと思います。日本からの中古車販売をロシアに許すなど、本来ならあってはならないと思います。
    ウクライナの方々の日々の犠牲と忍耐と勇気に、ロシアを隣国に持つ同じ国として、学ぶことが多く、決して他人事ではないと思うのです。

  • #12

    おてんば (日曜日, 07 5月 2023 23:13)

    #11 枯れ尾花さん

    こちらこそ、ありがとうございます。
    枯れ尾花さんは、こちらのサイトでコメントを拝読しましたが、心療内科の先生ですよね?
    おそらく、鬱病を克服すると心療内科に行かなくなるので、克服する人を見たことがないのだと思います。
    「うつみん」こと内海聡先生も心療内科の先生で、ご自身のYouTubeで、虐待されて鬱病を克服した人を見たことがないからいるはずがないと断言されていたので、コメント欄でコメントさせていただき、私が克服者なので克服する人がいることを承認していただきました。
    世間では、鬱病の子供は鬱病になると言われますが、親子代々続いた虐待は私で止めました。
    現在、鬱病で苦しむ方達に希望を持っていただきたかったので話しました。

    ウクライナのPTSDの子供達には、安全な環境で安心して心を癒し、人生を俯瞰して見る余裕を持たせてあげたいです。
    私の場合は、生まれ変わって次の人生のためにもと考えてみた時、楽になりました。
    繰り返しになりますが、ウクライナの子供達は、ロシア兵士等の雑魚キャラではなく、プーチン達の様なラスボスを倒すために虎視眈々と勉強し、大人になって仕事してキャリアを積み、権威と権力を得て、言論の力でラスボスを倒してほしいです。
    ロシアの暴力を弱体化させていく過程で、ウクライナの子供達のPTSDは寛解に向かう可能性があると思います。
    自分は対抗できる力があると思えることが、PTSDによる鬱病克服の鍵です。
    だからこそ私は今、ウクライナ人と共に北方領土を奪い返したいです。
    今の政治家がダメなら、国民がやらなきゃならないです。

  • #11

    枯れ尾花 (日曜日, 07 5月 2023 22:16)

    #10

    over comer→overcomer でした。( >ε<)

  • #10

    枯れ尾花 (日曜日, 07 5月 2023 20:26)

    #9 おてんばさん

    貴重なお話、お教え頂きありがとうございます。
    正におてんばさんは、虐待という心的外傷体験の「over comer 」ですね。私の周りでそのような経験をし、それを克服されたという話はこれまで聞いたことはありませんでした(実は居られたかもしれませんが)。
    日本の同じような体験をされた子供達、そして戦禍のウクライナの子供達に、それを克服するための手段を伝え、実践出来るような力を与えるために最も望まれる大人は貴殿のようなover comer だろうと思いますよ。

  • #9

    おてんば (日曜日, 07 5月 2023 18:16)

    #8 枯れ尾花さん

    ご理解いただき、私の文をまとめて下さり、ありがとうございます。
    私の考えですが、鬱病は、誰かの力を借りながら、自分にピッタリな治療方法を考えて実行し、自分で治療するものだと思います。
    ですので、周りに1人でも理解者がいれば、大丈夫でした。

    私の場合は、独学でなぜ鬱病になったか分析し、これまで頼りになる精神科医2人と、漢方医1人と、優しい上司2人に出会い、漢方薬と、薬膳、鍼灸の対処療法で鬱病を凌ぎながら仕事をして、キャリアを積みながら後天的に自信をつけて完治しました。
    子育て中も鬱病を発症しながらでしたが、私は息子だけは鬱病を引き継がせないのを目標にして、両親にされた虐待はしない、してほしかったことをするという子育てを実行し、息子も周りの大人と良い友達に恵まれたのもあり、私とは真逆の、先天的な自信がある少年へと成長しています。
    この子育ても、鬱病完治に役立ちました。私はシングルマザーですが、子供時代の私と顔がそっくりな子供が笑って楽しそうに遊んでいるのを見ていると、この私が幸せに育てているんだ、本来なら私だって幸せな子供時代が送れたはずだったんだと思えました。
    更に、2011年の東日本大震災で原発問題を調べ始めたことで小林先生の書籍を次々と拝読し、小林先生がゴーマンをかます度に共鳴し、勇気をもらいました。そして、昭和天皇を父と思えば良いことが分かり、安心しました。
    虐待両親とは、「毒になる親」という本を読み対決し、幼少期の母に虐待した叔母(母の実の姉で、母の鬱病の原因)に軽く嫌味を言っ考えていただきました。しかし、3人は全く理解しないままなので、関係を終わりにしました。
    3人は、自分を振り返りたくないから虐待加害者となったので、対決した反応は、「よしりん御伽草子」のかちかち山の狸と同じでしたよ。私は直接には仕返しはせず、田んぼの真ん中で、「クソババアー!!」と叫んでスッキリしました。
    理解したくない人達に悪態ついても無駄なので。

    ロシア兵も、おそらく無自覚に虐殺しているのでしょう。良いことをしているとプーチンに洗脳されているかもしれません。
    ウクライナの子供達には、ロシア兵の雑魚を相手に命がけで仕返しするよりも、自分を大事にして勉強し、国際裁判所の弁護士になったり、政治家になってロシアの国を相手に闘い、ロシアを弱体化させ、ロシア人を教育しなおせたら良いなと思います。
    私はそんなウクライナの子供達の健全な成長の協力をしたいです。

  • #8

    枯れ尾花 (日曜日, 07 5月 2023)

    #6 おてんばさん

    貴殿のコメントを読んで憎しみが子供の人格を破壊するという文言について、改めて考えてみました。

    原因となった相手をただ憎むというだけでは心的外傷を癒す、克服することは出来ない、それはそのまま外傷体験をこじらせ子供の人格の健康的な成長に多大な悪影響を及ぼす。そのためこれを避けるには、貴殿が仰るように原因を理屈で知り、原因と闘い、原因の何を改善すればよいか「考える」作業が必要ということですかね。ただ、これは貴殿のような実体験者でなければ中々理解、実感しづらいこととも思いまました。そして、これはとても難儀な作業だろうとも想像しました。周囲の理解ある大人の協力が必要ですね。

  • #7

    おおみや (日曜日, 07 5月 2023 12:59)

    同僚の娘さん(小2)は1年生の時に避難してきて同級生となった女の子の(お世話係)として担任の先生から指名され、2年生ではクラスはわかれましたが…小さいながらも変わらず仲良く頑張ってくれています。お母さん同士も共に英語が堪能、コミュニケーションがスムーズで…同じくすっかり仲良くなったそうです。が、別れの知らせは突然やってきました。お母さんがご懐妊で母国での出産をとなりお父さん含め家族全員で帰国する事になりました。小さな二人が学校で会えるのはあと1日。(その日は同僚のお父さんは私と仕事でしたが)こどもの日には母娘同士で最後の思い出作りにナンジャタウンへ。パフェをご馳走した時に(ストロベリーのつもりで「これ!」と指し『これはライチだからすっぱいよ?』と何度言っても譲らず…いざ食べると(すっぱ~い!)と顔をしかめていたそうです(これ、小さい子では【あるある】かもしれませんね)。
     学校で歯磨きの磨き残しチェック(=歯茎に紅い液体が残るアレ)をした自分の歯茎を見た時に泣いてしまったそうで、もしかしたら何かの光景がフラッシュバックした可能性も考えられた為にさすがに理由を聞き出す訳にもいかなかったとのことです。
     ともあれ同僚ファミリーはやれる事をやれる範囲で目一杯頑張ってくれました。別れの日はつらい時間となるのは必定ですが…私としても【新しい家族と共に力強く】と願っているところです。避難されて来た方々のコミュニティでもそれなりの情報交換はある事でしょうが…当サイトでの(カイロを送ろう)(バンドゥーラ奏者さんの話)等もお父さんを通じて伝えてあります。

  • #6

    おてんば (日曜日, 07 5月 2023)

    #3 #4 枯れ尾花さん

    私も「人格を破壊する」という言葉には、違和感があります。

    私は子供の頃から継続的な家庭内の虐待被害者で、大人になってもPTSDを発症し、独学で治療方法を試して克服するのを繰り返してきた元鬱病の人間です。
    私の場合、変わった人だと言われることはありましたが、人格は破壊されませんでした。先生や友達が優しかったからだと思います。
    辛い記憶は忘れれば、その場しのぎになります。ですが、それでは鬱病は治りません。
    治すには、PTSDを発症しても話すことでした。その後しばらく鬱病の辛い日々になりますが、その辛い期間は徐々に短くなり、程度も軽くなります。
    自分がなぜこんなにつらいのか、原因を理屈で知り、原因と闘い、原因の何を改善すれば良いのか考えることが治療に繋がりました。
    原因の加害者と闘っても、加害者はダメージを受けたり、考え直すこともないですが、反撃不可能だった子供時代の自分を大人の自分が護った事実が残り、これで鬱病は治り、決着しました。

    私の鬱病など、ウクライナの子供達の精神的苦痛とは比べ物にならないでしょうが、傷ついた心を治すには、加害者と対決しなくてはいけないため、ウクライナの子供達は兵士になることを選んでいるのかもしれません。
    自分のことだけに集中できる子供時代に兵士として闘わないといけないことは、子供の成長期に多大なる悪影響を及ぼすかもしれません。
    人格を破壊しないよう、周りのウクライナの大人が子供達に子供らしい時間を過ごさせてあげると良いと思います。
    子供達には、命をかけることなく、外交で闘って解決させてあげたいです。
    今後私達は、日本からロシアにノーを叩きつけ、早期にウクライナ勝利を実現させる協力をすることが、ウクライナの子供達を護ることになると思います。
    私は、今のタイミングで北方領土を取り戻すことも、ウクライナにとっての力になるのではないかと考えてます。

  • #5

    馬ノ骨 (土曜日, 06 5月 2023 23:24)

    #1 グッビオのオオカミさんの仰る通り。
    ウクライナが民主主義の防波堤となり我々の代わりに戦っている!に同意見です。
    北海道も侵略のターゲットに入っていたみたいだし、今でも油断はできません。

    もし日本で始まってしまえば…僕のような何の取り柄のない人間は、一兵卒として戦地に赴かなければなりません。日頃体は鍛えているのですが、精神の鍛練となるとどうしたらよいものか…

  • #4

    枯れ尾花 (土曜日, 06 5月 2023 22:31)

    #3の続き
    しかし、私としてはロシアに対する憎しみが人格を破壊するという文言を殊更強調されていたことに違和感も感じました。私としてはそれを言うならこのような激しい苦痛を伴う体験はPTSDをかなりの確率で引き起こし、それは子供の心を永い年月苦しめ続けるだろうから寧ろこちらの方をより心配するのが大人側の感性としては大切ではないかと感じました。憎しみが子供の人格を破壊するとはどういうことなのか、印象には残りましたが、今一つ腑に落ちなかった文言でもありました。

  • #3

    枯れ尾花 (土曜日, 06 5月 2023 22:00)

    NHKで「キーウの子供たち」という番組を観た。ブチャでの市民大虐殺を逃れてきた小学生の女子、爆撃が続き地下シェルターに1ヶ月以上隠れていたが、多くの同級生が目の前で殺されるのを目の当たりにし、それ以来感情を表に出さなくなった中学生位の女子、父親が戦地で重症を負い、ロシア人に対し強い憎しみを抱き自らも学校卒業したら兵士になると主張する中学生位の男子などが首都キーウの学校に転校してくるのですが、そこでの学校の先生達が子供たちが負った心の傷に向き合いながらも敢えて授業でこの戦争をテーマに生徒自らに語らせていました。多くの生徒たちはロシアやロシア人に対しての強い憎しみを現していましたが、そこの先生の一人がこのような憎しみは子供の人格を破壊してしまうと、その子供達の健全な精神的成長が損なわれることが心配だと仰っていたことが、印象に残りました。

  • #2

    リカオン (土曜日, 06 5月 2023 20:43)

    戦闘の日常は恐怖と緊張の連続で、想像を絶する体験でしょう。国を守るという事の重みを日本人はウクライナから学ばねばならないと感じます。

  • #1

    グッビオのオオカミ (土曜日, 06 5月 2023 19:28)

    掲載ありがとうございます!
    実際に、ウクライナの方々が戦い傷付き、ロシアに対して有効な反撃をしていますが、民主主義の防波堤としてある意味我々の代わりに戦う形になっていると思います。
    これを同じ陣営の日本人として、重く受け止めたいと思います。