≪思想≫ 政府がコロナ脳なのは、国民のせいなのか?

 

投稿者:なおジョカさん

  

カレーせんべいさん、おれに考察させてください!

 

きっしー岸田首相のコロナ対策は相変わらず0点で、8波の前に5類になるというおれの夢がもろくも崩れ落ち、落胆の日々を過ごしております。

 

12月3日の浜省のコンサートも、マスクをしないと入れてもらえないでしょう。

 

きっしー岸田が5類にしないことを、おれは恨んでいます。

 

ダメな首相、ダメな政治家をいただくたびに、この人たちは国民の代表なんだから、しょせんは国民の鏡だろう、というようなことを思うこともあります。

 

ある程度は当たっている部分があると思いますが、でも、やはり政界独特のダメさと言うのがあるのではないか、とふと思いました。

 

 

例えば、医療現場のコロナ対策は、マスクほぼ100%の一般庶民から見ても、極端すぎるぜ、と感じるレベルだと思います。

 

じゃあ医療現場は庶民の鏡か、と言うとそうではなく、医療現場独特の何かがそうさせている部分があるでしょう。

 

庶民が医療現場の文句を言って、それに対して「所詮、庶民の鏡が医療現場だ。おまえら自身が変われ」みたいなことは言われないと思います。

 

極端すぎる対策をしている医療現場と、常識のある庶民の現場はやっぱり違います。

 

この図式を、政界と国民との関係にも当てはめられるのではないでしょうか。

 

確かに国民が選出した国民の代表がいる場所が政界です。

 

じゃあ、政治が悪いのは国民が悪いからだ、政治がコロナ脳なのは国民がそうだからだ、となるかというと、100%正しいとは言えないと思います。

 

 

たけし社長は私たちの象徴だと思いますが、常識感覚を働かせながら、変な疎まれ方をされずに建設的な行動をしている庶民は、確実に存在します。

 

そして今ではより多くの人が、5類が妥当だと考えているはずです。

 

首相や政治がコロナを5類にできないのは、国民のせいではないでしょう。

 

今の首相や大臣や政治家がたまたまコロナ脳であり、最低限の勇気を持ち合わせない者たちであり、そのような人たちを庶民が堂々と批判することは正しいことです。

 

政治家は国民の代表ですが、政界と言う場所が庶民の常識が通じない場所であれば、政界のシステムや仕組みを変えないとダメだと思います。

 

何をどのように変えればいいのかまではわかりませんがね…。

 

 

結論:いつまでもコロナ脳、ワクチン脳、マスク脳であり続けるきっしー岸田はやっぱり情けない!

 

しかし、こいつが国民の鏡かと問われれば、必ずしもそうではない!

 

ダメな政治家は、庶民が堂々と批判するべきだと思います!

 

(この結論、おれが言うまでもない常識ですか?自分では、なかなかの気づきだと思っているのですが…。)

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

私とは出発点が正反対の意見なのに、着地点が全く同じように感じました! 

 

こういう「議論」は嬉しいなぁ♪♪

 

私の意見は

「国民の代表が政治家であり、国民の象徴が天皇である。」

「天皇も首相も国民もみんなコロナ脳という現状」

「令和の日本人、なにやってんの??」

というものです。

 

・・・

 

私が好きなアニメ「銀河英雄伝説」では≪最悪の民主政治でも最良の専制政治にまさると思っている≫というセリフがあります。

 

その理由として

「人民を害する権利は、人民自身にしかない」

「専制政治の罪とは、人民が政治の害悪を他人のせいにできるという点につきる」

とあります。

 

そして物語ではこの民主政治は滅びるのですが、その理由の象徴的なセリフとして

「民主主義を口にとなえながら、それを維持する努力をおこたった。いや、市民すら、政治を一部の政治業者にゆだね、それに参加しようとしなかった」 

「専制政治が倒れるのは君主と重臣の罪だが、民主主義が倒れるのは全市民の責任だ」

 とあります。

 

この含蓄のある言葉は、そのまま今の日本人に突き付けられていると思っています。 

 

なおジョカさんと私の問題意識も「民主政治の在り方」というキーワードで共通しているような気がしますが、いかがでしょうか? 


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コメント: 18
  • #18

    グッビオのオオカミ (木曜日, 17 11月 2022 00:15)

    あいかわらずなおジョカさんの文章は読ませますね。
    で、何で銀河英雄伝説の表紙になっているのかがやっと分かりました、カレーせんべいさんが好きなんですね(笑)。それはともかくとして。
    いや、結局の所はむしろ政治家でも医療業界でも「権威主義」というか、もう少し言えば「権力者主義」で動いている様に思います。
    実際には自己保身を正当化するための「煽動」に染められているのでしょう。
    受け容れる側の国民にも問題があるというのも正論です。
    具体的にどう戦うか、その方法論は個別に違うとは思いますが…。
    私はむしろ「大東亜論」の状況を思い浮かべます。
    恩恵に堕落し権力欲に染まる大久保利通達「薩長閥」の人間。
    それを知らない一般庶民。
    そして議論を喚起させようと奮起する頭山満や中江兆民たち。
    フィクションのキャラ「伴野十蔵」が大東亜論第3巻で頭山とロシアン・ルーレットをしつつ呪いの言葉の様に、死ぬ間際に残した台詞が印象的です。
    「この国の民は自由民権などこの先も永遠に望まぬ!お上による秩序だけを望むのだ!」
    実際、ある意味でこの言葉は非常に当たっている気がするのです。
    コロナ禍の情報災害・薬害と統一協会問題で、最近はそれが特に明るみに出た気がします。
    今の日本に言論というか「公論」が必要な所以ではないでしょうか?

  • #17

    達也 (火曜日, 15 11月 2022 23:16)

    よしりん先生もコロナ論1で国民自らが自由を奪って欲しいと望んでいると書いていましたが、今思うとコロナ騒動は全体主義への第一歩と見抜いていたのかもしれませんね。

  • #16

    カレーせんべい (火曜日, 15 11月 2022 19:59)

    >>14
    >地球教が統一協会にしか見えないですねアレ。

    まったく同感です!
    今、見てみると、宗教が政治に食い込んでいく様は、統一教会と地球教は似てますよね。

    ラインハルトは専制政治の皇帝ですが、自らを縛りながら行動していました。
    特に「危険な戦場に、自らが立つことを課していた」ことは尊敬に値すると思います!
    (これをやっていないリーダーのなんと多いことか!)

    実際、このような自律心のあるリーダーは稀有だと思います。
    一個人の資質に国や組織を委ねるのは危険だと私は考えています。
    だからこそ「権力者を縛る政体」が必要となり、
    それが立憲主義ではないかと思っています。

    ・・・とまぁ、私は完全にヤンウェンリー派ですね(笑)

  • #15

    なおジョカ (火曜日, 15 11月 2022 09:47)

    「民主主義が倒れるのは全市民の責任だ」というのは、重い言葉ですね。歴史に裏打ちされた常識感覚を持った庶民が当事者意識を持つ、これが大事なことだと、僕たちはゴー宣で学んでいると思います。

    たけし社長の計画が打者一巡するのを心待ちにしています。その過程で、僕ができることもあるのかもしれないと期待しております。

  • #14

    ノブヲ (火曜日, 15 11月 2022 06:01)

    銀英伝、最近藤崎竜のマンガを読んだだけの歴の浅いファンですが、
    確かに、ゴー宣好きだからハマったのか……なんか納得。
    ラインハルトの「民主共和制とは人民が自由意志によって自分達の制度と精神をおとしめる政体のことではないのか?」に対するヤンの答えが「人民を害する権利は人民自身にしかない」。
    私はどうしてもラインハルトの理論の方に正しさを感じてしまいます……それを否定するための努力をし続けなくてはならないんですけどね。カレーせんべいさんが構築したここイゼルローンで修行していきたいと思います。
    しかし地球教が統一協会にしか見えないですねアレ。

  • #13

    佐々木 (火曜日, 15 11月 2022 00:58)

    政府がコロナ脳なのは国民のせいばかりではないと仰るなおジョカさんの意見は
    正しいと思います。
    しかし、政府がコロナ脳な感染対策を続けられるのは、
    国民がそれを受け入れてしまっているのが原因と考えます。
    何せ、マスク着用の要請条件を政府が緩和したにも関わらず、
    国民の大半は相変わらずマスクをしたままでコロナを5類に下げる声は上がってきません。
    つまり、今でも5類下げとマスク外す意見は少数派だから
    政府もしばらくこのままで良いかと判断するのも当然と思います。
    カレーせんべいさんとなおジョカさんの仰る通り、自分達が声を上げていかないと、
    ずっとこのまま感染対策したまま生涯を終えるなんて事もあり得るかもしれません。

  • #12

    カレーせんべい (火曜日, 15 11月 2022 00:24)

    >>11
    最終的にはイゼルローン要塞も帝国に明け渡し、惑星ハイネセンをふくむバーラト星系を自治領として内政自治権を得ましたね。

    その後、ユリアン達が民主制を存続させたかどうかは読者の判断に委ねるところでしょうが(もちろん私は信じています)、

    あるいは帝国の立憲君主制への移行の方が上手く行く可能性が高い気がします。

    尚、このホームページもイゼルローンのように自由と独立と酔狂の精神で「思想の要塞」にしておきたいです^^

  • #11

    もこ (火曜日, 15 11月 2022 00:04)

    民主制は一応イゼルローンにのみ存続する形で物語は終わったと思いますが、あの先滅びずに済むんでしょうかねえ

  • #10

    mayu (月曜日, 14 11月 2022 23:26)

    銀英伝、好きです。
    新しい方の作品も好きです。
    ゴー宣ファンは好きになると思います。
    名言たくさん!

  • #9

    パワーホール (月曜日, 14 11月 2022 23:25)

    職場のパートの女性も普通の風邪だから5類にしてほしいとおっしゃっていましたし、それが多くの方の本音だと思います。その方達の声を代弁するのが我々の役目だと考えています。

  • #8

    はな丸 (月曜日, 14 11月 2022 21:52)

    政治とは、最大公約数を求める仕事。ならば国民の多数派が求める5類下げをさっさと決めてしまえばよいはずですが。岸田君は、どうも5類下げに抵抗する勢力(医療界とか?)への忖度が強すぎる気がしてならないですね。
    聞く力もいいですが、抵抗勢力を押しきる胆力みたいなものが、もう少しあったらいいんですけどねぇ。

  • #7

    ねこだるま (月曜日, 14 11月 2022 21:41)

    民主主義に関して一番印象残っているのは

    「民主主義は誰も責任を取らない無責任システムだ」(文言不正確)

    というヒトラーの言葉ですね。

    今回、政治家、専門家がウソついて煽ったのは間違いないけど、
    「早くワクチン射たせろー!!」
    「早く自粛させろー!!」
    「早くマスク義務化しろー!!」
    と政府や専門家を煽った庶民は知らん顔。

    まぁ、そちらの責任追求も草の根でやってけばいいのか。

  • #6

    リバチー (月曜日, 14 11月 2022 21:38)

    なんだ、カレーさんも銀英伝を好きなのか~
    ゴー宣ファンには、この作品好きが多そうだな~
    ちなみに私も“三鷹のやまちゃん”さんと同じでオールド派です。おっと、脱線…

  • #5

    ねこだるま (月曜日, 14 11月 2022 21:34)

    コロナ状況に関して言うと、政治家「だけ」を批判してりゃいい、という状況ではなくなっていると思います。

    ひとつは政治家は言うべきことを言っているのに、国民の方で過剰忖度して with コロナ政策の足を引っ張っている、という状況が何点かあるからです。

    たけしさんが提出した
    >図書館では、「他者と距離(2メートル)が確保できて会話をほとんど行わない場合」と、「距離を確保して行う読書」は、マスク着用の必要はない。
    >これが、現在の国の指針です。
    なのに図書館の方で過剰忖度して「一律でマスク着用」にしてるとか。

    屋外マスクの問題では加藤厚労大臣も岸田首相も「屋外では基本的にマスクを外して下さい」と言ってるのに9割マスクという有様。国民が政治の足を引っ張っているいうかなりハヅかしい状況なんじゃないかと思うけど。

    ただし、なおジョカさんが言っていた5類の問題とワクチンは政府の方がダメですね。
    ダンボールの蓋を渦巻きに閉めたみたいに、あっちはこっちが上、こっちはあっちが上、という状況かと。

    いずれにしても、政府が言ってんのに国民がやらない問題に関しては、草の根で動くしかない。ましてやたけしさんが丁寧なマニュアル作ってこれ以上なくやりやすくしてくれているのにリクツばっかこねて中々腰があがらない自分がいたりますが。

  • #4

    やなちゃん (月曜日, 14 11月 2022 21:27)

    思想を深めている方々のお話、とても良い刺激をいただきました。銀英、みてみたくなりました。

  • #3

    ねこだるま (月曜日, 14 11月 2022 21:19)

    う~ん、なおジョカさんの言いたいことが解ったのか解っていないのか解らない。

    要するに庶民は5類にすべきだと言う人も出てきているのに、政治家はそれができないから政治家を批判すべき?
    それなら最後の1行
    >(この結論、おれが言うまでもない常識ですか?自分では、なかなかの気づきだと思っているのですが…。)

    が生きてこないので、私がなおジョカさんの文章を読めてないのだと思うんですが……

    日本の政治と庶民に関して思うところを言わせてもらうと日本人って元々百姓根性というか庶民根性というか
    「メンド臭いこたお上の仕事。オラたち百姓は一番楽で楽しいとこをいただくのさ」
    ってなところがあったと思います。
    政治をメンド臭く、疎ましく思う、というか。

    また戦後から一貫して、庶民は自分の政治的無力さを叩き込まれてきたというか、政治家を批判してりゃ世の中のことを考えている立派な大人、みたいな風潮がずっとあったんじゃないか。

    これが欧米となると市民によるデモとか結構頻繁にあるみたいだし、向こうの状況を書いた記事内で「市民運動が社会を動かしている、という手応えを市民自身が感じている」と言ってたのを読んだ記憶があります。
    スウェーデンでも、アフターファイブの地方政治家とか当たり前にいて、ある政策の予算が足りなければ、「それではこちらの部門を説得しないといけませんね」ということまで庶民がやっていたりする。記事を書いた記者の主観も入ってるかもですし、西欧コンプレックスかもしれませんが、羨ましさを禁じえませんでした。

    日本で市民運動と言うとデモとかストライキとか、左翼的な反対のための反対という感じでダサくてカッコ悪いイメージでしょ? 市民運動をダサくしたのは労組か共産党か分かりませんが。
    同じ市民運動でもグローバルで地球に優しいみたいな運動はミュージシャンが率先してやってたりしてダサい感じはしませんね。坂本龍一の地雷ゼロ運動(Zero Landmine)とか。
    坂本は反原発運動とか、more trees(もっと樹木を)運動とかにも関わってましたね。

    日本の政治家が分担している日本の諸問題をダサくなく、若者が参加できるような形のイメージを開発した方がよいかもです。

  • #2

    中野義雄 (月曜日, 14 11月 2022 20:46)

    銀英、いいですね。ヤンはこんなこと言ってました。

    「民衆が楽をしたがるせいだと。自分たちの努力で問題を解決せず、どこからか超人なり聖者なりが現れて、ぜんぶ一人で背負い込んでくれるのを待っていたからだ。そこをルドルフにつけ込まれた。
    いいか、覚えておくんだ。独裁者は、出現させる側により多くの責任がある。積極的に支持しなくても黙って見ていれば同罪だ。」(アニメ『銀河英雄伝説』4話)

  • #1

    三鷹のやまちゃん (月曜日, 14 11月 2022 20:38)

    カレーさん、アニメ銀英伝好きか〜
    卒業したけど、俺も好き。
    今でもいくらでも語れるぜ!
    いまニューアニメやってるけど、俺は銀河声優伝説のオールド派。
    初っ端から脱線、失礼!