≪考察≫ ロシアの侵略とオリンピック

 

投稿者:妄想族たけさん  

 

ウクライナ、五輪に乗じるロシアの侵攻回避できるか

https://www.sankei.com/article/20220204-WHUEWMNVHJPUBHPSQWAHMRNZOU/?outputType=theme_beijing2022

 

 

約半年前の記事ですが、ロシアがオリンピック休戦期間中に侵略戦争を仕掛けることはおそらく既定路線だったのでしょう。

 

「侵略行為を防ぐことができなかったのはバイデンのせいだ」とアメリカを責める人もいますが、五輪期間中に侵攻を起こすことはプーチンの頭の中ではおそらく相当前から決まっていたんだと思います。

 

その根拠として

 

 

・2008年 北京オリンピック休戦期間中(2008/8/8~24)にロシアがジョージアに侵攻(8/7)

 

・2014年 ソチオリンピック期間中(2014/2/7~23)にロシアがクリミア半島に侵攻(2/20)

 

・2022年 北京オリンピック休戦期間中(2022/2/4~20)にロシアがウクライナに侵攻(2/24)

 

 

ちなみに、オリンピックには「休戦期間」というものがあり、オリンピック開幕の7日前からパラリンピック閉幕の7日後までは戦争を休止しなければならないという決まりがあり、勿論ロシアも採択しています。(約束は破るためにするのがロシア)

 

そもそも現代オリンピックとは古代ギリシャで行われていたオリンピア祭の復興であり、「4年に一度、武器を捨てて競技会に集まろう」という休戦思想の表現です。

 

これはオリンピックが4年に1度開催される意義の最も根幹的な部分です。

 

この平和の象徴であるはずの五輪が、逆にロシアにとっての侵攻の手助けとなってしまっているという現実。

 

 

オリンピック休戦期間中に行動を起こすメリットとして、各国オリンピックに注目が集まっていることや、対策が疎かになるという面があります。

 

また、五輪開催国である中国が表立ってロシアを非難していないことから、中国はあらかじめロシアが侵攻をすることを知っていた可能性があります。

 

もしくは、習近平は(パラリンピック開催前ではあるが)オリンピックの閉会式までは侵攻をプーチンが我慢してくれたことを評価したのか。

 

とにかくロシアのやることは昔からワンパターンですので、今後もオリンピックから目が離せません!

 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

こうして時系列で見ると、ロシアの侵略とオリンピックは、偶然では無くて関連性がありますね。

 

「平和の祭典」を踏みにじる行為。

 

かつて中国も、東京オリンピック開催中(1964年10月16日)に、初となる核実験をやりました。

https://www.47news.jp/5324326.html

 

 

権威主義は、ならず者ばかり。

 

ルールも、マナーも、

 

歴史すらも踏みにじり、

 

ただ自己の利益だけを追い求める。

 

 

それが権威主義者!

 


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コメント: 1
  • #1

    グッビオのオオカミ (日曜日, 04 9月 2022 21:51)

    昔、オリンピックを開催した独裁政権はその後、崩壊するというジンクスがあると、誰か忘れましたが言論誌に書いてた人がいました…それはそうとして。
    なるほど、あり得ますね。それ。
    私はロシアは中国と似た所がある国だと、個人的に思います。
    つまり、一種の実利主義とでもいうのか「有利なら絶対にやる。不利なら絶対にしない」だと思うのです。
    だから、ロシアがそういう形で国際社会の中の理念や建前より、好機ととらえれば自国の実利を最優先した行動を取る事は、今後もあり得ますね。