≪考察≫ オミクロンであっても、ウイルスは糞便から検出されるのか?

 

投稿者:平井智也さん  

 

 

仙台の感染者、今週は3900人台か 東北大院・下水予測値(7月19日河北新報)

https://kahoku.news/articles/20220718khn000017.html

 

この記事の通り、現在でも下水調査でコロナの蔓延状況を予測する研究がされていますが、そこでふと疑問が出てきました。

 

 

武漢からデルタまではウイルスがACE2に吸着するので、増殖したウイルスの主な出口は肛門→糞便→外部へ拡散でした。

 

一方、オミクロンは喉風邪で飛沫とともにウイルスは口から出るという認識です。

 

しかし記事の通り、今も下水から検出されるという事は、オミクロンであってもコロナウイルスが糞便にも混じっているのでは?と思い、ファンサイトに疑問を投げかけてみました。

 

 

さらに言うと、ノロは勿論の事、他の多くのウイルスも糞便に混じっているものが多いのでは?との仮説を立てました。

 

人類の便所を中心とした公衆衛生が進化してきたのは、糞便が様々な病原となり得る事が肌感覚として昔から理解されていたからなのではと思ったからです。

 

エビデンスや見解なと、皆さんの知恵をお借りさせてください。 

 

 

(管理人カレーせんべいのコメント)  

 

まず、私は専門的な知識がないですし、科学は「仮説」の世界なので「断言することができない」と前置きしておきますね。

 

武漢からデルタまでのウイルスはACE2に吸着するということで、「喉や鼻、舌などの粘膜の細胞にACE2受容体は非常に少ない」という理由から『飛沫感染は感染サブルートではないか?』という仮説に、私は説得力を感じました。

 

ACE2受容体が多いのは「血管の内皮細胞」であり、それは小腸に一番多くて、次が大腸、胆のう。

したがって『感染のメインルートは、口腔内の傷からウィルスが血液中に入り込み、血管の内皮細胞に取りつくというルート』

 

これが糞口感染の仮説ですね。

 

一方、オミクロン以降のウイルスは上気道粘膜細胞のシアル酸に吸着して増殖する・・・、まさに喉風邪ですね。

 

 

記事にあった下水調査で「下水に含まれる新型コロナウイルス量」が多かったということは、「ウイルスの感染経路に関わらず、ウイルスの出口は便である」ということになるのでしょうかね?

 

もしそうであるなら「喉風邪であっても、糞口感染(接触感染)が感染経路になる」という仮説が成り立つと思います。

 

繰り返しになりますが、私は「断言」はしないです。

 

より納得のできる仮説があれば、何度も認識を上書きします。 

 

 


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コメント: 9
  • #9

    リカオン (金曜日, 22 7月 2022 17:19)

    感染のルートですが糞口感染、気道からの感染以外に目(結膜)からの感染も少ないですが報告されています。中国の報告では0.8〜3%。なので顔を擦るなと言うけど、つい癖で目とか鼻とかいじってしまいますよね。気づかれてないだけで実際はもっとあるかも。
    自分は昨年9月(デルタの頃)に結膜炎と腸炎(結腸)を起こしています。3日で治癒。発熱は腸炎周辺の一部のみで腋下で測ると平熱。家族は発症しませんでした。

    今ホテル療養中(たぶんオミクロン)の親戚は下痢をしているのでオミクロンでも喉だけでなく腸炎も起こすようです。

  • #8

    なおジョカ (木曜日, 21 7月 2022 14:17)

    12歳の娘が3月にコロナに感染した時、腸の調子を崩しました。下水は糞便だけではありませんが、オミクロンでもACE2受容体に吸着するということであれば、やっぱり糞便にウィルスが存在する可能性は高いと思います。

    https://www.amed.go.jp/news/seika/kenkyu/20220523-02.html
    こちらのサイトには、高親和性ACE2製剤はオミクロン株(BA.1)とその亜型であるBA.2に対しても有効であると書かれています。

    https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2020/files/25505.pdf
    また、こちらのプレスリリースでは、
    「新型コロナウイルスは、ヒト細胞の ACE2 タンパクと結合することで感染しますが、結合力を高めた高親和性改変 ACE2 タンパクを用いることで、ヒト細胞への感染を阻害する効果が期待されます。」

    とあります。つまり、オミクロンであってもACE2タンパクと結合していると考えられ、糞便にウィルスが存在すると考えることは間違いではないと思います。

    飛沫感染も起こっているのかもしれませんが、接触感染も起こっているかもしれないということはもっと広く認識されてもいいと思います。

    ただ、僕は自分の経験上、接触感染の比重は高いように思います。娘がコロナに感染した時、トイレや食事の時の接触に極力気をつけ、私は感染しませんでした。まぁ、ノーマスク、ノーワクチンが功を奏した面もあるでしょうけどね。(^_-)-☆

    いずれにしても、マスクをびっちりしていても、これだけの感染者数を出している第7波を見て、マスクが無意味であるという確信はより確固としたものとなりました。

    「マスクをしている」という状況はずっと変わらないのに、感染者の波はうねり続けています。この事実を見てマスクの効果を言い続けるというのが、僕にはどうしても理解できません。マスク圧には、ロジックが皆無です!!

  • #7

    the_k (木曜日, 21 7月 2022 07:16)

    ああ、オミクロンは別にシアル酸に吸着するわけではないと思われますよ。

    こちら、井上正康先生が講義されていた内容が書かれてるんですが、下記リンクの二つ目をご覧ください。
    ACE2に吸着する性質は保たれている、と書かれてますね。
    その上で、プラス荷電が非常に強いため、喉の粘膜ですぐ吸着してしまう、と言うわけです。
    多分全身にウイルスが回る際には、やはり受容体のある腸が一番くっつきやすいんじゃないかと思いますよ。
    https://note.com/nakamuraclinic/n/n3e4ccd1a17b9
    https://note.com/nakamuraclinic/n/n4f2cb8c2af2b
    https://note.com/nakamuraclinic/n/n7f26172bef90

  • #6

    Dr-mukimuki (木曜日, 21 7月 2022 04:20)

    オミクロンの受容体の多いところが喉だというだけで、飛沫感染ではなく糞口感染でも矛盾しないと思います。

  • #5

    平井智也 (木曜日, 21 7月 2022 01:21)

    皆さん様々な論考をありがとうございます!
    •••と皆さんの投稿を読んでるうちに、今更ですが自分の盲点に気付きました。「下水」ってトイレからのブツだけでは無い事に。

    下水には「雨水」と「汚水」がありますね。
    以下『』内はWikipediaからの引用です。
    『雨水としては、気象学における降水および、いったん降り積もった雪が気温の上昇などで融けた融雪水も含むが、いずれも路面など地表にあるものが対象で、河川水や地下水となったものは除く。
    汚水としては、水洗式便所からの屎尿や、家庭における調理・洗濯で生じる生活排水と、商店やホテル・町工場から大工場にいたる事業場からの産業排水(耕作は除く)がある。』

    以前に井上正康先生が講演会で「ウイルスは生活のあらゆる場面に存在する」と申していました。体内で増殖(武漢〜デルタまでは腸を中心に•オミクロンは喉を中心に)し、便や唾を介して体外に放出されたウイルスが、屋内屋外を問わず無数に何らかの形で散らばります。そして上記の引用にあるように、生活場面に鎮座しているウイルスやウイルスの欠片を巻き込み雨水や汚水といった経路を通じて下水管に流れ込む。下水を調べるという背景には、こういった事があるのかなと想像しました。無論、断定は致しません(^^)

    ど素人の私からの疑問に、カレーせんべいさんからの投稿アップと取っ掛かりとなる考察の投げかけ、そして皆さんからの論考を拝聴する事ができ、感謝です。そのおかげで更に考えを巡らす事ができました。思考のキャッチボールだと思ってます!

  • #4

    ひとかけら (水曜日, 20 7月 2022 23:07)

    悩ましいですね。介護施設でオムツ替えをする時風で細かくなって目に見えない粒子に含まれたオミクロンが口に入り感染するのはあり得るのか知りたいです。

  • #3

    パワーホール (水曜日, 20 7月 2022 22:41)

    あまり詳しいことは言えませんが、接触感染ならば糞便から排出されたウイルスが口内へ入りそこからのどに吸着すると考えられます。のどに吸着するから空気感染や飛沫感染と考えるのは早計ではないでしょうか。インフルエンザでも手洗いが大事と言われているので、インフルエンザも糞便から排出されたウイルスが接触感染していると考えられます。
    それにしても、排せつ物の中にいるとしたらウイルスにとってはたまったもんじゃないでしょうね。(笑)

  • #2

    ねこだるま (水曜日, 20 7月 2022 19:10)

    なおジョカさんが紹介してくれたページですね。

    予測と実際の一致度がものすごく、私も見たときは糞口感染の有力な資料だと思いました。

    が、下水で発見されるウイルスは PCR が拾うウイルスと同様、遺伝子のかけらである可能性があり、(6/4 オドレらで宮沢氏言ってなかったかな?)必ずしも糞口感染の根拠とはならない可能性もあるな、と思います。
    ただこれ採取している人は不活化したウイルス遺伝子のかけらかどうかは知っているわけであり、紹介のページから連絡取ってみれば確認可能かも知れません。

    感染経路に関しては
    「ウンコかツバか(体外排出経路)」と「タッチかエアーか(人-人伝播経路)」に
    分けたほうがよいのではないかという考えをなおジョカさんのスレッドで提出させていただきました。

    体外排出がツバだった場合、タッチ(接触)とエアー(空気)は両方ありえますが、ウンコだった場合エアーはありえません。

    尚、デルタ株以前が糞口感染だとしても体内感染経路に疑問を感じてます。
    口内擦過傷 → 血管 → 腸内ACE2
    という経路がまだるっこしいのです。
    糞口感染はノロウイルスなど確かに存在しますが、口 → 食堂 → 胃 → 小腸 という感染経路ばかりで、血管から小腸に行く感染症がコロナ以外見当たらないのです。

    オミクロンは空気感染だったとしても、脱マスクのために糞口感染を主張、強調すると言う考えには肯首できません。

  • #1

    リカオン (水曜日, 20 7月 2022 19:00)

    あくまで推測ですが、喉にあるウイルスが、唾液と一緒に飲み込まれ、消化管に入って消化液によってウイルスの遺伝子が壊れなければ、喉風邪であっても糞便とともに排泄され、PCRによって検出されるのではないでしょうか。