ゴー宣いきもの図鑑

エボシクマタカLophaetus occipitalis。 全長・53〜58センチ。 体重・雄0.9〜1.3キロ、雌1.3〜1.5キロ。 翼開長・112〜129センチ。 サブサハラアフリカに分布。 本種は長い冠羽と褐色の羽毛を持ち、雄は脚が白く、雌の脚は褐色をしてます。 雄の冠羽は雌よりも長く、虹彩は幼鳥時は白いが、年齢を重ねるごとに黄色味を帯びてきて、成鳥ではオレンジ色になり、顔つきを非常に鋭く見せます。
アナクシビァモルフォMorpho anxibia ブラジルSanta-Catarina産。 開長が139mmもある特大サイズ。 本種は安価な飼育品が多く出回りますが、この個体は貴重な野生採集個体です。 引き込まれる様な濃いサファイアブルーが特徴になります。
上段の5匹:ゴライアスオオツノハナムグリ Goliathus goliathus 下段の4匹:シラフゴライアスオオツノハナムグリ Goliathus orientalis コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科オオツノハナムグリ属。 アフリカにもカブトムシが分布しておりますが、東南アジアや南米に比べると層は貧弱で、逆にハナムグリである本種のグループが繁栄しております。 本種は最大サイズは115ミリの記録があり、昆虫の中でも重厚な体形で体重は100グラムにも達します。
シロハラウミワシHaliaeetus leucogaster 全長雄66〜80センチ、体重1.8〜3キロ。 全長雌80〜90センチ、体重2.5〜4.5キロ。 翼開長170〜220センチになる大型のウミワシです。 南アジアから、マレー半島やフィリピン、香港、インドネシアといった東南アジア、オーストラレーシアに分布しており、幅の広い翼、楔形をした短い尾羽、裸出した黄色い脚、湾曲した長い爪を持ちます。 そしてウミワシ類の中で羽毛は最も白いです。 水が豊富にある場所で、河口付近や湖、マングローブ林などで姿が見られるそうです。 魚を主食としますが、ウミガメやウミヘビ、時には水鳥やオオコウモリなども捕食します。 他にも、他種の猛禽類から餌を略奪したり、カニを高所から落として殻を割ったりと、獲物を手に入れる為には、あらゆる試みをするワシで知られています。 シロハラウミワシのつがいは生涯を共にし、華々しい求愛のディスプレイによって繁殖の幕を開けます。 大きな声でデュエットを奏でながら、鉤爪を握りあった後、大空を舞台に追いかけっこをするものです。
カメ目カミツキガメ科カミツキガメ属。 外来生物の中で最も知られている種ではないでしょうか? 本種は外来生物法によって特定外来生物に指定されており、飼育、販売、繁殖、移動等が禁止されています。 カナダからエクアドルにかけてのアメリカ大陸に分布しており、背甲長49cmに達する大型種です。 背甲には3本のキールがあり、背甲後縁はギザギザになっており、腹甲は小さいです。 四肢はがっしりしており、頭部が大きく、尾は太くて長いです。 水生傾向が強く、緩やかな流れや止水中の水生植物、岩、沈水木などが多い場所を特に好みます。 1960年代に日本国内に持ち込まれ、遺棄された個体が繁殖しています。 特に千葉県印旛沼付近および静岡県に定着しており、東京都練馬区光が丘公園、上野の不忍池でも定着の可能性があります。 他にも福島、新潟、群馬、茨城、埼玉、神奈川、山梨、長野、石川、東海、近畿、岡山、鳥取、広島、山口、香川、福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、熊本、鹿児島、沖縄の各県でも記録が続いてます。 原産地では4~11月にかけて交尾が見られ、産卵は5~9月にかけて行います。
ツミAccipiter gularis。 タカ目タカ科ハイタカ属。 左が雄、右が雌になります。 全長は雄27センチ、雌30センチ。 体重75〜160g。 翼開長51~63cm。 雄はヒヨドリぐらいで、大きい雌でもキジバトよりも小さいです。 雄の背は濃い灰色で殆ど黒に近く、幼鳥は褐色みを帯びています。 腹面は白く、雄は胸側から脇にかけては黄褐色で、雌の腹面には黒褐色の細い横斑が密にあります。 ツミは日本最小のタカで漢字で書くと「雀鷹」と書きます。 呼び名の由来は、スズメを良く捕らえ餌とするという説と、スズメのように小さいからという二説があるようで、スズメはススミと読まれ、ススミタカが略されてスミとされ、更にそれが転化してツミとなったという説が有力だそうです。 基産地はジャワ島で、日本にはツバメと同じ夏鳥として、繁殖の為に飛来します。 ツミはかつては幻の鳥とも呼ばれ、滅多にお目にかかれない鳥でした。 近年では、関東限定で都市公園や街路樹などで繁殖していることがわかっています。
ゴマバラワシPolemaetus bellicosus。 タカ目タカ科ゴマバラワシ属。 全長78〜96センチ。 体重雄2.2〜3.8キロ、雌4.45〜6.5キロ。 翼開長188〜260センチ。 サブサハラアフリカに分布。 北はソマリア、南は南アフリカの希望峰、西はセネガル、中でもアフリカ東部および南部に多く生息します。 開けた平地の中でも、特にサバンナに帯状に広がる森林地帯を好み、赤道付近の閉鎖林では見られないそうです。 英名はMartial Eagle、訳せば「好戦的な鷲」、学名のbellicosusは「軍事的な」というラテン語で、軍人のような雰囲気の本種にぴったりの名前で、ボサボサした冠羽と鋭い目線でサバンナを探索してます。
カンムリクマタカStephanoaetus coronatus。 タカ目タカ科カンムリクマタカ属。 昨年9月に南アフリカから直輸入しました。 森林ギニアを含むアフリカ西部からコンゴ盆地を経て、アフリカ東部へと至る地域と、アフリカ南部の東側の地域に分布します。 この広大な分布域の内、熱帯雨林や山地のある森林に生息しています。
ウチワフグTriodon macropterus。 フグ目ウチワフグ科ウチワフグ属。 ※モノタイプな属です。 インド~西太平洋の水深100m以深に生息する深海性の「フグ」で稀種とされ、国内では琉球列島などに生息しています。 フグの仲間では風船のように腹を丸く膨らませる種類が一般的ですが、本種は風船状ではなく、喉骨を稼働させて「うちわ状」に眼状斑のある腹膜を広げます。 英名がThreetooth Puffer。 直訳すれば、「3本歯のフグ」の意味だそうで、言葉の通り、上あごに2本、下あごに1本の歯が生えています。 沖縄美ら海水族館では2016年にウチワフグの行動観察に成功しました。 ウチワフグは水槽内で他魚が接近すると、うちわ状に広がることが確認され、他の「フグ」が風船状に丸く膨らむときと同じように、外敵に対しての威嚇行為ではないかと考えられるようになりました。 眼状斑も眼球への攻撃をかわす適応かも知れません。 このような特徴を持つ「フグ」は本種のみ。 食用にもされ、無毒だそうです。 食べた人によれば、味は淡白みたいです。 実はウチワフグは「フグ」、いわゆる真正フグではありません。
ダルマワシTerathopius ecaudatus。 雄成鳥の剥製。 タカ目タカ科ダルマワシ属。 体長55〜70センチ、体重2〜2.6キロ、翼開長186センチの中型のタカです。

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